宮本和知の巨人コーチ時代(特に2019年)の口癖。故障した選手の復帰見込み日数を指す。
転じて宮本の蔑称としても用いられる。
概要
宮本は1997年まで巨人で現役を続け、タレントに転身したのち2018年オフに同球団の一軍投手コーチに就任。20年間のブランクを経た現場復帰に懐疑的な声*1も上がったが、開幕後はタレント時代と同様に明るく振舞う姿を見せる。
しかし明るさを優先するあまり、故障離脱した選手の復帰時期を問われた際に故障の状態と関係なく10日間(登録抹消~再登録の最短期間)で復帰できる旨のコメントを残すケースが多々見受けられた。
希望的観測 or 完治しない状態で復帰の強要、のいずれとも受け取れるため、それぞれ後述の「想定以上の長期離脱」「無理を押して最短日数で復帰登板させた結果、再故障で抹消」など投手の運用方針が疑問視される事態に陥り、宮本の蔑称として定着した。
本発言の信憑性の低さから、宮本を逆神として扱う場合もある。
発言例
2019年9月4日の中日戦で腰を痛め、翌5日に登録を抹消された菅野智之に対して。
https://twitter.com/hochi_giants/status/1169603625494036480
宮本コーチ
「菅野は腰痛ということなんですけど10日間で帰ってきてくれると思います。しっかり治して、復帰したら残り3試合は登板できると思うので。中川の役割は変えたくないけど田口が調子いいので。残り18試合はいい投手をつぎ込んでいく。田口でありデラ*2であり、デラの回またぎも考えながらいく」
菅野は言葉通り10日後の15日に再登録され、同日の阪神戦に登板するも復調せず4回6失点で降板。翌16日に再抹消され、以降レギュラーシーズン中の復帰は叶わなかった*3。
巨人菅野が出場選手登録抹消「腰ですね」宮本コーチ
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201909160000182.html
宮本投手総合コーチは「腰ですね。10日間では足りなかったみたい。力も入ってなかったしね」と話していた。