概要
horizonシリーズepisode0にあたる物語。本編よりずっと昔のことの話。Zero Chronicleの続編にもあたり、世界が崩壊後の少し後の話になっている。
内容
※6周年記念イベントポータルサイト参照
天に白の王国、地に黒の王国。世界の在り方ごと破壊した大崩壊から時は流れーー
世界は、果てなく広がる海に無数の島が浮かぶ姿へと形を変えた。その世界で新たな秩序をもたらそうとするものがいた。神獣エヌマ。エヌマはマニトの族長ユベルと、メナスの族長ニエルに、均衡を保つための力を授けた。
エヌマに対抗する神獣討伐軍を率いるフィエゴは、ある島で見つけた黒髪の少年にエヌマの行いを語り、アジトへと連れ帰る。そこで少年はレヴやオルエン、ルチアーノといった人々や、レヴの使役する大精霊アピスと交流を持つ。
レヴとアピスと戦うには、力不足だと感じたユベルとニエルは、エヌマから新たな力と翼を授けられた。と同時に、反逆者たちを循環から排除するよう命じられる。
一方、神獣討伐軍もまた、エヌマに対し決戦を挑もうとしていた。戦争は数であり連続する一対一の闘いでしかないと考える人々に、フィエゴは戦術を教える。黒髪の少年は、少数精鋭でエヌマを討つため、フィエゴ、レヴと共に別働隊として行動することになった。
兵を率い神獣討伐軍の本拠地を攻めるユベルとニエル。両軍が激突するが、討伐軍の主力の不在に気付いたユベルは、フィエゴの考えを読み、ニエルを連れて戦場を離れる。残された戦場では、授けられた戦術を忘れ血に狂う者が続出し、討伐軍は崩壊するが、オルエンの命をかけた反撃により痛み分けに終わった。
フィエゴたちに追いつき、戦いを挑んだユベルとニエルは、黒髪の少年に命を救われる。そして、エヌマからの指示に疑念を抱く二人は、フィエゴの説得により、共に歩むことを決めた。どことなく姿の似た少年とユベルを中心に、交流を深めながら一行はエヌマのもとへと向かう。
己が描き導く世界こそが正しいと信じるエヌマと、世界を人の手に取り戻さんとする一行の戦いは、黒髪の少年の一撃で幕を下ろした。しかし、勝利に浸る間もなく、フィエゴが豹変する。エヌマとアピスの因子を奪ったフィエゴは、エヌマを討った行為を嘲笑い、一同を圧倒した。そのフィエゴの一瞬隙を突いた少年の全力の一撃が、フィエゴを両断する。力を使い果たした少年の髪は黒から赤に変わり、少年は倒れるのだった。
両断されたフィエゴは、自らを二人に分けた。そして、少年を連れ何処かへと消える。残ったもう一人もまた、何かを呟くと町を破壊し、姿を消すのだった……
残されたレヴ、そしてユベルとニエルは、姿を消したフィエゴに対抗するため手を取り合うことを決めた。生き残ったルチアーノは、エヌマのもたらした死生観を使い、人を繋げていくことを誓う。そのために、口舌の徒としての名<オズマ>と共にその意志を受け継がせていくことを決めた。ユベルとニエルは、エヌマから受け継いだ力の研究を始め、レヴもその研究に力を貸す。
ユベルとニエルは、自分の部族マニトとメナスを統合、一つの組織とした。アピスに組織の守り神として役職を与えたレヴは、フィエゴに力を奪われたアピスの回復を願い、ラデルテの泉で別れを告げ、アピスを休ませるのだったーー
神獣討伐軍
- フィエゴ?
神獣討伐軍の騎士風リーダー。小島に倒れている主人公を起こしメンバーに迎える。この世界では考えられないような戦術を駆使するようだが...?「ギャハハハハハハハハハハハハハ」
神獣エヌマを討伐した後、態度を豹変。奇声ような笑い声と共に主人公達と敵対するもすぐ主人公に斬られる。しかし「分ける」力によって分裂。片方が主人公を連れ去り、片方は国を滅ぼす。 - レヴ
規格外のソウルを保有する少女(の風貌をした年齢不詳)。精霊アピスを操り打倒エヌマを目指す。 - オルエン
参謀的役割。戦える体ではない。戦いの最中力を使い果たし死亡。本人の口から転生などの言葉が出ており、使える能力や風貌などが誰かの父親と似ている...? - ルチアーノ
神獣討伐軍のメンバーの一人のおじいちゃん。別名オズマ?。おそらく現代のオズマはこの名前が受け継がれたもの。 - アピス
レヴの精霊。この頃はまだ無口。
アシュール島の面々