武器/ニンジャソード

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:12:53

無印から存在する、名前の通りニンジャが持っていそうな直刀型の片手剣。
盾を持たない片手剣として有名で、MHFを除きシリーズを通して無属性である。
ギルドの暗殺部隊専用の刀と噂されているが、真実は謎。

目次

概要

MHG・MHP

  • ミラボレアス素材を使用して作れる片手剣。
    生産可能になるのはド終盤……というかオンラインクリア後。
  • ゴテゴテした武器が多いモンスターハンターの世界には珍しい「まっすぐな直刀」であり、
    盾の代わりに数珠を握っている事から「盾の無い片手剣」としても有名。
    こんなんでもちゃんと防御できてしまうんだからハンターは凄い。
  • なんといっても緑ゲージが非常に長いのが特徴。
    そのため継戦能力に非常に優れる。
    そして斬れ味レベル+1をつけるとさらに緑ゲージが延長され、もはや砥石がいらなくなるほど。
    • 強化するとニンジャソードGとなり、斬れ味は緑ゲージのまま高い攻撃力を獲得するが、
      やはり属性が付いておらず、斬れ味が白で攻撃力の高い武器は他にも多かった為、
      ちょっとデザインの凝ったネタ武器枠に留まった。

MH2

  • やはり非常に長い緑ゲージを引っ提げての登場。オンでのみ製作可能。
    今作はクシャルダオラ素材を用いるようになった為、前作より早い段階で生産が可能となった。
    MH2では高い会心率が付与されており、その数値は30%と片手剣トップタイである。同率はマスターブレイド
    • しかしいくら継戦能力が高いといっても無属性の緑ゲージでは限度がある。
      今作はニンジャソードより威力の高い片手剣が多く存在する上、
      そもそも片手剣の性質上、無属性は無用の長物である為、採用されることはほとんどない。
  • 強化するとほぼ同様の性質を持ったハイニンジャソードになる。
    前作より作れるタイミングが早くなったこともあり、まだ攻撃力が低い段階で強化が終わってしまう。
    やはり今作もデザインがいいだけのネタ武器に留まる事となった。

MHP2(G)

  • 今回も非常に長い緑ゲージを引っ提げての登場。
    MH2同様に高い会心率を持っていたりする。
    • MH2と同じく、ニンジャソード→ハイニンジャソードと作製可能。
    • 今作は、何故か作る際にクシャルダオラオオナズチ、そしてテスカト種の
      三大古龍のそれぞれの翼膜を素材として要求される*1
      性能が低いくせにやたら豪華な素材を要求される点はいかにもネタ武器らしいが、
      こんな小さく地味な外見の武器の一体何処にこれらの素材を使っているのだろうか?
      ひょっとしてあの不思議な数珠を作るのに必要なのか
  • MHP2Gでは上位段階で完成扱いとなっており、G級武器に昇格する事が出来ない。
    • よって、クリア後にハイニンジャソードGがG武器として登場する。
      匠をつけたとしてもナルガ武器である闇夜剣【昏冥】の完全下位互換という悲惨な性能。*2
      しかも鋼龍の剛角2個と何故か勇気の証を10個も要求されてしまう。
      忍びの得物なのだからくらい塗ってあってもよかっただろうに…。
    • 一応G級武器として何とか戦える水準にはなっているので、コスプレとして使いたいならまぁ許せる性能。

MHX(X)

  • MHXにて久方ぶりにメインシリーズへの復活を果たす。
    最終強化のハイニンジャソードでは攻撃力200、会心率30%、装飾品スロットはなし。
    そしてお馴染みの異常な長さの緑ゲージ…といった性能になる。
    今作で追加された鈍器スキルとの相性は抜群…なのだが…。
    • なまくら系片手剣には非常にライバルが多く、その中でもサーペントクリーヴの存在は無視できない。
      あちらは攻撃力230空きスロット3、そしてこれと同等の緑ゲージを持つほぼ完全な上位互換である。
      スロット無しでも長い緑ゲージにやはり攻撃力230闘士の剣が立ちはだかる。
    • これだけでもハイニンジャソードは虫の息なのだが、それにトドメを刺すのが製作難易度である。
      ニンジャソードの生産にはレシピが解禁されるまでが長い上に(後述)、
      相変わらずドス三種の翼膜が要求される。
      しかも最終強化にはあの天をつらぬく角までもが必要となり、HR80まで強化が完了できない*3
      それに対しサーペントクリーヴと闘士の剣は共に序盤から生産でき、
      アルバトリオンどころかHR解放前に最終強化可能
      つまりハイニンジャソードが使える頃にはすでに上記の二振りで間に合っているのである。
      やはりニンジャは見た目で勝負するしかないのだろうか…。
    • それにしても、鋭さをウリに狩猟に転用されたと説明されているのに
      鈍器として扱われなければ話にならないとは何とも皮肉である。鈍器としても話になっていないが。
  • あえてフォローするなら、やはり斬れ味が異常に長いため砥石がほぼ必要ないことだろうか。
    相手によっては思い切って砥石を置いていき、アイテム枠を確保することも可能ではある。
    大連続狩猟などではさすがに黄色になることもあるが、
    その頃にはギルドの機嫌にもよるが携帯砥石が届いているはずである。
    持ち前の継戦能力ゆえに匠も業物も必要ないので、その分火力スキルを盛り込むことができる。
    • 素の会心率が30%、攻撃力を底上げできる鈍器スキルに最適な斬れ味、武器種は刃薬を使える片手剣、
      見切りを簡単に付けられる防具や会心率を上げるスキルの多さ、加えて超会心……。
      これらの条件を活かして『100%会心を実現できる鈍器片手剣』という運用法がある。
      鈍器片手剣屈指の会心率と火力を誇るクーネマキカムは斬れ味に難がある。
      それ以外の鈍器片手剣は会心率が0%及びマイナスが多く、会心の刃薬を使っても若干運に左右されがち。
      このハイニンジャソードなら、スキルの積み方と刃薬によって100%会心を実現した上で、
      鈍器使いなどを乗せることが可能。
      刃薬の30%を考慮すれば補うのは40%で、見切りなどを積めば十分100%に届く。
      また単に会心率を上げて超会心を乗せる運用法もある。
      常時100%にするのはそこそこハイスペックな護石があっても難しいが、会心時の火力はかなり高い。
      弱点特効の効果を前提とするならば刃薬を塗って弱点部位を狙えば100%超会心も実現できないことはない。
      見た目の親和性が高い白疾風防具と護石による鈍器使いを組み合わせるのもオススメ。
  • MHXXでは更に強化が可能となった。
    銘は「マスターオブニンジャ」となる。
    攻撃力320、会心率45%、そして斬れ味の異常な長さの緑、匠を発動しても青しか出ない。
    …というか、上位のハイニンジャソードから斬れ味が一切変化しない。ある意味貴重。
    尚、本作ではスキル環境の緩和に加え、刃薬の重ね掛け等で片手剣は非常に会心率が伸ばしやすく、
    0%どころか多少のマイナス会心も問題にならず大半の片手剣で会心率100%構成が可能になり、
    鈍器運用ではクラッシュデアマンテ*4が元の攻撃力の高さと先述の環境のおかげで
    実質上位互換になってしまうので余計影が薄い。
    では製作難易度はというと、まずドス古龍の剛角が要求され、
    挙げ句の果てには天を統べる角まで要求される。
    この武器を使いたい人は余程の愛がなければ辛いだろう。
    • どうしても実用したい場合、会心率が上げやすい環境を逆手に取り、
      他武器に比べて空くスキル枠で別の火力スキル・保護スキルを盛るのがいいだろう。

MHRise

  • MHRiseではその世界観から登場が期待されたが、なんとVer.2.0から参戦
    生産にはまずアップデートで追加されるカゲロウの依頼サイドクエスト(上位マガイマガドの捕獲)をこなし、
    カムラチケットや予告無しで参戦したバゼルギウスの素材が必要となる。
    そして例によって強化先のハイニンジャソードは同時参戦のドス古龍3種の角が必要になる。
    性能はどうかと思うと、最初のニンジャソードの段階でいつもの長い緑ゲージに、
    会心率50%という嘗ての究極強化すら上回る恐ろしい数値が発現しているのがわかる。
    そして強化先のハイニンジャソードはと言うと、
    • 伸び悩む攻撃力200
    • 例によって長い緑ゲージ240、匠は全て青
    • スロットはLv1×3
    • 百竜強化は鉄蟲糸技強化、操竜の達人、人魂鳥倍加と癖が強い
    • 会心率100%
    間違いでもなんでもなく100%である。これまでの最高記録を大幅更新するどころか頭打ちになってしまっている。
    もちろん、素で会心率100%というのはメインシリーズとしては初めてである*5。なお、MHFにはいくつか存在している。
    会心率100%のため、攻撃力200を1.25倍することで実質的に攻撃力を250と見なすことができ、
    さらに、やや難易度は高いが、超会心Lv3を発動すれば実質的な攻撃力は280という圧倒的な数値と見なすことができる。
    当然ここに攻撃スキル等を積めばさらに火力は伸びるし、
    会心率系スキルが不要な分匠で青ゲージを出せば火力はさらに上昇。
    青より火力は落ちるが、鈍器使いで圧倒的継戦能力を実現するのも良いだろう。
    過去作の少々ネタっぽい性能がまさかここまでに成長するとは、と感動する片手剣使いもいるとかいないとか。
    里の秘伝の技術による本来の姿がこれで、過去作のニンジャソードは模造刀だったのだろうか。
    今まで今一つだったのは旧作のハンターがニンジャではなかったから、という説も浮上している。
    …尤も、今回はカゲロウが製法を提供する事で作れるようになるので、
    凄いのはカゲロウが所持していた製法の方かもしれないが。
    • 言うまでもなく新たに追加された達人芸との相性は抜群。
      達人芸Lv3+匠Lv2を発動させると、実質青ゲージ100というとんでもない継戦能力を得ることが出来る。
    • 片手剣最高クラスの火力を出していたクギバットと比較すると、
      スキルの自由度が上がったことでクギバットも超会心構成が現実的となり、瞬間火力では劣る部分もあるが、
      片手剣の手数ならば安定した会心率により総合的に見ればあちらを上回る。
    • Ver.2.0にて強化先の追加されたクイーンレイピアは、
      こちらを上回る攻撃力220、素で青ゲージに毒属性付きとなかなかの強敵。
      また、同様に強化先が追加された轟剣【虎眼】についても、
      攻撃力220で会心率は-15%だが素で白ゲージなどと高い物理性能を持っている。
      これらとは会心率100%を活かしたスキル自由度の高さで差別化したい。
  • ニンジャソード最大の特徴、後述する盾を持たない片手剣という点は健在。
    盾で殴る戦法が主流となり、片手盾などと揶揄されることもあった本作の片手剣だが、
    ここに来て遂に片手拳徒手空剣とすら呼べるネタ性を手にしてしまった。
    • そもそも盾攻撃が主流になっていたのは、盾攻撃で斬れ味を消費しないのと、
      発売当初では匠・業物の発動が難しかった為であり、純粋な火力は剣運用の方が高い。
      スタンが取れなくなる代わりに威力の高い「穿ち斬り連携」でも問題なく運用でき、
      鈍器にせよ匠+達人芸にせよ、十分な斬れ味ゲージを持つこの武器ならば問題なく剣運用が可能だろう。
      しかし敢えて拳で殴りたいというあなたも決して間違ってはいない
  • 百竜スキルは無難に使える攻撃力強化等がない上に派生関係もないため引き継ぎも不可能。
    いずれもクセの強い3種類のみだが、基本的には鉄蟲糸技強化が無難だろう。
    多用する飛影が少しでも強化されるのも嬉しいし、長い緑ゲージなら風車の斬れ味消費にも耐えられる。
    何より素手による滅・昇竜撃が強化されるというロマンもあるのが嬉しい。もはや本当に昇龍拳である。
    ソロプレイ、もしくは身内で操竜について示し合わせてるなら操竜の達人も選択肢には挙がるだろう。
    人魂鳥倍加についてはヒトダマドリをしっかり集めるスタイルなら使えるが、
    そうでない人や虹ヒトダマドリがいるクエストだと腐ってしまうのが難点。
  • 素で会心率100%という極めてキャッチーな要素を持つためか、判明当初から話題を呼んでいる。
    特に動画サイトでは何かと最強超火力等と付いたタイトルで紹介されているが、
    実際の所火力自体は攻撃7や超会心3、匠を考慮しても際立って高いわけではない*6
    この武器の強みは十分な火力に加えて翔蟲使いや攻めの守勢等を組み込める拡張性の高さや、
    良質な護石に恵まれてなくても必要なスキルを組みやすいハードルの低さであり、最強なのは自由度である。
    むしろこれで攻撃力まで高かったら、間違いなくバランスブレイカー入りである。
    • 割と問題なのが、超会心を防具で付けようとすると、本気や見切りなどのスキルが付いてきやすく、
      スキル枠が無駄になりがちなこと。
      どちらかといえば超会心は装飾品で補い、心眼や匠を重視した方が融通が利きやすい。
    • 弱点特効無しで会心率100%なため、立ち回りの自由度に関しても最強である。
      鈍器使い+心眼を発動させれば、肉質42以下の部位に対してのダメージはかなり高いため、
      弱点特効が発動しない前足に攻撃が吸われやすいテオ・テスカトルなどを相手する際は都合が良い。
      • 心眼の発動ラインは肉質のみならずこちら側の斬れ味にも影響される。
        そのため、肉質42以下に限定した場合、斬れ味を青にすると余程硬い部位でない限りダメージは減る。
    • Lv1スロットが有り余るため、防御・耐性系のスキルをそれこそ自由自在に積めるのも大きな強み。
      一線級の火力を維持しながら、生き残るためにあらゆる手段を講じることができる。
  • かなり技量を要求する運用にはなるが、攻撃や匠2を積んだうえで攻めの守勢と翔蟲使い、ボマーを詰め込んで
    ひたすら爆弾昇竜を叩き込む立ち回りでトップクラスの火力を出すことも可能。
    守勢は1.15倍の効果は多少持続するため維持できれば昇竜以外の火力でも他の武器に食い下がれる火力を出せるが、
    なにぶん相手の攻撃がこない時はタルGを使うためマルチでは使用不可。
    さらには斬れ味も青20しかないため片手盾は必然であり、それでもなお維持や隙をみて砥石を使うのは難しいし、
    守勢バフを維持するのも相手を選ぶし調合分含めて爆弾を使い切る前に倒さなければならない。
    ソロ専用かつ運用難易度も高いが、ニンジャソードの1つの運用として試してみるといいだろう。
  • 判明後、某有名掲示板の片手剣スレでもかつてない盛り上がりを見せ、強力な性能のクイーンレイピアと共に話題に。
    当然使用者も続出し、今までボンタン履いてクギバット昏冥を振っていたのにいつの間にか忍者or令嬢になっていた…。
    と言わんばかりに、それまでクギバットや昏冥を持っていた蛮族や暗殺者片手剣使い達が、
    口調が「ござる」の忍者か、「ですわ」の令嬢になるという珍妙な光景も一部で見られた。
    孫の手を振るう蛮族も相変わらずいるとかいないとか。
  • Ver.3.00では赫耀一式が登場。
    火力スキル全振り+高い防御力+龍気活性による全属性耐性50という装備だが、
    空きスロットが多いとは言えず、斬れ味系スキルが一切発動しない難点を抱えている。
    だがハイニンジャソードに限れば会心も斬れ味ケアも全てスルー出来るので、
    超会心3と鈍器使い3をとりあえず追加するだけで実戦ラインになる。
    ニンジャソード自身にLv1スロット3つがついているため、
    砥石使用高速化Lv3とひるみ軽減Lv1程度なら採用できる。
    加えてお守り次第ではあるが攻撃4や翔蟲使い3くらいなら追加採用も可能であり、
    また1つ新たな装備の候補が増えると言えよう。
    ただし、この運用においては弱点特効が完全に死にスキルと化す
    実戦上のデメリットこそ無いが、死にスキルが出ることを許容できるかはプレイヤー次第。
  • 余談だが、上記した通り製作のためにはサブクエストで上位マガイマガドの捕獲が必要になるが、
    上位相当の難易度である里クエ「高難度:いざ挑め、覇者の行列」に登場するマガイマガドは対象外なので一応注意*7
    集会所上位のVer.2.0追加クエストの限りで言えば「ウツシ教官の挑戦状・其の三」が、
    マガイマガドとナルガクルガの同時狩猟なのでこちらのクエスト埋めを兼ねて消化するのも良いだろう。

MHR:S

  • ハイニンジャソード改を経て、再び「マスターオブニンジャ」の銘に至る。
    なお、ハイニンジャソード改を解禁するサイドクエストの依頼主はなんとガレアス提督。
    エルガドの最高責任者に「技術の結晶」とまで称されるのだから、王国でもニンジャソードの研究価値は高いのだろう。
    そしてこのサイドクエストでの捕獲対象に加えハイニンジャソード改の素材元、
    さらに後述の傀異化した甲殻の入手元と今回は何故かショウグンギザミと縁が深い。
    あの鎌の部分で強化されたのだろうか?
  • 傀異化した甲殻と傀異調査チケットを投入して完成するマスターオブニンジャの性能は、
    • 属性武器と比較しても低い方の攻撃力300
    • 緑じゃない!長大な青ゲージ190、匠も全て青
    • スロットはLv1×3のまま
    • 百竜スロットはLv1
    • 会心率100%
    もはや伸びようがない会心率以外は順当に強化されたが、ニンジャソード史上初の青ゲージはある意味革命。
    青止まりと言えばそうなのだが会心率100%の恩恵は大きく、
    力の護符・爪ありで期待値は472.5、超会心LV3を付ければ期待値529.2とそこそこの攻撃性能を発揮できる。
    参考として護符・爪あり会心率0%の攻撃力340(+15)白が468.6、攻撃力320(+15)紫が約465.7となる。
    匠で伸ばしても青が伸びるだけだが、裏を返せば匠が不要でさらに緑ゲージを脱したことで鈍器使いも不要に。
    攻撃・超会心・心眼と基幹部のスキルさえ積めば、あとは各ハンターの思いのままにスキルを組むことができる。
    自由度については最強を超えて究極に至ったと言えるだろう。
    実戦だけでなく、新スキルの叩き台としても確保する価値はある。
  • とはいえ、前作同様片手剣の最前線に立つ性能であるかというと、少々事情が異なる。
    • 攻撃力300・斬れ味青の実質火力はかなり低く、属性剣ですら300超え・斬れ味白は当たり前。
      さらに属性武器の属性値がかなり高く、無属性というだけでデメリットになり得る
    • ライズの斬れ味青or白が標準の環境では緑+鈍器使いでフォローできたが、
      今回はこちらの斬れ味が青になったのでそれができない
    • 匠でも青のまま=一つ上の斬れ味を発揮させられない
    • 鉄蟲糸技強化が無くなった上に百竜スロットLv1のため火力増強が難しい
    • スキル構築の幅が大きく広がっており、さらに必須スキルの少ない片手剣では
      見切り+弱点特効+超会心+αで会心率100%程度は余裕で構築できる
      マスターオブニンジャでこれに対抗して攻撃力スキルを積もうとしても、
      斬れ味が青なので白ゲージ持ちと比べて火力が伸びにくい
      攻撃以外の攻撃力を上げるスキルは殆どが何かしらの制約を抱えており、
      カタログスペック上の効果を常に発揮できるとは限らない
    などの要因が重なり、火力の点に関してはワーストクラスになってしまっている。
    つまり並以上の火力を発揮できる上にスキル自由度が高いという評価から
    スキル自由度は高いが火力は低いという評価に落ち着いてしまっている。
    これはライズ時代がハイバランスすぎたということではあるのだが……。
  • 火力は低いと謳ったものの、厳密には他の武器よりも最大火力が低いという表現が正しい。
    実際会心100%+超会心の安定感は伊達ではなく、TAでもない限り狩猟に必要な火力は維持できている。
    そしてマスターランクの強力な相手に狩猟を行う上において、スキルの取捨の幅の広さは大きなメリットになる。
    • 例えば、傀異化したモンスターで傀異核破壊を積極的に狙っていく場合、
      肉質の硬い部位への攻撃も必要となるため、特に弱点特効で会心率を底上げしている場合本領を発揮できない。
      一方こちらは不要どころか代わりに心眼を入れる余裕すらあり、柔軟な対応が可能となっている。
      この様に「スキルを状況に応じて組み替えることができる」というのは数字以上の恩恵をもたらす。
    鋼殻の恩恵+回復速度上昇合気+疾之息吹+災禍転福などといったネタ面白い組み合わせも存在し、
    必要スキルに加えてこれらを無理なく組み込むこともできる。
    スキルで遊ぶという方面では間違いなく片手剣トップであり、ゲームとしての遊び方を広げてくれる存在ともいえよう。
  • スキル自由度の高い最終強化としてのライバルとして赫絶の連翼アクルスがいる。
    あちらは会心率こそ0%なものの長大な白ゲージに加え340という高い攻撃力、
    さらには片手剣最高値の龍属性までついているかなりの大業物。
    ニンジャと同程度(攻撃7+超会心3+心眼3=Lv2スロット13個)の火力スキルを積んだ場合、
    龍属性が通る相手には大きく劣り、通らない相手には少しだけ勝るといったところ。
    もちろんそれ以上にスキルを積まれた場合は完全に不利になってしまう。
    他の属性剣でも純粋に火力勝負をした場合負けてしまうことも多いため、
    ニンジャソードを用いる理由はやはりスキル自由度の高さになるだろう。
    あとは「“拳”で戦うのが最大の差別要素」だと主張する貴方も決して間違っていない。
  • Ver.11.0.0で傀異錬成が実装された。
    剣士用武器は通常攻撃力・会心率・属性・斬れ味強化に加え百竜装飾品スロット拡張の5つなのだが、
    ニンジャソードは無属性のため属性強化が存在せず、そして会心率強化も存在しないため3つのみとなる。
    斬れ味強化もほぼ意味を成さないため、実質的な選択肢は攻撃力強化と百竜スロットの2つ。
    どちらも伸び悩んでいるポイントのため強化できるのは嬉しい所。
    攻撃力+10より種族特効の方が効果は高いが、当然相手によって付け替える手間は発生する。
    それ自体の手間や替え忘れによるリスクを鑑みて攻撃力強化を選ぶのも悪くはない。
    • しかし、実際の影響が大きいのは防具錬成の方。
      厳選次第ではあるが突き詰めるとさらにいくつかのスキルを組み込むことも可能になった。
      火力が頭打ちになっていたニンジャよりもまだ伸び代を残していた他の剣の方が恩恵が大きく、
      火力差がさらに出やすくなってしまったと言える。
      ただし、スキルをさらに積めるようになったという事実はニンジャ自身も恩恵に与っているため、
      究極のさらにその先を目指すのもいいだろう。
    • また、同アップデートで追加されたスキルの闇討ちイメージ的にも非常に相性が良い。
      特に、各種特効が無効かつ糸纏い時の脚の肉質が43である通常種ヤツカダキには最適解になり得るだろう。
    • Ver.14で傀異スロット枠の拡張にボーナスが付与され、一律で攻撃+30を得られるようになった。
      基礎攻撃力の低いニンジャに攻撃+30は嬉しく、属性武器のアクルスより物理での優位が増えた。
      攻撃強化も+20まで解禁され、トータルでは350まで増強できる……が、ここで前述したVer.11時点と同じ
      「連戦でも付け替え・替え忘れリスクがない攻撃力+20」「期待値で勝る攻撃力+10&百竜スロット拡張Lv1」
      という二択が再び発生し、後者の場合は攻撃力340(+種族特効)となる。
      • が、これはVer.14の話でVer.15以降は話が別。
        というのもスロット解放によるボーナスで攻撃力が更に+10されたが、
        武器の傀異強化は攻撃強化+20止まりとなり傀異スロットの10枠中の2枠に採用できる物がなく、攻撃力は360止まり。
        一方で後者の百竜スロット拡張LV1を採用する型は傀異スロットが6枠余るので
        Ver.14では攻撃力+10止まりだったのを攻撃強化+15に強化できるため攻撃力は355まで上昇。
        前者と比べても攻撃力差は5しかないためほぼ火力差はなくなっている。
        運用性重視の色が強い武器だけに、どちらにするかは各プレイヤーによって変わってくるだろう。
      • ちなみに百竜スロットをLV3にする意味はない。無属性武器で使えるLV3スキルは鋼龍の魂だけであり、
        さらに会心率常時100%のニンジャにとってはこの百竜スキルもなんら効果を発揮しないためである。
      闇討ちや巧撃の装飾品化、業鎧【修羅】の錬成付与開放などスキル自由度のさらなる向上も追い風と言える。
      もちろん他の武器も錬成により火力は増しているのだが、安定火力・快適性・自由度重視の無属性片手剣として
      サンブレイク最初期よりだいぶ復調してきたといえるだろう。
    • Ver.15で追加された傀異克服シャガルマガラは自身の前方に対して苛烈な攻撃を連発してくる強敵だが、
      後方に関してはそうでもなく、更に後脚と尻尾は青ゲージの心眼がギリギリ発動する肉質となっている。
      攻撃力を出来るだけ盛った上で闇討ち、超会心、心眼をLv3にする必要があるが、
      後ろから切るだけで安定した火力により傀氣脈動状態の解除もお手の物。
      相性がいいのでもし苦手なら攻略用に使ってみてはいかがだろうか。
  • なおVer.15にて、カゲロウがアマツマガツチに対峙するムービーで、彼が手にしていた得物はこのニンジャソードである。
    彼が製法を教えてくれたのも、やはりハンター時代の彼の武器がこれだったということなのだろう。
    なお、カゲロウがアマツマガツチのブレスからヨモギを守ったとき、その衝撃でニンジャソードが半ばから折れてしまっている。
    当然ながらハンターのニンジャソードはどんな攻撃でも折れないので安心しよう。
    • 因みにこのムービーでカゲロウは右手でニンジャソードを握っているが、
      通常ハンターが片手剣を装備する際には右手に盾を、左手に剣を握るものである
      この事からカゲロウは過去に負った重傷により左手で剣を握れなくなってしまったのでは…と一部で囁かれているとか。
      • ただ、右手に盾を持つのは、利き手の盾で確実に身を守るためとの説が主流である。
        なれば、もはや捨鉢となっていた彼は遠慮なく右手に剣を持てたことだろう。
        …というか、そもそもカゲロウが右利きとは限らない*8*9という問題もあるわけだが。

MHF

  • MHFではニンジャソード【忍】まで強化すれば麻痺属性を得る。
    また、ここまで強化してさらに斬れ味レベル+1を発動させて初めて青ゲージを得る。
    そしてニンジャブレードに強化すれば、斬れ味レベル+1で待望の白ゲージが獲得できる。
    しかし属性値が低すぎて麻痺属性武器としての機能を果たしきれない事が多く、やはり採用率は皆無。
    • 色違いとして、SP武器のジライヤソードSPが存在。
      伝説の英雄の名前を戴いたニンジャソード。
      麻痺と雷の双属性であり、装備制限のある適性試験韋駄天杯で重宝した。
      ちなみに金色なのでニンジャソードとはかなり異なる趣の外見となっている。

余談

  • この片手剣は、盾の代わりに腕に数珠を巻くという特徴的な要素がある。
    その小ささは手のひらサイズであり、防具によってはすっぽりと腕甲の中に収まってしまう程。
    最初は「こんなのでガードできるのか?」と思ってしまうが、きっちりガードは可能
    前述のカゲロウもムービーの中でしっかり防御してる。しかもよりにもよって防御しても後ろに貫通するはずのアマツマガツチの水流ブレスを。しかも後ろにいたヨモギを守っている。何から何までツッコミどころ満載である。
    何か未知の力とかとか忍術とかで弾いているのだろうか…。
  • 各種忍シリーズナルガシリーズ等と合わせると非常に映えるため、見た目装備としては非常に優秀。
    剣・盾共に目立たないので装備の画像を撮る時にも頻繁に使われる。
    • しかしMH3以降はアイテムボックスで武器グラフィックを消せるようになったため、
      MHXで復活しても装備画像のお供としての需要がなくなり、
      ただでさえ少なかった出番が更に減ってしまったのであった。
      • ついでに言うと文字通り完全に丸腰になる武器まで出てしまったため、
        そちらの出番は完全に失ってしまったと言っていいだろう。
        ただし、近年のシリーズでは実用的な性能になってきたため、むしろ出番は徐々に増えてきていると言える。

現実におけるニンジャソード(忍者刀)

  • ニンジャソードとは日本語で言うところの忍者刀の事。
    正統派の日本刀をサムライソードと言うのと同じように、「ニンジャ」が持つ日本刀をこう呼ぶ。
    正統派の日本刀と違って以下のような特徴がある。
直刀で、やや短めである
正統派の日本刀は抜刀のしやすさ、斬りつけた時の刃の滑らせやすさなどから曲刀になっている事が殆どだが、
忍者刀は狭い室内等でも片手で抜刀ができるように直刀になっている。
同様の理由で長さも脇差よりもやや長い程度。
この特徴の為、忍者刀は切断より刺突を目的とした武器と言える。*10
鍔が四角形でやや大きめ
壁に立てかけて鍔に足をかけて壁の上に登る、と言った使い方をするため*11
四角いのは、壁に立て掛ける際に設置面を安定させるため。
手繰り寄せて回収するために腰に巻き付けるために鞘についているヒモ「下げ緒」の長さも長めにされている。
鞘の先端が鋭角になっている
刀身だけでなく鞘も刺突武器として利用するため。
また、前述の「壁に立てかけて鍔に足をかけ、壁の上に登る」際に地面に突き刺し安定させるため。
  • 以上が現存する実在の忍者刀にある特徴だが、そもそも忍者自体が極力戦闘行為を避ける隠密職であり、
    正統派の日本刀を持った剣術家と戦えばよほど暗い場所や狭い場所でもない限り、忍者刀は不利で弱い武器である。
    忍術や忍者刀を駆使して敵をなぎ倒して行く忍者像は後世(特に海外)で創作されたものであり、
    実際の忍者刀は卵運搬クエに出向くハンターが持っている剥ぎ取りナイフ程度の存在であるとされる。
    実際、現存する数少ない忍術書内には「折れやすいので戦闘の際は普通の刀を使う」という趣旨の記述があり、
    現在は実際に戦闘で使われる事はほぼなかったとする説が有力となっている。
  • 頑ななほどに緑ゲージしか無い斬れ味も直刀のため切断力が劣ることや、
    武器から出自を悟られないよう盗品や破損した刀や槍といった
    二流品を仕立て直したものも多いと言われることからか。
  • 忍者の存在自体秘匿性が高く、忍者刀もあまり頑丈でなかったようで殆ど残っていないため、
    博物館などで展示される忍者刀は数少ない忍術書から再現したレプリカであり、その形や使用法にも諸説あったりする。
    • 一応忍刀を用いた戦闘術に、「座探りの術」というものがある。
      暗闇の中で鞘を切っ先に引っ掛けて前進し、敵に鞘が接触すると振り払われるので、
      そのまま前進すれば突き刺す事ができる。
      鞘紐は口に咥えておく事で、振り払われても後で回収できる。
      言っちゃなんだが、何とも地味な使い方である。

関連項目

武器/狐扇ハナノナゴリヲ - MHXで新たに加わった、盾が数珠の後輩。
武器/ヒュプノカッター - MHFに登場していたデフォルトで会心率100%武器。
武器/カムラノ鉄刀 - MHRiseで登場した、忍者刀がモチーフの武器。こちらは太刀。
武器/カムラノ鉄双刃 - こちらもMHRiseで登場した武器。やはり忍者刀がモチーフと思われるが、こちらは双剣。


*1 以前ではさらに黒龍の素材までも要求されていた。
*2 闇夜剣【昏冥】の方が会心率が10%高く、スロットが2つついている
*3 現在ではイベクエ利用でHR解放直後から入手できる。
*4 攻撃380、会心率10%、緑210、無属性、二つ名武器
*5 一応、同じくMHRiseでは双剣のレイジネイルーが条件付きで会心率100%にはなるが、それも狩り中のみのことであり、また斬れ味消費が倍増するというデメリットも存在する。
*6 攻撃7, 超会心3, 匠構成のニンジャソードを基準とした場合、攻撃7, 見切り7, 超会心3, 弱点特効3構成の轟剣【虎眼】であれば1.15倍程の物理期待値を出せる。また、これよりさらに火力の低いクイーンレイピアや、高性能な属性剣にも基本的には劣る
*7 このクエストはフリーサイドクエストの上位大型モンスターの狩猟も対象外になっており、里クエは全て下位相当扱いになっていると思われる。
*8 右手は常時傘で塞がっており、左腕しか動かさないため推測ができない
*9 片手剣の左右は、あくまでも「利き腕」に依るものである。実際、ノベル版には左利き故に左手に盾を、そして右手に剣を持つ人物が登場する
*10 ただし、片刃であるため刺し込む際に峰の部分に抵抗が生じてしまい、実は刺突にも向かない。
*11 ただし、パーツが多く空洞もあるため「足場に使う」とどんなに身軽な者でも鞘や刀身が破損してしまうため憶測の域を出ない説である。