市場

Last-modified: 2024-04-08 (月) 10:28:21

国内市場と銀河市場について。

概要

市場では一定の手数料を支払ったうえで各種資源を売買できる。市場には以下の二種類がある。

国内市場
ゲーム開始時点では国内市場を利用できる。
国内市場の相場は他国での取引に影響されない。
銀河市場
一定の条件を満たした後は銀河市場を利用できる。
銀河市場が利用可能になると、国内市場は利用できなくなる。
銀河市場の相場は他国での取引によって変動する。

資源の売買

  • エネルギー通貨を軸にした取引
    資源の売買は常にエネルギー通貨エネルギー通貨を介して行われる。
    鉱物を代金にして合金を購入するような取引はできない。そのような取引を行いたい場合は鉱物を売ってエネルギー通貨を得た後、それを代金にして合金を購入する必要がある。
     
  • 手数料
    売買する際には一定量の手数料を支払う必要がある。手数料の基本値は30%。
    手数料が20%、鉱物1の現在価格が1.00のとき、鉱物100を購入する場合の価格は120(20%を上乗せ)、鉱物100を売却する場合の価格は80(20%を天引き)になる。
    手数料は補正を累積させても5%までしか下がらない。
     
  • 取引の最小単位
    資源には取引の「最小単位」があり、それより少ない量での取引はできない。例えば、鉱物の最小単位は100である。
    また、より多くの量を一括購入することができるが、後述の価格決定方法の都合で、取引量と取引価格は単純には比例しない。
     
  • 売買による相場の変動
    資源の相場は資源を買うごとに上昇し、売るごとに下降する。
    標準価格より高いか安いかで、相場の変動幅が別途に定められており、最小単位を取引した際に、標準価格より高い場合は2%変動し、標準価格より低い場合は0.6%変動する。
     
  • 一括購入の価格決定方法
    一括購入は、内部的には最小単位での取引を多数回繰り返したものとみなされる。
    例えば、鉱物500を購入する場合、「100を購入→相場が上昇する」を5回繰り返したとして処理をする。
    言い換えると、100を購入するボタンを5回押したとみなされる。
    そのため、500を購入する場合の価格は100を購入する場合の価格の5倍よりも高くなる。
     
  • 時間の経過による相場の変動
    各資源には「標準価格」が定められており、売買によって変動した相場は時間経過で徐々に標準価格へ戻っていく性質がある。
    標準価格の±0.3%以内まで相場が戻ると次の日に標準価格に戻るように定められている。
    変動率 = C / (C / (±0.3 - D) - (相場が戻るのにかかる日数 - 1) / (銀河市場は1、国内市場は3)) + D
    相場が戻るのにかかる日数 = (銀河市場は1、国内市場は3) × -C × ( 1 / (変動率 - D) - 1 / (±0.3 - D)) + 1
    標準価格より高いとき
    C = 320000
    D = -133.3
    標準価格より低いとき
    C = -45000
    D = 20
    なお、手数料適用前の相場は、標準価格の1/5~5倍に制限されている。
     
  • 相場と取引に関する一覧
    資源標準の価格最小単位
    鉱物食料1100
    消費財250
    合金425
    エキゾチックガスレアクリスタル揮発性粉末1010
    ダークマターズィロ生体金属205
     
  • 取引の制限
    以下の資源は、市場で取引できない。
    • 毎月の産出量と維持費がどちらもゼロの資源 (産出手段を持たない戦略資源や、機械知性の初期状態における食料や消費財など)。
    • 実体を伴わない資源 (影響力物理学社会学工学統合力) や特殊な資源 (ナノマシン出土品アストラル・スレッド)。

自動取引

自動取引を使うと、毎月一定量の資源を自動で売買することができる。
「量」の欄には毎月売買する資源の量を指定する。この量は最小単位の制約を受けず1単位で売買できる。
購入時に「最大購入価格」を指定すると、指定した値よりも相場が高くなった月では、自動購入を行わない(翌月以降の取引は継続する)。指定しない場合は相場がどんなに高くなっても購入する。
売却時には逆に「最小売却価格」を指定できる。
※Ver.3.11.2現在、自動取引を設定したままセーブとロードを繰り返すと、売買していないのに相場の変動だけが何度も発生し、結果として相場を不正に操縦できるバグがある。

銀河市場

概要

銀河共同体で決議「銀河市場の形成」が可決されると、銀河市場の招致合戦が始まる。
その後、銀河市場が成立すると国内市場は利用できなくなり、銀河市場のみが利用できるようになる。
銀河市場が成立した後でも、銀河共同体に加盟していない帝国は銀河市場を利用せず、国内市場を利用する。

 

銀河市場は以下の点で国内市場と異なる。

  • 銀河市場は銀河全体で相場を共有し、他国の取引によっても相場が変動する
  • 銀河市場は国内市場と比べたとき、取引量が同じなら相場が変動が小さい
    • 取引によって相場が変動する量は国内市場の半分で、相場が標準の価格へ戻ろうとする速度は3倍速い。
  • いずれかの通常帝国が入手したことがある戦略資源は、銀河市場で全ての参加国が取引可能になる

銀河市場の招致

概要

銀河市場の開催が決定すると、市場の開催場所を争う招致合戦が発生する。招致合戦では、ディシジョンによって市場開催惑星の立候補や招致活動強化を実施できる。
招致に成功すると、通常より安い取引手数料で銀河市場を利用できる。開催場所の決定にはランダム要素があり、100%招致を成功させる方法は存在しない。

招致イベント

招致イベントが発生した帝国は、自国のPOP数21以上の惑星の中から1か所で「銀河市場の中心地に推薦」のディシジョンを施行することができる(コスト: エネルギー通貨1,000と影響力150)。
このディシジョンが施行された惑星に対し、ランダムで以下の競争力格付けが付与される。格付けが高いほど招致成功率も高い (成功率の詳細)。
国是「内向きの成熟」を採用した帝国や、狂信的な排他主義狂信的な排他主義のAI帝国は、招致できない。

 
項目条件格付けごとの重みづけ
脆弱平凡強力特例完璧
基本値会社ゲシュタルト意識でない9.006.001.00初回には決して
発生しない
会社3.006.009.00
ゲシュタルト意識13.506.000.50
交易価値月収    ~  50×2.00×1.00×0.50
 50 ~  80×1.00×1.00×1.00
 80 ~ 120×0.50×1.00×1.50
120 ~    ×0.25×1.00×3.00
惑星種別エキュメノポリス×1.00×1.00×200.00
  • 格付けの強化
    • 格付けに不満がある場合、「推薦運動を強化」のディシジョンで格付けを引き上げられる。コストはエネルギー通貨2,000と影響力300。
      「推薦運動を強化」は2回までしか施行できない。よって、例えば初期の格付けが「平凡」だった場合は「特例」までしか引き上げられない。

開催国の決定

招致イベント開始から5年経過すると開催国が決定され、実際に銀河市場が開催される。市場開催国は、格付けに対し以下の重みづけをしたうえで、ランダムに選出される。

重みづけ = (格付けによる定数 × 候補地のある星系全体から産出される交易価値の合計) の1.5乗

格付けによる定数
格付け脆弱平凡強力特例完璧
定数23456

招致に成功した星系では、星系画面上で「銀河市場ステーション」が出現する。
立候補していない帝国は、選出されない。誰も立候補しなかった場合、銀河市場は設立されない。

招致合戦に参加しなかった帝国

招致合戦に参加しなかった帝国は、銀河市場成立後に銀河市場を利用できる帝国と通信を確立すると、それ以降は銀河市場を利用する。

銀河市場の移転

銀河市場の設立から50年が経過すると、銀河共同体の決議「銀河市場の移転」が提案可能になる。この決議が可決すると、招致はやり直される。

開催国

市場開催国では帝国補正「市場ネクサス」が発生し、市場手数料-10%のボーナスを得る。
開催国のメリットは手数料の軽減のみで、他国の取引で発生した手数料を自国の収入にできるわけではない。

 

銀河市場ステーションのある星系の領有権を奪うと、奪った国に市場開催国の地位が移動する。
市場開催国が銀河共同体から離脱すると、開催国の地位を失う。

奴隷市場

要DLC「メガコーポ」
銀河市場が成立すると、奴隷市場が利用可能になる。銀河市場を利用できない帝国は奴隷市場も利用できない。
市民権の無いロボットも奴隷同様に売買できる。
購入権は「早い者勝ち」で、オークションのような仕組みは存在しない。
自国の創設種族が奴隷市場で販売され始めた場合、通知が発生する。

 

奴隷の価格:

  • 奴隷の基準価格はエネルギー通貨1,000で、種族が持つ特性によって価格は上下する。
    特性が奴隷の価格に及ぼす影響は、以下のような傾向がある。
    • 勤勉 (鉱物産出+15%) や順応性 (居住性+10%) などのように、労働者の職業に適した特性や職業にかかわらず効果を発揮する特性は、価格を上昇させることが多い。
    • 不滅 (リーダーの寿命+20年) や知的 (研究力産出+10%) などのように、専門家の職業やリーダーに関する特性は、価格に影響しないことが多い。
  • 政策で奴隷が許可されていない帝国は、購入した奴隷を身分から解放するが購入価格は2倍になる。
  • 市場における資源の取引と異なり奴隷の価格は常に固定されており、需給のバランスによる相場の変動は起こらない。

コメント

  • 奴隷市場はAIがあっという間に買いあさっていくせいでプレイヤーは全然買えん -- 2021-09-27 (月) 15:56:45
    • 奴隷の自動購入設定が欲しい -- 2021-12-21 (火) 13:51:25
    • 国際地球連合使ってるときにこれ使って人口増やしてた娘とあったのだがw -- 2024-02-17 (土) 13:05:44
  • AI対プレイヤーの早押し大会、なおプレイヤーはクリック連打しか獲得出来んなw一時停止しても速攻売り切れになる。 -- 2021-11-18 (木) 18:51:59
  • ある年代になると、奴隷出品した瞬間に売れる様になるな。排他主義で外交もするときに重宝する。ただ一気に売ると詰まるが。(そして征服先で再び出会う) -- 2021-11-18 (木) 20:16:07
  • 相場の上限が基本価格の5倍ってことは、エネルギーがダダ余りしてれば資源の大量購入に上限はないってことなんでしょうか。例えば毎月100ずつ戦略資源を購入するとか無茶な買い方しても、市場から資源そのものが枯渇することはないんでしょうか? -- 2021-12-21 (火) 00:06:37
    • そうです、いくらでも買えます -- 2021-12-21 (火) 09:31:04
  • ぶっちゃけ受容平等系は奴隷購入が国力上げる最短よな -- 2021-12-26 (日) 20:38:39
  • 取引の制限に関してですが、一度でも産出しさえすれば、その後は産出手段を絶っても市場から継続して購入出来る、という認識でよいでしょうか? 具体的な状況としまして、生体金属が欲しくも自国に無く、遠方の他国に有り。星系を奪取して一度産出実績を残しさえすれば、その後星系を返還等で失っても市場から継続購入できるでしょうか -- 2022-07-27 (水) 12:29:52
    • その認識は、部分的に合っています。銀河市場については、「いずれかの通常帝国が入手した事がある戦略資源は、銀河市場で全ての参加国が取引可能になる」という、記事の説明どおりです。言われるとおり一度産出実績を作れば永遠に市場に並ぶようになりますが、自国の産出実績が必須ではなく他にも手段が存在します。一方、銀河市場を利用できない絶滅主義などの場合は話が変わってきます。国内市場では、今現在に産出をしていない資源は取引不可になるからです。 -- 2022-07-27 (水) 13:13:39
      • 丁寧にありがとうございます! すごい勉強なりました -- 2022-07-28 (木) 11:46:35
  • 銀河市場の誘致って軌道上居住地やリングワールドでも可能なんだっけ? -- 2022-08-30 (火) 09:36:53
  • クリア後(銀河統一)の銀河市場って国内市場じゃね? -- U.S.S.R.? 2023-02-04 (土) 21:13:15
  • 銀河市場の移転の決議をしたいんですけど、やり方が分かりません…銀河共同体の決議のタブを全て確認しましたが見つからず、50年経過してるのに一向に出てきません。一応自分の中で思う原因としては、連邦を結成し戦争中なため決議提案ができないのかなー?と思ってるのですが、決議ができない原因についてご存じの方教えてほしいです… -- 2023-04-23 (日) 13:12:07
    • たぶんフェデレーションのDLCが必要 -- 2024-04-08 (月) 10:28:21
  • いつの間にか国内市場の自動取引でレートが変動しない上限が変わってる?以前はMAXで鉱石食料は52、戦略資源は5買えてたんだが -- 2023-06-30 (金) 12:32:49
    • 42だね。TIPSのところにまとまってるよ -- 2024-02-17 (土) 13:19:58