竜族

Last-modified: 2017-02-21 (火) 12:01:26

ドラクゥンとも。
アズワードには昔、竜族のみが存在した……とも言われるほど古い種族である。個体数は少なく、母親以外の同種族に会う機会すら無い事もあるという。彼等は両の性を持ち、精霊と交わって子を産む。卵生、哺乳という、あまり他に類を見ない生き物だ。

「彼(彼女?)らは恋を知らない。しかし、ヒトの世界に来ている彼等を見ると、それを知りたくてたまらないといった顔をしているように思えるのだ」…稀に同族や人間などの間に子ができる事もある。

アリム・ミュスタの竜騎士は、竜族と共に協力して戦う。
近年、人間と長く生活する竜族は、人間・竜族間の結婚を受け入れるようになった。
優秀なファルガーを生み出すための操作だなどという批判的な意見もある。実際にそれを目的にし、『掛け合わせる』ことをしていたかどうかは定かではない。

説明

■稀少度 ★★★★★☆
会う事ができればラッキー
■平均寿命 ?年(1000年以上生きると言う噂も)
■生息地 森や山の洞窟などに単体で暮らしている。集落を作る場合も有るが、極めて珍しい。ごくまれに人間に紛れて生活することがあるが、普通人間の街に住んでいるものならばほとんど見る事も無い。
■他の種族との相性 魔族は精霊を吸うので嫌っている。

外見

人間と同じ様な姿だが、中性的。角やしっぽ、翼などが見えている場合もある。
変身し、『竜』の姿になることもできる。しかし、アリム・ミュスタ出身の竜は、竜の姿になれない者もいる。昔戦争で大量に竜が死んだことのトラウマ遺伝であろうか。

■主な目の色
守護精霊の影響を強く受ける。例えば火の守護精霊ならば赤、闇ならば黒といったように。

■主な髪の色
守護精霊の影響を強く受ける。例えば火の守護精霊ならば赤、オレンジなど、闇ならば黒や紫といったように。

■主な肌の色

□その他の色について
銀色の竜、または銀色でオスの竜は悪魔になりやすいと言われ、呪われた存在であると信じているため、生まれても捨ててしまう。

特徴

■恋愛知らず あなたには恋というものが良く分からない。『オトコ』と『オンナ』が惹かれ合うというのは、不思議な事だ。しかしそれにちょっぴり憧れていたりもする。
■性欲稀薄 あなたは他の種族と比べて極めて性欲が稀薄である。ちょっとやそっとではヘンな気分にはならない。ただし、酒を飲めば話は別だが…
■母性的 あなたは母親が子をいたわるような心を持っている。自分よりどこか弱いものは保護し、尽くしたいと思う。
■スキンシップ あなたは他人の肌に触れるのが好きである。温かくて安心するからだ。しかし他の種族の人達は、あまりペタペタ触ったりすると変な顔をする。何故だろう?キスぐらい当たり前じゃないか…
■虹の民は敵 あなたは精霊と近しい存在である。よって、彼等を吸うような存在は敵だ。

特技や能力

■変身:竜 竜の姿に変身することができる。しかし、成人するまではドラゴンパピィ(子竜)にしか変身できない。服までは変身の対象にならないのでご注意。
■敵と味方のニオイ 特別なニオイを探知できる。『魔族のニオイ』または『竜のニオイ』。魔族は『冷たい虹のかおり』がするらしく、竜は花の香りがするらしい。
■精霊感 あなたの傍らに精霊がいるのはごく自然な事だ。精霊が見えている、というよりは感じているといったほうが適切な表現だろう。

竜の種類

紅竜 火竜、赤竜、ファイアドラゴン、レッドドラゴンなど
◆緋色の身体、炎を吐き、体中硬いウロコに包まれる。翼も発達していて、滑空も可能。鋭い爪、牙を持つ。 紅竜のウロコは炎を防ぐ。牙の粉を飲めば炎が吐ける。

蒼竜 水竜、ブルードラゴン、アクアドラゴンなど
◆透明感のある、クジラやイルカのような肌。海蛇のように細長い。ヒレなどがあり、手足は退化して消えている。海の中に住む。飛ぶものもいる。 蒼竜の鰓から出来た薬は水中呼吸を可能にする。

碧竜 翠竜、風竜、グリーンドラゴン、エメラルドドラゴンなど
◆華奢な身体に、大きな翼(鳥のようなものや、羽虫のようなものもある)。体中うすく短い毛が生えている。 碧竜の羽根を粉にして飲めば魔法を使わなくとも短時間空を飛べる。

地竜 ブラウンドラゴン、アースドラゴンなど
◆『恐竜』に近い感じの、石のように硬い皮膚、がっしりしていて大きな身体。翼はあるが身体の質量と羽の小ささで飛ぶことは出来ない。しっぽは2本。 地竜の角を煎じて飲めば万病に利く。

輝竜 金竜、イエロードラゴン、ゴールドドラゴンなど
◆黄色、もしくは金色。ところどころ長い毛が生えている。日本や中国の『龍』の姿のものも稀にいる。 金竜を食べた者は不老不死になれるという。

驪竜 闇竜、黒竜、シャドウドラゴン、ブラックドラゴン、オブシダンドラゴンなど
◆漆黒の硬いウロコに覆われ、コウモリのような大きな翼がある。まれにラヴェンダー・ドラゴンといって、紫色の竜が生まれることもある。 ウロコで作られた防具はとても守備力が高く、武器はとても切れ味が良い。

聖竜 白竜、ホワイトドラゴン、ホーリードラゴンなど
◆白く長い毛、青い角のほ乳類(犬や猫)のような外見。鳥のような翼が4枚ある。

◆守護精霊は火、水、風、土、光、闇のいづれかである。聖気を自ら器に貯えておける。
◆極めて稀に生まれる6枚の翼をもつメスを『ホワイトリリィドラゴン』といい、銀色のオスを『プラチナドラゴン』という。前者は『万物の母』のシンボルとして竜達の間でうやまわられるが、反対に銀竜は忌み嫌われる存在。