春雨

Last-modified: 2021-06-09 (水) 23:21:32

1903年 大日本帝国 駆逐艦 春雨型

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日本ツリーの低ティア駆逐艦。購入価格は500シルバー。
本型は日本初の国産駆逐艦である。日本駆逐艦の母とも言える存在だが、癖が強い為駆逐艦入門には適さない。峯風吹雪にしよう。どうしても低ティア駆逐艦で遊びたい場合は中国艦の龍江を選んだ方がいいかもしれない。
中国の龍江に比べるとこっちの方が殆どの面で低性能
とは言え、本艦もボイラーを積み装甲を全て外した場合は38ノット超の速力を発揮可能。

他画像

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Ver.2.00.032以前の母港画像。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1903国家大日本帝国
艦種駆逐艦対潜×
耐久値8280戦闘成績(BR)70
無装甲排水量(t)285無装甲速力(kt/h)37.9(36.0)
基準排水量(t)375最大速力(kt/h)32.0(30.5)
最大排水量(t)410最大舵角38.0
可視距離(km)8.4(8.0)絶対視認距離(km)-
アンロック費50000S購入費用500S
130G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部0.20.20.25
舷側部0.40.40.45

搭載武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 7.6cm 四一年式 単装砲30010.74151260100/100
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
40口径 7.6cm 四一年式 単装砲30010.74151260100/100
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)雷速(kt)基本弾数
48cm 三八式 甲型 ホワイトヘッド魚雷270012.13810272315
48cm 三八式 乙型 ホワイトヘッド魚雷27006.53810244015

※副砲と魚雷は共通の装備スロット。
※一番主砲が対潜スロットとして使用できるが、現状では対潜兵器は装備できない。

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
改式榴弾(榴弾発火率+18%)特殊塗装(隠蔽性+7%)制動機(後進加速度+10%)消火器(自艦火災継続時間-12%)
魚雷発射管旋回装置(魚雷発射管旋回速度+11%)特殊塗装(隠蔽性+8%)ビルジキール(安定速+10%)排水ポンプ(自艦浸水継続時間-12%)
魚雷装填装置(魚雷装填時間-10%)電波探信儀(理想発見距離+5%)スクリュー(エネルギー交換率-10%)鋼鉄甲板(榴弾被弾ダメージ-10%)
装甲破壊魚雷(魚雷浸水発生率+15%)精密探信儀(強制発見距離+8%)副舵輪(横滑り防止+9%)×
新型魚雷(魚雷ダメージ+15%)精密探信儀(強制発見距離+9%)ボイラー(巡航速度+5%)×

立ち回り方

船体がとにかく小さいので隠蔽率が高く、目視でも確認しづらい。更に機動性が高く、上手くいけば敵弾を回避できる。
駆逐艦全てに言えることだが、機動性を高めるために部品のボイラーを付けたり、装甲を限界まで減らそう。駆逐艦の装甲を増やしても防御力の増加には繋がらない。むしろ装甲を減らして機動性を上げた方が効率がいい。
高い隠蔽と機動性を駆使して、戦艦などへの肉薄雷撃をしよう。
かつて部品のダメコンが実装される前は、上手い人はこいつで高ティアまで出張し大和すら沈めていた

本艦の天敵は砲門数が多く速射能力に優れる巡洋艦、具体的にはセントルイス筑摩などである。もし戦力的劣勢が明らかで勝ち目が無いと判断したら、エキスパートモードでは陣地占領も検討しよう。その際、不規則に円を描くように動くと狙いを絞らせずに済む。

主砲

7.6cm単装砲を2基搭載しているが、門数の少なさと威力の低さが足を引っ張る。
駆逐艦同士の砲戦でさえ遅れを取りかねない低スペックで、出番は殆ど無い。敵艦に雷撃を敢行する際に主砲を撃つのは自らの存在を暴露するようなものなので、その意味でも使用する機会は少ない。
いっそのこと軽量化のために外してしまうという手もあるが、魚雷で仕留めきれなかった瀕死の相手に止めを刺す場合などに主砲が無いと対応能力が下がり、足を掬われかねないのも事実。弾数を最小限にした上で残しておくのが無難な選択だろう。

魚雷

2種類から選択可能。
甲型魚雷の射程距離は同ティア中国駆逐艦の龍江の二倍近くあるが、雷速が極めて遅いので注意。
乙型魚雷は射程距離が短いものの高速で避けられにくいので、基本的にはこちらの方が使い勝手が良い。
単装魚雷二基のみと打撃力には不安が残るが、島影などを利用してうまく立ち回ることが出来れば、戦艦主砲並みの装填速度で次々に魚雷を投射することが出来る。

対潜

スロットのみ存在しているが、現状では実装されている対潜兵器は搭載不能。

装甲

紙。
会敵する可能性のある河内カイザードレッドノート等の戦艦主砲弾をまともに受けてしまった場合、一撃で蒸発しかねない。
最低限まで削って機動力を底上げし、そもそもの被弾率を下げるようにした方が良い。

機動性

速度に関しては低ティアとは言え流石に駆逐艦。デフォルト状態でも30ノットオーバーを発揮可能である。ボイラーを搭載した上で装甲を削り、余計な砲弾も減らしてしまえば速力で悩まされることはないだろう。
一方で旋回性能は、駆逐艦としては舵角が狭い部類。反応性は申し分ないものの、舵を切るとやや大回りになってしまうため注意しよう。
なお、島影から出たり入ったりする場合はともかく、敵艦が目視出来る状態で開けた海域を航行する際は多少面倒でも回避運動を怠らないこと。如何に小柄で隠蔽性が高い本艦と言えども、直線航行ばかりしていては未来位置を読まれて砲撃を受けてしまう。

総評

高い機動力を活かして敵艦に肉薄、必殺の魚雷を叩き込む……には性能的に些か厳しい。
本艦最大の強みは、艦体の小ささから来る被弾率の低さと隠蔽率の高さにこそある。敵艦が本艦から注意を逸らした隙に島影などから忍び寄って攻撃を仕掛ける暗殺型駆逐艦であり、この戦術を十全に駆使出来た場合は高ティア戦場での活躍も夢ではない
しかし、その癖の強さから初心者向きの駆逐艦ではないことも事実である。


歴史背景

春雨型駆逐艦(はるさめがたくちくかん)は、大日本帝国海軍の駆逐艦の艦級。
明治33年度計画で建造された駆逐艦。イギリス製駆逐艦を導入した海軍はその長所を取り入れた国産駆逐艦の建造に着手した。本級7隻は初の国産駆逐艦であった。
1903年6月26日、横須賀造船廠で竣工し、軍艦に編入され駆逐艦に類別された。
1904年、日露戦争が勃発し、旅順口攻撃、黄海海戦に参加。同年10月11日、旅順沖で触雷し士官室から後方の船体を喪失し、呉工廠で建造中の同型艦霰の後半部分を接合する工事を同年11月29日から着手し、翌1905年1月7日に修理完了して復帰した。日本海海戦では第1艦隊第1駆逐隊司令艦として参加し、5月27日の夜戦で僚艦夕霧と衝突事故を起こした。その後、樺太の戦いにも参加した。
1911年11月24日、三重県的矢湾菅崎付近で荒天により擱座沈没。
同年12月28日、除籍。1912年8月1日、沈没のまま売却。


コメント

  • わい始めたばっかでこいつ使ってるけど、どうやってこいつで大和沈めるんだよwww -- 2018-07-29 (日) 18:35:51
    • 島影で待ち伏せて魚雷ドーン -- 2018-07-31 (火) 08:50:16
    • ほんと二門しかない魚雷でどうやって沈めたのが謎 -- 2018-08-01 (水) 01:07:02
      • 完全に単独で沈めたわけじゃないゾ。味方と共同撃破だった気がする -- 2018-08-01 (水) 07:45:45
      • そうなのか。はやく高ティアいきてーな。強い人多そう(小並感)大鳳改修するかぁ。 -- 2018-08-01 (水) 14:50:22
      • かつて、空母が実装される前は戦艦等にダメコンが無かったので被雷後の浸水を防げなかったんです。その為、春雨のように2門の魚雷しかなくとも(単独で)大破や撃沈はそこそこ可能だったのですが……ダメコンの実装された現在ではかなり難しくなりました。 -- 2018-08-01 (水) 15:12:04
      • なんとダメコンない時があったのか。たまげたなぁ -- 2018-08-01 (水) 19:51:26