ドイツ

Last-modified: 2024-05-03 (金) 07:36:45

概要

Reichsmarine.pngKriegsmarine.png

上旧ドイツ海軍軍艦旗 下ドイツ国防軍旗

''ドイツの科学は世界一!Sieg Heil!'

史実では、第二次大戦時は駆逐艦、巡洋艦、戦艦など 決して多くはないものの様々な艦船を保有していた国。第一次大戦時には大洋艦隊を擁し、英国のグランドフリートと幾度も熾烈な砲火を交えた国でもある。
ドイツと言えば潜水艦のイメージが強く、実際本家pc版にはアメリカと並んで初期実装されたが、このゲームには登場しないので悪しからず。
史実では艦艇も揃わず苦戦を強いられたが、ゲームの中では歴史を覆す勢いで敵を倒そう。
“Allen Teilnehmern viel Glück”

ツリー艦艇

 
BB.png:戦艦(BB)CA.png:巡洋艦(CA/CL)DD.png:駆逐艦(DD)CV.png:空母(CV)

プレミアム艦艇

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Tier艦種艦名価格コメント
6駆逐艦T-616100G駆逐艦狩りが捗るドイツらしい駆逐艦
巡洋艦Admiral Graf Spee6900G巡洋艦なのに戦艦並みの主砲と射角の良い魚雷を持つ巡洋艦キラー
7戦艦Scharnhorst12200G戦艦にしては小口径だが回転の速い主砲と強力な副砲と護身用魚雷を持つインファイター
空母Graf Zeppelin12500G強力な戦闘機と小数だが威力のある爆撃機と雷撃機と巡洋並みの火力を持つ強艦
8巡洋艦Prinz Eugen12600G主砲射角の改善したAdmiral Hipper
戦艦Tirpitz14400G魚雷を貰ったBismarck
9駆逐艦ZF-614300G豊富なスキル(高速装填Ⅲ持ち)で船体性能を底上げできる

傾向と特徴

第一駆逐艦ツリー

 低ティアだと独特すぎる魚雷配置。ツリー全体を見渡すと「低速だが旋回性能に優れた船体に、そこそこ強力な主砲と威力は低いが装填が速い魚雷を装備」した、米駆とはまた違った意味でのバランスの取れた艦が揃う特徴的なツリー。個々の艦を観ていくとティア5まではドイツ海軍の水雷艇で、小柄な船体を活かした旋回性能の良さと取り回しの良い武装が特徴。
 ティア6以降は駆逐艦になり、主砲AP弾の攻撃力が他国艦を大きく上回るも…他国よりも船体が大型化するため隠蔽の良さや旋回性能が低下してしまう(それでも船体サイズの割には小回りが利く)。第二駆逐艦ツリーに比べると駆逐艦としてのバランスに優れた構成になるが、高ティアではその高バランス故に他国艦のような突出した強みを持たないままで戦場を駈ける必要がある。実装されてから長い事テコ入れも無く放置されていたが、第二駆逐艦ツリーの追加と共に一部の艦の砲性能の調整が行われたほか、最近のアプデで魚雷性能の調整も受けた事から全体的に若干の強化が入ったと言える。
 艦の特性的に他国駆逐のように「速度と隠蔽を活かして索敵を得意とする」タイプではないのもの、中ティア以降では艦艇スキルを使用して「他国駆逐艦を積極的に狩りに行ける」数少ないツリーなので是非ともドイツ🇩🇪駆逐艦に乗り敵駆逐艦を早々に港へ送り届け(まったく活躍できない悲しい試合にさせ)てほしい。まずは駆逐狩り砲の開花するティア6のゲーデを目標に開発してみよう。

  • 攻撃
    主砲・魚雷ともに装填が同格駆逐内では速目(第二駆逐ルートについては例外)で、魚雷装填中でも継続戦闘が出来るほど砲撃・雷撃のバランスが取れている。
    主砲はティア2から5までは105mm砲を装備し、口径は小さいが装填の早い高威力のAP弾で敵駆逐を圧倒できる。ティア6で128mm砲を装備し、駆逐艦だけでなく距離と狙いどころによっては巡洋艦にも大きなダメージを見込めるようになる。ティア7以降は砲口径は変わりないが、砲の搭載数がティア7とティア9で増加するので火力は順当に増してゆく。
    ただ、ドイツの特徴でHE弾の火力が他国の同口径の艦と比して低くいので重装甲艦に対してダメージを出しにくい。よって対重装甲艦の方法は平均のDPMのHE弾で燃やすか、強力なAP弾で艦首艦尾を狙うしかない。
    魚雷はティア2から4までが500mmと一回り小さめ。しかし、魚雷管発射装置が特徴的で船首方向にも発射できる。ティア5で533mmと他国と同等になるが、これ以降は威力控えめで低速だが装填が速い(ティア6以降は全て48秒であり、通常の魚雷としてはトップクラスである)という特徴が続く。隠蔽雷撃もできるが、射程や安全距離は他国(ソ連除く)に及ばない。同じ中距離を得意とする米駆に比べると、瞬間火力に劣るが手数が多いのが特徴。攻撃手段の価値は 主砲≧魚雷 といったところ。
  • 生存性
    HPも高いわけでもなく、耐性等も普通。対空は貧弱であるため、空からの攻撃には、特に警戒が必要。
  • 機動性
    全体的に速度は遅めである。ティア5までは加速力に優れ、舵も非常に良く効くので日駆よりも小回りが利く。ティア6以降は船体が大型化するので特性ががらりと変わる。しかし、大型の割には旋回性能は高めになっている。
  • その他
    ティア6からソナーが、ティア9からは煙幕が使用可能になる。ソナーが装備される前のティア5までにおいては速度は遅いが旋回性能に優れるため、艦長スキルのLV2は「魚雷アラート」がお勧めである。ティア6からソナー装備となるが船体が大型化し旋回性能が落ち込むため「戦場支援」でソナーの回数を増やすか、今まで通り「魚雷アラート」装備で動き回って魚雷を探知するかは意見の分かれる所である。また、煙幕が追加されるZ46以降では占領戦などで近接戦闘が起きた時に自分は煙幕で身を隠し、相手が煙幕を炊いたらソナーで見つけて一方的に砲撃、という他の艦には真似できない戦術も可能である。Z52の場合、主砲DPMは春雲より低いが弾道特性の違いから中遠距離では春雲に撃ち勝つことが出来る。

第二駆逐艦ツリー

 Tier6「エルンスト・ゲーデ」よりTier7「Z31」に分岐するツリー。WGの解説においては「第一ツリーよりもバランスに優れた艦が揃っている」との事だが…その実第一ツリーよりも大柄で機動性が下がった船体に、強力な150mm主砲を搭載した小型の軽巡洋艦ともいうべき曲者揃いのツリー。
 主砲にはTier7以降、150mm砲を搭載。ドイツ艦らしくAP弾は高ダメージ・高貫通であり、HE弾は口径の割に低ダメージ・低発火率となっている。特にAP弾の貫通力に優れており、巡洋艦や戦艦の艦首艦尾には十分に貫通を見込める。その恩恵の半面で、日米アジアなど装甲の薄い駆逐艦に対しては貫通力が高すぎて過貫通し、正貫通ダメージが出ない事も多い。一定の距離を保って射撃すれば過貫通は発生しないが、駆逐艦との交戦距離には十分気を付ける必要がある。第一ツリーと異なりソナーも無く、機動性も劣悪なので接近され過ぎると魚雷事故を起こしやすいという事もある。幸いに射程は仏駆にこそ及ばないものの、かなり長い。そして弾道・弾速・精度は良好なので中・遠距離でも駆逐を狙いやすい。ただし装填時間が(少なくともTier9までは)6.2秒とかなり長く、斉射を外してしまった際の隙は大きい。このため常に敵駆逐との距離感に気を配って戦おう。とはいえDPMで観ると第一ツリーの艦には劣るものの、同格内では高い水準を誇っているので癖は強いものの砲火力については文句をつけようの無い筈だ。
 魚雷はTier7~9は8門、Tier10では10門搭載。単発ダメージは第一ツリーと概ね同程度で低めだが、射程は雷駆並みまで延長されているため使い勝手は向上している。砲駆のサブウェポンとしては中々良い性能である。しかし火力の割に装填時間がかなり長く、雷速が50.02ktという凄まじいほどのノロノロ魚雷となっている(遅いと言われるあのsims魚雷ですら約57ノットである)。
 生存性に関して、HPは2格上の平均よりも高く常に同格トップであるため(あの仏ソ日砲駆よりも1000~2000ほど多い)、十分な距離を取っての駆逐艦との撃ちあいは非常に有利である。しかし加速・転舵性能の低さのお陰で、巡洋艦や空母、戦艦(特にイタリア戦艦)は他の駆逐艦以上に苦手である。一応Tier9以降は対空警戒を使用可能だが、素の対空が大したことないのであまり役に立たない。艦艇スキルにはTier7では煙幕Ⅰ×2、Tier8では煙幕Ⅰ×3、Tier9以降はこれに加えて対空警戒Ⅰを使用可能。また巨大な船体で被弾しやすく、隠蔽もTierが上がるごとにドンドン悪くなっていく(日砲駆程ではないが)。
 総論として、現状かなり厳しい駆逐艦ツリー。本家では距離を取った状態で駆逐艦を排除したり、巡洋艦の側面に忍び寄ってバイタルを抜きまくるような運用が強いようだが、正直ブリッツではその良さというのが活かしにくい状況にある。ブリッツではマッチ時間の短さから基本的に裏取りが推奨されない事、バイタルを抜いても150%ダメージにしかならず大して強くない事*1、バイタル貫通自体が所詮運ゲーな事*2、そして何よりも「駆逐艦の排除」という砲駆や巡洋艦の役割をある程度兼任できてしまう戦艦が現れた事により、残念ながら本ツリーの存在価値は揺らいでいると言えよう。

巡洋艦ツリー

 ツリー全体を見渡すと、ティア6までとティア7以降で狩りの対象が変わるものの、全体的に特定艦種を狩ることに特化した性能を持っている。
 ティア6までは「速度は遅めだが標準的な旋回性能を備えた船体に、取り回しに優れた砲を搭載」する艦が多く、AP弾を使用して駆逐艦や軽巡洋艦を狩るのに適した性能を持つ。特にこの特性を色濃く持つ艦がティア5と6となっている。
 ティア7において主砲の口径が8インチ砲に更新されてからは単発ダメージの増大と引き換えに対駆逐艦の絶大なアドバンテージを手放すことになり、この頃増えてくる重巡洋艦への対応力を重視する性能となる。ティア8においてAP弾の貫通力が強化され、条件によっては戦艦のVPを抜くことができるようになり、対巡洋艦能力に磨きがかかる。しかし、これ以降は巡洋艦に乗るプレーヤー数が少なくなることもあり、活躍の舞台が減ってしまう。

  • 攻撃
    主砲の性能が良く、集弾率、射程、AP弾の威力が優れているのが特徴だがTier7ヨルクを除いてHE弾のダメージと発火率が低い。そのため基本的にAP弾を使っていくことになる。戦艦であっても艦首や上部構造物を狙えば通常貫通や半貫通を出すことができる。ヨルクに限ってはHEも日本巡洋艦程度並に強いので、戦艦に対してはHE弾を使うと良い。
    魚雷の性能はTier5からTier10まで殆ど変化しない。特に高Tierでは隠蔽の悪さに対して射程5.4kmという短射程から、出番は殆ど無い。しかし低~中Tierでは接近戦が多く、魚雷射程に対して隠蔽も良いため、それなりに出番がある。また片舷投射可能数がTier5~8は6本、Tier9以降は8本と多いため、面制圧力が高い。中Tierでは戦艦に対しての一発逆転、高Tierでは接近してきた駆逐艦への牽制に使うのが良いだろう。
  • 生存性
    HPは平凡。Tier6までは装甲が低めになっているがティア8から巡洋艦中最強の硬さを誇る。対空はフランス巡洋艦に次いで低い。イタリア、日本とも良い勝負だが、それぞれTier8,9から対空警戒スキルを使えるようになるため高Tierほど周りに取り残されていく。
  • 機動性
    一部を除いて早くもなく遅くもない平均的な水準でまとまっている(ティア4が鬼門)。転舵性能も平均である。しかしティアが上がるにつれて加速力が戦艦並みとなる(ティア10では最高速まで24秒もかかる大和と3秒しか変わらない)。舵も効かなくなるので空母が1番の厄介な敵となるだろう。
  • その他
    Tier5以降は精密照準スキルを装備しており、Tier6以降はソナーも搭載される。どちらもドイツ巡洋艦の得意とする駆逐艦狩りと好相性なので上手く使っていきたい。

第一戦艦ツリー

 ツリー全体を見渡すと「速度は速くないが旋回性能と防御力に優れた船体に、他国より一回り小さい口径の主砲、他国よりも強力な副砲を装備」している(一部例外はある)。個々の艦を観ていくとティア3から5までが弩級戦艦、ティア6が超弩級戦艦に該当する。ティア7と8は第2次ロンドン軍縮会議以降に建造された艦で、ティア9からは計画のみの未成艦となっている。
 主砲はティア3の世界標準が305mmなのに283mmを搭載、ティア4で世界標準の305mmを搭載すると英国は343mmを開発。ティア5でも305mmのままにしたら日本が356mmを搭載、ティア6で背伸びして世界標準の380mmを搭載するものの、ティア7で世界標準が410mmになってしまい結局ティア8まで使い続ける事になる。ティア9では420mmとなり、ティア10で457mmに向上するが、一部のティアを除いて他国同格よりも小口径での戦闘を余儀なくされる事になる。
 副砲は他国よりも少しだけ射程が長く、さらに弾種がAP弾であるため駆逐艦や巡洋艦に対して高い威力を発揮する。しかし、低ティアにおける優位性はそれほどではない。ティア6で自動副砲が装備されてからが本番でティア7で全盛期を迎える。ティア8でも強力ではあるのだが、ティア9以上の戦場では主砲の遠距離攻撃力が格段に上昇するため交戦距離が自然と遠くなり、接近戦はほとんど発生しなくなってしまう(接近する前に火力で撃破されてしまう)のでそのつもりで。また、AP弾である以上、格上の戦艦等に対しては貫通ダメージが出ずに効果が出にくいというケースもある。
まぁ、いわばインファイト艦だと思えばいい

  • 攻撃
    ドイツは他国の戦艦よりひと回り口径が小さく、遠距離での精度に難があるが、装填時間に優れている(ティア3から10まで装填時間が20秒以内。このため艦艇スキル「精密照準」をタイミング良く使用すると、有効時間内にギリギリで2回撃つことができる。)また、副砲の射程が他国の1.3~1.5倍あるため攻撃力が高い。Tier6以上は自動副砲がつく。そのため、後述の耐久性と相まって接近戦を得意分野とする。
  • 生存性
    HPが他国戦艦を上回るので1対1のボクシングでは負けることはないと思われる(ただし、同時に多数を相手にできる程の優位性ではない)。他国の戦艦と比べて舷側装甲を厚めに取り、水平装甲を薄くしているという特徴がある。さらに、一部の艦を除きタートルバック方式の堅固な内部装甲(防護巡洋艦の防護甲板を発展させたモノと考えてもらえば判りやすいであろう)を装備し、バイタルパートの貫通が発生しにくい。これらの合わせ技により、砲戦における生存性はナンバー1と言える。半面、水平装甲の薄さから高弾道の砲弾に弱かったり、耐性はそれなりなため根気よく燃やされるのは苦手であったり、喫水線以下の装甲が薄いため魚雷による攻撃に弱いといった明確な弱点も存在する。
    格納
    艦名ナッサウカイザーケーニヒバイエルングナイゼナウビスマルクフリードリヒグローサー
    装甲12%12%12%15%15%15%16.5%21%
    防郭防御10%12.5%12.5%12.5%17.5%17.5%15%25%
    対水雷防御10.5%10.5%12%12%13.5%15%16.5%18%
  • 機動性
    低ティアだと米戦よりは速い程度。しかしTier7で一気に高速化し、Tier8で他国戦艦に追い付かれ、Tier9.10ではかなり悪化してしまう。機動力のピークはTier7で、グナイゼナウは巡洋艦に匹敵するほどの機動力を有する。
  • その他
    Tier5以降は精密照準スキルがつき、Tier6以上になるとソナーも追加される。ドイツ戦艦の得意な前線を張る事ができるのではないだろうか?

第二戦艦ツリー(巡洋戦艦ツリー)

低い生存性に微妙な主砲とまともな戦艦のレンジで戦うと厳しい。その代わり副砲は射程が異常に長く、門数も多い。また魚雷も戦艦のくせに長射程で門数も多く強力だが、雷速が致命的に遅い。機動力はそれなりに高く、そして隠蔽は最高峰である。
ツリー分岐が独特で、第一戦艦ツリーTier3のナッサウから本ツリーTier3のフォン・デア・タンを開発する必要がある。Tier2巡洋艦のドレスデンからは開発出来ない。

スキルは主にソナーと副砲オーバーロードで構成されているが、副砲オーバーロードⅠがTierⅤのデアフリンガーマッケンゼン、またTierⅦからは副砲オーバーロードのレベルが上がるほかソナーが追加され、プリンツ・ハインリヒは副砲オーバーロードⅡとソナーⅠを、TierⅧのツィーテンは副砲オーバーロードⅡとソナーⅡを装備している。TierⅨ、Ⅹになるとさらに副砲が強化され、Ⅸのプリンツ・ループレヒト、Ⅹのシュリーフェンはそれぞれ副砲オーバーロードⅢを装備している。

  • 主砲
    このツリーはは第一ツリーと同じように全艦が連装砲を装備している。ただし精密照準スキルはないので、注意が必要である。前述の通り高ティアに行くに連れ射程も短く門数も少ない(ツィーテンは6門と同格最少)と少しシビアではあるが、第2ツリーならではの特徴として全周砲塔があげられ、TierⅨ、Ⅹは4番砲塔が、Ⅷは3番砲塔がそれぞれ全周旋回が可能となっている。また装填時間も割と短いので、使い回しは良いといえる。口径は平均以下で、 283mm、305mm、350mm、380mm、406mm、420mmを装備している。
  • 副砲
    もはや副砲という名の主砲と言っても過言ではないくらいに重要なツールであり、手動副砲は珍しくTierⅩまで全てケースメイト式(砲塔に収まっているのではなく舷側についている)であり、射角が狭く破壊されやすいというデメリットを持っているものの、両舷に配置されているため接近戦などでは急な目標変更などが容易である。また本ツリー唯一の特徴として、副砲の弾種切り替え(HE/AP)が可能であり、第一ツリーでは不可能だった手動副砲による火災発生も視野に入る。射程はかなり長く高ティアにいくにつれ駆逐艦の主砲射程すら上回ってくる。
    自動副砲は敵の攻撃で破壊されることはないため、非常に強力な弾幕を張ることが可能。こちらも射程と精度が優秀で、口径こそ88mm~105mmと小さいものの、レートは高く容易に敵艦を蹂躙できる。片舷指向可能門数は2-2-4-4-6-8-10-12門と増えていく。
  • 魚雷
    これまでツリーの中でも一部の戦艦(グナイゼナウ)しか魚雷を使うことができなかったが、このティアではⅦから魚雷が使用可能である。その存在は絶大で、近接戦では油断した敵に手痛い一撃や浸水による継続ダメージを加えることができる。射程も長く、敵艦の予測進路や動向などを見ることができるなどメリットも多いが、残念ながら前述の通り雷速が50ktと絶望的で、近接戦でも大きく偏差を取らないと当てることが難しいほど。高ティアになれば射程9kmや10kmを超えてくるので置き魚雷としても有効だが、当たるのは稀だということを認識してほしい。
  • 抗堪性
    第一ツリーとは対称的に、本ツリーはなかなか戦艦としては残念な抗堪性である。高ティアほどその影響は大きく、装甲も薄めなうえ、HPが非常に少ない。第一ツリーのようなタンク性能は残念ながら有しておらず、扱いに気を使う必要がある。
  • 隠蔽と機動性
    先述の抗堪性の低さを補うポイントとして、戦艦としては隠蔽が最優秀であり、一部の巡洋艦すら上回る隠蔽を誇る。さらに機動性もフランスには及ばないがかなりよく、本ツリーの生存性に直結する大きなポイントである。特化も考えてもいいかもしれない。
  • 総論
    一般的な戦艦のように戦うのでは無く、隠蔽と機動性を活かして「副砲をいかに押し付けるか」が全てと言ってもいいほど尖ってはいるが、その爆発力は高ティアになればなるほど高まっていく。そんなツリーである。扱いこそ難しいが、刺されば一気に敵を破壊することもたやすい。

空母ツリー

 ブリッツ初となる、偶数Tierしか存在しないツリー。サイパンとマッチしないのは大きなアドバンテージと言える。
 艦載機は全体的に少々耐久が低め(日本よりやや高いレベル)で艦載機の総量も少なめと耐性に関しては優れていない。
また、ティア6.8では戦闘機の飛行速度が同格と比べて速く、爆撃機と雷撃機の帰還時の速度もやや優れる特徴がある。
しかし、ティア10では他国(米以外)の飛行速度が飛躍的に向上しており、それらに対しては速度のアドバンテージがあまり得られない点は注意したい。
 爆撃機は他国と異なりAP爆弾を使用可能。なかなか強力で、基本的にこちらが主なダメージソースとなる。AP爆弾なので貫徹力も高く、Tier上昇による貫徹力上昇に伴って、戦艦や巡洋艦に対して良く刺さる。その一方駆逐艦に対しては過貫通を起こしやすくなってしまう。精度はそこそこ良く、駆逐艦にもある程度命中する。過貫通もするので対駆能力はあまり高くないように思えるが、Tier8以降は一度に出撃出来る機数が増えるため、集中させることでかなりのダメージを与えることが出来る。流石に英空ほどの安定感はないが、当たるんだか当たらないんだかよく分からない上に整備時間も長い米空よりは遥かに良い。その他にも比較的小規模中隊でかつ単機の整備時間が短めなので、サイクルが早いという利点もある。一方、特にTier8以降で、搭載数の割に一度に出撃させる数が多いため枯れやすい。敵戦闘機と高対空艦には注意が必要である。
 雷撃機は1中隊扱えるが、ダメージ・浸水率共にパッとしないのでサブウェポンとなる。雷速がかなり速く、日空の様に拡散せず、英空の様な激細雷撃幅でもないので非常に使い易い。その反面、単機の整備時間が長く特にTier8以降は中隊規模も大きいので*3、中隊整備時間が非常に長くなる。そのため爆撃機との攻撃サイクルは全くと言ってよいほど噛み合わない。あくまでサブウェポンであり、爆撃機が枯れやすいことから、場合によってはこちらを先頭にして出撃させた方が良い事もある。
 戦闘機は本ツリーの長所の一つ。Tier6時点では飛行速度が速い事と搭載数が多めな事くらいしか褒める点がないが、Tier8以降は3機2中隊の数の暴力で非常に強力になる。単機性能は頼りないので、基本的に2中隊まとめて使おう。Tier8以降の短所として、一度に6機出撃させるのに対して搭載数が少ないので、パーセバルは2回、リヒトホーフェンは3回全滅するともう1中隊しか出せなくなってしまう。丁寧に使おう。
 母艦の防御性能は他国より高い。HPがやや高めで、艦艇スキルにはTier6以降は副砲オーバーロード、Tier8以降は対空警戒、Tier10ではソナーも使えるようになる。自衛用の艦艇スキルは至れり尽くせりと言ったところだろう。Tier6以降は自動副砲も非常に充実しており、何も考えずにふらふらと近づいてきた駆逐艦程度であれば普通に処せる。プレドイツ空母の主砲の様に積極的に使えるものではないが、終盤の詰めと自衛用には頼りになる。
 総論としてTier4,6と8,10でかなり特性が異なるため、順番に解説して行く。まずTier4はパッとしない性能。搭載数の少なさとダメージの低さから、とにかく火力が出ない。艦載機の飛行速度と母艦の速力が速い事くらいしか取り柄が無い。Tier6はTier4から格段に火力が上がり最低限の戦闘機も備えるようになるため、現状中々強い空母と言える。Tier8以降は強力な戦闘機が追加される。流石に火力では英空に劣るが、特に制空したい艦長にはオススメである。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 第2駆逐ツリーの傾向と特徴を分かる範囲で追加。 -- Holy_Roman_Empire? 2022-04-03 (日) 02:44:42
  • 駆逐ツリーに関してアプデで変更された部分を反映して文章を書き替え -- 2022-05-03 (火) 21:51:47
  • 空母ツリーの解説を書きました。 -- Holy_Roman_Empire? 2022-06-10 (金) 03:40:11
  • 何故かBグローサーのページが消えていたので追加。 -- 2023-12-29 (金) 23:52:35
  • Black Roon追加。 -- 2024-03-09 (土) 19:09:27

コメント欄

  • 独第二駆逐ってグラーフシュペーツリーっていう認識でいいのかな() -- 2023-04-08 (土) 14:07:57
    • どういう発想です? -- 2023-04-08 (土) 14:34:58
      • 駆逐に過貫通する主砲、船体軽巡、魚雷「一応ついてる」くらいのレベルって考えるとシュペーと似てるなと思って -- 2023-04-08 (土) 14:45:57
    • アドミラル・グラーフ・シュペーがそもそもツリー艦ではない上に、駆逐艦でもなく、しかもtier6にしか過ぎないので、何を話しているのか、全く意味が分からないです。もしかして、乗せるレジエンド館長の話しかな? -- 2023-04-08 (土) 14:59:58
  • 空母でバイタル貫通確率が1番高いのはグラーフですか?リヒトですか? -- 2023-05-11 (木) 18:13:04
    • うーん…中隊機数が12機と8機だし…1機あたりの確率は分からないけど総合的にはリヒトの方が圧倒的だと思われる -- 2023-05-11 (木) 20:53:10
  • グローサーツリーで、売らずに手元に置いておきたいのはどの艦? -- 2023-07-28 (金) 13:32:00
    • 全部。特にグナイゼナウ、グローサー -- 2023-07-28 (金) 14:04:16
    • 戦艦は日本艦は大和まで、アメリカ艦はコロラドまで進めてて、ドイツ艦ツリーは始めたばかりでどうなのかと思って。グナイゼナウとグローサーは、解説読んでもそうだなとは感じていたよ。ビスマルクはどうなんだろうね? -- 木主? 2023-07-29 (土) 12:18:07
  • グナイは圧倒的シルバー不足で売ったけど、見た目もいいしつよつよやね -- 2023-07-29 (土) 12:19:32
  • ドイツ戦艦の艦長をグローサーまで乗せて育てる場合、スキルⅤ操舵力upの命知らず・精密射撃+1の超火力・修理班でHP15%回復のサバイバルリスト、Ⅷ火災ダメージ-15%の消化器・HP25%以下で主砲副砲装填-7.5%のアドレナリンラッシュ、Ⅻ甲板防御性能+10%と火災発生率-10%の水平防衛専門家、主砲の防郭ダメージ+7.5%の中央防郭攻撃、のそれぞれどれを取得すれば良いかな? -- 2023-08-02 (水) 12:01:41
    • 5は運用次第じゃない?一発でも多く敵の弾を避けるように動くなら命知らずも面白そうだし、精密もっと欲しいってなるなら超火力。それと無難に耐久上げるサバイバリスト。8は消火器一択だと思う。だってスーモとかスーモとかスーモ(以下略)12もそういう訳で自分なら水平防御とるかな。バイタルなんて運だし、1試合に5枚抜いたとして何ダメ増えるんだ?っていう。 -- 2023-08-02 (水) 20:56:05
  • 戦艦は日本は大和まで、アメリカはコロラドまで開発してる。ドイツはケーニヒまで進んでるんだけど、うまく扱えきれない。舷側が硬く副砲が強力だから、つい突出してボコボコにされてるんだけど、かといって日本艦みたいに10キロ台で撃ちあってると、主砲弾はバラけて与ダメは少な目で、甲板が薄いから被ダメーを多くもらってしまうし。ドイツ戦艦乗りの人、アドバイス下さい。ネルソン・出雲(買い直した)の変態戦艦好きな身内の小学生に、今度はグローサーをねだられてて(汗) -- 2023-08-05 (土) 08:46:48
  • シェリフェツリーの艦長レベ6はソナーとなんでも屋どっちがいいんだろ… -- 2023-08-18 (金) 10:00:05
    • 偵察と警戒が基本だと考えますが、ソナー使うの苦手な人もいるでしょうから、その場合はなんでも屋さんのほうが良いと思いますよ。 -- 2024-02-04 (日) 09:05:54
  • tier9フリードリヒ・デア・グローセとtier10グローサー・クルフュルストでソナ➖を4回使い切る事は割とある?艦長スキルlevel2のソナ+1と魚雷アラートの魚雷探知範囲+15%のどっちが良いかな?と思って。tier9・10環境でも素のソナー3回で充分なのかな? -- 2023-08-30 (水) 10:59:45
    • グローサーに何百回と乗っていますが3回でソナーが足りないと思ったことはないです。私はソナーが切れた時や奇襲による魚雷を減らすためにアラートにしてます。 -- 2023-08-30 (水) 16:36:13
    • コメありがとう。ドイツ戦艦はようやくビスマルクを開発したばかり。ソナーは2回使う時は割とあるけど3回は時々で、正直4回目が要るかどうか疑問だった。tier9~10環境ではまた戦い方が変わるのかもと質問しました。魚雷アラートにしてみるよ。 -- 木主? 2023-08-30 (水) 17:30:22
    • エリア占領の時ソナー持ちの艦艇がいなければ最初から躊躇なく使ってます -- 2023-09-12 (火) 13:30:43
  • 独空艦長ってソナーと対空警戒を強化するスキルをとった方がいいでしょうか?また、艦長レベル9のスキルは、接近戦専門家と、爆発物専門家のどちらの方がいいでしょうか? -- 2023-10-29 (日) 18:15:19
    • エアプ発言ですが、聴音対空砲火強化はとったほうがいいですね。また、lv.9スキルは個人的には接近戦専門家を取ると良いかと。あくまでエアプなので経験者の発言を参考にしてくだされ。 -- 2023-10-29 (日) 18:21:26
    • ソナー・対空警戒を強化するスキルは取り、爆発物と接近戦では接近戦を取る方がメリットは高いと思います。 -- 2023-10-29 (日) 18:59:29
      • AP爆弾って爆発物専門家のメリットが少ないんですか? -- 木主? 2023-10-29 (日) 19:28:18
  • ドイツ艦は砲少なめで硬くて近接で殴り合いするマンのイメージ。 -- 2023-12-10 (日) 23:57:20
  • アドミラル シュローダーどこ? -- 2024-01-24 (水) 00:28:01
    • 巡洋艦から行けるね。ドイツからはいけない。フランス巡洋艦のデュプレクスなんかは実装されてはいるけど、作られてないみたいだね。 -- 2024-01-24 (水) 01:57:58
      • 作りました! -- 2024-01-24 (水) 10:23:41
  • テンプレートはるだけではやっぱりうまく艦艇のページ作れなかったので、Black Roonのページ作るのは、理解しているかたにお任せしますね。 -- 2024-03-08 (金) 23:45:10
    • もしもしでやったら、めちゃくちゃ面倒でした。自分でやったよ。 -- 2024-03-09 (土) 19:01:41
  • 第二独戦の副砲について質問なんだけど、戦艦に対してHE撃った方がいいの? 個人的に、発生するか分からん火災より、半貫通覚悟で(跳弾…ナニソレオイシイノ)単発ダメージの大きいAP撃ったほうがいいかなと思ってるんだけども -- 2024-04-21 (日) 19:12:23
    • 敵の柔らかい部分である艦首や上部構造を狙い撃てる角度や姿勢であれば、私はAP弾を選択しています。これらが狙えない角度や姿勢の場合、やむなくHEに変えていますね。考え方は色々あると思いますが参考までに。 -- 2024-04-21 (日) 19:24:37
      • ありがとうございます -- 2024-04-22 (月) 08:33:30
  • シュリーフェンツリーの艦長スキルの質問なのですが、消化器とアドレナリンはどっちがいいですか? タイマンで時々ヘルスギリギリで勝ったりするのでアドレナリンも捨て難いなと思いまして -- 2024-04-26 (金) 09:36:46
    • あとロマンも理由にあります() -- 2024-04-26 (金) 09:37:33
      • 圧倒的消化器です。hp3割切ってるタイミングで出せる火力なんてたかが知れてますし、そもそもそんなヘルスが減った船敵からしたら最優先目標です。(浮かんでる時間が少ない) オマケにシュリーのアドレナリンは1:1の状況でしかギリギリの高火力は生きません。1:複数 の時点で役に立ちませんし、そもそも1:1は交戦距離の長い10ではレアケースなので、、、とここまで書けば伝わりますかね -- 2024-04-26 (金) 14:13:19
      • 御意見ありがとうございます、確かに中tierならともかく10でしたね、忘れてました… -- 2024-04-26 (金) 14:43:22
  • エピック艦長のレナ実装ですね。サバイバリスト+は、超火力や命知らずと同じレベル5。またなんでも屋+は、偵察と警戒と同じレベル6。ドイツ艦長としては、艦艇の選定を考えないといけないかも。当てた人は、プレミアム艦専用として運用するのが良いんでしょうかね。因みにあんはるとは精密照準・高速装填・ソナーなどを備えてはいないため、スキルと干渉はしないようです。 -- 2024-05-03 (金) 07:36:44

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*1 本家ではバイタルによるダメージは修理班で回復できないなど、同じダメージであっても質の違いが存在する
*2 バイタル貫通は、通常貫通した砲弾の中から一定確率で発生する
*3 Tier8のパーセバルは5機中隊、Tier10リヒトホーフェンに至っては衝撃の7機中隊である