金翅

Last-modified: 2009-01-09 (金) 00:40:31

きんしと読む。

別名ガルーダ。魔界の奥深くに住むと言われています。

・真下から見ると巨大な鳥。(平均的な竜よりはるかに大きい)金色の尾羽根が美しく、飛んでいる姿だけを見ればとても美しい生き物です。

・が。近くで見ればこれほどおぞましい生き物も無いということが分かるでしょう。身体のあちこちには顔のような突起物があり、それらは口から異様な音(風が抜けるような、人の声のような)を出しています。内臓のようなものが表面に這っていたり、また、ある種の魔物を身体に寄生させていることもあります。(たとえば触手型の魔物を寄生させて、自分の意のままに操るとか)

・ガルーダ本体の口は、頭についているとは限りません。腹にあったり背にあったりと、いたるところに凶悪な牙が密集した口があります。目もふたつとは限らないし、目のように見えるものは寄生した魔物であったりします。また、心臓もいくつもあったりします。

・ガルーダはすべてに下位のディスクレイトが憑いています。

・ガルーダが人の姿をとることは無いようですが、異論を唱える学者も少なくありません。セカンド・カオスのデスダロムは、竜族と金翅のハーフであったという説が強いからです。能力の強いガルーダが、竜と同じく人型に変身できるのではないかというのが彼等の説です。

・ガルーダの血は生けるものの肉を腐らせ、死者をアンデッドとして生き返らせると言われています。

・ガルーダは竜族を見たらとにかく食べます。食事の邪魔をする奴は一緒に食べるか殺します。

とりあえず、最強の魔物であることは間違い無いです。RPGで言うと、物語の中盤あたりではボスで出てきて、ラストダンジョンではたまにエンカウントする敵、みたいな感じ(笑)。