登場人物/究極召喚 次元将くりげ

究極召喚 次元将くりげ

CV:（VoiceText）

「魂を猛れ、その"力"存分に振るうがいいー！」

──幻獣魔導生物　玖伝承：サブクエスト　蛮神あおかげ討滅戦より

種族

解説

　チョコボスタリオン場の蛮神の1柱。
　詳しい能力は明らかになっていないが、サー＝ヴァル暗黒卿と初対面にもかかわらず一目見ただけで「多くを救うため己や家族すらも犠牲にしたあなた」と暗黒卿の壮絶な過去の一端を瞬時に見抜くほどの洞察力を持つ。
　また、彼女が抱えていた謎の食物を喰らうと「神が与えし無双の本能が獣の如く沸いて、ぐんぐん走れる……」らしく、「そして、やがては暗黒の大地に君臨するよ…」というレベルまで身体能力を高めることが出来るようだ。

　性格は「くだらん…くだらん…」と言いながら食事をするなどどこか厭世観すら感じさせるが、悲観的というよりは何かを見通した上で達観しているかのような言動が目立つ。暗黒卿の過去の一端を明かしたにもかかわらずぶつかり合うことなくすぐに打ち解けている*1ところを見ると、少なくとも近寄りがたい人柄というわけではなさそうである。
　あおかげと暗黒卿とのジハードでは「魂を猛れ、その"力"存分に振るうがいいー！」と二人に声援を送り、勝負の行方を見届けた。

メタ的な解説

　ノムリッシュ翻訳されたサラブレッドくりげ。元ネタはサラブレッドの毛色の一種である「栗毛」から。「鹿毛」と並んで最も多い毛色であり、栗毛はサラブレッド全体の1/4を占める。

　二つ名の「次元将」とは、ゲーム「スーパーロボット対戦Z」シリーズに登場する用語。その正体は世界を破滅させる「御使い」を倒すため様々な次元を渡り戦い続ける役目を負った異次元の戦士達。劇中では主人公達と戦うことになるが、一方では世界を救うために活動していた勇者としての側面も併せ持つ存在であると言える。単体でも高い戦闘能力を持ち、更には自ら巨大な姿に変身したり、「次元獣」と呼ばれる怪物を使役する力なども持つ強力な存在である。
　「○○の××」といったいかにも二つ名めいた他の二人と異なり、「次元将」というスパロボ由来の肩書きを背負って現れたことで視聴者からはツッコミを受けた。