用語/FF15の新品の在庫の山

Last-modified: 2024-02-17 (土) 09:40:33

概要

 2章に登場する【霊峰《ガガゼト》】を徒歩で登攀する際に突破しなければならない難所中の難所。果てしないと思えるほどに膨大な大きさと高さに積みあがっており、否応にも絶望を感じさせずにはおられない*1という。
 【ファイナルファンタジー】という言葉を用いた比喩は作中多く見受けられるが「FF15のように」は巨大なスケールの比喩としてシリーズ中の他の箇所でも用いられており、その在庫の山の威容は【魔導生物】に広く知られているものと推測される*2。 
 外観の威容だけではなく、実際の登攀にあたっての道のりの険しさと長さも尋常なものではなく*3、さらに、その山肌に巧妙に木の根の如く張り巡らされた、手がかりと見せかけて不用意に縋ろうとする者を下界に叩き落とす数々の罠が張り巡らされている。

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解説

 2章でガガゼト登頂を目指す際に、アルケオエイビスに運ばれるカーバンクル公とは別ルートを選択したサー=ヴァル暗黒卿が、この在庫の山の自力での踏破を試みる。しかし、サー=ヴァル暗黒卿の【跳躍宝具】による第三宇宙速度を超えるほどの次元跳躍力と、【ネ=クォカ】の生来の入神の【キ=ノヴォリス】の能力をもってしても、【FF15の新品の在庫の山】の突破はなお困難を極め、登攀中に【セフィロス】の言葉を回想しながら挑み、前述の木の根の罠から落下する際はボルガ黒の結晶(コア)についてフラッシュバックが起こり死を覚悟した程である。
 サー=ヴァル暗黒卿がようやく登攀を成し遂げた時には、完全に【感染性リモネシア症候群】に蝕まれており、ガガゼト山頂の【ズィャパリス安らぎの地<カフテリア>】における休息と【ライフストリーム】の補給を必要とした。
 そもそも【ズィャパリス安らぎの地<カフテリア>】はウァルシ=パクァが【FF15の新品の在庫の山】を超えてきた【生きとし生きるもの】に【ガイアの血涙】を飲りリユニオン成し遂げて頂く事も考えて経営を始めた施設であり、切っ掛けの半分くらいはこの難所に起因している。彼女自身は自身の能力により登攀に暗黒卿程苦戦はしていない模様だが、それでも広い【帝国領】の中でわざわざここでカフテリアを開いている辺り*4それにふさわしい難所である事がうかがえる。
 総じてシリーズ中でも随一の恐るべき難関であり、後にサー=ヴァル暗黒卿とカーバンクル公が【魔導ライナー】よりガガゼトを見上げる際にもそれを述懐していた。

メタ的な解説

 基本的にファイナルファンタジー関連の単語は前向きだったり壮大だったりと良い表現として翻訳先に登録されているがこれは別でFFシリーズの皮肉を込めた翻訳となっている。
 ノムリッシュ翻訳シリーズを楽しんでいる視聴者の大半はこういうネタも込みでFFシリーズやノムリッシュの世界観を楽しめているファンではあると思うが、そういったネタに嫌悪感を示すファンやそもそもFFシリーズ未経験でノムリッシュ翻訳を見ている視聴者ももちろんいるので、話題にする場合はちゃんと相手や場所には気を配る事が肝心である。
ぶっちゃけ放っといてあげてください

関連項目

ファイナルファンタジー
FF15の世界のように広いねー


*1 主に小売店などに
*2 メタ的には在庫でなくオープンワールドの比喩だが、白々しい媚びなどと動画コメで揶揄されている
*3 特に「果てしなく長く苦しい通路を進み続けるFF15の13章の突破が並大抵ではない苦痛」であると、動画外に多数の情報が認められる
*4 すでに【帝国休憩施設】として存在していたとはいえ