フェイド

シーズは投擲するタイプのアビリティで、接地すると円状の効果範囲を形成しその中に敵がいた場合約5秒間円の外に出られなくなる。この拘束効果は強力で、ナイフ所持での走りは勿論ネオンの高速走行でも振り切ることはできない。
また、高速で回復するものの一時的に75ダメージと衰弱の状態異常を範囲内の敵に与える効果も持っている。

移動の制限と衰弱効果を同時に与えるため、相手が固まってラッシュしてきた際のカウンターとして投げるのが簡単かつ強力。仲間と連携してモロトフ・グレネード系アビリティを続けざまに投げ入れてもらえれば、壊滅的な打撃を与える事すら可能になる。

ホウントは「ウォッチャー」と呼ばれる目の付いた球体を投げ、ウォッチャーの視界に入った敵を同時にマークするスキル。
マークされた敵は(1秒程ではあるものの)壁越しでもシルエットが表示され、ミニマップにも表示される(フェイドも「○○人マーク」と喋ってくれる)。
同時にウォッチャーを基点にマークされた敵の足元に移動の軌跡(ゲーム内呼称：テラートレイル)が12秒間表示され、追跡と現在位置の推測に役立つ。

球体の投擲可能距離は静止状態で最大約25m、走り投げ等で勢いをつけると33mほどまで伸びる。
放物線の軌道自体はもっと遠くまで飛ぶように見えるが、限界まで飛ぶといきなり垂直にストンと落下しその場で展開される仕様。
ホウントを相手にする側は目玉の付いた顔を銃撃することで破壊でき、マークされるのを阻止できるが、引き換えに銃声を出して最低1人の存在を教える事になる。
時間経過で再使用できるので壊されることを前提として使ってもいいが、プラウラーの仕様(後述)も考えるとやはりマーク完了させることが理想。
ウォッチャーが展開できる足場はかなりいろんな箇所に判定があり、ウォッチャー自体のマーク可能範囲も30m以上あるため、ソーヴァのリコンボルトやサイファーのスパイカメラのように定点を覚えて投げることで窓越し・屋根上・フィールド外のオブジェクト上など、完全に敵の意表を突いた索敵が可能。

プラウラーは口の付いた黒い魔物を前方に送り出すスキル。クリックしたままマウス操作で左右の方向転換ができる。
敵を見つけていない状態では2.5秒進むと自然消滅してしまうが、ひとたび視界に敵を視認すると消滅しなくなり、敵に壊されるか敵に噛みつくまで追跡を続ける。

プラウラーに噛みつかれた敵はブラインド状態になるため、キルへの大きな助けになる。
プラウラーの特性として、テラートレイルを見つけると高速化してそれを辿り始める為、ホウントやアルティメットのナイトフォールを発動させた後に出すことで単独で完結する強力なコンボ攻撃となる。
但し、プラウラー自体はHP60しかない上に、通常の進行速度は歩きより少し早い程度な為、ピストルでも破壊は難しくない。同時に飛び出す以前の用法は難しくなった。
ジャンプ動作も出来ないなど動きに制約が多い事もあり、噛みつくまでに至るのは案外大変。

アルティメットは前方長方形の範囲(縦方向の射程：約43m)に悪夢エネルギーを波状に放つ「ナイトフォール」。
テラートレイル・衰弱効果付与に加えて食らったプレイヤーは一定時間周りの音が聞こえなくなり、視覚だけで戦うことを強いられる。効果範囲内ならば壁を貫通して必中なので、攻撃でのエントリーや防衛でのリテイク時にサイト内へ使えば撃ち合いで著しい有利が確定する。
ブリーチのローリングサンダーと範囲が似ているが、こちらはフレンドリーファイアがない点で優れている。

2022/11/15　パッチノート 5.10
　-プラウラー
　　・持続時間を短縮：3秒 >>> 2.5秒（プラウラーが痕跡を残さずに生きている時間）
　　・標的に到達してから噛みつくまでの時間が増加：0.4秒 >>> 0.6秒
　　・ヒットボックスを改善
　　・命中時の視界悪化効果の持続時間短縮：3.5秒 >>> 2.75秒
　　・標的がプラウラーのアニメーションが終わる前に瞬間移動して逃れた場合、プラウラーは不発に終わりデバフ効果を与えないように変更
　-ナイトフォール
　　・コスト上昇：7 >>> 8