氷像のバジリスク/ツクヨミ

Last-modified: 2018-04-06 (金) 15:52:32

概要

月読命(つくよみのみこと)
日本神話に登場する、月を神格化した夜を統べる神。三貴子の一柱でアマテラスの弟。*1
ただ文献に存在することは書かれているものの、どのような神なのかという詳細については姉や弟と違いほとんど記述がない謎多き神である。

 

一応日本書紀に一つエピソードが載っているのだが、アマテラスの命令で保食神(ウケモチ)という食物神に会いに行った時、彼女がツクヨミをもてなそうと口から米や魚や獣を出したのを見てそんな汚らわしいものを食わせる気かと斬殺。それを知ったアマテラスが「お前のような悪しき神の顔など二度と見たくない」と激怒したため、太陽と月が同時に出ることはなくなった……という彼を称えるとは言い難いものだったりする。
なおウケモチの死体からは牛馬や蚕、穀物や豆類が生まれていた。アマテラスは彼女の死を悼みながらもこれを民の助けになるものと喜び、持ち帰って育てるよう命じたという。*2

 

また文献に書かれていることについても内容が安定しておらず、いつどこから生まれたのか*3やどこの支配を任されたのか*4という記述がバラバラで、名前の表記も古事記では月読で統一されているが日本書紀ではツクヨミ(月読、月夜見)だけでなく全然読みが違うツクユミ(月弓)と書かれた部分さえある。*5
記述にスサノオと重複している部分があり、あまりにもツクヨミ個神に関する記述が少ないことから、本来の役割や逸話が後から生まれたスサノオのものになってしまい、彼は二人の影として表に出てこない調整役という立場の神になったのではないかという説もある。

性格

平時は穏やかで理知的な印象を与える雰囲気を漂わせている。
しかしその本性は非常に自己中心的かつ傲慢なもので、人間を駒としか見ていない『神らしい神』であり、人間を信仰を得るための家畜としか見ておらず、独白などで度々人間達を「畜生」呼ばわりしている。
それだけにとどまらず、他の神々すら平然と騙し利用する程の腹黒さであり、己が姉であり主神でもあるアマテラスでさえも愚物と言い切った。
『クイノマギリ』に『星蝕魔霧』という当て字をしていた事から、厨二病の気がある可能性が疑われている。
なお、『クイノマギリ』本人は「変な漢字を当てないでくださいよ」と嫌そうな顔をしていた。*6

 

また、彼の傲慢さは若干ナルシシズムの領域にでも入っているのか、アキラの攻撃を喰らい地面に叩きつけられても悠然と宙に舞い、彼女の挑発に「まあ、そうだよね。この程度で僕が滅びるだなんて誰も思いやしないよね」と、大誤算臭*7を漂わせる台詞を吐いた。

関係者

  • アマテラス
    自身と同じくイザナギから生まれた姉。
    人間を家畜と言い切るツクヨミとは逆に、人間を慈しむべき存在と主張する彼女の事を内心で見下し、愚物と罵倒している。
  • スサノオ
    自身と同じくイザナギから生まれた弟。操作した情報を流し、時には提案という形で都合のいいように利用していた。
  • クロキリ
    クロキリが新神研修会で神としての嗜みや常識を学ぶ際、たまたま彼の担当教官として出会った。
    彼と接触した際、地球が信仰獲得の場として絶好の状態と化してしまった事を知ったと考えられるが、一度見捨てた上に最早今の地球にとっては異物でしかない彼らが迂闊にちょっかいを出そうものなら現在の地球の主神であるクロキリに容赦なく滅ぼされてしまう危険性が高い。*8
    それ故何らかの理由で地球へ入り込む必要が出た時の足がかりとするためか、はたまた単純に手懐けて手駒にするためか、クロキリを籠絡すべく彼と性的な接触も行っていたようである。*9流石は夜の支配者(意味深)。
    尤もクロキリもその辺りの思惑を見破った上で据え膳を愉しんだようだが。もしもしイチコさn(ウボァー
    クロキリがツクヨミを「師匠」と呼んでいたのは、そんな自分に見え見えのハニートラップを臆面もなく仕掛けてくる彼に対する皮肉や懐柔された振りをして油断させるという擬態も含まれていると思われる。
    ツクヨミの前ではやたらと師匠には敵わない不肖の弟子アピールをしたりと持ち上げるような態度をみせる一方、ツクヨミの目の届かない場所ではアキラへの忠告や茉波ヤツメへのU.F.O.製作依頼(協力)などこっそりとツクヨミにとって不利益となる種を仕込んでおいた辺り、尊敬しているどころか内心では突き落とす気満々である。
  • アキラ・ホワイトアイス
    ツクヨミにとっては畜生上がりの半端な存在であり、短期的には『マリス』の脅威に対する手段としては使えるものの、長期的には『ミラスト』での活動に支障を来す目障りな存在。
    しかし三理マコトによって計画を破綻させられ、これまでにしでかした事がバレてジャポテラスから逃げ出した際は、新しい拠点を築くための手駒としての利用価値を見出した。
    しかし結局人間の力というものを侮り、アキラからご褒美精神攻撃を受けながら封印された。
  • 三理マコト
    作中で徐々に前々世である『争い煽る八百栗鼠』の能力を取り戻していった結果、強力な『嘘を見抜く力』を身につけた。
    その結果、グレイシアン侵攻作戦の裏で特務班を粛清するというツクヨミの指令が彼のの欺瞞である事を見抜き、その指令を無視して角取キオを倒し、作戦遂行に必要として渡された『シンなる火』を穂乃オオリに渡し、ノーフェを撹乱して混乱に陥らせた。
    その結果、アキラは生き延びる事が出来、本来は角取キオごと燃やされるはずだったイース本来の力がそのまままるごと残ってアキラとイースの手に渡り、ツクヨミにとって目障りだった『戦いを終わらせるもの』が本来の力を取り戻す事になった。
    また、ノーフェが撹乱され混乱に陥った結果、一時的に行動不能になり、特務班がその包囲網から抜け出す隙となったため、最後の手段であった粛清班を使わざるを得なくなってしまった。
    しかも使われずに残った『シンなる火』を手に入れた穂乃オオリは、『軍』の追撃から特務班を逃す時間を稼ぎきり、その上モンスターの生産施設を焼き払った上に、三理マコトによって心を揺さぶられていた『軍』が更に心を揺さぶられ、最終的に暴走する結果を招いた。
    この通り三理マコトたった一人の行動が契機となってツクヨミは「完璧な計画」を根本から粉々に粉砕され、しかも「今度会ったら八つ裂きしてやる!」と叫んではいるが実際に報復をしようにも彼は既に死んでその魂が『ミラスト』から出て行ってしまっているため、見事なまでに三理マコトに勝ち逃げされてしまっているのである。
NDK?NDK?
                      ∩___∩   ねぇねぇ、自分が畜生と見下す
   __ _,, -ー ,,             / ⌒  ⌒ 丶|     人間のうちのたった一人に
   (/   "つ`..,:         (●)  (●)  丶    計画をぶっ壊されて
 :/       :::::i:.        ミ  (_●_ )    |      今、どんな気持ち?
 :i        ─::!,,     ハッ  ミ 、  |∪|    、彡____ ねぇ、どんな気持ち?
  ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●    ハッ    / ヽノ      ___/
 r "     .r ミノ~.      ハッ   〉 /\    丶
:|::|    ::::| :::i ゚。            ̄   \    丶
:|::|    ::::| :::|:                  \   丶
:`.|    ::::| :::|_:                    /⌒_)
 :.,'    ::(  :::}:                    } ヘ /
 :i      `.-‐"                    J´ ((    トントン
  • 満月ミコト
    ツクヨミ神社に所属する巫女であり、ツクヨミの狂信者である。
    ダルそうにしている裏では、真旗カッコウ暗殺などツクヨミのために色々と汚い事をやってきた。
    ツクヨミにとって「使える捨て駒」であり、度々神託という名目の指示を与えたりと重宝していたようだ。
  • 月餅デイゴ
    グレイシアン攻略作戦の裏で、アキラ達特務班が生きていた場合に始末するためにツクヨミが送り込んだ粛清班のリーダー。
    恐らく汚れ仕事の実行部隊であると考えられる。
    満月ミコトと同じく、やはり彼もツクヨミにとっては捨て駒である。
  • 大日如来
    アマテラスに依頼され、ツクヨミに命の尊さをじっくりたっぷりと教える事を引き受けた尊いお方。
    ニートを矯正するための監督とも言う。

戦闘スタイル

自身の権能として扱う幻術を中心に戦うが、実体のある普通の剣での攻撃も出来る。
彼の幻術は上位の神が操るものに相応しく、世界にすら幻を見せる事によって実体と同様の効果を発揮する事が出来るだけでなく、場合によっては本物以上の殺傷能力や、現実には有り得ないような能力を付与することも可能な程である。
また、月の影響からくる潮汐力の能力も有しており、水に干渉して水の刃で攻撃する力も持っている。
月を神格化した存在であり夜の支配者であるため、夜、特に満月が浮かんでいる状態が一番力を発揮出来、その状態でしか使用できない術などもある。
逆に言えば彼の力は環境・時間帯に依存しているため、それが弱点であるとも言える。

周囲からの評価

感想欄での呼称:月、詐欺師、ニート、夜の支配者(意味深)、むっつりスケベ
感想欄での評価の推移:最高神の一柱→ラスボス候補→反逆者→小物→ニート→顔面クレーター→石(月の石)

 

物語序盤ではアマテラスのダメさ加減が目立っていたため、それに相対して「出来る弟」と言う面が強かった。
しかし物語が進み、クロキリにより彼がアキラ達特務班を使い潰す気であると知られ始めてから感想欄で彼の評価が落ち始め、グレイシアン攻略作戦の裏で彼が企てていた討伐班抹殺計画が発覚してからは、その評価が大暴落どころかシリーズ中最もヘイトを集めている存在となっていた。

暗躍がばれた直後に信者を引き連れ逃亡した為に捕縛はされなかったものの、最早詰んでいる状況にもかかわらず現実を見ようとせず、相手を過小評価した都合のいい妄想ばかり口にするなど小物臭しかしないため、感想欄では嘲笑の対象になっている。
上述の通り、作中で度々「畜生」呼ばわりして見下していた人間である三理マコトに真意を見破られ、彼たった一人が切っ掛けとなって自身が誇る「完璧な計画」(笑)を根本から完膚なきまでに破壊されるのみならず、今までの立場を全て失い追い詰められる身になるという、彼が最も得意としているはずの「暗躍」や「計画の立案」と言う能力の面でも評価が下がってしまっているのも小物化を促進している原因の一つである。

 

また、感想欄での鋭い指摘により、彼のあり方はただの口ばかり達者なニートである事が発覚してしまった。
だらけた引き籠もりに見えて実はバリバリ働いているアマテラス様とはどこまでも対照的である。

 

実はクロキリと体の関係を持っていた事から、すました顔をして実はエロい→むっつりスケベ、と言う方式が感想欄で出来上がってしまった。
同時に本来の権能としての『夜の支配者』に別の意味が加わった。
更に感想欄で推測が進み、他の神すら騙す幻術を使える事から、もしかしたら逃走時に持ち出した物の中に、脅迫・懐柔用と言う名目で撮り貯めた趣味の盗撮写真集(神は自分の分体、人は信者に取らせて)が有るのではないかと考えられ、彼の反逆が発覚した際に逃亡した理由の一つに、謎めいた夜の神とその神に仕え祀る信者達の正体が、盗撮マニアの汚神とその手下の犯罪者集団だという事がバレる事を恐れている、と言うのもあるのではと感想欄に書かれたところ、作者が「むしろ、その程度ならまだ良いんですがねぇ…」と、実態は更に酷いらしい事を返信に書き込んでいた。*10

変態だー!!!!
 | ', i l  /  l   イ,、-‐ーー‐--、::::,、-‐ー-、l !::i;::::::::::';::::::::::::::::::l l:::::::::` ‐、
  | ', l イ//  l/ r'/ /-''"´ ̄ ̄ヽ `,-''"´``‐、 ヽl';::::::::::';ヽ/:::::ノ ノ::::::::::::';::::\
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 ヽ!          /、:/:::::;イ::_,、-'´ノ:l し u    l:!';:l ';::::/:l', ';::::::l';::::::';:::::::::::::';::::::
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    ノ l Jヽ   レ/::/ /:イ:\/l:l l::l   u   !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l::::::l::::::::i::::
     ノヌ     レ  /:l l:::::lヽ|l l:l し      !/  ';:l,、-‐、::::l ';::::l:::::l:::::::::l:::
     / ヽ、_      /::l l:::::l  l\l      ヽ-'  / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::::l:::::::::l::
    ム ヒ       /::::l/l::::lニ‐-、``        / /;;;;;;;;;;;;;ヽ!   i::::l::::l:::::::::::l:
    月 ヒ      /i::/  l::l;;;;;ヽ \             i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l   l::l::::l:::::::::::::
    ノ l ヽヽノ    /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;',               ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    l:l:::l:::::::::::::
       ̄ ̄    /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l            `‐--‐'´.....:::::::::!l:イ:::::::::::::
    __|_ ヽヽ   /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ....      し   :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l::::::::::::::
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      |        /l し     _,.ノ     `フ"       ,' ,'  ,ィ::/:;'::::::::
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      |      ``‐-、._::::::::::` ‐ 、     ',/       , -'´`'´ ,-'´
      |      _,、-‐'"´';:::::::::イ:l';:::` ‐ 、._____,、-‐'"´  u /     し
    | | | |    \ l::/ l::::::/リ ';:::::lリ:::::l';:::l l:l:::::l\  u /
    | | | |      \/  l:::/ ノ  ';::/ ';::::l l::l リ l::l l::/ヽ /   し
    .・. ・ ・. ・     ヽ \ リ    レ  ヽ! り  レノ  `y
 

また、作中のみならずアウターワールドストーリー全体でも色々とやらかしている混沌系邪神の『神喰らい』ですら、第189話にて彼のした事を「想像以上にゲスくてエゲツない」と評している。

来歴

蝕む黒の霧

物語に直接関係はしないが、彼を含むジャポテラスの神々は、もともとこの世界の出身である。
しかし時代とともに人々から得られる信仰が減り、神々にとっては信仰が人間で言う食料に当たるため、食糧難に陥った世界を脱して新天地である『ミラスト』へと旅だった。
しかしそれは神々から見た場合の話であり、人間からしてみれば多様化し日々変化していく社会の中で全く主張しない神々の存在は居ないものに等しく、信仰以前に付き合い方に問題がある状態だった。
そのくせ何の改善もされないまま突然見捨てられたために、魔人こと『模造品』に侵入され、世界が殺伐とした物に変えられる原因となったため、事情を知る者からは彼らの主張は快く思われていない。

 

なお、ツクヨミは『ミラスト』への移住を積極的に推進した中心人物であるのだが、『ミラスト』へ渡った後は効率良く信仰を得るためのシステムを敷いては居るものの結局神本位制の制度でしか無く、地球に居た頃の失敗から何も学んでいないようである。
『軍』や『塔』の神々と異なり、人の信仰が無ければ存在すら出来ないような神が、信仰と神徳という神と人の契約関係そのものを否定してどうすると言うのか。

まるで成長していない……
       iイ彡 _=三三三f           ヽ
        !イ 彡彡´_ -_=={    二三三ニニニニヽ
       fイ 彡彡ィ 彡イ/    ィ_‐- 、   ̄ ̄ ヽ     し  ま
       f彡イ彡彡ィ/     f _ ̄ ヾユ  fヱ‐ォ     て  る
       f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ    い  で
       イイレ、´彡f        ヽ 二 _rソ  弋_ { .リ    な  成
       fノ /) 彡!               ィ     ノ ̄l      .い   長
       トヾ__ら 'イf     u    /_ヽ,,テtt,仏  !     :
       |l|ヽ ー  '/          rfイf〃イ川トリ /      .:
       r!lト、{'ー‐    ヽ      ´    ヾミ、  /       :
      / \ゞ    ヽ   ヽ               ヽ /
      ./    \    \   ヽ          /
   /〈     \                 ノ
-‐ ´ ヽ ヽ       \\     \        人

氷像のバジリスク

月が満ち欠けするが如く、日によって年齢や性別が変わる。任意でもある程度変更出来るようだ。
幻惑や精神操作系の能力を持ち、ジャポテラスにおいては諜報などの情報管理を統率していた。

 

能力や立場を利用し、ジャポテラス内での『軍』関連の情報を自分の都合が良いように操作していた。
ギリシポリスのゼウスやコンドロナイアスの一部の神々と手を組み『軍』を絶対悪とした「永遠に続く戦争」を演出したり、代々の『戦いを終わらせるもの』を秘かに抹殺したり、グレイシアン攻略作戦の際にサーベイラオリ様の目すら掻い潜って独断で特務班を暗殺する計画を実行出来たのはそのせいである。
彼が立案したグレイシアン攻略作戦は、「リスクはあるがうまくいけば『軍』の勢力を大きく削れる乾坤一擲の作戦であり、特務班などの強力な戦力がいる今しか実行できないものだ」という名目で特務班には囮として『軍』の拠点へ正面から殴り込み敵を引き付けるよう命じつつ、その裏では「特務班は裏切者である、彼らに騙され信用している神々がそのことを知りショックを受けるのも忍びないので秘密裏に処刑するべし」という嘘を吹き込んだ粛清班を送り込むというもの。
アキラ達が『軍』の手勢に殺されればよし、戦闘後や脱出後の隙を突いて粛清班が始末してもよし*11、万一粛清班がてこずっても戦闘に気付いて駆け付けた『軍』達が殺してくれるという三段構えの計画であり、更に粛清班もそのまま『軍』たちに殺させて口を封じ全てを闇に葬るという「完璧な計画」……のはずだった。

月「計 画 通 り」
          ,      /〃ハヾ  / ∧∨〃、ヾ} l| :}ミ;l\
        /〃// / 〃l lヽ∨,〈ヾ、メ〈 )} ;l リ ハ l`!ヽ.
          //' /,'  ,' 〃 l l川/,ヘ丶\;;ヽ/:'/〃∧ l ト、:l !
         〃,'/ ;  ,l ,'' ,l| レ'/A、.`、\;;ヽ∨〃/,仆|│l }. |、
         i' ,'' l| ,l ' l. !| l∠ニ_‐\ヽ;\,//,イ| l | l ト/ λ!   、
.        l ;  :|| ,'i:/ l| |:|: |``'^‐`ヾ∨`゙//|斗,l ! | ,タ /l.| l  三__|__
       l ' l |」,' l' lハ |'Ν    ̄´ /` ,|l_=ミ|! ly' ,〈 :|| |  口 |
        |l .l H|i: l | ゙、| l        _.::: ,!: l厂`刈/ /!} :l|    ‐┬‐
        |! :l |)!| ! |  ヽ      '´ ’/'_,.   ノイ.〃/|!    │田│
        l|l |l 「゙|l |`{             ..   _   |}/,ハ l     ̄ ̄  
       |!l |l、| !l :|.      ‘ー-‐==ニ=:、__j:)  l'|/|l リ    、 マ
ヽ ̄ニ‐、__.」乢!L!lヱL」__           ー、 `'''´   从「 /     了 用 
 \ `ヽ\      /l |       / ̄´     //        '"`ー‐
.  ,、  l  ゙、    / ' |、      {        /l/         ,
   '}  l  ゙,    /   |:::\      }     ,.イ/          レ |  
   l  l   l  ,.イ   l:::::::::\__   `'-‐::"// |′          ノ
   l   !   K ヽ,、 \「`''''''''"´:::::::;;:" //          
.    l   l   ト、\( _.... ヽ  .:.::::::::;;″ /'       _    
\   |  l|  八、ヽi´    | .:.:::::::::::::i' .:/'"´ ̄ ̄ ̄ ,.へ\
 

だがカグツチの『シンなる火』まで与えた三理マコトの密命不履行*12と特務班への肩入れ*13、更に彼から『シンなる火』を受け継いだ穂乃オオリによるアマテラスへの報告と彼女の決死の覚悟による奮闘といった「畜生」達の想定外の行動により抹殺に失敗。
しかも計画が露見したことにより反逆者として追われる身になるだけでなく、『軍』が暴走したことでツクヨミたち継戦派が今まで行ってきた永遠の自作自演戦争計画そのものまで破綻してしまう。
グレイシアン攻略作戦での暗躍発覚後、反逆者としてアマテラスの名で討伐命令が下った事でジャポテラス内での立場を失っただけでなく、人と神の信頼関係を破壊するという擁護しようのない罪状な上に、『軍』の暴走を招いた元凶として継戦派の神々からも非難の対象となった為に他の都市国家への亡命も困難であり、更に技術系人間(笑)こと茉波ヤツメが防御治療関係のみとはいえ自重から解き放たれた今、彼の状況は既にほぼ詰んでいる。
それでも何とか最悪の末路だけは避けようと足掻く為に信者達と共にグレイシアン跡地へ逃亡。イースの力を利用して「自分にとって都合のいい世界」を作りそこの支配者になる為、巫女である満月ミコトに他の信者を狂戦士化*14させ特務班を足止めする捨て駒にしつつ、単身やってきたアキラに決戦を挑む。

 

なお戦闘開始前にアキラを言い包めて引き込もうとしていたが、その時自分勝手な戯言を口にしながら幻術を使って洗脳しようとしたり背後から奇襲を掛けようとしていた。その説得(笑)内でもアマテラスをはじめとした他の神を愚かと見下し、人間を畜生と言い切り、特務班まで侮辱するのみならず、人々の真摯な祈りをも否定するなど、どこまでも人の心を解せぬ思い上がったゲス野郎である。対等な関係として勧誘する気など最初から無く、挑発することでアキラの平常心を奪い洗脳や不意打ちを容易にする狙いだったのかもしれない。
「言ってもわからぬ馬鹿ばかり…。この居場所がなくなった世界から逃げ出し腐った世界を捨て、僕は新世界の神(笑)になる!」
「だから僕と契約して魔法少女に一緒に来て地母神になってよ!」
「馬鹿野郎! アキラ! 誰を撃ってるふざけるな!」

駄目だこいつ……早くなんとかしないと……
 早     /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ   駄
 .く      /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',   目 
 な.     /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!  だ 
 ん   ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
 と   /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l  こ
 か  !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|   い
 し  j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l !  つ
 な    l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ   :
 い   !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l!     :
 と     ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\   `" ̄"´  |::!:l::! j:ll:!
  :      !::、::::i      l             u |:::/lj/l:!リ
  :        ヾト、:!u                 j!/ j|:::リ
          ヾ!    ヽ  ‐       u /イ´lハ/
            }ト.、  -、ー-- 、__      /' !:://
             リl::l゛、  `二¨´    /  |/:/
         rー''"´ト!::i{\       /  / !:/
        / ^ヽ  ヾ!  ヽ _,,、'´    /  j/
 

世界をも騙す幻術により生成した火や剣*15と経験の差を武器にアキラを苦しめ、優勢になったのを機に一気に勝負を決めるべく「『ミラスト』のルール(外来の神はミラストの存在を殺せない)」を一時的に無効化する法則改変(幻術)と共に地上で戦っている特務班と自分の信者をも巻き込む回避不能な広域攻撃を行おうとした。*16
しかしそれに対し人間上がりの神(ヒムロノユミル様)がかつて自分の世界で世界を救うべく生み出した技術『疑似(フェイク)天の火(ソルテュウル)』を基に人間(茉波ヤツメ)が作り出した人造太陽というカウンタートラップが発動。「夜」と「月」という環境に大きく依存する存在であるツクヨミは力を大きく削がれたことで術の発動に失敗するだけでなく、大技を強制中断させられた反動により行動不能になるほどのダメージを受ける*17
更にアキラの言葉責め*18で心を抉られつつ巫術・シローズノカキによって拘束されると、今度は回避も防御も不可能な状態で田鹿トキによる『神喰らい』の『重力操作』で威力を増した高高度から落下しての超重力シールドバッシュ(メテオストライク)*19を顔面から喰らって文字通り鼻っ柱ごと叩き潰され、そのまま爆心地のクレーター内で『神喰らい』の『蝕の力』というツクヨミにとって相性最悪な(穢れ)を纏った鉄拳制裁*20の嵐に飲み込まれる。
鳴り響く不気味な金属音と噴き上がり続けていた土煙が止み、トキに引き摺られて現れたツクヨミはどんな状態か詳しい描写を避けざるを得ない惨状となっていた。*21

超重力シールドバッシュを食らった直後のツクヨミ想像図
          トv'Z -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
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    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
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フルボッコ後に連行されるツクヨミ想像図
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   \\ヽ( ゚∋゚)
  \ヽ(m\\ヽ ⌒\・,‘
 \ヽ ノ\\ヽ\m/ /・,‘
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 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;) | WARNING  |
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( ミ   ∨∨  | /  i; |______|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒∥
( \/ヽ ,,,丶, | |,,;.    ;i,,   ∥ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (,,  ∥丿.,,,
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一応判別できる程度の原形が残る顔と身体から僅かに放出している力でツクヨミ本神と確認された*22後、人間上がりの神(アキラ)の精神攻撃*23を受けつつ手早く事務的に処理されるという追い討ちでバキバキと心を折られながら巫術・ヒムロノクサリオリにより黒と黄色の小石のような姿へと封印され、アマテラス様に引き渡される。

 

こうして彼は中ボスとしてツクヨミ(神)→ツクヨミ(ボロ)→ツクヨミ(石)と言う見事な変遷を遂げることに成功したのであった。*24

 

その後アキラの「アマテラス様の事だからたぶんツクヨミの事を滅ぼしたりはしないと思う。が、代わりに滅ぼされた方がマシだとツクヨミに思わせる程度には重い罰を下すとは思う」という想像通り、第223話舞台袖にて大日如来様に預けられ教育を受けることになった。
ツクヨミがいくらジャポテラス最高位の三貴子と粋がったところで、無限宇宙そのものである大日如来様とは比較するのも馬鹿らしい力量差があるので逃亡は不可能。
また「常に万物と共にある姿形の無い永遠不滅の真理」にしてさらっと一劫(43億2000万年)なんて単位が出てくるほど気の長い存在が相手では、反省した演技をして誤魔化すこともやはり不可能。
慈悲(仏教用語では他の生命に対して自他怨親のない平等な気持ちを持つこと)の塊であり、仏敵を討ち滅ぼすのではなく教化することにも慣れているので、救うべき衆生を見下し生命を弄んでいたツクヨミに対してはそれはもう気合を入れて教育をしてくれると思われる。
「本気で根っこから変わらないと許されない」わけだが、根幹レベルから矯正されるということは、それはもはや別神になるのに等しいのではなかろうか?
ツクヨミの 定義が 乱れる!
「後はお願いしても?」
「ええ、問題ありません。どれほどの時間がかかるかは本人次第ですが、まあ、一劫はかからないでしょうから、安心してください」
「い、嫌だ!絶対に嫌だ!誰がお前らなんかと……」
「安心しなさい。別に帰依をしろ。悟りを開け。などとは言いません」
「ただ貴方には学んでもらうだけです」
「生命の尊さと言うものを」

「うわああああぁぁぁぁ!?」
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 | |i.!   | |ノY".'>ミ;;"《_;,ノリノ ! ;;:} /    近寄るなああ
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_,,.,,="-'",,( \ \ -/,/,,,_ /''\,.へヽ
;'"! | ' ,... .,, \";;ヽi_」  へ /\/ヽ
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ヽ! / / , :./{ ゙),,r-(,_/ !:::::::::> <! ヘ
 Y /= .i , i;;::^'"!  :::i:i i
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   ヽ,,)! i
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なおツクヨミと共謀していた他の継戦派の神々についても、アキラがヒムロノユミル様から教わりアマテラス様へ提供した神名リストを使い茉波ヤツメが対処を行ったことでそれなりの報いを受けると思われる。
「で、その情報を元に俺の技術を対価として、多次元間貿易会社コンプレックスと言う所に俺を依頼主として各種依頼をした。これでそうだな……とりあえず、裏でコソコソやって利益を貪っていた連中に関してはその権力を失墜させて落ちぶれるか、そうでなくとも『軍』の問題が片付くまではこちらに対して敵対的な行動を取ろうとは思わなくなるだろうな」
実際、作者の感想返しによるとたとえばギリシポリスのゼウスは(ハーデース)(デーメーテール)などからシバかれているのだとか。

このページについてのコメント

  • ゼウスの妻はヘラではないのですか? -- 通りすがりの一般市民? 2017-07-27 (木) 21:07:51
    • ちゃんと結婚した妻はそうなんですけど、ゼウスって節操と言う概念をどこかに放り投げてるので、いろんな人に手を出して孕ませてるわけです。んで、デーメーテールもその一人なのよ -- 2018-04-06 (金) 15:52:31

*1 実は古事記や日本書紀では性別に関する記述がない。男神という認識が一般化したのは続日本紀以降で、日本三代実録などには女神として扱われていたことを示す事例も書かれている
*2 ちなみに古事記にはこのエピソードはなく、代わりにスサノオが食物神の大気都比売神(オオゲツヒメ)を斬殺したことで穀物が生まれたという非常によく似たエピソードが載っている
*3 「黄泉国から逃げ帰ったイザナギが禊で右目を洗った時」「黄泉国から(中略)左目を洗った時」「黄泉(中略)持っていた鏡を洗った時」「イザナミ存命中にイザナギとイザナミの子として」
*4 「日に配して天上(高天原でアマテラスの補佐)」「夜の食国(夜の世界)」「滄海原の潮の八百重(海の世界)」
*5 厳密に言えば上代特殊仮名遣だと月読と月夜見もヨ甲音とヨ乙音で異なる発音なのだが
*6 下で述べるように普段はツクヨミに同調してみせる彼ですらはっきり拒否するレベルの重症である
*7 「けっきょく ぼくが いちばん つよくて すごいんだよね」の台詞で有名なあの人である
*8 多少神としての格の差があっても、神ですらなかった頃に上級神である『模造品』を滅ぼしたという巨神殺し(ジャイアントキリング)主神殺し(下剋上)の実績を持ち、主神となった今は地球にどんな外敵用の法則を設定しているかわからず、集団戦になっても『不滅滅ぼし』の武器をいくらでも用意して自軍に供給できる。また繋がりのある『塔』が何らかの理由で介入してくる可能性もないとは言い切れない
*9 感想欄で読者が冗談で言ったら作者が肯定した。 2014年 01月 24日 (金) 13時 30分 33秒 の感想返信にて
*10 2014年 01月 26日 (日) 04時 14分 51秒 の感想返信より
*11 この時ツクヨミの幻術により特務班メンバーが全滅したと契約している神々に誤認させ神力を奪うという念の入れよう
*12 『シンなる火』で『マリス』製造プラントを跡形もなく焼き尽くさせ、その中にあるはずのイース本来の力を消滅させる計画だった
*13 「全てが自分の意図した通りに動いていると思い込んでいるどこぞの馬鹿に一泡吹かせたかった。それで理由としては十分じゃないっすか?」
*14 致命傷を受けても死なず、切断されればその数だけ分裂する
*15 幻術ながら実体と同様の効果があり、特殊効果も付与できるのである意味実物より強力
*16 愚物だけが助かるような回避や防御では畜生が全滅するので、畜生を見捨てられない愚物ならば正面から受け止めるしかない。そうなれば地力の差で押し切れる
*17 おまけにツクヨミが満月ミコトに与えた術で捨て駒として狂化・不死化させられていた信者たちが、ツクヨミの弱体化で力が消えると共に術の副作用が押し寄せ死亡していった為、信仰による力の回復も望めなくなった
*18 「認めるがいいツクヨミ。お前は散々自分が畜生だなんだと侮っていた相手の技術。そして、人間上がりの神が人間の為に作り出した技術に負けたんだよ」
*19 小隕石の衝突に匹敵する威力
*20 グレイシアン攻略作戦でツクヨミの策謀により窮地に陥った際、『神喰らい』の侵食でトキの腕と籠手(茉波製大盾双盾モードが変化したもの)が一体化していたので、比喩ではなく文字通り金属塊でぶん殴られていたわけである
*21 エブリラ『効かなかったけど、私にも幻術を掛けようとしたお礼はしっかりとしておかないとねー』トキ「私にとっても穂乃さんの仇に近い存在ですからね。すっきりしました」アキラ「何と言うか……神の高すぎる生命力ってのも考え物だなぁと思う」
*22 なおその間もツクヨミは彼を掴んで引き摺っているトキの右手に集められた常人なら即死しそうなくらいの穢れを浴び続けて悶絶していた
*23 ご愁傷様だと言った上で有り難い憐みの目と感情を向ける
*24 ツクヨミ(神)→ツクヨミ(黒幕)→ツクヨミ(詐欺師)→ツクヨミ(ニート)→ツクヨミ(ボロ)→ツクヨミ(石)の五段階変身だという説もある