台詞/赦しは請わぬ

Last-modified: 2018-11-03 (土) 21:35:54

 カーバンクル公の台詞(1章など)。しばしばノムリッシュけものフレンズの代名詞の如くに言及される、シリーズ屈指の名台詞。

 

 1章では幾度か「ご...赦しは請わぬ」という形で用いられ(原語「ご...ごめんなさい」の後半部分のみ訳されている)思わず一度は謝ろうとするが言い直してやっぱり謝らない、カーバンクル公の「小心と傲慢」を端的に示す台詞として読み取られている。なお、3章のウァルシ=パクァとの会話など「赦しは請わぬ」と単独で用いられる例もある。

 

 一方、初代投稿者、先駆者もっけい氏のtwitterでの見解によると「許し」ではなく「赦し」である点がポイントであり、目の前の相手に謝らない(許しを得ない)という意味ではなく、神より与えられる赦しを求めない、という業を背負う覚悟を示しているものであるらしい。また、この言い回しは時代劇等で発言者が過去に(仕方が無いような状況で)身内や恋人の命を奪ってしまった自分を仇と狙う相手に対し「(対象に対して)許してくれとは言わない。(自分を)殺し(怨み)たければ殺す(怨む)がいい」という、自分の過ちを認め断罪を受け容れる覚悟を示すというシチュエーションで使われる、いわば『くっころ』の近縁種的な意味合いを持った言葉でもある。しかし、作中で使われる状況から、単にカーバンクル公の傲慢・尊大を無造作に視聴者に印象づけるのみであることが多い。

 

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