Encounter

巡洋艦エンカウンター

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

・艦艇の特技
・単発魚雷
魚雷発射管内の魚雷を一発ずつ発射できる。

ゲーム内説明

203mm砲を搭載した巡洋艦の設計草案をベースとした高速艦の計画案であり、1920年代にオーストラリアの造船所で建造することが計画されていました。本案のアウトラインとレイアウトの一部は、イギリスのホーキンス級のものを反映しており、この時代としては独特なソリューションとして、主砲を三連装砲塔に収めていました。それを具現化したのがこのエンカウンターです。

解説

・主砲
前級から変わらず、203mm砲を三連装砲塔に収め、前方に2基6門、後方に1基3門の構成。
HE弾は威力が637→661と上昇したものの、AP弾の威力は前級から据え置き。
射程約12km、装填速度8.1秒も前級と変わらず、総合的に小幅な強化に留まっている。
HE弾の発火率は8%に上昇し、放火艦としての色が強くなった。
弾道は素直で偏差も取りやすく、遠距離での島越し射撃も可能なくらいには適度に高い。
203mm砲としては低威力・高発射レートとなるので、継続して射撃できる状況作りが重要。
DPMではHE弾は152mm搭載のトップグループに次ぎ、Anchorageからやや劣る程度で良好。
AP弾は前級から未強化なこともあり、DPMは同ティア巡洋艦全体で真ん中くらい。
とはいえ中近距離では軽巡や格上駆逐相手にはAPの方がよく刺さるため、弾種は使い分けていきたい。

・魚雷
英国魚雷らしく、広角では広く拡散し、挟角だと単射となる魚雷を片舷4射線備えている。
前級から射程・威力が伸びたが、装填時間が大幅に増えた(47.60秒→61.60秒)ため、扱いにくくなった。
片舷4門のため決定打にはならず、あくまで牽制用。

・対空
前級から大幅に向上し、対空警戒もⅡとなったことで、”ぼちぼち”くらいになった。
ティア10空母には太刀打ちできない。

・装甲
HPが高く、装甲防御、魚雷防御も同格巡洋艦内で中の下くらいはある。
防郭防御・火災浸水耐性が共にワーストクラス。
実質HPは対弾、対水雷とも42,276となり重巡では上位クラスとなるが、数値以上に柔らかい印象を受ける。
機動性に難がある以上は装甲で耐えたいところだが、特にTier10も混ざる戦場において、頼れるほどの装甲ではない。
なお、同格の日軽巡「高梁」と数値の上ではほぼ同じだが、あちらも柔らかい艦として扱われている。

・機動性
加減速は大巡ほどではないが悪い。
転舵速度7度/秒は悪い値ではないが、転舵所要時間(転舵を入力してから舵がいっぱいに切れるまでの時間)がワーストクラスのため、なかなか曲がらず微調整も効かず、転舵性能は悪い。
「舵を切って6秒後に、まぁまぁな感じで曲がる」
ゲーム内説明に「高速艦の設計案」とあるが、最高速度も特に早くはない。

・隠蔽性
良好。日巡の次くらいに良い。何気に生命線となるかもしれない。
隠蔽を活かした戦術として、”隠蔽を強化した上で、被発見を受けるギリギリの距離から煙幕を展開し低速機動しつつ、HEをばら撒く。他の巡洋艦なら死ぬような最前線に近い位置で積極的に立ち回れる優秀な艦”(コメ欄より引用)

・生存性
劣悪な機動性、放火艦としてのヘイトの高さから、低いと言わざるを得ない。
装甲も頼りにならないため、撃たれない状況づくりが重要となる。
ティア10とマッチするようになるため、油断すると煙幕があっても即沈没となる。

・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、改良型ディーゼルエンジンを推奨。

・艦艇スキル/艦長スキル
・戦闘指示・火花：主砲精度・主砲旋回速度が上昇する。対駆逐艦にも遠距離砲戦にも有用。
・低速用発煙装置Ⅱ：移動しながら煙幕を展開できる強力なスキルだが、使用中は速力が下がるうえ、手練の戦艦乗りは平気で盲撃ちしてくるので回避運動は怠らないようにしたい。レーダー艦にも注意。煙幕展開→回頭の順だと機動性の悪さも相まって逃げ遅れる可能性が高いため、会敵前に予め引き撃ち体勢を作っておくとよいだろう。艦長スキル「雲隠れ」でクールタイムが90秒から60秒に短縮されて回転が非常に良くなるほか、煙幕範囲、展開された煙幕の持続時間を向上させることが出来る。
・対空警戒Ⅱ：使用時には数機の敵機を撃墜できるが、攻撃前の敵機を墜とせる程の対空能力はない。Tier10空母相手だと厳しい。回数・効果時間・クールタイムを艦長スキルで向上させよう。

・装備
　・兵装　主砲精度か砲塔旋回速度
　・防御　加減速か舵
　・適正　舵か隠蔽

・エリート特性
　・新型砲撃照準器　主砲射程+4%
　・エリート砲術員　主砲装填時間-3% 主砲塔旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
Tier9巡洋という性質上苦しい場面もあるが、低速用発煙装置を上手く使えば活躍できるはず。特に引き撃ちが強い。駆逐艦には戦闘指示で高精度APを叩き込み、戦艦には高発火HEでこんがり調理してあげよう。
次級Cerberusは主砲門数も増えて楽しいので頑張ろう。

戦闘名誉章

史実

本艦は計画案を元にした架空艦であり、実際には建造されていない。

小ネタ

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