長野久義が巨人から広島への移籍時に発したコメント。古巣侮辱ではないので注意。
概要 
2018年オフ、読売ジャイアンツはFAの目玉であった丸佳浩を広島から獲得し、翌年1月7日には人的補償として長野が選ばれた。これには
- 長野は2006年に日本ハム、2008年にロッテから指名されるも入団拒否。巨人に入団した2009年にも阪神からの1位指名確約を辞退しているほど、巨人球団への忠誠心に篤いとされていた*1*2こと。
- 巨人の生え抜きとしてリーグ3連覇などに貢献したこと。
- 2015年からは下降線を辿っていたが2018年は巨人の外野手でトップの成績を残し復調の気配を見せていたこと。
- 直前には同じく生え抜きの内海哲也が人的補償で西武に流出したが、長野もプロテクト外とは全く思われていなかったこと。
- また外野の主力選手である丸をFAで引き抜いたのに同じ外野で主力級の長野を獲得されたら戦力面のマイナスが埋まってしまうことになるため、非合理的である。
- 巨人の監督は原則として生え抜きしか就けないため、長野と内海という有力候補が一気に2名いなくなった*3こと。
- 巨人・広島に関わらず多くのファンやメディアから「広島は育成重視の球団だから、若手が選ばれるだろう」と予想されていたこと。
- 推定2億円を超えるとも言われる高額年俸の選手を人的補償として広島が選択したこと*4。
などの理由から、野球ファンに大きな衝撃が走った。
そして同日、長野はコメントを発表。巨人入りの経緯から引退覚悟の拒否も考えられた*5が実際の内容は
3連覇している強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。 9年間応援してくださった ジャイアンツ ファンの皆様のおかげで苦しいことも乗り越えることが出来ました。ありがとうございました。
という品のあるもので、ぐう聖ぶりを評価する声が見られた。
それと同時に、若返りを理由に生え抜き功労者を2名同時に失った一方で、ポジションこそ違えど岩隈久志(37)や中島宏之(36)を獲得し、伸びしろのある辻東倫*6や中井大介*7に戦力外を突きつけた原監督及び球団フロントへの批判が続出した。
つば九郎も絶賛 
長野のコメントを受け、つば九郎がブログを更新した。
「おとももちの、ちょうちゃんへ。」という文言から始まるそのブログは以下のような内容。
あかへるひさよし。これからも、おたがいがんばろうZ!
かーぷには、おとももち*8がおおいので、またみんなで、しあいまえもりあがりましょう。
『せんしゅみょうりにつきる』
いいことばだすよな~、にくい、かっけ~、こんどぱとろーるのとき、いじりますよ~でへへ。
まるちゃんぬけて、ちょうちゃんかにゅう、けっかてごわいちーむにはかわらない。。。
3れんぱのちーむ、はげしいぽじしょんあらそいのがいや。そこで、れぎゅらーあらそいするすがた、たのしみにしてますよ~!
みんなえみふる。
余談 
長野の移籍時、広島の1桁背番号は5*9と9*10が空いていたが、「緒方孝市監督が現役時代につけていた9は野間が一人前になったときにつければいい」という理由で5を選択。改めてぐう聖ぶりを発揮し、野間からは感謝の言葉が述べられた。
さらに、広島ホームテレビで5月27日に放送された『鯉のはなシアター』では、妻の下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)*11が「巨人と同じ7番だといいね」と言った際に「7番はもうつけて頑張っている人がいるから、そういうことは言ってはいけない」「そうやって人から取ったり、悲しい思いをさせてはいけない」と返答されたことを告白した。