ディキンソン

Last-modified: 2024-04-29 (月) 00:16:59

 

 

  • 性能:問答無用の馬鹿力 迫撃の国防長官
     
    • ギルティギアストライヴにおける最初のDLC追加キャラクター。見た目どおりにパワー重視なアメリカン国防長官で、手にしている棺桶をブン回してガークラしたり中下段したりする。ポチョムキンや名残雪と同じ重量級に分類されており、二段ジャンプができないもののダッシュや空中ダッシュは可能。飛び道具としてドローンやガトリング砲を用い、たぶん人工衛星からのレーザー兵器っぽい光線を撃ったりする。棺桶の蓋面にはAREA51と刻印されており、おそらく中には非公開なUMAを飼っている。キャラが濃い。
       
    • 最も特徴的な技はベヒモスタイフーン。いわゆる半回転コマンドの技だが、どの位置からどの向きに半回転させるかでモーションが変化するという代物。ひとつの必殺技ながら16種類の技が詰まっており、地上8種類・空中8種類の異なる棺桶ブン回しが可能。覚えるのが大変そうだがすべて棺桶をブン回す技なので見た目がとても分かりやすく、かつコマンドで入力する方向と振り回すモーションの方向が一致しており、それぞれの役割がぼんやりとしたイメージと合致しやすいので割とすぐ馴染む。実際に見たり触れたりするだけでもかなり愉快な性能をしているので、初心者さんはもちろん格ゲー経験者にはぜひトレモしてほしい。
       
    • 主力技のタイフーンは地上版のみガードクラッシュ性能がついている。削りダメージも大きくリーチが長い。これを軸にして戦う方針としては、とにかく何らかの通常技で相手に触れてキャンセルベヒモスを振り回すだけというのも成立しうる。通常技キャンセルから出すベヒモスは発生が早く、最もつなぎやすいベヒモスは下段の2Kからでも2HITコンボとなる。ベヒモスはヒットすれば固定ダウンを強いるため、ラインを大きく上げたり、ベヒモスの種類によっては起き攻めを狙える。
       
    • 空中始動のベヒモスにも強制ダウンがある。ディキンソンはいかにもな重量級なので飛びが他キャラより低く短いが、これはそのままジャンプ攻撃が鋭いという長所にもなっており、出が早いジャンプ通常攻撃からキャンセル空中ベヒモスで攻められる。地上での歩きやダッシュは遅いためじっくりとした地上戦はやや苦手だが、とりあえず読まれなければ雑に近づきやすい手段として飛びが機能する局面もある。空中攻撃や空対空でベヒモス締めをできればそのまま攻め込める。とにかくベヒモス。
       
    • ガークラ中下段のような要素はあるものの、とりあえずベヒモスをヒットかガードさせるだけでそれなりのリターンが生まれると考えて良い。これらの技に加えて、攻め込むための多段ヒット低速弾であるサンダーバード(UMA)、遠距離からガトリング砲による高速弾を乱射するスカイフィッシュ(UMA)、ほぼ確実にヒットかガードさせて近距離有利となる衛星レーザー覚醒必殺技バーン・イット・ダウンなどを持つ。これらの飛び道具はセキュリティゲージという固有のゲージを使用し、性能自体は非常に強力だが強力な状態での連発はできないため使うタイミングを図る必要がある。また、無敵がある打撃の覚醒必殺技ダウン・ウィズ・ザ・システムは3回転させると威力が増加するあたり大変面白い。
       
    • 弱点としては見た目通りの体格の大きさと機動力の低さが挙げられ、近づけないまま封殺されてしまったり切り返せないまま一方的に攻め続けられたりしかねない。セキュリティゲージを使った飛び道具や防御システムを効率よく使用したりしてこれらの弱点を上手くカバーしていく必要がある。近寄ったときの爆発力は申し分ないだけに接近手段が強いかどうかがキャラの評価に大きく影響しており、シーズン2にてサンダーバードが発生保障付きだった間やシーズン3から追加されたワイルドアサルトなど強力な接近手段を持っている時には最強ランクに入るとの呼び声も高く、実際の立ち位置は別としてそれほどのインパクトとプレッシャーを相手に与えるキャラクターである。
       
    • とりあえず通常技から69ベヒモスに連係させていれば最低限の戦い方はできるので、非常に取っつきやすい。それでいて飛び道具やガークラ関連の崩しを突き詰める余地が大いにあり、8始動の地上必殺技を直接出そうとする技巧派プレイヤーが現れていたり、ただパワーを押し付けるのみに留まらずやり込み要素もたくさん持っている。そして強さはこれからの研究次第で変わると感じさせられる、まさにDLCに相応しく使いやすさと深みを両立させたキャラクター。
       
    • (余談)何故かKFC(ケンタッキー・フライド・チキン)の公式ツイッターアカウントが、ディキンソンのKFCカラー(MOD?)姿な画像をツイートしていたり、もともとこのゲーム自体が日本より北米を中心に大ウケしていそうなことなど、ディキンソンは特に海外でしっかり歓迎されている印象がある。発表当初は何かと賛否両論だった日本勢にも何だかんだ受け入れられている(愛嬌)。