AMX AC mle. 48

Last-modified: 2022-12-22 (木) 22:12:21

F36_AMX_AC_Mle1948.png

Tier 8 フランス 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)150/55/40本体価格(シルバー)2,570,000
最高速度(km/h)前進50.0マッチング範囲(戦闘Tier)8~10
後退16.0派生元車輌AMX AC 46
発見可能範囲(m)静止時352.97
移動時389.70

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7
AMX AC 48
E:70,000
S:2,570,000
エンジン
E:11,500
S:55,000
主砲
E:38,000
S:127,550
無線
E:8,500
S:54,000
履帯
E:28,000
S:29,500
エンジン
E:20,000
S:78,000
主砲
E:52,000
S:339,000
戦車
Foch
E:178,250
S:3,670,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
AMX AC 48
Maybach HL 23090 mm AC DCA 45AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 508
57526 / [24.27]---/---/---400
11.561.4/1.5/2.626370
LVL.1
エンジン
Maybach HL 230 P 45F90 mm AC DCA 45AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 508
75026 / [31.63]---/---/---400
15.071.4/1.5/2.626370
LVL.2
主砲
Maybach HL 230 P 45F100 mm AC SA47AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 508
75026 / [31.47]---/---/---400
14.991.4/1.5/2.626370
LVL.3
無線
Maybach HL 230 P 45F100 mm AC SA47AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 528F
75026 / [31.49]---/---/---750
15.001.4/1.5/2.626370
LVL.4
履帯
Maybach HL 230 P 45F100 mm AC SA47AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 528F
75028 / [33.74]---/---/---750
15.001.3/1.4/2.426370
LVL.5
エンジン
Maybach HL 230 P 45F100 mm AC SA47AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 528F
85028 / [38.24]---/---/---750
17.001.3/1.4/2.426370
LVL.6
主砲
Maybach HL 230 P 45F120 mm AC SA46AMX AC mle. 48AMX AC mle. 481,200SCR 528F
85028 / [37.81]---/---/---750
16.811.3/1.4/2.426370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー・機関砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
90 mm DCA 45AP
APCR
HE
255
12G
255
212
259
45
240
240
320
---
---
1.46
1,000
1,250
1,000
720
720
720
9.522,2851.700.3480+18
10< >10
-6
100 mm AC SA47AP
APCR
HE
1,030
10G
650
232
263
50
300
300
400
---
---
1.76
1,000
1,200
1,000
720
720
720
7.502,2502.300.3472+18
10< >10
-6
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度
連射[間隔
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
120 mm AC SA46AP
APCR
HE
1,060
12G
900
257
325
65
400
400
515
---
---
2.42
1,067
1,334
1,067
720
720
720
4.57
連射[2.70]
弾倉[34.00]
1,8282.700.3766
[3×22]
+18
10< >10
-6

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

Tier 8のフランス駆逐戦車
AMX-50の車体をベースにした対戦車自走砲の1948年案である。
仏駆逐戦車ルートの自動装填装置車輌の始まりであり、これまでの運用とはやや趣が異なる。

 
  • 火力
    単発砲は両方ともAMX AC mle. 46からの引継ぎだがTier 8駆逐戦車の主砲としてはやや性能が不足しているので早めに最終砲を開発しよう。
    射界は左右とも10度。
    • 90 mm AC DCA 45
      初期砲。
      AMX AC mle. 46からの引き継ぎ砲。
      単発火力240、貫通力は通常弾(AP)212mm・課金弾(APCR)259mm。
      Tier 8駆逐戦車の主砲としては貫通力・単発火力ともに不足している。
      課金弾を主軸として多くもち出撃しよう。
       
    • 100 mm AC SA47
      中間砲。
      同じく、AMX AC mle. 46からの引き継ぎ砲。
      単発火力300、貫通力は通常弾(AP)232mm・課金弾(APCR)263mm。
      初期砲よりはだいぶマシになったがTier 8駆逐戦車の主砲としては貫通力・単発火力ともに少々不足。
      重装甲車両向けに課金弾を多めにもち、敵車輌によって使い分ける工夫が必要。
       
    • 120 mm SA46
      最終砲。
      1セット3発の120mm自動装填砲。
      単発火力400×3を連射間隔約2.70秒で発射し、弾倉合計火力は1,200となる。
      貫通力は通常弾(AP)257mm・課金弾(APCR)325mm。
      通常砲時代から精度が大幅に悪化してしまったが、照準時間・砲旋回時の照準拡散・総弾数が強化されている。
      優秀な貫通力を持ち、通常弾でもTier 9、課金弾ならTier 10重戦車に十分に対抗することができる。
      オートローダーなのでDPMはそれほど気にならないが、DPM自体は1,828と群を抜いて低く、Tier 7駆逐戦車と比べても底辺レベルである。
      ダメージチャンスはしっかりと取っていきたい。
       
  • 装甲
    AMX AC mle. 46から車高の低いスリムな形状になり、被弾面積が削減され隠蔽性も改善した。
    正面装甲は30mm増厚され傾斜角度も増したため、防御面はTier相応に強化されている。
    ただし肝心の俯角が-6°と酷く劣化しているため、前身のようなハルダウンは難しくなってしまった。
    更に戦闘室上部の巨大な弱点もしっかりと受け継いでおり、やはり互いに見えている状態での撃ち合いは非常に不利である。
    耐久力は1,000と非常に低く(同格軽戦車より低い)、気を抜くと一瞬で蒸発する羽目になりかねない。
    • 正面装甲
      前述の通りAMX AC mle. 46から強化され150mm+傾斜で270mm相当(APで240mm相当)となっている。
      しかしながら車高の低さが仇となり敵車両からの撃ち下ろしで傾斜が相殺され易く、昼飯の角度が難しいことも相まって思っているよりも抜かれやすい。
      生かすも殺すも相手から見た傾斜次第であり、大きくない俯角を上手く使い丘の下から相手に打ち上げさせるような形に持っていくことができれば、相手に悪夢を見せることも可能ではある。
      正面下部は100mm傾斜装甲で200mm~相当。
       
    • 側背面装甲
      側面装甲は55mm垂直であり相変わらず薄いが、自走砲の榴弾が貫通する確率は低減している。
      背面は40mm、予備履帯部分は+10mmとなっている。
      15榴が垂直に直撃すると一撃死する可能性もあるのでT49O-Hoには要注意。
       
    • 前部機銃塔
      正面は150mmの垂直装甲であり、このTier帯の戦車砲であればほぼ貫通される。
      内部に装填手が配置されている。
       
    • 測距儀
      機銃塔と同じく正面は150mm厚。
      左右に伸びている部分は装甲厚50mmの空間装甲。
      無痛点で貫通されてもそれだけでダメージは入らないのだが…向かって左側の箇所を貫通されると、後ろにある後部砲塔に被弾することになる。(この時後部砲塔に弾痕はつかないので分かり難い。)
      こちらには車長が配置されている。
       
    • 後部連装機銃塔
      正面は50mm厚。
      前述の二つの部位に遮られ直接射撃することはほぼ不可能なのだが、上記のとおり測距儀を貫通してきた弾が命中することがある。
      内部にはご丁寧に砲手が配置されている。
       
  • 機動性
    相当に優秀であり、中戦車に勝るとも劣らない加速旋回性能を持っている。
    戦場の流れに合わせ、常に適切な位置から射撃を行うことができるだろう。
     
  • 総論
    Foch系車両全てに言えることだが、硬い前面装甲を持ちながら分かりやすい弱点と低い耐久力を抱えているがために近距離戦には危険が伴う。
    しかし狙撃にだけ傾倒していると装甲や機動力といった本車ならではの長所を生かすことが出来ず精度もあまり良い方ではない。
    交戦距離や地形、敵車両の攻撃性能や位置の把握がきわめて重要である。
    自動装填装置により瞬間火力1,200を叩き出すことができる上機動力も併せ持つため、状況によっては積極的にダメージ交換をするなど、ある程度自らダメージチャンスを作り出すことができるのは他の駆逐戦車には無い魅力だ。
    弾倉交換時間は長いため、隙を突かれないように味方の位置や射撃後の退路はこれまで以上に気を配ろう。

史実

本車はAMX社内で研究されていた120mm砲を搭載する駆逐戦車の設計案である。
1946年から1947年にかけてはヤークトパンターに似た車体形状の設計案が作成されていたが、1947年末ごろに大きく設計が変更され、IV号駆逐戦車のような段差のない平坦な車体形状へと改められた。
また、それと前後してベースとなる車両がAMX M4 mle. 45からAMX50へと変更されている。

 

本設計案の最大の特徴は、車体後部エンジンルーム後上方に連装式の回転銃塔が設置されていることである。
前の設計案から引き続き設置されている車体前面の単装銃塔と合わせて、計3門も15~20mm機銃を装備するという重武装ぶりであり、設計案が幾度か改定される中でも(もう一つの特徴である車体上面の測距儀でさえ一度は搭載されない案が出たにもかかわらず)一貫してこの重武装は維持され続けた。

 

本設計案は1948年から1950年ごろにかけて研究が続けられ、この研究結果を基にフォッシュ自走砲が製造された。

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