魔族

Last-modified: 2017-04-29 (土) 14:30:14

人間やそのほかの、アズワードの生き物全てに憑いているはずの守護精霊。彼等には、それが無い。変わりに持っているのが虹の力だ。彼等は弱い精霊を吸い、そこからスターを取り出して命の源である虹の力に変換する。

魔物も虹の民であるため、しばしば彼等は人間社会で偏見の目で見られる。精霊を食うような連中だ。あいつらも、なにか良く無い事を考えているんじゃないか…と。しかし魔族もまた、人間の事を『虹の力を持たぬ蛮族』と思っているのである。溝はなかなか埋まりそうに無い。

説明

■稀少度 ★★★★☆☆☆
街でまれに見かける場合が有る。
■平均寿命 数百年とも言われているが、寿命の前に事故や病気で命を落とす例が多いので正確には不明。
■生息地 魔族は2派に分かれており、カーラシェリーは地上界に住み、シルヴンディアは魔界に住む。
■他の種族との相性 平和協定は結ばれたが地上派、魔界派同士での民間的な対立は拭い去れていない。また精霊を吸って生きるため、魔族を嫌う人間やその他の種族は多い(とくに竜やテューンなど)。

外見

耳がとがっていて、個体によって角や翼、尻尾などがある。切れ目で蛇や猫のような虹彩を持つ。犬歯が尖っている場合も。

年令は自分の思うままの姿でいられるので、小さな子供が実は何百年も生きているという事があり得る。

■主な目の色
赤系>紫系>金色>オパールアイ
オパールアイとは虹色の瞳の事である。
その他、水色、ピンクなど普通はありえないような色を持つ。
また、魔族にはオッドアイ(両方の目の色が違う)も多い。

■主な髪の色
なんでもアリである。それこそピンクや紫、青から緑へのグラデーションなど。

■主な肌の色

特徴

■魔族の誇り あなたには誇りが有る。自分は虹の民であり、長命であり、イーリスオーブの使い手であるという誇りだ。それはしばしば、他人にお高くとまっているように見られる原因にもなるが。
■難しい言葉 あなたは難しい言葉や表現を使うのが美しいと思っている。それを理解出来ない者を軽蔑するのは悪い癖だ。
■冷めている あなたは体育会系のやつが気に入らない。なんであんなにやかましいのか、アツイのか。全く理解出来ない。
■運動不足 あなたは運動不足である。少し走れば息が上がる。分かってはいるのだが、体を動かすと言う事が好きでは無いのだ。運動が得意ではないせいもある。人間達は、何故運動会などというくだらない催し物をするのか。全く理解出来ない。

特技や能力

■イーリスオーブの才能 素晴らしいイーリスオーブの才能を持っている。
■ブレス 精霊を吸い、虹の力に変換される前のスターを消費してワードワードににた現象を起こすことができる。詠唱はいらない。欠点は、息が切れてしまう事と、あまり強い効果を期待出来ない事だ。手品程度といったところか。
■精霊を吸う 空気の変わりに弱い精霊(雑霊)を吸って生きる。虹の民ならば、必ずだ。
■角隠し 自分の角や羽根、尻尾などを隠す事が出来る。気が緩むと、出て来てしまう。
×精霊召喚魔法 精霊感が無いため、精霊を見る事ができない。
×ワードワード 体内にスターを溜め込んでおけないため、ワードワードは使えない。

魔族は人間を懸け離れた強さを持つ存在ではない

一般的に「魔族」と呼ばれる彼等は、虹色の魔力を多く持つが、体力や知能(長く生きていれば"知識"は有るかも知れないけど)などといった能力は人間とさして変わらない。むしろ、書斎に篭ってばかりいるような連中が多いので、体力は人間よりも劣るだろう。

カーラシェリー派 魔界に住む排他的で気高い魔族。
人間との交流を絶っていたが、現魔王オーキッド・カーラシェリーの政策により地上の種族との融和が進んでいる。
魔界では独自の文化が発達し、特に学問に関しては魔族に並ぶ種族は居ない。

シーヴェンシェリー派 地上に城を構える魔族。攻撃的でヒトとの対立が多い。 
以前は人間とゲーム的な『魔王と勇者の戦い』をしていた。

300年前に友好協定を結んだものの、前魔王オルキスの崩御後に受け継いだラケシス・シーヴェンシェリーが一方的に協定を破棄。その後地上の魔王領は不気味なほどの静けさを保っている。

なお、160年ほど前からアリム・ミュスタへ現れるようになった”ガン”との関連性、
ガルーダ召喚の疑いに関しては否定している。

(名称・設定修正済)