アセンションパス

Last-modified: 2024-05-16 (木) 13:17:16

要DLC「ユートピア」または「マシン・エイジ」
アセンションパス (Ascension Path) とは、アセンションパークによって帝国の種族を進化させること。

概要

アセンションパスと呼ばれる一連のアセンションパークと伝統ツリーの組み合わせは、主に帝国内の種族に特殊な特性を付与することで帝国全体を強化できる。

 

アセンションパスには四つのルートがあり、それぞれが専用のアセンションパークと伝統ツリーから構成される。
いずれかのルートを選択すると、他のルートは選択できなくなる。

ルート名
(伝統ツリーの名称)
概要アセンションパーク備考
遺伝子ルート
(遺伝学)
種族の遺伝子を操作する人工進化DLC「ユートピア」が必須
サイバネティクスルート
(サイバネティクス)
肉体の一部を機械で補強する肉体は脆弱 (ゲシュタルト意識でも機械でもない場合)
有機体-機械間インターフェース (集合意識または同化機械の場合)
人工生命ルート
(人工生命体)
古い体を捨てて高度な機械の身体に置き換える人工生命への進化 (創設種族が機械でない場合)
人工生命の時代 (創設種族が機械である場合)
DLC「マシン・エイジ」を導入している場合、
機械の帝国は人工生命ルートでなく機械専用のルートに進む
超能力ルート
(超能力)
超能力に覚醒する物質に勝る精神DLC「ユートピア」が必須
 

機械専用のルート:

ルート名 (伝統ツリーの名称)概要アセンションパーク備考
モジュール式拡張性を高める人工生命の時代DLC「マシン・エイジ」が必須
アセンションパークの採用によって発生する、
状況イベント中の選択によって分岐する
ナノテクナノマシンの集合体となる
仮想現実存在をデータ化する
 

アセンションパスの仕様は、Ver.3.6で大きく変更された。
Ver.3.9で、技術研究の選択肢がランダムであることから受ける影響を緩和するため、複数の変更があった。
Ver.3.12で、機械専用のルートが追加されたほか、全体的にバランスが調整された。

アセンションパーク

アセンションパスは、専用のアセンションパークを取得することから始まる。
各パークの取得条件は、以下のとおり。

 

共通の条件:

  • 3つめ以降のパークスロットで取得できる。
  • 一部の起源や国是では、パークの選択に制約がある。
    • 起源が「シュラウドの導師たち」の場合、いずれのアセンションパークも選択できない (「物質に勝る精神」に近い効果をはじめから持っている)。
    • 起源が「サイバネティクス信条」の場合、いずれのアセンションパークも選択できない (必要な技術さえあれば、伝統のサイバネティクスツリーを採用できる)。
    • 起源が「人工生命の生殖能力」の場合、いずれのアセンションパークも選択できない (人工生命体の研究完了後に、自動的に人工生命ルートを採用する)。
    • 国是「自然なデザイン」を持つ帝国は、すべてのアセンションパスを利用できない。
    • 国是「強化バザール」を持つ帝国は、「肉体は脆弱」以外のパークを選択できない。
ルート名アセンションパーク条件
遺伝子ルート人工進化DLC「ユートピア」
創設種族が機械でない
サイバネティクスルート肉体は脆弱ゲシュタルト意識でも機械でもない
有機体-機械間インターフェースいずれか:
・統治形態「集合意識」を持つ
・国是「暴走する同化機械」を持つ
人工生命ルート人工生命への進化ゲシュタルト意識でも機械でもない
人工生命の時代DLC「マシン・エイジ」を導入していない
創設種族が機械である
機械専用のルート人工生命の時代DLC「マシン・エイジ」
創設種族が機械である
超能力ルート物質に勝る精神DLC「ユートピア」
ゲシュタルト意識でも機械でもない

これらのパークを取得すると各パス専用の方針が利用可能になる。これらの方針を実行することで、伝統ツリーの採用に必要な技術および関連する技術の研究選択肢と研究進捗を得られる。

 

※機械の反乱について:
機械の反乱を防ぐ効果のアセンションパークは、Ver.3.6でも以前と同じく「肉体は脆弱」となっている (「人工生命への進化」に移動していない)。
ただし、創設種族が人工生命と化した帝国は、「肉体は脆弱」がなくても機械の反乱は起きない。
簡単に言うと、人工生命ルートとサイバネルートのどちらを選んでも反乱は起こらなくなる。

DLC「マシン・エイジ」による追加要素

要DLC「マシン・エイジ」

サイバネティクスおよび人工生命ルートは、マシン・エイジの導入によって以下の変化が発生する。ただし、同化機械のサイバネ化は対象外。

  • 伝統ツリーの採用時にスペシャルプロジェクトは発生せず、代わりに状況イベントが発生する。
    • 状況イベントが完了するまでのあいだ、アセンションパスの伝統ツリーは本来の効果を発揮せず、代わりに状況イベントの進行速度を速める効果を発揮する。
    • 状況イベントの進行によって、第一種族のPOPが少しずつ進化する。
  • 状況イベントが完了して少し経つと、連鎖イベントが発生する。このイベントが完了すると、発展的な統治形態を選択できる。
    • 集合意識のサイバネティクスルートの場合は連鎖イベントでなく、前述の状況イベント中に統治形態を変更する機会が発生する。

遺伝子ルート

伝統ツリー

ツリーを採用するには、技術「遺伝子改変」が必要。

ツリー採用効果
評議会の方針「遺伝的探究」をアンロック
惑星建造物「クローンカプセル」をアンロック
遺伝子の再設計
有機種族の遺伝子組み換えで以下が可能になる:
・有利な特性の除去
・不利な特性の追加
レトロウイルス操作
居住性+10%
人工的な創生
遺伝子組み換えによるポートレートの変更をアンロック
同化による集合意識特性の付け外しをアンロック
幹細胞刺激
クローンカプセルのPOP製造速度+1.5追加
対立形質発現
高度な特性」をアンロック
遺伝子特性ポイント+6
有機種族の特性数の上限+2
種族特性のスペシャルプロジェクトコスト-50%
ツリー完成効果
クローンカプセル維持費-33%
「形質導入」技術の研究が可能になる

詳細

  • クローンカプセル:
    POP製造進捗+3/月の効果がある。これにより、ロボティクス種族同様に有機POPを製造できるようになる。
    クローンカプセルは、食料30/月 (岩石種族の帝国の場合は食料でなく鉱物) の高額な維持費を必要とする。
    詳細は生体POPの製造を参照。

  • 集合意識特性の付け外しについて:
    • 集合意識帝国による付与:
      伝統「人工的な創生」を取得した集合意識帝国は、有機POPを同化によって集合意識に取り込むことができるようになる。
      同化された種族は特性「集合意識」を獲得する。これにより強制的な浄化を免れ、第一種族と同じように就業が可能になり、幸福度の影響を受けなくなる。
      またこれにより完全市民権を獲得し、リーダー候補を生み出すようになる。リーダー候補を生み出さない不完全な市民権 (居住権) は付与できない。
      集合意識帝国が別の集合意識帝国からPOPを奪っても同化できない。

    • 非ゲシュタルト意識帝国による除去:
      伝統「人工的な創生」を非ゲシュタルト帝国は、集合意識POPを同化によって特性「集合意識」を除去し、通常の有機POPに変化できるようになる。
      これにより、POPに市民権を付与したり就業させることが可能になり、強制的な浄化も免れる。ただし、幸福度の影響を受けるようになる。

  • 形質導入技術:
    遺伝学の伝統ツリーを完成させると、「形質導入」技術が利用可能になる。3種類の形質導入技術がある。
    • 植物形質導入:
      植物や菌類専用の種族特性が、植物や菌類以外の種族でも利用可能になる。
      この技術が研究選択肢に出現するには、伝統ツリーの完成以外に以下の条件を要する。
      • DLC「プラントイド」
      • 国内に植物または菌類のPOPがいる

    • ケイ素形質導入:
      岩石専用の種族特性が、岩石以外の種族でも利用可能になる (付属的な特性のみで、岩石種族そのものに変化することは不可能)。
      この技術が研究選択肢に出現するには、伝統ツリーの完成以外に以下の条件を要する。
      • DLC「リソイド」
      • 国内に岩石のPOPがいる

    • リヴァイアサン形質導入:
      一部リヴァイアサンなどの強敵から抽出した遺伝子による特性が利用可能になる。
      この技術が研究選択肢に出現するには、伝統ツリーの完成以外に以下の条件を要する。
      • いずれかのDLCが必要:リヴァイアサン、ディスタント・スター、エンシェント・レリック、アクアティック
      • 強敵から遺伝子を入手済み

サイバネティクスルート

伝統ツリー

ツリーを採用するには、技術「統合サイバネティクス」が必要。ただし、同化機械の場合は不要。

ツリー採用効果
(共通:) 評議会の方針「サイバネティック優位性」をアンロック

(同化機械以外:) スペシャルプロジェクト「肉体は脆弱」が発生
※プロジェクトが完了するまで以下の伝統は取得できない
(同化機械:) 有機POPを1体同化するごとに工学工学研究力2か月分 (最大200) を得る
有機POPの同化で得られる資源量2倍
機械への変質
同化によるサイボーグ化をアンロック

生体除去 (絶滅主義)
浄化が進行中の惑星のPOP成長速度+10%

必然的同化 (同化機械)
集合意識POPの同化をアンロック
1年ごとに同化されるPOPの数+1~+3
代謝廃棄物処理
(共通:) サイボーグのPOP維持費-10%
(集合意識:) サイボーグPOPからの帝国規模-10%
統合生体構造学
サイボーグ用の特性をアンロック
(同化機械以外:) 有機種族の特性数の上限+1
製造基準
(非ゲシュタルト意識:) 惑星建造物「強化センター」をアンロック
(集合意識:) 強化センターあたりの強化開発者+2

育成惑星 (同化機械)
「育成惑星」をアンロック
モジュラー・サイバネティクス
テンプレート適用のスペシャルプロジェクトのコスト-50%
ロボット向けの特性ポイントが有機種族にも適用される
ツリー完成効果
(共通:) サイボーグPOPの資源産出+10%
(同化機械以外:) 有機種族の特性数の上限+1
(同化機械:) 機械種族の特性数の上限+2

詳細

  • スペシャルプロジェクト「肉体は脆弱」:
    コストは、工学工学500+100×POP数。プロジェクトを研究すると以下の効果が得られる。
    • 帝国の全ての有機種族(浄化中のPOPなども含む)はサイボーグとなり、「サイバネティック」の特性が付与される:
      居住性+20%、地上軍ダメージ+10%、リーダーの寿命+40年の効果。
      サイバネティックの特性を持った種族出身のリーダーは特性「サイボーグ」を獲得する。効果はリーダーの種類によって異なる。詳細は「リーダー#アセンション進化」を参照。
      サイバネティックの特性を持ったPOPが帝国内に存在することは、物質主義の志向魅力を1.5倍する。

  • 同化について:
    同化された有機POPは特性「サイボーグ」を獲得する。このとき同時に創設種族に合わせて、「集合意識」の特性の付け外しも同時に行われる。

  • 強化センターについて:
    強化センターは惑星固有の建造物で、専門家強化開発者の職業枠2を提供する。
    強化開発者は合金1を消費して工学3、快適度5、POP成長速度+10%を産出する。

  • 育成惑星について:
    惑星規模が15以上ある自然の天体でディシジョン「育成惑星の造成」を実行すると、惑星補正「育成惑星」が発生する。また、惑星の開発構想「育成惑星」が利用可能になる (POP成長速度+10%の効果)。
    惑星補正の効果により、首都建造物や中枢区域から提供される職業枠の一部が、育成ドローン複雑ドローンに置き換わる。
    育成ドローンは食料5合金1を消費して社会学2工学2、快適度5、POP成長速度+10%を産出する。

人工生命ルート

伝統ツリー

ツリーを採用するには、以下の技術が必要。

  • 非ゲシュタルト意識の場合、「人工監理官」
  • 機械知性の場合、「機械テンプレートシステム」
ツリー採用効果
(共通:) 評議会の方針「人工生命体がもたらすもの」をアンロック

(非ゲシュタルト意識:) スペシャルプロジェクト「人工生命への進化」をアンロック
技術「人工自我」の研究進捗+10%

(機械知性:) 居住性+25%
メンテナンス・プロトコル
ロボティクスPOPの快適度使用量-10%
機械への変質 (非ゲシュタルト意識)
他種族を人工生命体へ同化する機能をアンロック

ソリッドステート・アクチュエータ (機械知性)
リーダーの寿命+20年
最適化アルゴリズム
ロボティクスPOPの資源産出+10%
効率的な電源システム
ロボット維持費-25%
ロボット製造者の維持費-25%
既成部品
(共通:) 首都建造物からロボット製造者の職業枠+1
(非ゲシュタルト意識:) ロボット製造者が快適度+2を産出する
ツリー完成効果

(共通:) ロボティクス種族の特性数の上限+2
機械仕掛け種族 (機械知性の場合は機械種族) の特性ポイント+2
種族特性スペシャルプロジェクトのコスト-50%

(機械知性:) ロボティクスのリーダーが特性「人工生命体」を得る

詳細

  • スペシャルプロジェクト「人工生命への進化」:
    コストは、工学工学1,000+200×POP数。プロジェクトを研究すると以下の効果が得られる。
    • 有機種族が人工生命体種族に置き換わる
      POPに「機械仕掛け」の特性が付与される:
      • 死の惑星を含む全ての惑星の居住性+200%
      • リーダーは寿命で死亡しなくなる(ただし故障という形で死亡することがある)
      • リーダーに「人工生命体」の特性が付与される
        効果はリーダーの種類によって異なる。詳細は「リーダー#アセンション進化」を参照。
      元種族に「機械仕掛け」の特性が付与されるのではなく、完全に新しい種族に置き換わる。対象が複数種族だった場合、それらすべてが新しい第一種族に合流する。
      第一種族のポートレートが機械に変化し、以後も機械の中からしか選べなくなる。
      「機械仕掛け」以外の特性は全て失われる。特性は改めて種族テンプレートの適用で付与しなければならない。
      起源が「ネクロファージ」「クローン軍団」の場合、それらの特徴は失われる。
      元々いたロボット由来の人工生命体種族には変化がなく、新種族にも合流しない。
    • 他種族 (ロボットを含む) を同化によって人工生命体種族に取り込むことが可能になる
      他の同化と異なり、同化されたPOPは第一種族に合流する。
    • 帝国が有機生命体帝国から人工生命体帝国に変化する
      • 技術者エネルギー通貨の基本産出量が+2されて8になり、農民食料の基本産出量が-1されて5になる
      • 地上建造物の「送電グリッド」系列と「鉱物精製プラント」系列が建造に合金合金を要求するようになるかわりに、発電/鉱業区域数の上限を増やす効果を得る
      • 首都建造物がロボット製造者の職業枠を提供するようになる
      • ほとんどの有機生命体帝国からの外交態度が悪化する
      • 機械帝国からの外交態度は改善し、断固たる殺戮機械とは外交交渉が可能になる

人工生命体帝国は機械知性と何が違うのか

人工生命体帝国は主に以下の点で機械知性 (ゲシュタルト意識の機械帝国) と異なる。

  • POPと経済:
    • POPは幸福度の影響を受け消費財を消費し、派閥に参加する。
    • 帝国内の有機生命体POPに市民権を付与できる。
    • POP製造速度が異なる。
      • ロボット建造者から得られるPOP製造の進捗は+2/月。機械知性の複製機器からは+1/月。
      • 首都建造物のロボット建造者枠は、機械知性の複製機器枠より1少ない。
      • 総合的には、常に機械知性と同等以上のPOP増加速度になる。
    • 階層は、統治者/専門家/労働者のままであり、複雑ドローン/雑役ドローンにはならない。降格の待ち時間も存在する。
    • 交易価値交易価値を産出する。
  • 国政:
    • 統治者は統治形態によって、選挙で選出あるいは世襲 (!?) する。
    • 国是などは非ゲシュタルト帝国のものを引き続き使用する。機械知性専用のものは使用できない。

超能力ルート

このルートでは、帝国の志向が精神主義系統精神主義狂信的な精神主義の場合、コロッサス用兵器「神聖執行器」が利用可能になる。
詳細は「コロッサス#神聖執行器」を参照。

伝統ツリー

ツリーを採用するには、技術「超能力理論」が必要。

ツリー採用効果
評議会の方針「超能力至上主義」をアンロック
第一種族が特性「潜在的超能力者」を得る
PSI結社
惑星建造物「PSI結社」をアンロック
読心者
基礎情報レベル+10
布告「遠隔視」をアンロック
大覚醒
種族特性「潜在的超能力者」が「超能力者」に置き換わる
種族特性「超能力者」を付与する同化をアンロック
シュラウドへの突入
スペシャルプロジェクト「シュラウドの突破」をアンロック
テレパスが他の超能力者に資源産出+10%の効果を与えるようになる
シュラウド化通信
暗号力+2
解読力+2
ツリー完成効果
布告の維持費-10%
シュラウド探索のクールダウン-20%

詳細

  • 惑星建造物「PSI結社」:
    PSI結社は各惑星に1つだけ建てられる特殊な建造物で、テレパスの職業枠を2つ生み出す。
    テレパスは統合力統合力を産出するほか、法務執行官より弱い犯罪減少の効果を持ち (25→10)、さらに惑星全体の超能力POPによる資源産出を+10% (2POPで+20%) 増加させる。
    テレパスには種族特性「潜在的超能力者」「超能力者」を持ったPOPしか就業できない。
    また建造物自体から安定度+5の効果も得る。 安定度を直接上げる効果はめずらしく、これは実質的に惑星全体の資源産出+3%の効果とみなせる。

  • 種族特性「潜在的超能力者」:
    潜在的超能力者には以下の効果がある。
    • 研究力Physics_Research.pngSociety_Research.pngEngineering_Research.pngの産出+10%および統合力の産出+5%
    • リーダーに20%の確率で「超能力者」の特性が付与される
      効果はリーダーの種類によって異なる。詳細は「リーダー#アセンション進化」を参照。
      MTTH220か月で、超能力者でないリーダーに超能力者の特性が付与されることがある。
    • 特性ポイントや特性数枠を消費しない
    • 超能力者に対して効果を発揮する補正は、潜在的超能力者にも適用される

  • 種族特性「超能力者」:
    超能力者には以下の効果がある。
    • 研究力Physics_Research.pngSociety_Research.pngEngineering_Research.pngと統合力の産出+10%、幸福度+5%
    • 全てのリーダーに「超能力者」の特性が付与される
    • 特性ポイントや特性数枠を消費しない

  • スペシャルプロジェクト「シュラウドの突破」:
    研究することでシュラウドが利用可能になる。
    詳細は「シュラウド」を参照。

  • 布告「遠隔視」:
    ズィロを消費してセンサー、FTLドライブ、量子カタパルトにボーナスを得る。(詳細)

  • 技術「思想強制」:
    布告「思想強制」をアンロックする。幸福度-10%を代償にして暗号力や統治志向への魅力などにボーナスを得る。(詳細)

状況イベント「変容」

DLC「マシン・エイジ」を導入した状態でアセンションパーク「人工生命の時代」を取得すると、状況イベント「変容」が発生する。
状況イベントのアプローチを変更することで、イベントの進行を加速できる。ただし、加速しているあいだは統合力統合力の産出が低下する。
このイベントの進行中は、種族特性の変更ができない。

 

ステージ1~3では、選択によって技術研究に一時的なペナルティが発生する。
見返りとして、首都惑星に戦略資源 (生体金属ナノマシンダークマター) を産出する希少な惑星特性が出現する。資源の産出量は、投資の大きさに比例する。
ここでの選択は、最終的なアセンションパスの選択に影響しない。

 

ステージ4の選択で、アセンションパスが確定する。
選択したパスに対応する、首都の惑星特性が強化される。

 

状況イベントが終了すると、ステージ4で選択したアセンションパスが有効になる (伝統ツリーがアンロックされるのではなく、統合力不要で自動的に採用される)。

モジュール式ルート

伝統ツリー

ツリー採用効果
冶金技師からの生体金属産出+0.1/月
高速交換
労働者労働者 (雑役ドローン雑役ドローン) の資源産出+10%
自動補正特性が最適化される毎月のPOP数+4
液体金属ジョイント
ロボット製造者の機械POP製造進捗+1/月(機械知性は+0.5/月)
ロボット製造者の職業維持費生体金属+0.15/月
和平モジュール
安定度+10
地上軍ダメージ+50%
職業「兵士」から惑星の安定度+0.5(機械知性は+0.25)
高レベル強化
行政官が「労働者雑役ドローンによる資源産出+2%」の惑星補正を持つ
上級工具
上級特性」をアンロック
機械特性数上限+4
機械特性ポイント+4
種族特性のスペシャルプロジェクトコスト-50%
ツリー完成効果
すべての機械リーダーが特性「人工生命」を得る
職業維持費-15%

ナノテクルート

伝統ツリー

ツリー採用効果
惑星建造物「ナノマシン研究施設」をアンロック
星系基地建造物「ナノマシン収集機」をアンロック
凝集系
惑星建造物「ナノマシン研究複合施設」をアンロック:
農民からの産出に対して食料-1ナノマシン+0.2
鉱山労働者からの産出に対して鉱物-1ナノマシン+0.2
分子再構成
惑星建造物「ナノテクの大窯」をアンロック
技術「ナノマシン変成」の研究選択肢を得る
抑制できない消費
ディシジョン「世界の融合」をアンロック
超優位
艦種「ナノマシン・スウォーマー」をアンロック
ナノマシン兵器関連の研究選択肢を得る
ナノマシン強化
ナノマシンに関する布告をアンロック
ツリー完成効果
ナノマシン収集機を5年ごとに強化する
入植地数からの帝国規模-50%

詳細

惑星建造物「ナノマシン研究施設」「ナノマシン研究複合施設」:
ナノマシン研究施設は、職業「ナノテク研究者」の職業枠3を提供する。同じ惑星に複数建造できる。建造物の維持費はエネルギー通貨8ナノマシン1。
アップグレードすると「ナノマシン研究複合施設」になり、職業枠が6になる。建造物の維持費はエネルギー通貨10ナノマシン2。
ナノテク研究者は消費財1ナノマシン1(機械知性はエネルギー通貨2ナノマシン1)を消費して、物理学2社会学2工学6を産出する。

 

星系基地建造物「ナノマシン収集機」:
星系全体に対し、研究ステーションの建造対象でなく岩石質である天体上に、ナノマシンナノマシンの埋蔵資源を発見する。
初期の埋蔵量は0.1。
ナノテクツリーの完成効果で5年ごとに強化され、ナノマシンの埋蔵量を増やすかナノマシン・スウォーマーの艦隊を得る。
注意として、埋蔵量が少ない場合 (0.5未満の場合?) はゲーム画面上に埋蔵資源が表示されない。しかし、埋蔵資源はそこに存在しており、採掘ステーションを建てて採掘できる。

 

惑星建造物「ナノテクの大窯」:
エネルギー通貨30ナノマシン3の維持費を消費して合金15を産出する。職業枠は提供しない。同じ惑星に複数建造できる。

 

技術「ナノマシン変成」:
研究すると惑星建造物「ナノマシン変成工場」をアンロックする。
ナノマシン変成工場は、エネルギー通貨5ナノマシン1の維持費を消費して揮発性粉末エキゾチックガスレアクリスタル2を産出する。職業枠は提供しない。同じ惑星に複数建造できる。

 

ディシジョン「世界の融合」:
実行すると状況イベントが開始され、時間の経過とともに障害物「ナノマシン収穫盆地」と荒廃度が増えていく。
この盆地ひとつごとにナノマシン0.5/月が産出される。
状況イベントが完了すると、惑星はナノマシン惑星に変化する。変化しても盆地はそのまま残るが、区域数上限を減らさないので (ナノテク帝国にとっては) 無害。
このディシジョンによって出現するナノマシン惑星 (便宜的に「ナノテク惑星と呼ぶ」) は、DLC「ディスタント・スター」によって出現するナノマシン惑星と名称は同じでも、以下のように性質が異なる。

  • ナノテク惑星は入植できる。伝統のナノテクツリーを採用した帝国の機械POPは、ナノテク惑星上の居住性が100%。それ以外の種族も入植可能だが、居住性は0% (機械惑星と異なり、有機POPの生存も可能)。旧来のナノマシン惑星は、入植不可。
  • ナノテク惑星は、発電区域と鉱業区域の上限数に惑星特性による制限を受けない。
  • ナノテク惑星は、旧来のナノマシン惑星同様にテラフォーミング可能 (ただしナノテク帝国自身はは不可能)。
  • ナノテク惑星は固有の開発構想「ナノテク惑星」が利用可能で、この開発構想はナノテクの大窯やナノマシン変成工場の運用などに都合がよい。
 

艦種「ナノマシン・スウォーマー」:
小型の軍艦。メナス艦のように艦船設計にかかわらず建造費が一定。建造費はナノマシン500。
使用兵器を魚雷や軍用機などで統一できる、装甲やシールドを積むためのスロットがないなど、既存の軍艦にない特徴を複数持つ。
詳細は、艦船設計#ナノマシン・スウォーマーを参照。

仮想現実ルート

伝統ツリー

ツリー採用効果
第一種族に特性「仮想現実」を追加
解読力+2
暗号力+2
集合容量
種族特性「仮想現実」に以下の効果を追加:
職業からの資源+175% (植民地1つにつき-25%)
POP維持費:植民地1つにつき+0.1エネルギー通貨
データ駆動型論理ループ
科学者の職業維持費-10%
行政官の職業維持費-10%
リーダー維持費-15%
POPからの帝国規模-15%
惑星からの帝国規模+100%
容量同期
政策「仮想現実優先政策」をアンロック
生産性シミュレーション
区域から提供される事務員(機械知性はメンテナンスドローン)、
科学者および行政官の職業枠数が増加する
高度サーバーメンテナンス
事務員(機械知性はメンテナンスドローン)に以下の惑星補正を追加する:
・仮想現実POPからの資源産出にボーナス
・惑星アセンションティア1,5,10ごとに効果量+1%

首都建造物が区域数上限+1を提供する
ツリー完成効果
空いている職業枠がある場合即座に仮想現実POPが生成される
仮想現実POPは強制移住や難民の対象にならなくなる
すべての機械リーダーが特性「仮想リーダー」を得る
ディシジョン「サーバーシャットダウン」をアンロック
※Ver.3.12.1現在、「サーバー負荷の軽減」は実装されていない

詳細

  • 種族特性「仮想現実」:
    伝統の取得にしたがい、以下のように効果が拡張する。
    取得した伝統追加される効果
    ツリー採用
    (初期状態)
    奴隷市場での売却や、POP誘拐の対象にならない
    住居使用量-90%
    最低居住性+25%
    集合容量職業からの資源+175% (植民地1つにつき-25%)
    POP維持費:植民地1つにつき+0.1エネルギー通貨
    ツリー完成強制移住や難民の対象にならない
    植民地の数から発生するペナルティ-25%によって、資源産出への補正量はマイナスにもなる (0%で打ち止めではない)。大国で仮想現実ルートを採用すると、経済が成り立たなくなる。

  • ディシジョン「サーバーシャットダウン」:
    強制移住ができない仮想現実帝国で、入植地を放棄する手段。
    通常、入植地放棄のコストは影響力影響力だが、このディシジョンのコストは統合力統合力200。

寸評

アセンションパス/寸評を参照。

コメント

  • ナノテクヤバくね…星系基地建造物が強すぎるよこれ。維持費なしの艦隊が無限に増えてくから艦種をこれだけにすれば艦隊許容量を無視できるしナノマシンの産出自体もやたらと多くなる。 -- 2024-05-15 (水) 02:43:58
    • 最初にプレイしたときは許容量圧迫して邪魔くらいにしか思わなかったけど、既存の艦隊解体屋送りにして統一すりゃいいのか。次で試して見るかな。 -- 2024-05-15 (水) 08:18:35
  • 仮想現実ってより、機械の自動化っつうか、今まで職業ごとにpop配置してやっと機能してた諸々が手入れ不要に -- 2024-05-15 (水) 11:10:07
  • モジュール式は雑に採用してもとにかく強い、仮想現実は残党や砕けたリングやガーディアン国是と組み合わると強い、ナノテクは最大限活かせる組み合わせって何だろ -- 2024-05-15 (水) 12:19:56
    • 同化機械じゃないか?同化機械だけが惑星とPOPからの帝国規模を0にできるから拡張し放題、モジュール式はPOPがサイボーグと機械とでバラけるから旨味が少ない -- 2024-05-15 (水) 15:25:57
    • 今まで同化機械だと創設種族とサイボーグの片方しか強化できずにモヤってたのが、別にどちらも強化しないパスという解決策が示されたの割とありがたい。 -- 2024-05-15 (水) 18:47:22
  • 官僚などのことを「行政官」に書き換えるの、やめてほしい。確かにPOPにそういう表記はあるけど、画面を隅々まで見ている人以外には意味不明なので -- 2024-05-15 (水) 15:25:46
    • 修正しました。もとのデータの表記がそうなっていますね -- 2024-05-15 (水) 15:49:40
      • もとのデータの表記がそうなってるのは官僚がいる統治形態だからですよ。いない統治形態ではなってません -- 2024-05-15 (水) 18:41:59
      • さっき確認したのですが、あくまでアセンションパス「仮想現実」の場合では機械知性しか採用できないので、上記の表記としては「調整機器」か「行政官」が適していると考えられます。なので官僚表記は誤りだということで元に戻しました。調整機器や官僚など統治形態によって名称が変わる職業は「行政官」と統一するのもアリだと思いますが、個人的にはぱっと見で調整機器などのほうがゲーム内表記として馴染み深いですし、統治形態のニュアンスも含まれているのでわかりやすいのかなとも思います。 -- 2024-05-16 (木) 02:21:24
      • 仮想現実はゲシュタルトじゃない機械も使えるよ -- 2024-05-16 (木) 08:04:36
      • マ?大変失礼。ならまとめて行政官表記でもいい気がしてきた -- 2024-05-16 (木) 08:18:11
    • なんか行政官表記が大好きな人がいるみたいなんだけど、行政官や採掘職といった職業の系統を表す表記は補正の適用範囲と必ずしも一致しないので、系統名で表記することに価値を感じないんだよね。それでいてすごい分かりにくいし -- 2024-05-15 (水) 16:12:47
      • 補正の適用範囲と一致するから変えてるんですよ。官僚の仲間でなくて行政官の仲間の補正のみ変えてます -- 2024-05-15 (水) 18:36:09
      • 本当に一致してる?司祭や死祭司は職業分類の表示が司祭だけど、適用されるんじゃないの? -- 2024-05-16 (木) 08:18:58
      • 一部である部分があるので一致してるってのは語弊がありそうですね、すいませんが訂正しますね。司祭は行政官の一部であり、司祭と表示されていても司祭だけが対象ではないことがあるのがややこしくて。生産性シミュレーションは行政官全体ともいえますが実際に項目が増えるのは統治形態等で区域に存在している行政官の一部。仮想現実の維持費削減は行政官全体のはず。モジュール式の高レベル強化は官僚、司祭、管理職とか決まった行政官の一部 -- 2024-05-16 (木) 08:47:46
      • 分かりにくいという点では異論が全く無いようだし、この類の説明はざっくりと「官僚など」で済ませたいのだけど。それじゃダメですかね? -- 2024-05-16 (木) 09:39:08
    • 英wikiによると官僚司祭管理職シナプスドローンテレパス文化人評価ドローンetcをひっくるめたカテゴリーにAdministratorsというのがあるようだがこれの事か? -- 2024-05-15 (水) 19:27:35
      • そう、それが日本語訳「行政官」 -- 2024-05-15 (水) 20:29:48
      • 海外wikiは仮想現実ルートを行政官(Administrator)で統一してるけど、内容はちょっと間違ってるっぽいね -- 2024-05-15 (水) 22:45:23
    • そもそも何の職が行政官なのかってゲームのどこに書いてあるんですか? -- 2024-05-16 (木) 08:35:11
  • あれか。企業には官僚おらんな。管理職だ -- 2024-05-15 (水) 19:03:59
  • ナノマシン収集機はサイズ25以上の不毛な惑星や溶融惑星、有毒惑星とかがある星系がいいっぽいね -- 2024-05-16 (木) 00:04:38
  • ナノテクで貰える船あまりにも多すぎて処理落ちが酷いな。ナノマシンの収入とんでもないし造船速度も速いからガンガン作りたいけど自分のPCじゃ限界だった。 -- 2024-05-16 (木) 02:35:54
  • 機械惑星とナノマシン惑星は共存不可だった。まぁそりゃそうだろうけどナノマシンの特殊障害物もろとも消えるから途中で止めたりしてもダメだった -- 2024-05-16 (木) 02:45:06
  • 仮想現実、プレイヤー負荷が少ないのがいいね。植民地多くても7つだしpopの管理も無いようなもので、奪った惑星は即シャットダウンしてゲーム負荷も減らせる。浄化扱いじゃないのが謎だけど。 -- 2024-05-16 (木) 11:16:08
  • 仮想現実を使って、惑星1つの中で資源の収支が完結するように建築→セクター属国化を繰り返して税収を増やすんだ。一度スカラリアムにしてしまえば技術差がついても保護国にならない仕様があるから独立戦争がほぼ不可能なレベルまで簡単に抑え込める -- 2024-05-16 (木) 13:17:15