アズワードは、４つの次元の異なる世界が合わさって出来ている。
１-地上界（アズワード）
人間や動物、その他の種族が暮らす世界。これ以外の３つの世界を合わせてアズワードというが、通常、地上界のみを指す。
２-魔界（シルヴンド）
魔族や魔物が住んでいる世界。地上と月の間に存在する。昼はなく、ずっと夜の地域と、白夜の続く地域に分かれている。空には月と、雷と、虹と、オーロラが輝く。
お皿のような世界で、はじっこから外は真っ暗。はじっこから落ちると、次元が歪んで、地上界の空に出る。
３-天上界（ディドラ）
神が住んでいると言われている世界。地上と太陽の間に存在する。もちろん、地上界から目で見ることはできない。雲の上にあるとも、空に浮かんだ島にあるとも言われている。周りは見渡す限り青空。落ちると、地上界へ行く。
４-精霊界
精霊や、幻獣の一部が住んでいる世界。地上界を中心に、３つの世界を包み込むようにして存在する。太陽と月の影響で大きく揺れ動いている。シャボン玉のような感じになっていて、その表面にあるのが星である。星は大きな宝石の塊で、たまに落ちてくるものもある（流れ星）。
この世界は、地上界や天上界、魔界とシンクロしている。
★移動方法
地上界←→魔界
魔界の中には、満月の日にしか開かない地上界と繋がるゲートがいくつか存在する。
地上界←→精霊界
精霊界は地上界と微妙にリンクしている。あなたのすぐ隣で精霊が生活しているのだが、次元が一つ違うのだ。しかし、『精霊感』の強い生き物は、精霊を目撃する事が出来る。
地上界←→天上界
人間やその他の生き物が天上界に行く方法は、死んで魂のみになり、守護精霊に連れて行かれるしかない。その場合、精霊界経由となる。
天上界←→魔界
魔界からは、日食の日にのみ天上界に繋がるゲートがある（魔界からの一方通行）。天井界からは、月食の日に魔界に繋がるゲートが開く。こちらも、魔界への一方通行である。
天上界←→精霊界
この二つの世界は相性が良く、天上界では必ず上位精霊を見る事が出来る。
魔界←→精霊界
この二つの世界は相性が悪く、精霊の姿は殆ど見られない。ただし、精霊の数が少ないと言うわけではない。