- AC1~AC14まではACの歴史(旧筐体まで)、新筐体初代~グリーンVer.まではACの歴史(新筐体グリーンVer.まで)を参照。その他はACの歴史(その他)を参照。
太鼓の達人 (ニジイロVer.)
- 2020年3月24日 稼働開始
- 正式名称は「2020年3月バージョン」。公式としては、「ニジイロVer.」は愛称であるらしい*1。
システム
- アップデートによる機能変更は新筐体 アップデート情報(ニジイロ2020)を参照。
- 基板が、PS3互換基板のSYSTEM357からPC互換のSystem BNA 1へ交換される。
- この交換により、叩いてからの反応速度が太鼓の達人史上 最速となった。
- モニターが120FPS対応のゲーミングモニターとしても通用するものへ交換された。
- 滑らかな映像になったことで目が疲れにくくなり、速く流れてくる譜面でも残像が軽減された。
- 全体な画面仕様もリニューアルされた。
- また、演奏画面の太鼓マーク・スコアの背景色、それらの棚の背景色がSwitch作品に似たようなものになり、また演奏中のスコアの数字がAC7以降長らく半角であったが全角に変更された*2。
- CS4・AC7以来、実に15年ぶりにゲームに使用される勘亭流フォントが変更。
- 多言語対応しており、英語・中国語繁体字・韓国語に対応している。言語を変更すると、曲名を含む全てのUIが外国語表示になる(音声は日本語のまま)。
- 一部の曲名は、外国語表記が設定されていないためか日本語で表示される。
- 筐体の言語は店舗側が設定する。
- 新パーツ「コードリーダー」が追加された。
- イベントなどで、隠し曲を解禁したり、着せ替えをゲットできたりする。
- 演奏オプションがリニューアル・追加された。音色も演奏オプション内に吸収された。
- (リニューアル) はやさ
- 1.0~2.0の間は0.1刻みで、2.0~4.0の間は0.5刻みで細かく調整できるようになった。
- (追加) 音符位置調整
- 音符の表示位置を、左寄り(-1~5)/右寄り(+1~5)に調整が可能(反応速度が速くなったことによる対応)。
- (追加) 演奏スキップ 1人プレイ時のみ利用可能
- この機能を「使う」に設定しているとき、演奏に使っていない側の太鼓のフチを「左右交互に10回叩く」ことで演奏を途中終了することが可能。
- なお「左右交互に10回叩く」カウントは演奏に使っている側の太鼓を叩くことでリセットすることが可能。
- この機能を使用した場合はごほうびがもらえないため注意。楽曲プレイのみでもらえるごほうびが欲しい場合は、クリアの有無を問わず完走するようにしよう。
- どんメダル等、1プレイに1回もらえるごほうびは設定曲数中1回でも完走すれば、残り全て演奏スキップしても問題なく獲得できる。
- (追加) ボイス
- 演奏中のどんちゃん/かっちゃんの声(コンボボイスなど)をオン/オフに設定可能(AIバトルでの専用ボイスにも反映される)。
- (リニューアル) はやさ
- 「演奏ゲーム」モードでも、ノルマクリアしたか否かに関わらず設定された曲数必ず遊べるようになった。
- これに伴い、復活連打は廃止となった。
- 選曲画面で、同じ側のフチを短い間隔で2回叩くと7曲分送ることができるようになった(「スキップ」操作と呼ばれる)。
- 「スキップ」操作発動後に、同じ側のフチを更に叩くと「スキップ」が連続発生する。反対側のフチを叩くと「スキップ」がストップする。
- 選曲画面が、Switch版のような横書き形式の表示に変更された。
- AC1より長らく続いてきた縦書き形式の表示が廃止されたという事で、賛否含め大きな話題となった。
- スクロールは左上または右下と、斜め方向に流れる。「英語の曲名を見やすくする」「海外へ太鼓の達人を広める為の準備」としての変更である。
- 新王冠「ドンダフルコンボ王冠」が登場。ドンダフルコンボ(いわゆる全良)を達成した際に獲得できる。
- グリーンVer.までにドンダフルコンボを達成している曲では、自動的に新王冠へ切り替わった。
- スコアの計算式が見直され「通常のスコアシステム」と呼ばれていたもの及び大会などで活躍した「真打」のスコアシステムが廃止となった。
- 大音符を強く叩いた時に得点が小音符の2倍になる、ゴーゴータイム中は得点が1.2倍になる、コンボを繋ぐほど得点が高くなるの要素が廃止。
- 連打に関連する得点仕様が変更され一律で100点となり、ボーナス加点がなくなった。*7
- 従来の真打のように、どの楽曲の どの難易度でも、ドンダフルコンボ(全良)すると、おおよそ100万点になる。
- ただし、1075コンボ以上の完全精度曲では、配点の関係で天井点が101万点を超えることがある。
- 上記のスコアシステムはCSにはしばらく導入されていなかったが、Xbox1で初導入された。
- 新しい指標「スコアランク」が導入。
- 粋(白色) > 粋(銅色) > 粋(銀色) > 雅(金色) > 雅(桜色) > 雅(紫色) > 極(虹色)の全7段階。
- こちらはニジイロVer.になってから新たに獲得する必要がある。
- 獲得条件の基準は、各譜面の極(虹色)スコアの
となっている。
50%→60%→70%→80%→90%→95%→(100%) - 完全精度曲の場合は全良、精度曲の場合は風船を全て割った上での全良(理論上割れない風船が含まれている譜面は連打曲扱い)でしか、極(虹色)を獲得することができない仕様となっている。それに対し、連打曲の場合は打数による得点の変動があり、天井スコア+αとなるため連打で得点を十分に稼いでいる場合は全良でなくても極(虹色)を獲得できるが、全良でも連打で得点を十分に稼げなかった場合は雅(紫色)になるケースもある。
- 連打曲で必要な最低限の打数(得点)は
を入れた得点に到達した場合、極(虹色)を獲得できる(各譜面の正確な打数は現在も不明)。天井スコア(風船・くす玉を含む)+連打の合計秒数に対して秒速約16~17打程度となる打数
- 連打の入力受付時間が変更され、以前よりも若干長くなった。(要検証)
- ドキドキ胸きゅん おまつりタイムにて、後半にある短い連打(理論値16打)で18打入ることが確認されている。
- 1/12拍分受付時間が短いという従来の仕様が撤廃された可能性有り。
- ドキドキ胸きゅん おまつりタイムにて、後半にある短い連打(理論値16打)で18打入ることが確認されている。
- コンボのコール、最低表示コンボ数がむずかしさによって変化するようになった。
難易度 コンボコール 最低表示コンボ数 かんたん ふつう 10、30、50、100以降は100毎 5 むずかしい 10 おに 50、100以降は100毎
- またコンボ数の色も変わり、従来の白→銀色→金色*8になった。こちらもむずかしさによって変化するようになった。
難易度 白色 銀色 金色 かんたん ふつう 5~9コンボ 10~29コンボ 30コンボ以降 むずかしい 10~29コンボ 30~49コンボ 50コンボ以降 おに 10~49コンボ 50~99コンボ 100コンボ以降 - おにに限り、50~99コンボで銀色になる仕様は3DS1,2と同じである。ただし、グラデーションはあちらのものとは異なる。
- なお、左側カラーのコンボコールの数字の色は新筐体の100コンボ以降の色と近いものである。
- ノーツが口パクを始めるタイミングが早まった。こちらもむずかしさによって変化するようになっており、切り替わりのタイミングは上記コンボ数の色と同一。
難易度 口パク開始*9 口パクスピードアップ*10 通常音符の目が変化 かんたん ふつう 5~9コンボ 10~29コンボ 30コンボ以降 むずかしい 10~29コンボ 30~49コンボ 50コンボ以降 おに 10~49コンボ 50~99コンボ 100コンボ以降 - 従来機種は全難易度共通で、51コンボで口パクを始め、151コンボで口パクのスピードが速まり、301コンボで通常音符の目が変化していた。
- 楽曲のジャンル機能が見直され、1つの楽曲が複数のジャンルに属する・ジャンルの設定自体を見直す・ジャンル名を変更するなどの変更が行われた。対応の詳細は下記参照。
- ただし、ジャンルを一つに固定した設定(メインジャンル)は楽曲毎に決められており、ドンだーひろば「お気に入り曲」の設定等で確認できる(例:前前前世を「ポップス(水色)」から選んで設定すると「アニメ(桃色)」ジャンルに変わる)。
曲 | 元の ジャンル | 追加 ジャンル | 備考 |
前前前世など ポップアーティストによるアニメの曲 | ポップス | アニメ | アニメの曲でもあるのでジャンル追加。 作品によって「キッズ」ジャンルが追加された場合もある。 |
WE WILL ROCK YOU | バラエティ | ポップス | 「ポップス」ジャンルの設定自体を見直しにより、 J-POPでないヒット曲もここに属するようになったことによるジャンル追加。 |
ゲームミュージック | アニメ | ||
さちさちにしてあげる♪ | ポップス | ボーカロイド™曲 | ボーカロイド™曲である「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」の替え歌により、ジャンル追加。 |
「戦闘摂理解析システム#コンパス」関連曲全般 | ボーカロイド™曲 | ゲームミュージック | ソライロ~ブルーVer.までのボーカロイド使用曲は優先的に「ボーカロイド™曲」に区分されていたが、KATSU-DONまでの基準相当のジャンルが追加された。 同様に、KATSU-DONまでのボーカロイド使用曲の本来のジャンルを復活(初音ミクの消失‐劇場版‐など)し、 グリーンVer.の他ジャンルのボーカロイド使用曲が「ボーカロイド™曲」ジャンルに追加された。(カラフルボイスなど) |
珈琲の味となど 太鼓の達人楽曲公募を採用したボーカロイド使用曲 | ナムコオリジナル | ||
弩蚊怒夏など クラシックのアレンジ曲 | クラシック | ナムコオリジナル | 太鼓の達人のためにアレンジされたため、ジャンル追加。 |
郢曲/暁闇など NAMCO SOUNDSによる東方Projectアレンジ曲 | バラエティ | ナムコオリジナル | NAMCO SOUNDSによるアレンジのため、ジャンル追加。 なお、うち1曲はシンクロニカからの移植曲であるが、他のシンクロニカからの移植曲は「ナムコオリジナル」扱いはされていない。 |
- ごほうびタイムが廃止され、そのごほうびを獲得した曲の成績発表画面にて知らされるようになった。
- プレイ前による店舗からの1クレサービス後、スタート画面下の表記が、グリーンまではSERVICE 1だったが、今作では1コインとなった。
- 1人プレイの場合、新筐体無印~グリーンまでは、どん側でエントリーすると1P表示・かつ側でエントリーすると2P表示だったが、今作では、かつ側でエントリーしても、どん側でエントリー同様1Pと表示される。
- 「お気に入り」曲の設定が最大30曲まで設定可能となった。
曲
- こちらを参照。
サヨナラ曲
78曲(裏譜面6曲)がサヨナラとなった。
詳細は、サヨナラ曲のページを参照。
一部の譜面における変更点
- 前述のスコアの計算式変更に合わせ、一部楽曲の譜面について大幅に見直しが行われた。
- 譜面分岐について、達人譜面は最もコンボ数が多く、天井スコアも高いという序列に沿っていない下記の曲では、譜面の入れ替えがなされた。
- かけあい譜面のうち、1人で遊んだ時と2人で遊んだ時でノーツ数の差がある譜面について、ノーツ数の差を無くす対応がなされた。
- 2人用譜面・双打譜面についてはニジイロVer.への初回アップデートで一時的に削除し、今後のアップデートで双打専用の別曲として再登場する。
- これまで2人用譜面・双打譜面が特定の難易度にしか存在しなかった楽曲については、この変更に際し全コース(かんたん~おに)において双打譜面が用意される。
- 以上の変更の影響を受ける譜面は以下の通り。
楽曲 | 変更内容 | 備考 |
真・画竜点睛(おに、おに・裏譜面) | これらの曲は、一番天井スコアの高い譜面が玄人譜面だったため、 達人譜面と入れ替えられた。 | 成績の引継ぎには影響なし。 |
桜花爛漫(おに) | ||
太鼓乱舞 皆伝(全難易度) | ||
SHOGYO MUJO(おに) | ||
あんずのうた(むずかしい、おに) | ||
百鬼夜行(おに) | 同じく、天井スコアが一番高かった普通譜面と達人譜面を交換。 | |
二人の結晶‐INNOCENCE‐(むずかしい、おに・裏譜面) | かけあい感を維持しながら、 ノーツ数の差を無くすように譜面を変更。 | |
リンダリンダ(かんたん、ふつう、おに) | ||
インベーダーインベーダー(むずかしい、おに) | ||
シャイニング65(かんたん、ふつう、むずかしい) | ||
Rotter Tarmination(かんたん) | ||
どん子のファーストデート(おに・裏譜面) | 分岐譜面として統合。 普通譜面 → かけあい譜面の1P側 玄人譜面 → かけあい譜面の2P側 達人譜面 → 1人用譜面 | |
旋風ノ舞【天】(おに) | かけあい譜面を裏譜面に移設。(1人用譜面には変更無し) | おに(表)の成績引継ぎには影響は無し。 新設される裏譜面の成績は「からっぽの状態」となる。 |
恋(おに・裏譜面) | 双打専用の別曲として移設し、裏譜面は削除。 | 裏譜面の成績は双打専用曲に引き継がれる。 |
双竜ノ乱(おに・裏譜面) | ||
ソウルキャリバーII(おに・裏譜面) | ||
WE WILL ROCK YOU(おに・裏譜面) | ||
Garakuta Doll Play(おに・裏譜面) | 2人用譜面・双打譜面を双打専用の別曲に移設し、 移設元は1人用譜面のみが残る。 | 1人プレイ用の楽曲は成績そのまま引き継ぎ。 双打専用曲には成績の引き継ぎなし。 |
KAGEKIYO(おに・裏譜面) | ||
もりのくまさん(おに・裏譜面) | ||
春遊(おに・裏譜面) | ||
Many wow bang!(おに・裏譜面) | ||
Extreme MGG★★★(むずかしい) | ||
ミュージック・リボルバー(むずかしい) | ||
BLUE TOPAZ(全難易度) |
- 期間限定曲の扱い方が統一された。曲名の頭に「【限定】」という表記が付与され、サブタイトル部分に「期間限定のため、総合成績パネルに反映されません」という注意書きが記載されている。
- 公式サイトの楽曲リストにて、メカデス。とTaiko Drum Monsterの裏譜面が収録発表前に誤って公開されてしまい話題となった。
- その後、一旦楽曲リストから削除されたが、2020/7/22に正式に公式ブログにて収録発表された。
- 2021年10月20日から2021年11月30日までの間にワンピースバトル演奏*12が開催された。
コメント
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曲の収録・復活や機能などの要望はここではなく公式X(ゲームセンター版)にてお願いします。 |
- Lemon追加です。 -- 2021-08-05 (木) 20:58:43
- 従来の勘亭流のフォントについて詳しく編集しました。 -- 2021-08-13 (金) 02:57:11
- 10/20削除曲5曲追加 -- 2021-09-23 (木) 06:12:58
- ノルマクリア失敗時のブーイングって廃止されましたか? -- 2021-09-27 (月) 07:58:36
- サヨナラ曲の追加とニジイロで行われたイベントの方は書かないのですか? -- 2021-12-12 (日) 18:41:33
- ↑サヨナラ曲については先月のものは反映しました。今月のは現時点は非表示にしていますので2021/12/24になりましたら解除して下さい。 -- 2021-12-14 (火) 13:29:04
- 一部のコメントを非表示にしました。 -- 2022-05-08 (日) 13:20:54
- 編集の際の手間を減らすため、サヨナラ曲の部分を整理し、リンクを貼り付けました。 -- 2023-04-09 (日) 00:27:53
- なんかニジイロでも新しい筐体が出たそうですが(まだ数はかなり少ない)それってなんか書きますか? -- 2024-01-21 (日) 18:41:33
- 微妙なところですね。個人的には結構地味に変わったところがあるので書いた方がいいかもですがそれだどとうとう筐体の種類数とナンバリングがズレるということも起こるから有識者らに任せます -- 2024-02-19 (月) 20:22:17
- ホロライブ、電音部コラボについて書きますか? -- 2024-02-10 (土) 20:48:48