御津闇慈

Last-modified: 2024-04-24 (水) 12:04:00

 

 

  • 性能:全てをいなす舞で相手に攻め入る風雅な武踏家
  • 前作「Xrd」シリーズでは期待されつつも参戦すること叶わなかった彼が、本作「GGST」にてファン待望の復活を遂げた。
     
  • GGXXシリーズと比較して、ガードポイントという独自要素は廃止されているが、通常技の見た目や風神や疾などの特徴的な必殺技はそのままであり、他のキャラと同様に旧作とは似て非なる性能になっている。
     
  • 突進技である風神を起点として風神から派生できる4つの派生技でシンプルながら対処の難しい択一を迫ったり、相手をダウンさせてから重ねることで厚い起き攻めが可能な飛び道具・疾など、近づいたときに必殺技による攻め手が多彩。端に追い込めば紅などを使ったコンボで高火力を出すこともできる。
     
  • 機動力は普通、通常技の性能は総じて並程度で、風神も突進技としての性能は他キャラに比べてイマイチであり、距離を取ろうとする相手に簡単に肉薄できるような性能ではない。ここで活用されるのが本作からの新技である特殊な当身技の水月のハコビ。主にリーチが長い(硬直の長い)打撃技に合わせて受け流すことで隙を作り出すことができ、このプレッシャーを軸に揺さぶりをかけて近づくのが基本戦術となる。
     
  • 水月のハコビは当て身判定の発生が遅いため近距離の切り返しとしては使えないが、代わりに覚醒必殺技・花鳥風月 改は1F発生の高威力の当て身技で、リバサでの切り返しの他、不利だが相手が確定の取れない状況を作ってから相手の反撃を誘ってぶっぱなすのも強力。総じて相手の攻撃を利用して自分のペースに持ち込むのが強い。
  • 隠れた強みとして防御係数は平均より下ながら根性値が全キャラ最高の5であり、実効体力は全キャラでもかなり高い部類に入る。実際に数ドット残って倒し切られない場面は多く、ウォールブレイクすれば状況が一旦リセットされる事もあり、追い込まれてもそこから波に乗れれば一気に攻め込んでからの逆転も十分にあり得る。
     
  • 弱点は、手放しで強いと言える動きが少なく、攻守ともに安易に強い選択肢が少ない、ある意味男らしい性能のキャラであること。風神の各種派生にせよ水月にせよ弱みや対処法自体はわかりやすく、読まれると完璧な対処をされてしまいやすい。それだけに相手が何を読んでいるかを予測する力が必要であり、本領を発揮するためには正確な先読みや駆け引きのセンスが問われる。
     
  • バトルタイプはバランスで、使いやすさは星3つ。技自体はバランスよく揃っており操作も難しくないため動かしやすい性能だが、先述した弱点によりレベルが高くなるにつれ安易な勝ち方が難しくなるキャラでもあり、その分だけ使いやすさは落ちるとも言える。
     
  • 発売当初は風神周りに弱点が多く問題のある性能だったが、その後の数多くのバランス調整により風神および派生技の性能は全面的に改善され非常に強力な技となった。最新バージョンではコンボ火力が高まる調整も加わり、立ち回りで劣っていても最終的にリターン差で強引に勝てるような性能が備わってきた。少なくとも初期のような弱キャラの汚名は完全に返上したと言える。
     
  • 風雅な武踏家となるか、ただ相手に踊らされるだけの残念な男になるかは、理屈よりも直感を信じる行動力が使用者に備わっているかが分かれ目となるだろう。