銃のできたわけ

Last-modified: 2009-01-09 (金) 12:41:07

銃は、大古に「対魔(族)用兵器」として開発されたものだ。
セレスティアで人間と魔族との間で大きな戦争が起こり、魔法を詠唱なしで使用できたり(ブレス)、虹の魔力が高くイーリスオーブを得意とする魔族側が圧倒的に有利であった。

敗戦寸前の人間側は事態を打開すべく、以前から開発してきた銃を完成させる。詠唱いらずで、『虹色の魔力』さえ込めれば、魔族をも一撃で殺せる個人用兵器は、瞬く間に普及していった。

銃が魔族の手に渡ったら大変な事になるのではないか?……心配は無い。魔族の『虹色の魔力』はデリケートな構造を持つ銃には大き過ぎるため、普通の魔族が使えば、銃は壊れてしまうのだ。

銃を使うのに丁度良い魔力を持つのは、普通よりも若干虹の力が強い人間や、ハーフムーンなどである。