謎に包まれたポケ9の主人公。その正体を考察したい。
大前提として
- 主人公は嘘を吐いていない
- 今までのパワポケに登場したキャラである
- 顔付きチームメイトは主人公とそっくりではない
- 某正解率1%未満の主人公のように、狂っていない
ヒーローの事を覚えている
維織にヒーローについて語るイベントがある。
が、ヒーローの事を覚えているのはヒーロー本人、もしくは花丸高校甲子園優勝当時に野球部に所属していた人物のみ。
主人公本人が変身ヒーローを自称
ちよとの劇団での練習の最中に思わず「俺は変身ヒーローだ」と発言する。
ふぐの着ぐるみ
ちよのイベントで、ふぐの着ぐるみを見て「ふぐ怪人」と反応する。
ふぐ怪人を作りだしたのは7のレッド達である。
ポケ9主人公の誕生日
貴子とのやり取りで、主人公が自身の誕生日を知らない事が分かる。
余談だが、ポケ7の主人公は自分の誕生日を覚えている。
武美の直感
武美が主人公に、自分達紛い物がなりたかった本物であると言い、
それに対して主人公は出自が違うだけで同類かも知れないと答えている。
野球超人伝
奈津姫に野球超人伝を見せてもらった際、主人公が「実は一部なら見たことがある」という。
また7のヒロインである真央(ブラック)は、野球超人伝の前半部分を所持していた。
ムシャとの連続イベントにて
ムシャの身体が空だった事実にあまり驚かず、逆になんとなく予想していたと発言した。
ムシャが願いを成就させるために成仏していない事を聞いたら、
「やれやれ、本当にシャレになっていないな」と答える。
ポケ7でのヒーローも同様の理由(=野球部員の願望を成就させる)で世界に出現し、また身体も空だった。
ヒーローとムシャは大変酷似しているのだ。
仮にポケ9主人公が、ヒーローの出現理由を知っているとすると、彼の反応は正しい。
そして、ヒーローの出現理由を知っているのは、「自分達が願いを~」のやり取りをしたポケ7主人公と、その発言をしたレッドのみである。
↑野球部員はともかく、レッド以外のヒーローが知っていた可能性はあるのでは?
ナイスガイの初出
サクセスのタイトルにもなっているナイスガイ。
この単語がパワポケ内で初めて出たのは、レッドが登場時に言う前口上、
「広い銀河の地球の星に ピンチになったら現れる!
イキでクールなナイスガイ! レッド参上!!」が最初である。
なお、余談だが主人公、レッドが共に巻くマフラーの色は同じ「黄色」である。
湯田君
ポケ9で、このような台詞があった。
「まさか、湯田?」
湯田と関わりがあるのは7、8の主人公、ヒーロー(レッド含む)。
他には7の顔なしチームメイト(古河、阿部、周など)、
8の新規参入顔なしチームメイト(阿佐、東洋など)。
一応、湯田は当時現役選手なので9主人公が湯田を選手として知っていた可能性もあるが、明らかに知り合いのような口調だったのでこの可能性は低いと考えられる。
佐和田監督について
佐和田監督を見たときの反応。
甲子園優勝経験があると聞いて、あの表情をするということはかかわりがあるのだろう。
アドバイスを聞いて
ビクトリーズに入団したときに権田から練習でケガをしない為に体力を上げる様にとアドバイスをされ「よし、まかせろ」とすぐさま走りこむが
7でも同様のイベントがあり7の主人公がレッドに対して同様のアドバイスをし、レッドが「よし、まかせろ」とすぐに走り込んでいた。
椿の存在(椿=ブルーを大前提とした場合)
昔、椿と共に正義の味方をやっていたという趣旨の話をしている。
顔グラフィック
4の河島廉也が「主人公に似ている」がゆえに主人公の顔グラフィックであった。
他の選手は「主人公と似ている」といった話もなく凡庸の顔であるため今現在はチームメイトは主人公ではないだろう。
…そもそも「顔の出ない野球選手」なんてマスクキャラしかいないのだが。
生まれ変わりを信じている
維織のイベントを進めていくと、維織から「生まれ変わりって信じる?」との問いに、「信じている」と答えている。
(選択肢が存在する)
椿の野球能力
椿の野手能力は7のブルーとまったくの一緒である。(ブルーは人気者所持だが椿は無し)
その能力はプロと同等(またはそれ以上)である
また、元プロの大北との野球対決では100球連続のアーチを放っている。
主人公の戦闘能力
公式のしつもんコ~ナ~において、各作品の主人公の強さはどのくらいなのかという質問に対して、
「表サクセスでは、8>9>6>11≧3ですね。あとは一般人なのであまり差がありません。」という回答がある。
これにより、ポケ9主人公は一般人ではない事が分かり、強さも彼が元ヒーロー(レッド)だと考えると納得がいく。
以上のことから
レッド説
無難といえば無難。あり余る伏線の殆どに当てはまる人物が彼。
ぱっと出の新キャラ説
……冗談のつもりだが、マジであり得るかも知れないのがポケスタッフの怖いところ。
しかし「ヒーローを知っている」ことができるのはチームメイトだけのはずだが…。
レッド説への反論
前述のように信憑性の高いレッド説だが、深く考察をするために、あえて反論を考えてみる。
顔グラフィックについて
レッド説では、
「4の河島廉也は主人公と似ているがゆえ、顔グラも主人公とそっくりであった。
ゆえに、顔グラが主人公とは異なっているチームメイトは、主人公とはそっくりではない。」
とあるが、この説に則ると、
「歴代主人公は全て(ほぼ)同じ顔グラである。ゆえに、歴代主人公の顔はそっくりである。」
という説が成り立ってしまう。
(これは公式FAQで否定されている。歴代主人公の顔は劇中で「似ている」発言でもない限り、プレイヤーからそっくりに見えるだけで実際には似ていない。)
つまり、「主人公(9)の顔は、主人公と顔グラが異なっているとあるチームメイトと同じである」という可能性が残るのではないか?
椿、白との関係について
レッド=主人公と仮定すると、彼が花丸高校を離れてからビクトリーズに加入するまでは2年間しか経っていない。
しかし、主人公と彼ら2人は明らかに旧知の仲といった感じで描かれている。
たった2年間の付き合いであの描写はおかしいのではないか?
椿=ブルー説のように、白も元ヒーローだとすれば一応の辻褄は合うが。
なお、椿の能力を元にする説だと白やその他をヒーローにするには能力の辻褄がまったく合わない
ただし、レッド=9主人公が花丸高校に入る前に白と出会っている可能性も考えられる。
オレンジのプロフィールについて
※「主人公は嘘をついてない」と同じように、「プロフィールに嘘は書いていない」という大前提で
オレンジのプロフィールには「オレンジ、ピンク、ブラックの3人以外は消えてしまった」と明記されている。
消えたと明記されている以上、主人公=レッド説や椿=ブルー説は完全に見当違いなのではないか?
一旦消えてしまった後に、なんらかの理由により再び召喚された、とすれば一応の辻褄は合うが、「なぜ一旦消えたのか?」「なぜ再び召喚されたのか?」という疑問が残る。
そもそも、本当にレッドを再登場させるつもりだったのなら、オレンジのプロフィールを「何人か残して消えてしまった」などとぼやかしておけば済んだはずである。
(その辺はスタッフの遊び心から「レッドだったら面白いかも」ぐらいに考えた方がいいかもしれない
パワポケは後付がいくらでもあるし。考察には一番遠い意見だが)
そのほか伏線と見られるもの
長い髪の女
犬を助けた
モグラーズの帽子をかぶった小学生
いずれもムシャ関係。
最後なんかはパワポケにほとんど小学生が出ないので
ただの1エピソードなのかもしれない。
↑の小学生について、7のネタバレになってしまうが
レッドたちを生み出した7の主人公の小学生時代というのはどうか?
まあ死んでないから「守護霊の類」ってセリフには反するけど
生霊みたいなものってことでw
8の主人公に「似ている」
白瀬のイベントである。
これは「誕生日不明」「ある程度強い」など、8の主人公にある程度符合している本作の主人公が
8の主人公ではないことを示しているのかもしれない。
なお「誕生日不明」なのはリンとの会話「天涯孤独」と
3年目凡庸誕生日の白瀬との会話「誕生日よね」「生まれた日だな」から推測できるかもしれない程度のシロモノである。
といっても「少々あいまいなのかもしれない」程度、余計話をこじらせるだけかも。
8の主人公は3の主人公に似ているようなので
「レッドの魂が1・3の主人公のクローンに入った」などともできる。
↑8と9は同時間軸で物語が進行しているので正体が8主人公の可能性は殆ど0%
潜入調査しながらプロ野球選手もやって野宿しながら草野球チームに所属するのは不可能
電気屋のテレビで凡田を見たことがある
権田やカンタに最後まで元プロ野球選手だとわかってもらえなかった凡田を、一度は湯田と間違えたもののすぐに凡田だと気付き昔電気屋のテレビで見たことがあると言っている。
凡田は5ではまだ現役、8ではもう引退していたので引退したのは6か7の3~4年の間だと考えられる。
もしレッド=9主人公だと仮定すると、凡田のことをテレビで知ったのは引退する前の試合中継かもしくは引退後のバラエティー番組ということになる。
そして凡田がマニアだということは知らなかったようなので、バラエティー番組より試合中継で見た可能性が高い。
つまり、9主人公は凡田が現役時代に電気屋のテレビで見たことになる。
権田やカンタが凡田を知らないところを見ると、おそらくは凡田が一軍で活躍しており、モグラーズが日本一になった2や5の時に9主人公は凡田を電気屋のテレビで見たと思われる(6や7の時だと引退直前なので、テレビに出るほど活躍している可能性は低い?)。
よってレッド=9主人公の場合、レッドは7の話が始まる前から存在していた可能性が高い。
さらにレッド=9主人公で無い場合、9主人公は7の話が始まる前に凡田を電気屋のテレビで知ったということになり、わざわざ「電気屋の」と付け加えたということは「自宅にテレビが無い」もしくは「自宅自体が無い」、即ち9の話が始まる5年以上も前から放浪生活をしていたことになる。
#comment_num