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打法一覧
シングルストローク
- 1振りで1打ずつ普通に叩く方法。省略して「シングル」とも。
- いわゆる普通の打法。
- 一部では「筋肉打」「筋肉連打」とも呼ばれる。特殊な技術を使わない分、打数は腕の筋肉の使い方に大きく依存するという事から。
ロール(クローズドロール)
- ニジイロVer.時点において、最もメジャーな連打法。
- 元々は短い連打や数の少ない風船を割るのに特化した方法として定着したが、新筐体以降の仕様を踏まえ、ロールを採用するシーンが増えた。
- 「太鼓の達人6」期にはクローズドロールと呼ばれていたが、現在では省略してロールと呼ばれる事が一般的である。
- 左右の手をほぼ同時に、1度だけ振る。その時にそれぞれの手で2打以上を叩く。その1度の振りで連打は終了となる。
- 「太鼓の達人7~14」において、かわてぃ式ダブルの連打をする時に姿勢を変える必要があるという弱点を克服する為、長い連打はかわてぃ式ダブル、短い連打はロール、という棲み分けが生まれた。
- 「新筐体の太鼓の達人」においては、さらに以下の状況においてもロールが採用される様になった。
- 旧式ダブルも有効となった為、短い連打だけでなく、長い連打も、ロールを何度も打ち付けて連打する方法が、現時点で最速の連打となった。
- 長い連打をロールで叩く際、ロールとロールの切れ目で太鼓を全く叩いていない状態になるため、その時間をなるべく減らすのが連打数を伸ばす鍵と言える。
- また、この方法は面とバチが反発する力に大きく依存した叩き方である。反発を上手く利用できない環境においては、かわてぃ式ダブルストロークで代用する方が連打数が稼げるケースもある。
きよのぶ式
- きよのぶ氏が発案。太鼓の面の真ん中にバチを押し当てるように連打する方法。
- ドキドキ胸きゅん おまつりタイムなどの長い連打がある曲で使われることが多い。
- ハウスバチを使用しての連打としては現時点で最速の連打。そのため、天下一音ゲ祭などのハウスバチで行われる大会では必須ギミックとなる。
- =字と叩き方が似ていることから混同されがちだが、手元を押し当てて面のみでの連打を目指すことから、両端を使用する=字と異なる。
- =字で懸念された「面と縁の同時押しによる入力キャンセル」を解消したことで、新筐体以降も使用できる連打となっている。
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痙攣式連打
- 家庭用ゲーム機や携帯用ゲーム機など、業務用以外の太鼓の達人で使える特殊連打。
- 業務用と違い、面と縁に対応するボタンが複数あるため、その全てのボタンを指で押しまくってしまう連打方法。
- 太鼓の達人プラスなどのタッチパネル式の太鼓の達人でもタッチの位置や指を工夫する事で可能。
- ゲーム機や操作設定によっては出来ない場合もある。
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ダブルストローク(特殊連打)
- シングルストロークでは達成できない連打数を稼ぐ為に考案された。「ダブル」「ダブスト」とも。
- 様々な方法や名前があるが、どの方法でも、面の反発を利用し、1振りで2打(またはそれ以上)叩く方法が基礎となっている。
トリプルストローク
- ダブルストロークと同じ要領で「1振りで3打」叩く場合の呼び名。
- 実際には1振りで2打以上叩いていれば「ダブルストローク(特殊連打)」として纏めて表現される事が多い。1振りで何打叩いたかを明確に表現したい場合に使われる言葉である。
- ほさからくる式連打を行いたい場合は、原理上、この打法が出来る事が必須となる。
- 1振りで4打叩く場合はクアドラプル、以下同様。
旧作ダブルストローク
- ダブルストロークの中でも特に「太鼓の達人1~6」「新筐体の太鼓の達人」で通用するダブルストロークのこと。「旧作ダブル」「旧式ダブル」とも。
- 面の反発を利用し、1振りで2打(またはそれ以上)叩く。バチの向きや姿勢は特に変えず、対応するセンサーをそのままダブルストロークで叩く。
- 最も歴史の古いダブルストロークである。
- 「太鼓の達人7~14」では、センサーの仕様上この方法が使えなくなってしまった為、その時に「旧作ダブル」という名前で区別される事になった。
- 再び使用可能となった新筐体では、下記のかわてぃ式ダブルには劣るが、姿勢を変えずに連打できるという利点がある。安定した連打を求めるドンだーには今でも採用されている。
かわてぃ式ダブルストローク
- 川北(かわてぃ)氏が発案したダブルストローク。
- 「太鼓の達人7~14」で旧作ダブルが使えなくなってしまったので、考案された。
- 面の反発を利用し、1振りで2打叩く。という旧作ダブルに、「1打目と2打目を別々のセンサーに反応させ、センサー1つあたりの処理を分散させる」という考え方を加えた連打方法。
- 再び旧作ダブルが使える新筐体となった今でも、その有用性は健在である。旧作ダブルよりは多くの打数が期待できる。
- 1打目と2打目を別々のセンサーに反応させるので、連打をする時だけ、バチの向きや姿勢を大きく変えたり、手首を大きく捻ったりする必要がある。
- この事から、「普通の音符と連打音符の間で、どのように姿勢を変えるか」という新しい概念が生まれた。
- かわてぃ式ダブルの構え方によって、以下の「T字連打・ばちお式・沖縄式・・・など」という、細分化された名前が生まれる事となった。
T字連打
- かわてぃ式ダブルでの姿勢の取り方の一種。「T字」とも。
- 川北(かわてぃ)氏がかわてぃ式ダブルを発案した際に、その本人が自ら使っていた構え方である。
- 利き腕はそのままに、非利き腕を太鼓の上の部分で真横にする。その姿がアルファベットのTを連想させる事からこの名がついた。
- 他の構え方より連打数でやや劣るが、非利き腕を太鼓の上の部分に持っていくだけでいいので、構えるのが比較的楽という利点がある。
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- T字よりもイの字に近い連打を特に「イの字連打」などとも呼ぶが、原理はどちらも変わらない。
ばちお式
- かわてぃ式ダブルでの姿勢の取り方の一種。ばちお氏発案。
- 体を大きく横にひねり、バチを180度開く。
- かわてぃ式ダブルストロークの構え方としては、もっとも打数を稼げる効率の良い構え方である。その為採用者は非常に多い。
- 反面、その大掛かりな構え方自体が、構えの切り替えに時間がかかるという欠点にもなっている。
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沖縄式
- ばちお式の叩き方の一種。沖縄ドンだーの間で発案された。
- 基本的にはばちお式の構え方であるが、「バチを握るのでは無く、摘む」「腕全体でバチを移動させるのではなく、手首だけで移動させる」という、2つの大きな違いがある。
- この事から、構え方の分類というよりも、かわてぃ式ダブルストロークにおける、手先の使い方の名称とも言える。
- 非常に少ない力で効率よく連打が出来るが、その分、バチのコントロールは、ただ摘んだだけの手先に委ねられているので、バチ同士が当たりやすい。指を痛めやすいといったデメリットを持つ。
- バチ同士が当たるのを回避する為に、それぞれのバチを縦に離すという解決策もある。こちらの方が安定はするが、バチ同士はなるべく近づいていた方が力の効率はいい。
- ばちお式の構え方と、沖縄式の手先の使い方を組み合わせる事が、かわてぃ式ダブルストロークにおける最速の連打と言える。
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ほさからくる式
- ばちお式の叩き方の一種。ほさか氏、からくるば氏の両者が発案。
- 基本的にはばちお式の構え方であるが、1振りで3打叩き、その時に、「縁1打、面2打」と流れるように3つのセンサーを反応させる方法。
- 太鼓の面も縁も全て利用する連打としては、現時点で最速の連打方法である。
- 面と縁を同時に使う連打方法は、公式ランキングでは特に制限はされていない。
- しかし、新筐体では2012年2月6日のバージョンアップにより、面と縁を同時に叩いても縁しか反応しない仕様となったため、この連打方式でプレイし辛くなってしまった。
- ニジイロVer.に於いてセンサーの反応の仕様が変更されたため、再び使用が可能となったうえ、''1振りで4打叩く"クアドラプルストロークも可能となった。
- 個人主催のランキングにおいては「太鼓の達人1~6」の時代に限り、面と縁を同時に使う連打を禁止されてきた傾向がある。「太鼓の達人1~6」では、あえてメンテナンスの悪い筐体で連打する事で簡単に面と縁の同時連打を使う事ができた。メンテナンスが悪い程有利になってしまうため、禁止扱いとなっていた。
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~式
- 他にも多数のかわてぃ式ダブル派生連打が存在する。
- 誰がどの様な名前をつけて発案しても構わないが、「1打目と2打目を別々のセンサーに反応させる」という基本が変わらなければ、全ての連打はかわてぃ式ダブルの派生連打であり、後は各個人が構えやすいかどうかというだけの話である。
- 意味合いとしては「オレ流」に近い。
=字連打
- 「=式」とも。読みは「いこーるじ」が普通。
- シングルストロークから派生した連打である。
- バチの真ん中を持ち、面の前に=を作るようにバチを並べ、バチの頭と尻を交互に使い連打する。
- バチの頭と尻を使うという特性上、こちらも最速の連打となる可能性を秘めている。
- バチの頭と尻を使う連打方法は、公式ランキングでは特に制限はされていない。
- 発源地は香港。今は一部の日本ランカーも使われている。
- 力のコントロールが上手くなければ、力が入りすぎてクラッシュになりやすい為、個人主催のランキングにおいては禁止されてきた傾向がある。これはプレイヤー1人当たりの同時入力数がどこまで許されるかという考え方からである。(プレイヤー1人なら何をやっても良い。とすると、どのような入力装置を用いても良いという事になる)
ドラム用語との違い
- 太鼓の達人おける特殊連打の用語は、その発祥から、実際のドラムにおけるルーディメンツの技術を、太鼓の達人に応用する形で生まれたものが多い。
然し、曲解されて伝わっている言葉も多く、またそもそも実際の演奏と音楽ゲームでは求められる結果が違うため、同じ言葉でも意味が違ってくる事が多い。
これは太鼓の達人だけでなく、他の音楽ゲームに関しても言える事である。両者の違いで混乱が起きない様、以下に列挙する。
- 太鼓の達人
- シングルストローク: 1振りで1打で叩く。普通の打法。
- ダブルストローク: 1振りで2打(またはそれ以上)で叩く。
- トリプルストローク、クアドラプルストローク…: ダブルストロークの「1振りで?打叩く」の打数を明確に表現したい時に使われる。
- クローズドロール(ロール): 両手で同時に1振りで2打以上叩く。ダブルストロークとは違い、1振りで終了する。新太鼓の達人となってからは、これを連続で行ったり、左右交互でも行う様になった。
- 実際のドラム
- シングルストローク: 1振りで1打叩く事。
- ダブルストローク: 1振りで2打叩く事。
- ロール: 音が途切れることなく連続して聴こえるように叩く奏法。
- オープンロール: 拍の決まりのある連打の事。 例:キルミーのベイベー!は、16分のオープンロールでスネアドラムを叩いて始まる。
- クローズドロール: 拍の決まりの無い連打の事。 例:いぬのおまわりさんは、クローズドロールでスネアドラムを叩いて始まる。
コメント
- こんなにあるのか -- 2018-08-20 (月) 19:53:30
- クアドロはもうできないから記事にしなくていいよ -- 2019-09-19 (木) 23:29:49
- ニジイロver. -- 2020-03-25 (水) 00:06:15
- ほさからくる式復活したわね -- 2020-03-25 (水) 00:06:44
- ニジイロでのほさからくる,クアドラプルについて追記。6/9のアップデートで使用不可になる可能性あり。 -- 2020-06-02 (火) 22:28:08
- ほさからくるちょい難しくなった -- 2020-06-09 (火) 13:13:46
- ほさかの動画見れなくなってます -- 2020-11-18 (水) 21:36:29
- 音ゲーの域超えてて笑う -- 2021-09-07 (火) 09:28:47
- もはやスポーツで草 -- 2022-01-27 (木) 15:52:17
- 次元が違う -- 2023-10-16 (月) 08:58:57