主人公(13)(しゅじんこう)

Last-modified: 2025-08-08 (金) 03:15:15

表サクセス

パワプロクンポケット13(逆襲球児編)

 Y中学から混黒高校に入学した少年。雨崎優輝とは小学生時代から親友で幼馴染で餅田浩紀とは中学から腐れ縁。一人っ子で、おもちゃ会社勤務の父親がいる。母親は登場しないが、健在な様子。
 小学生から硬式野球を始め、中学の時にはシニアで活躍し、県大会優勝の原動力となっている。日本選手権でもあわや優勝というところまで手が届いていた。打撃投手を務めるイベントで野手のときも「投手をするのは中学以来」と発言することから、ポジション問わず投手経験はそれなりにあるという設定の模様。更には他部員の練習指示や助言に監督としての采配もこなせる等、指導力もかなり高い。
また、二階堂真琴ルートでは短期間で剣道の有段者である真琴を打ち負かすまでになる等、基本的な身体能力や運動神経にも優れている。
妙な特技(曰く「裏技」)を持ち、校内戦で引き分けた際のじゃんけん勝負では相手の出した手を先に見切り高速で勝手を後出しするという能力を披露している。これは前作で登場したピンクによれば、反射神経と動体視力が優れている故に出来る芸当との事。
勉学面は野球の影響で成績が疎かになっていたが(混黒と開拓のカリキュラムが大きく違うのもかなりの要因で、転校前よりも科目が幾つか増加され、増加した方面の知識はゼロである)、父親から指摘されて以降はきちんと空いた時間を勉強に充てており、また木村庄之助との会話から自分と他人とでは異なる視点の相違の持論を述べ、それにより彼から「私より頭が良い」と言われ、更には木村の元を訪ねていた人物達の特徴やミーナの情報から木村の裏の顔を見抜く洞察力を披露し、ゲームオーバー時などには大学進学の準備や海外留学の準備を行っているので、実際には頭も良い方だと思われる(上述で言ったように指導や采配も適切に行えるので、地頭は比較的優秀な分類と言える)。
他にもホンフーの所持するコピー能力の打破の解決法を思い付くなど、機転にも優れている。

 

『パワプロクンポケット』シリーズと『実況パワフルプロ野球』シリーズ含め格上ポジションのライバルと同等の実力を持つ珍しい設定の主人公で、気力の要素も含めるとライバルを大きく上回ってる事が言及されるなど、歴代主人公の中でも野球への才能がずば抜けて高く、その上努力家でもある(才能ある者以外には厳しいホンフーからも「本物」と認められる程。加えてその努力もあって事故以前よりも実力が格段に成長している結果を生んでいる)。そのセンスは下山が読んでいた野球雑誌のコツをすぐに自分のモノにする程で、それを中々修得できない下山はそれを目撃して思わず怒り、彼に嫉妬している。
同様にまだ怪我の治療が済んでない中で餅田が逃げる程の実力を発揮し、完治後もまだ完全に実力が戻ってない状態でありながら餅田を圧倒するテクニックを見せつけて再び逃亡させており、これを見た雨崎も驚愕している。
物語でもライバルを圧倒して勝利する描写がある。そのライバルである雨崎のスペックは『パワプロクンポケット』シリーズと『実況パワフルプロ野球』シリーズ含め歴代最強クラスで、主人公(13)はその雨崎をも上回る実力を保有してる事から両シリーズ含め、一二を争う程の最強格の1人と言える。
余談だが主人公(13)の怪我する前の初期能力は歴代主人公の中で一番高く、『実況パワフルプロ野球』シリーズの天才型すら上回る能力値を誇っていた。
他にもライバルで位置付けされている雨崎だが、終盤になるまでどちらかと言えば相棒としての立場が強く、主人公(13)の身近にいる存在として関わっていたが、主人公(13)との実力差による敗北からライバル心に目覚め始め、後に主人公(13)と対決する為に主人公(13)の元を去り、そこからライバルとして関わって行く。これは主人公(10)天道翔馬の様な関係に少し似てるが、主人公(13)が天道で、雨崎が主人公(10)のポジションに当たり、雨崎が主人公(13)をライバル視する為に逆の立場となっている(この関係をホンフー曰く「虎(雨崎)と龍(主人公13)の気を感じます」と評している)。

 

混黒高校でも周りから一目置かれるほどの実力を発揮していたが、ある事故をきっかけに利き腕の握力が弱くなり、開拓分校へと移動させられてしまう。
 当初は本校と開拓分校のあまりの落差と、改善しない自身の容態に不満を募らせ、一時は野球を辞めるかどうかの瀬戸際まで追い込まれる。
 だが、チームメイトとの交流や混黒高校の持つ歪みを知る内に、強者が弱者を押しのけ、踏み台にすることに疑問を感じ、13のタイトルである『逆襲球児』として混黒高校の支配に立ち向かっていくことになる。結果として、夏の地方大会で自分を切り捨てた混黒高校へのリベンジに成功、甲子園大会にも出場した。高校卒業後はドラフト1位指名を受け、プロ入りする*1

 

 事故の後遺症はしあわせ草を使った合法的な治療で完治したが、事故の内容が内容なだけに無理な運動が出来なくなり、体内に「爆弾」を抱えた様な状態になってしまっている。更に他人の事故の現場に出くわすと吐き気を覚えたりトラウマにもなっている。
 なお、ゲームとしては「爆弾」ポイントを一定値まで蓄積した場合「爆発」して主人公(13)が選手で再起不能の状態に陥る事になる。この場合主人公(13)は野球部のコーチになり、部員の指導に専念する他に雑用等も受け持っている。進路については自身の経験を人のために役立てたいとスポーツトレーナーを志望することになる。

 

 どうやら容姿に恵まれ、それに加えて人間的な魅力も持ち合わせているようで、女性の側から好意を持たれたりアプローチを受ける場面が多い(木村冴花雨崎千羽矢は主人公(13)が好意を向ける前から明確に好意を持っていることが判り、特に冴花に至っては一目惚れだったと明かしている)。一ノ宮桜華の神桜女学院分離工作の手伝いで神桜分校に行った時は深草若葉を皮切りに分校生徒のチョコ攻めに遭っていた。
 その反面、過激な本を立ち読みしたり、仲間同士ビデオの話で盛り上がったり、チームメイト宅で怪しげなものを探したりという助平さも持ち合わせており、ある意味健全な高校生とも言える。
 混黒高校に入学した当初は弾道3があり、ケガ後も弾道2を維持している。DSシリーズで初期から弾道2を維持している主人公は主人公(13)と主人公(14)だけ。その上で彼女攻略中に「弾道が上がるイベント」が多く、尾木靖子を除いた彼女候補で弾道が上がるイベントが存在する*2。その靖子もハッピーエンドでは主人公(13)との間に子を成している事を示唆している。

 

 『14』では未登場だがプロ入りから4年後の時点で「一軍で活躍している」と下山直人のアルバムで触れられている。
 イベントの関係上、小学生時代の立ち絵も用意されている他、千羽矢バッドではシングルファザーとなった姿が、そして靖子エンドでは老境に至った姿も描かれているのが特徴。なお、主人公(13)の孫娘の靖子によれば彼女が生まれ育った歴史における「カタストロフ」も生き延びる事が出来た模様。


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  • 弾道が上がった! -- 2021-04-11 (日) 21:37:13
  • 明確に格好いい容姿とされているのは13とナイスガイこと9だけかな? -- 2021-06-22 (火) 17:51:17
  • ↑実はというと10主もなかなかカッコいい設定らしいぞ。 -- 2022-03-16 (水) 23:13:34
  • 主人公投手説→仮に主人公が捕手だとして、雨崎がエース、主人公が4番というものを成り立たせるには、少なくとも雨崎の弾道4ミート14パワー150を超える必要がある(きつい)。餅田のユウキはオイラのもの発言。14の開拓アレンジ、混黒、デビルスターズの雨崎は捕手である。開拓のキャッチャー問題はツメイがするため一応解消される。 主人公捕手説→開拓には正式なキャッチャーがいなかった。投手雨崎は超特殊能力を所持しているが、13時点では捕手の場合所持していない(14ではデビル以外所持)(ちなみに投手雨崎の超特は気迫で、主人公は13ではチハヤから貰うことができる)。パワプロアプリ雨崎は投手である。雨崎が捕手にされたのはトツゲキで投手が多かったから(?)。 長文スマソ -- 2022-06-16 (木) 19:20:54
  • ↑14のスタッフロールで13主だけグローブ持ってることも投手説に加わるかな -- 2023-06-18 (日) 14:28:48
    • 木村GoodEndで太ったと言われてるからピッチャー(特に抑え)か4番タイプの選手だったのかなと思う -- 2024-12-31 (火) 03:05:14
  • 部員勧誘時の交渉力も見所 女にモテる奴は男を口説くのも当然上手いということか -- 2024-10-15 (火) 01:46:30
  • シリーズ全体の本筋だと冴花や千羽矢あたりだけど、13単独のストーリーの本筋は桜華ルートなんだよな…(桜華ルートも一応十三番高校の話がシリーズ全体の本筋に関連してるけど) -- 2024-10-20 (日) 02:17:50
  • 最初の試練でしくじる雑用係エンドは流石にショボいけど、ゲームオーバーになっても大学を受験して野球する気満々だったりコーチを目指して海外留学するみたいな話もしてたり基本なんでもできるなこの男 -- 2024-12-03 (火) 01:35:24
  • 野球の腕前で悩むこともないし、勝手にパワーアップしたり部員に教えてたり実質監督もしたり、野球というかスポーツの才能なら全主人公トップなのかな。野球選手以上にヒーローやエージェントに向いてそうな人は他にいるけど -- 2024-12-07 (土) 04:07:23
  • 農業高校に来て勉強が忙しくなってサボってるから悪い成績を取ってただけで親父に挑発されてからはちゃんと勉強もこなしており口や頭は切れる 弱点らしい弱点はないが服飾のことは良く知らないようだ -- 2025-01-03 (金) 21:00:54
  • 個人的には14で出てくる顔無しモブチームメイトの木村っていう、一人だけ勝手にパワーアップする捕手が、13の正史が冴花ルートな匂わせになってると思ってる。主人公と付き合ってない場合は冴花は村送りになって、子供が少年野球とかさせてもらえる立場じゃないだろうし。木村捕手が強い理由は主人公の血とかで(その場合婿入りしてるのかよとかのツッコミ所もあるけど) -- 2025-03-29 (土) 13:17:39
  • ↑そもそも14は13から1年かそこらしか経ってないんだから冴花の子供が少年野球できる年齢なわけが無い。からそれは根拠にはならないと思うな -- 2025-04-04 (金) 21:40:44
  • 靖子ルートで出てくる主人公の未来の妻になる女の子だけど、あの子は本当に靖子の祖母だったのかな?というのも、作中で登場する「靖子」って、「1人目」か「Goodで登場した孫の靖子」の2種類しかいないはず(BadやBadに近いであろう正史だと梅沢教授が死んだり世界が平和になったりしてループ終了)。しかも、13主から祖母の話を始めたときにたまたま近くを歩いていた13主の好みから全然外れた女子が祖母だなんてことがあるのかというのもある。おまけに夏休み明けから祖母と付き合い始めるという割にはその部分の日記を見せてくれたりはしないし。ウダマニュラをプレゼントしてきそうには思えるけど、その場合未来の13主が何で泣いていたのかが分からない -- 2025-05-01 (木) 14:08:39
    • なので、もしかしたら「1人目」の靖子は祖父の涙の理由が知りたいとかではなく純粋に祖父に会いたくて過去に戻ったのかもしれない。つまり流れとしては、1人目の靖子:13主の妻は不明(本当に靖子が言及したモブ女子の可能性もある)。13主が涙を流したかも不明。若い頃の祖父を好きになってしまい、ウダマニュラのフィギュアをプレゼントする(経緯は不明。この靖子が持つ日記にはウダマニュラの入手経緯が書かれていない可能性がある。もしくは本来の歴史に割り込んで自分がプレゼントするほど好意が募っていたのかもしれない)。未来の孫の靖子のために自分が持ってきた日記が後で孫に届くように手配していた疑惑がある。2人目以降:13主の妻は靖子。本編で登場した靖子はこちらと思われる。終盤に例のモブ女子を祖母と言ったのは過去に戻った自分が祖母であることを察していたことによるその場しのぎの出まかせ。その秘密は墓までもっていったようだが、やはり持ってきた日記が未来の孫に届くよう手配していた。ウダマニュラをプレゼントしたのも、自分が贈る運命にあると察していたからなのかも(靖子が持つ日記はすべて「1人目」のもの)。最終的に、正史では靖子に惚れない13主が現れ(冴花、チハヤ、桜華、真琴を攻略、14のゆらりの様子から麻美も十三番にはいかず開拓に来ている?)、BADに近いルートをたどって14につながりループは終わる -- 2025-05-01 (木) 14:40:11
      • 靖子に惚れないというのは勝手な思い込みだったかも、正史ではこれだけ複数攻略しているからそうなりそうではあるけど -- 2025-05-01 (木) 14:53:47
  • もっとも、本編の靖子が本当に「1人目」で、本当にあのモブ女子が祖母で、13主が泣いていた理由は単に死んだ妻を想ってのことだったとかで、ウダマニュラは彼女にプレゼントされたものだから一番大切なもので、靖子は後に祖母が贈るであろうそのプレゼントに割り込んで自分がプレゼントしてしまうほど13主を好きになっていたという可能性もあるけれども -- 2025-05-01 (木) 14:45:31
    • 結局確たる証明はできないから、プロフィールで言う通り考えても意味のないことなのだろう -- 2025-05-01 (木) 14:48:28
  • 普通に他の彼女候補や無関係の女性が祖母だった可能性もあると思う -- 2025-08-08 (金) 03:15:15

*1 ちなみに、高校野球編の主人公は正史では全員プロ入りしているが、明確にドラフト一位指名を受けたと明かされたのは彼のみである
*2 いわゆる「弾道イベント」は他の作品ではキスシーンに設定されていたり、場合によってはごく普通の会話イベントに設定されている事もあるが、本作の場合、比較的容易に性関係を想定できる会話中に設定されている傾向がある