Pz.Kpfw. III Ausf. J

Last-modified: 2023-06-07 (水) 15:29:55

G10_PzIII_AusfJ.png

Tier 4 ドイツ 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)50/30/50本体価格(シルバー)138,000
最高速度(km/h)前進64マッチング範囲(戦闘Tier)4~6
後退20派生元車輌Pz. III E
隠蔽率静止時0.29
移動時0.21

パッケージ

Pz. III/IV
E:13,480
S:315,000
Pz. III J
E:3,800
S:138,000
PzKpfw IIIJ
E:1,805
S:15,080
PzKpfw IIIL/M
E:5,120
S:39,520
PzKpfw IIIN
E:5,910
S:54,550

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Pz. III JMaybach HL 108 TR5 cm Kw.K. 38 L/42Pz.Kpfw. III Ausf. JPz.Kpfw. III Ausf. J310FuG 5
32040 / [29.33]30/30/30310
17.161.1/1.5/2.646330
PzKpfw IIIJMaybach HL 120 TR5 cm Kw.K. 38 L/42Pz.Kpfw. III Ausf. LPz.Kpfw. III Ausf. J310FuG 7
35045 / [44.56]30/30/30415
18.691.0/1.1/1.746330
PzKpfw IIIL/MMaybach HL 120 TRM5 cm Kw.K. 39 L/60Pz.Kpfw. III Ausf. LPz.Kpfw. III Ausf. L350FuG 12
44045 / [52.95]30/30/30710
22.211.0/1.1/1.744330
PzKpfw IIINMaybach HL 120 TRM7,5 cm Kw.K. 40 L/43Pz.Kpfw. III Ausf. LPz.Kpfw. III Ausf. L350FuG 12
44045 / [51.04]30/30/30710
21.411.0/1.1/1.744330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
5 cm Kw.K. 38 L/42AP
APCR
HE
30
5G
18
60
96
25
70
70
90
27.911,9542.300.48
7.68
3.53
76+20
-10
0.48
6.14
3.53
5 cm Kw.K. 39 L/60AP
APCR
HE
30
5G
18
67
130
25
70
70
90
25.531,7872.300.40
5.12
2.82
93+20
-10
7,5 cm Kw.K. 40 L/43AP
APCR
HE
70
7G
38
103
139
38
110
110
175
15.001,6502.500.40
5.12
2.82
70+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier4ドイツ中戦車
    大戦初期のドイツ陸軍の主力であったPz.Kpfw. IIIの後期生産型である。
    中戦車とは思えない高い機動力が特徴。
     
  • 火力
    PC版とは異なり、2cm機関砲、3,7cm砲および短砲身7,5cm砲が削除され、代わりに長砲身7,5cm砲が追加されている。
    いずれの砲も俯角が-10°と良好で射撃機会に困ることは少ない。
    • 5 cm Kw.K. 39 L/60
      初期砲から貫通力と精度を向上させた物で、特に精度はかなり改善されている。ただしDPMが低下しており、照準時間も据え置き。
      貫通力はAPで67mmと頼りなく、格上戦車に対しては弱点を丁寧に撃ち抜いていく必要がある。
      しかし、APCRは130mmと格上車輌にも対応できる程高い貫通力を持っている。手持ちのシルバーと相談して出来るだけ沢山APCRを積んでいきたい。
      ちなみに弾は初期砲と共用。
    • 7,5 cm Kw.K. 40 L/43
      最終砲。4号戦車に搭載されている43口径の7,5cm砲。
      性能もPz. IV Dに載せられているものと同じで非常に優秀。
      照準時間がすこし長めなのも一緒。
      じっくり腰を据えて撃つというよりかは機動力を活かして側面をとり、精度に頼らない戦い方をするのが理想。
       
  • 装甲
    中戦車化したことにより移動時の隠蔽率が大幅に減少しているが、装甲はPz. III Eと比べてかなり増加しており、快速戦車としては十分である。
    • 車体
      前面上部の装甲は50mmに20mmの空間装甲がついており、合計70mm。空間装甲がついていない機銃口や操縦手の覗き窓周辺、車体下部は50mm。
      垂直装甲なので同格相手だとあっさり抜かれてしまうが、非力な機関砲程度ならほとんど跳ね除けることが出来る。
      側面は相変わらず30mmと薄いので、接近されたら良好な車体旋回速度を活かして、できるだけ相手に正面を向け続けたい。
    • 砲塔
      追加装甲20mm+防楯30mm+本装甲30mmの三重装甲で合計80mm。
      本装甲の範囲が広く、それなりの硬さを持つといえる。
      キューポラは90mmと分厚く、他の車輌とは異なり弱点ではない。
      残念ながらTier5以上には容易に抜かれるのであまりあてにはならないが、取れる俯角を活かし積極的にハルダウンすれば車体よりは弾いてくれるかもしれない。
       
  • 機動性
    最高速、出力重量比ともにPz. III Eから少し低下しているが、中戦車としては未だに高水準な上に、履帯性能が向上している為それほど気にならない。
    また、追加グローサリーが装備可能で、装備すれば更に機動力を上げることが出来る。
     
  • 総論
    CS版独自仕様として、高機動力はそのままに強力な長砲身7,5cm砲が使えるため、PC版とはかなり印象が異なる。
    タイプとしてはCromwellに近い。
     
    高い機動力と火力を活かして、偵察・側背面取り・敵軽戦車の迎撃・自走砲狩りなど、他の中戦車よりも柔軟な動きができるのは明確な長所といえるだろう。
     

史実

ヒトラー政権下でのドイツ再軍備計画において、対戦車戦闘を行う機甲戦力の中心として計画されたのが本車である。
支援戦車である4号戦車とともに運用されることが想定されていた。
特徴は3人が配置される大型砲塔と無線機の全車装備で、これにより高度な連携戦闘を可能にした。

 

主力戦車として開発されたにもかかわらず生産は遅れ、1937年から1938年末までにA型からD型がそれぞれ少数生産されたのち、3号戦車の標準となったE型がようやく生産されるようになったが、ポーランド戦に参加したのは全部で数十両のみであった。
半年後のフランス戦においても依然として十分な数は揃っていなかった。

 

フランス戦までは3,7cm砲を搭載していたが、ポーランド戦やフランス戦の戦訓から装甲が強化されるとともに、1940年代半ばより5cm KwK38 L/42が装備されるようになる。
この頃からようやく数がそろい始め、北アフリカ戦や独ソ戦では数的主力となっていた。
ところがソ連のT-34KV-1といった戦車に対しては、新たに装備された威力の高い5cm KwK39 L/60をもってしても性能的に対抗することが困難である一方、最大限強化されて垂直50mmという装甲は、それらの戦車が装備する76.2mm砲を防ぐには不十分だった。
その上設計上の制約からこれ以上強力な砲を搭載することが不可能であったため、主力戦車の座を強化された4号戦車に譲り、さらに後継者たる5号戦車パンターの生産が1943年に始まると、シャーシの生産は終了した。

 

一方、1942年から7,5cm KwK37 L/24を装備した火力支援の性格が強いN型が生産されたほか、3号戦車の車体は3号突撃砲のベースとなっている。

 

コメント

  • 今回のアプデで、使って楽しい無双戦車になった! -- 2023-06-07 (水) 04:29:45
    • 体力ありすぎですよね。的中突破の成功率が上がった。 -- 2023-06-07 (水) 15:29:55