マテリア
ラテン語で「物質」を意味する単語。
レゲスを保有している物品の事をマテリアと呼ぶ。
『月が昇る度に』
見た目は鎖付きの首輪。
満月になる度に肉体や精神を万全の状態に回帰する。
死んだ状態からも戻るため、つけた存在は実質不死となる。*1
一度付けたら外すことができなくなる。
所有者はイーダ。
『薪を湯に』
外側が熱せられると、内側に熱湯を出現させる鍋。
そして、鍋から熱湯を取り出しても、熱湯が消えたりすることはない。
『本能は語る』
鳩の鳴き声を上げる懐中時計。
危険感知の力を持っている。
所有者はダイ・バロン。
『我が傘の腕』
黒い骨に赤い生地の無骨な番傘。
自分の腕の延長として扱える。
所有者はツノ。
『鳥の翼』
灰っぽい茶色のフード付きのマント。
着地の瞬間に着用者の体重を軽くする。
所有者はカラジェ。
『魔女の裁血』
背骨型のマテリア。
ローカルレゲスを読み解くことで貯まった力から新たなマテリアを与えられるはずが、Reコンプレークスはイーダに与える事を一瞬ではあるが渋った。
その結果、エブリラ・エクリプスがハッキングをしかけてどういうマテリアにするかと言う権利を分捕った。
レガリアマテリアではないが複数のレゲスを内包している。
『魔女の裁血』が持つレゲスは4つ。
- 触れるか嗅ぐかで幾つかの効果を発揮する特殊な血液を体内に生成する。
- 人が相手なら全身の力が抜け、場合によっては心臓すらも止まる。
- 獣が相手なら力ずくで自分の物にしようとするほど魅了する。
- 神が相手なら死を望むほどの激痛を与える。
- いずれでもない者が相手なら神憑りとなってしまうほどの興奮を与える。
その特性上体内に埋め込めなければならない。
所有者はイーダ。
『弾倉』
ポーチ型のマテリア。
原本となる弾丸と適当な材料さえあれば幾らでも弾丸が複製できる。
所有者はラルガ。
『ガラスの瞼』
眼帯型のマテリア。
所有者はギーリ。
王権兵装
氾濫区域を破壊した者に授与される特別なマテリア。
内包するレゲスが複数あり、その何れもが授与された者にとって都合がいいレゲスになる。
『魔女の黒爪』
長さは10センチメートルほどで途中には蒼い珠のような飾りが珠の中心を串が貫通するような形で付いている青い紋様が各所に入った黒い簪のような物体。
『魔女の黒爪』が持つレゲスは3つ。
- 『魔女の黒爪』はイーダの指である。
- 大きさを自由に変えられる。
- 常に湿っている。
つまり『魔女の黒爪』が10秒間突き刺さり続けたものはイーダのレゲスによって黒い液体に変化する。
所有者はイーダ。