『Scarlet Coal』-殴り魔は自らの欲を満たす/用語集

Last-modified: 2024-01-18 (木) 23:23:29

あ行

  • アドオン
    つけ外しができるパッシブスキル。効果量が控えめ、行動探索中は付け替え不可、作成素材に緋炭石を大量要求される等の欠点はあるが一度作成すれば失われることはない。装備できるアドオン数は第〇坑道とある坑道を幾つ踏破したかに依存する。
    アドオンも設計図から作成するが、設計図なので複製可能な上複数つければ効果が重複する。
  • エレベーター
    坑道内で次のエリアに移動するために使い、乗るとエレベーターと周囲を隔てるように金網が出現する。
    この金網は基本的に破壊不可能であり、一部の攻撃はすり抜けるが基本的には攻撃も通さない。しかし、起動時に魔物がエレベータ上にいた場合は魔物を排除するまで次のフロアに到着することができなくなる。

か行

  • キーパー
    脱出ポッドの前の部屋にいる魔物。所謂ボス。
    (色)キーパー・(魔物名)という法則で命名されている。また、坑道次第では、αやβなど特徴が異なる複数種からランダムに選ばれることもある。脱出ポッド前の部屋で待ち構えていることもあるが必ず討伐しなければいけないわけではなく、うまく逃れて脱出ポッドに乗ることもできる。
  • 現地ラボ
    坑道内にあるラボのこと。フロアの間にあることがある。
    正式ラボとの差は、「使えるマテリアルがインベントリに入っている分だけ」「操作対象の変更不可」「ラボから次に移動する場所」程度。ゴーレムの改修や入手したアイテムを確認したりすることが可能。
    坑道予測機能があり、これからいく坑道の基本構成や敵の種類、次の現地ラボまでの距離がわかる。ただし不明な場合もある。敵の種類については知っている魔物しか種類名を把握することができず、装備や数、強さなどはわからない。
  • ゴーレム
    本作におけるメインアバター。
    坑道内を探索する場合は、各自が自作したゴーレムに意識を移す形で探索をする。
    頭部・胴体・右腕・左腕・脚部のボディといくつかの武装で構成されている。見た目より軽快に動けるが、身体の一部を床や壁、天井に接触していないと本来の重量に戻ってしまうという制約がある。また、ボディや武装は設計図とマテリアルを元に作成できる。この時、同じ設計図でも使ったマテリアルによって性能に差が生じる。
    緋炭石というアイテムが燃料であり、インベントリに入れていれば自動で消費される。また、燃料が0になると死に戻りする。
    核となる部分があり、核が破壊されてしまうと即死に戻りとなる。プレイヤーの腕次第だが、かなり自由度があり手首をドリルのように回転させたり、首を180度回すことも可能。
    部位破壊されても死に戻りすることはないが修復は基本ラボでしかできず、当然破壊された部位は使えなくなる(腕や足はもちろん、目や耳、口なども)。頭部が全損し、かつ代替の知覚手段がなければ視覚聴覚嗅覚は完全に失われる。また、修復できないレベルで胴体が破壊された場合はインベントリ量が減少し、保持量次第では中身が溢れてしまう。
    RPGのレベルアップのように坑道探索が進むほどに、体が動かしやすくなる、攻撃能力が上がる、体を構成しているマテリアルが傷つきづらくなる、敵に気づかれにくくなるなど、プレイスタイルに応じた強化が施されていく。ただし、強化幅は最大でも1%程度で坑道から出ると解除される。

さ行

  • ストレインコイン
    略称SCのゲーム内通貨。
    現実の貨幣と交換することができる。現実の為替市場と連動するが、ゲーム開始時点では100SC=1ドル。
  • 設計図
    文字通り設計図。
    パーツ、特殊弾、アドオンそれぞれに設計図があり、これと対応したマテリアルを使うことで作成することができる。
    魔物の討伐、レコードボックス、他プレイヤーから購入等の方法で入手できる。
    所有するオリジナルの設計図からは(微量の手数料を払い)コピーを作成することができ、コピー品は2回まで所有者を変更できる。

た行

  • 脱出ポッド
    坑道の最下層にあるものであり、ゴールに相当するもの。サイズはゴーレム4体が入る程度の円筒形の物質。
    中に入るとカウントダウンが始まり30秒経過することで坑道から脱出できる。一度カウントが始まると止めることはできず、乗り損ねる、魔物に乗り込まれる、脱出ポッド自体を破壊されると異常化した坑道によって押しつぶされて死に戻りになる。
  • 特殊弾
    使い捨ての代わりに強力な弾丸。弾とあるが、多くの設計図が薬莢状の物体を生成するからでありそれ以外の種類もある。
    属性、原理、起点、効果の四つの形式があり、パーツの対応と特殊弾の形式が一致すれば、装填、使用する事が出来る。
  • トーチカ
    所謂モンスターハウス。
    坑道内に稀に存在し、大量の魔物が一箇所に集まっている他、外部からの攻撃に備えるように要塞化が施されている。

な行

は行

  • 白紙の設計図
    坑道でたまに見つかる何も書かれていない設計図。条件などを書き込む事によってそれに合った設計図が手に入る。
  • ハプニング
    第四坑道・ミクヒィカ以降で探索中に突発的に発生するフロア全域を対象に常時発動する罠。
    火気を用いたら大爆発を起こして大惨事になるガス噴出やフロア全域が徐々に水没していく漏水、制限時間内に次のフロアに辿り着けないと強制死亡になる落盤など悪辣なものが多い。
    マテリアルタワーとレコードボックスの数が増える財宝のように僅かではあるがメリットになるハプニングもある。
  • 緋炭石(ひずみいし)
    ゴーレムに必要な燃料。
    現実に持ち出した場合、石炭の上位互換とも言える燃料になる。
    歪みの石、歴史の余白の積み重ねを物質化させたものであり、使い過ぎれば未来の可能性を狭めることになるが、適度に使えば新たなエネルギー源になる事だろう。
  • ネラカーンキーパー
    第五坑道・ネラカーンにいるキーパー。全部で9体おり、ランダムで一体が選択される。
    とある存在たちの一部がモチーフとなっている。
モチーフと性能

その正体は、過去作主人公たちの一部をモチーフにした存在。
いずれも理不尽なほど非常に強力な個体なのだが、結果としてゾッタたちが介入する理由を与えてしまった。

  • ブラックキーパー・ネラカーンα・理虹(リコウ)
    見た目は戦車らしきものに乗った妖精のような見た目の女性だが、サイズは人間大。
    フロア中に砲台やロケットポッドが仕掛けられ、当たるとダメージ+状態異常を与える。シールド量が減ると砂の塔を作り出し、熱波によるDoT攻撃を仕掛けてくる。
    元ネタ:「『Curse Nightmare Party』-邪眼妖精が征くVRMMO」タル
  • ブラックキーパー・ネラカーンβ・律祇(リチギ)
    見た目はバイクに乗り、ライダースーツを着用したオッドアイの女性で、メイン武装は装飾付きのライフル銃。
    ライフル銃で攻撃するたびに取り巻きの魔物を強化する。シールド量が減ると睨んだ相手の構成素材を氷に変換してくる。
    元ネタ:「氷像のバジリスク」アキラ・ホワイトアイス
  • ブラックキーパー・ネラカーンγ・怨留(オトメ)
    見た目はフード付きの長袖コートを身に着けた金髪ポニーテールの女性(実際は女装した男性)で、武装はハルバード。
    ハルバードでの攻撃のほか、地面操作による範囲攻撃や奇襲を仕掛けてくる。シールド量が減ると地面や坑道の壁を利用した大規模な地形変化や取り巻きの魔物を土人形として蘇生してくる。
    元ネタ:「ソフィアズカーニバル」ソフィア
  • ブラックキーパー・ネラカーンδ・克鬼(カツキ)
    見た目は帆船に乗った狼男で、武装はメイスがメインのようだが、剣、銃、槍、弓、斧、だいたい何でも使える。(元ネタでは唯一分類は人間なのに作者から一番やばいやつ判定されている)
    船に乗り込むか船が破壊されるまでは取り巻きの魔物を強化、乗り込むか破壊されると本人が戦闘を開始。実体を持つ武装や攻撃はだいたいパリィor回避or食われる。シールドが減ると自身を巻き込んで攻撃する銃や大砲を召喚した上に、セルフ認識加速による超高速戦闘まで仕掛けてくる。
    元ネタ:「Hunter and Smith Online」ヤタ
  • ブラックキーパー・ネラカーンε・覆洋(オウヨウ)
    見た目は半分地中に埋まった潜水艦らしきものに乗った、全身が黒い靄に包まれた男で、壁や床などを無視して移動してくる。
    潜水艦からの機雷や魚雷のほか、霧や雨による天候変化、地面の沼地化などを仕掛けてくる。シールドがなくなると、フロア全体にシールドと燃料へのDoT領域を展開しシールドと燃料を吸収してくる。また、不意をつかないと物理属性による攻撃は無効化される。
    元ネタ:「蝕む黒の霧」クロキリ
  • ブラックキーパー・ネラカーンζ・荊愛(ケイアイ)
    見た目は奇妙なキメラに跨った美女で、服装にはバラが多くあしらわれている。
    取り巻きの魔物たちにスーパーアーマーを付与し、突撃さつつ、本人はキメラに乗ったまま剣や槍で戦う。シールドが減ると耐性を無視した封印の状態異常の付与や巨大化を行う。
    元ネタ:「信仰値カンストの神官、我が道を行く」エオナ
  • ブラックキーパー・ネラカーンα・翔稔(ショウジン)
    見た目は飛行機に乗ったカボチャ頭のパイロット。
    戦闘方法は主に空爆で、爆破地点からは魔物がポップしてくる。シールドがなくなると爆発の規模が向上し、リポップも増加する
    元ネタ:「南瓜の魔法使い」パンプキン
  • ブラックキーパー・ネラカーンθ・憂威(ウレイ)
    見た目はシャーマンのような衣装を身に着けた幼女。
    攻撃を受けるたびに、大ダメージを与える血をばら撒きつつロケットで移動する。
    表示されない制限時間があり、時間を超過すると全回復した状態で憂威と取り巻きの魔物たちが全復活する。
    元ネタ:「氾濫するインコーニタ」辰砂イーダ
  • ブラックキーパー・ネラカーンω・虚光(キョコウ)
    見た目は全身鎧で、背中に五つの輪。
    5カウント後に確定シールド全損かつDoT領域展開効果を持つフロア全体攻撃を仕掛けてくる。取り巻きの魔物のシールド蘇生やデコイ召喚、強制ゲームオーバー攻撃をも持つ。
    元ネタ:「AIOライト」ゾッタ

ま行

  • マテリアル
    ゴーレムの素材。主に鉱物系(石や鉄など)と生物系(肉や骨など)に分類できる。
    中には属性付きのものがあり、それだけでパーツや特殊弾を作ることで属性付きのパーツや特殊弾になる。ただし属性付きパーツの修理には属性まで一致したマテリアルが必要になる。また、他属性のマテリアルと混ぜれば属性なしになる。
  • マテリアルタワー
    坑道内にあるマテリアルでできた塔。
    攻撃することによって塔の構成物質に応じた物質を入手可能(複数種類の構成物質でできているものもある)。
    接触回数及び接触時間に制限がある。
    例えば「3、10:00」と表示された場合、「3回しか触れられず、一度触れたならその後は10秒間しか触れられない」。また、回数と時間が無くなればマテリアルタワーは消滅する。
    入手できる量は、マテリアルタワーに与えたダメージにより変動する。また、構成物質が硬い物質の場合はマテリアルタワー自体も硬くなる。
  • 魔物
    坑道内に出てくるモンスターの総称。
    内臓まで本物と遜色ない出来で、プレイヤーのスキル次第では穴に腕を突っ込んでもつ抜きもいける(トビィが実証済み)。
    作中の有志によって動物系、植物系、亜人系、物質系、幻想系(例外多数あり)という分類がされている。その種類は日々増え続けるようで総種類数は不明。
    色+魔物名という名前をしており、色によって個体の強さが異なる。また、色の位階が上がることでシールドの付与、一部能力の大幅向上、特殊能力の追加など様々な強化が施される。魔物が魔物を倒すことでランクアップすることもある。
    色の階層

    下に行くほど強い

    • ホワイト
    • パープル
    • ヴァイオレット
    • ブルー
    • グリーン
    • ライム
    • イエロー
    • オレンジ
    • レッド
    • スカーレット
    • ブラック
    • レインボー
    • レインボー2(以下略,作中ではレインボー10まで確認)

や行

ら行

  • ラボ
    主にゴーレムの改修を行うことができる施設。
  • レキノーリ液
    坑道内で発見できる黒い油のような液体。回収するとインベントリに入れていたマテリアル、緋炭石、特殊弾がすべて汚染され廃棄されてしまう。汚染されないようにするためには入れ物が必要。入手したレキノーリ液は脱出時に全て回収されるが代わりに大量のお金が入手できる。
    その正体は歴の澱の液、緋炭石の中でも負の感情に偏ったものを液化させたものであり、敗者たちの恨み辛みと言い換えることが出来るかもしれない。
  • レコードボックス
    坑道内にある箱状の物体。
    三つの選択肢から一つを選び、選んだ設計図を入手することができる。魔物を倒す以外で設計図を手に入れる事が出来る貴重な場所。

わ行

英数・その他

  • Fluoride A(フロライドエー)
    トビィたちが所属しているグループ。所属メンバーは、トビィ・ハンネ・フッセ・ネル・リツの5名。
    元々はフッセがゲーム実況に使っていた配信チャンネル。
    トビィたちは、フッセ父の会社と「プレイ映像を配信する」「可能な範囲で会社の要望に応える」という契約を交わしている(給料も出ている)。ゲームの実力を買っての勧誘のため、配信内容に制限はない(トビィとネルは配信垂れ流し、コメントも基本見ていない)。
    視聴者からは「悪役令嬢とその取り巻き」と言われていたりする。
    各メンバーが分野は違えど実力は全員その分野ではトップ層の人材であり、トビィの殴り魔をはじめ全員が何かしらの性癖(あるいは衝動)を抱えている。

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