伝統

伝統(tradition)は、統合力を蓄積することで取得でき、帝国全体に影響するボーナスを得られる。

概要

伝統はテクノロジーと異なり、取得する選択肢にランダム要素は無い。
伝統は分野ごとにツリーに分かれており、最大7つまでツリーを開放できる。ツリーを開放するのにも統合力を要するが、ツリーを開放することでもボーナスが発生する。
ツリー内の伝統全てを取得してツリーを完成させるとさらにボーナスが発生する。同時に、アセンションパークのスロットが一つ開放される。

ツリーによっては特定の政体でのみ利用可能になる。また、起源や創設種族の特性によっては名前や効果が置き換わることがある。
集合意識や機械知性を採用した帝国では、伝統の名称やフレーバーテキストが全て、非ゲシュタルト帝国とは別のものに置き換わる。

Ver.3.1.1より、採用するツリーの組み合わせは自由に選択できるようになり、ツリーの種類も増えた。
Ver.2.2.0より、派閥は特定の伝統の採用を求めなくなった。

コスト

次の伝統を取得するのに必要な統合力は、以下の数式で計算できる。

コスト = (300 + (8 × 伝統取得数)^1.8) × 帝国規模によるペナルティ

「伝統取得数」には、ツリーの採用も含まれる。また、ツリーの完成によっても+1される。
帝国規模によるペナルティについては、帝国#帝国規模を参照。

過去の変更：

• Ver.3.3で採用済みツリー数からのコスト増加は発生しなくなった。また指数的増加の係数が1.7から1.8になった。
• Ver.2.2で星系数、植民星数に代わって帝国膨張度が使用されるようになった。
• Ver.2.02βで星系補正が0.01になり、植民星数の補正と乗算ではなく加算されるようになった。
• Ver.2.0で人口による補正の代わりに、領土の星系の数が使用されるようになった。

ツリー一覧

以下の機能のアンロックは、DLCも別途必要とする。

• 評議会の方針：要DLC「ギャラクティック・パラゴン」
• 連邦種別：要DLC「フェデレーション」

適応

元々は集合意識に関するツリーだった。現在は、ほとんど関係なくなっている。

採用条件：統治形態が機械知性でない。

ツリー採用 POPの住居使用量-10% 評議会の方針をアンロック：自然征服
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再利用強化 建造物と区域の建造費および維持費-15%	適応強化の多様化 居住性+10%
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適者生存 軌道爆撃ダメージ+25% 防衛軍ダメージ+25%	生態環境への適応 無償の建造物スロット+1	割り当て 強制移住コスト-50%
↓	↓	↓
ツリー完成ボーナス 通常の惑星 (※1) の開発構想にボーナスが追加される (単純な割合ボーナスでなく、効果は開発構想ごとに異なる)

※1：通常の惑星とは軌道上居住地、リングワールド、エキュメノポリス等の特殊天体以外を指す。また、それらの特殊な惑星であっても通常の惑星と共通する開発構想であれば効果がある。(リングワールドにおける統一センターなど)

才能

要DLC「ギャラクティック・パラゴン」
リーダーに関するツリー。

※1：「帝国の代表者」を取得すると、既存のリーダーとリーダー候補に対しても効果が遡及して適用される。

外交

外交や連邦に関するツリー。

採用条件：国是「内向きの成熟」「貪食する群れ」「大地を喰らうもの」を持たない

ツリー採用 外交のコスト-50% 評議会の方針をアンロック：関係構築 布告をアンロック：外交助成金
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連邦 連邦設立をアンロック 使節+1	外交網 他国に大使館を開設するごとに+3/月 条約締結の条件のうち、大使館の開設が免除される
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協調連携 自国の連邦艦隊許容量への貢献値+100% 国境摩擦-25%	直接外交 最大信用値+50 信用増加率+33%	優れた外交官 外交受諾値+5 関係改善活動中の使節は1%/月の確率で好意を得る
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ツリー完成ボーナス 外交発言力+10% 役人の雇用上限+1 (※1) 連邦の経験値+2/月

※1：Ver.3.11.2現在、ツリー完成ボーナスの効果はツールチップでは利用可能な使節+1となっているが、実際には役人の雇用上限+1。

発見

テクノロジーと調査船に関するツリー。

ツリー採用 アノマリー研究速度+20% 評議会の方針をアンロック：未知の究明 布告をアンロック：星図作成
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勇敢に行く 資源調査速度+35% 調査船離脱成功率+50%	科学部門 研究の選択肢+1 科学者の雇用上限+1 科学者の初期レベル+1
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データバンク伝送 研究ステーションからの産出+20% 星系基地からの産出+20% 布告「研究への助成金」をアンロック	総合技術教育 リーダーの獲得経験値+10% リーダー候補の数+1
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	科学への信仰 研究者の職業維持費-20%
	↓
ツリー完成ボーナス 研究速度+10% 連邦種別「研究共同体」をアンロック

支配

元々は権威主義に関するツリーだった。現在でも、奴隷に関する効果や連邦種別が関連している。

ツリー採用 (通常：) 労働者からの資源産出+5%、奴隷からの資源産出+5%、奴隷の政治力-25% (ゲシュタルト意識：) POPの快適度消費量-15% 評議会の方針をアンロック：市民排斥
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植民地総督 役人の雇用上限+1 役人の初期レベル+1 +0.5/月	(通常：) 帝国建築学 首都建造物と住居建造物からの住居+1 (集合意識：)シナプス拡張 シナプス・ノードから住居+2 （機械知性：）モジュラー拠点 区域からの帝国規模-25%	信頼された警官隊 (通常：) 法務執行官から産出を追加で+1 布告「監視の強化」をアンロック (ゲシュタルト意識：) 逸脱性-10
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枢密院 評議員の獲得経験値+20% 布告資金+50		労働のための動機付け （通常：） 労働者と奴隷からの資源産出+5% 布告「シフト延長」をアンロック （ゲシュタルト意識：） 雑役ドローンからの資源産出+5% 布告「ドローン酷使」をアンロック
↓		↓
ツリー完成ボーナス POPからの帝国規模-10% 連邦種別「覇権体制」をアンロック

敵対

要DLC「ヒューマノイド」
宿敵宣言に関するツリー。

採用条件：国是「内向きの成熟」「暴走する同化機械」を持たない。絶滅主義でない。

ツリー採用 POP成長および製造速度+3%×隣接する宿敵の数 宿敵の最大数+1 評議会の方針をアンロック：第二撃
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難局に対処する 宿敵1か国ごとに、全クラスのリーダー雇用上限+0.5	対戦 相対的な軍事力が宿敵より劣る場合： ・造船コスト-5% ・造船速度+10% 相対的な技術力が宿敵より劣る場合： ・研究者維持費-15% ・研究所建造速度+100% 相対的な経済力が宿敵より劣る場合： ・労働者 (または雑役ドローン) の資源産出+10%
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完璧なコントラリアン 決議に反対するときの外交発言力+50%	敵を凌ぐ 宿敵へのダメージ+15%
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	エクリプス 戦争目標が「屈辱」の戦争に勝利すると、の産出+2%×宿敵の数
	↓
ツリー完成ボーナス 使節+1 外交スタンス「対立主義」をアンロック

拡張

領土の拡張に関するツリー。

ツリー採用 植民地開発速度+25% 軌道上居住地の本体 (首都建造物) の合金維持費-20% 軌道上居住地の居住区域以外の区域の合金維持費-20% (※1) 評議会の方針をアンロック：優れた植民地
↓		↓
星々へ届け 星系基地建設の影響力コスト-10%		植民への情熱 新しい植民地の初期POP数+1
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定期便ネットワーク 星系と入植地数からの帝国規模-25%	銀河への野望 星系基地維持費-20%	新たな人生 POP成長速度+10% 急速稼働プロトコル（機械知性） POP製造速度+10%
↓	↓	↓
ツリー完成ボーナス (通常：) 軌道上居住地とリングワールドを除く全ての惑星で区域数の上限+1 (宇宙生まれ：) 軌道上居住地の区域数の上限+1

※1：Ver.3.11.1現在、ツリー採用ボーナスのツールチップは、居住区域の合金維持費を下げると書かれているが、実際には居住区域以外の区域の合金維持費が下がる。

調和

元々は精神主義に関するツリーだった。現在でも、惑星アセンションに対する効果や連邦種別が関連している。
非ゲシュタルト意識専用だが、ゲシュタルト意識の場合は効果が似た同期ツリーがある。

採用条件：志向がゲシュタルト意識でない。

ツリー採用 POP維持費-10% 評議会の方針をアンロック：内政の安定
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(通常：) 精神と肉体 リーダーの寿命+10年 リーダーのネガティブな特性の最大値-1 (ネクロファージ：) 自己の統合 POPをネクロファージ化すると、 1.5か月分のを得る (最大100)	連帯感 (共通：) POPからの帝国規模-15% (通常：) POPの降格時間-75% (負担共有：) リーダー維持費-20%	より大きな善 統治志向への魅力+25% 犯罪-10
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調和のとれた指導 布告資金+50		ユートピアの夢 安定度+5 惑星アセンションのコスト-10%
↓		↓
ツリー完成ボーナス 惑星アセンションの効果+25% 連邦種別「聖なる盟約」をアンロック

商業

交易価値に関するツリー。

採用条件：志向がゲシュタルト意識でない。

ツリー採用 交易保護値+5 星系基地の回収範囲+1 評議会の方針をアンロック：市場開放
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トリクルアップ経済 事務員からのおよび快適度産出をさらに+1	適応型経済政策 交易政策をアンロック (通商連合加盟時：) 連邦交易艦隊 自国の連邦艦隊許容量への貢献量+50%
↓	↓	↓
商業上の冒険心 トレーダーからの快適度産出をさらに+2 建造物「商業地区」および交易に関する区域からのトレーダー職業枠+1～2	より良い発想の市場 産出+10%	関係者取引 市場手数料-10%
↓	↓	↓
ツリー完成ボーナス 産出+10% 連邦種別「通商連合」をアンロック

政略

要DLC「フェデレーション」
銀河共同体に関するツリー。

採用条件：銀河共同体が創設されており、自国が絶滅主義でない。

ツリー採用 使節+1 銀河共同体に割り当てた役人のレベル1ごとに影響力+0.1 評議会の方針をアンロック：パイオニア政治
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クイド・プロ・クオ 支持した決議が可決されると、提案した帝国から好意+1を得る	グラビタス 決議の提案および拒否権の行使に必要な影響力-25% 銀河共同体に割り当てた役人のレベル1ごとに外交発言力+2.5%
↓	↓
愛国的アジェンダ 自国が提案した決議が可決されると統合力18か月分を得る	頑固な請願者 他国が提案して決議が可決されると、自国が提案した決議が可決されるまで外交発言力+25%
↓	↓
並外れた権力 拒否権のクールダウン-25% 緊急決議のクールダウン-25%
↓
ツリー完成ボーナス 外交発言力+10% カテゴリ「政略の伝統」の決議をアンロック

繁栄

主に資源生産に関するツリー。

ツリー採用 採掘ステーションからの産出+20% 評議会の方針をアンロック：優遇社会
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管理業務 建造物と区域の維持費-10%		標準化テンプレート 建造物と区域の建造コスト-10% 建造速度+25%
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利益の追求 (：創造的な集合意識) (通常：) 職業からの資源産出+5% (ゲシュタルト意識：) 複雑ドローンからの資源産出+5%	星間フランチャイズ 職業維持費-5%	公共事業局 都市区域からの住居を追加で+1 その他、住居を供給する区域からの供給量を加増する (宇宙生まれ：) モジュール式上部構造 居住区域からの住居+1 居住地の区域数上限+1 (※1)
↓	↓	↓
ツリー完成ボーナス ステーションの維持費-10%

※1：Ver.3.11.1現在、モジュール式上部構造のツールチップでは区域上限+10%となっているが、実際の効果は区域上限+1。

国造り

要DLC「ギャラクティック・パラゴン」
評議会に関するツリー。

策略

要DLC「ネメシス」
諜報に関するツリー。

覇道

軍事に関するツリー。

ツリー採用 宇宙軍許容量+20 地上軍ダメージ+20% 評議会の方針をアンロック：軍備増強
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熟練造船工 造船速度+25%	宇宙軍兵站部隊 艦船維持費-10% 宇宙軍許容量+20%	戦士の魂 艦船連射レート+10% 軌道爆撃ダメージ+20%
↓	↓	↓
ウォーゲーム 艦隊指揮上限+20 司令官の雇用上限+1 司令官の初期レベル+1		グレート・ゲーム 星系基地へのダメージ+20%
↓		↓
ツリー完成ボーナス 政策「戦争ドクトリン」をアンロック

同期

ゲシュタルト意識特有のツリーだが、内容は調和ツリーに近い。

採用条件：志向がゲシュタルト意識である。

ツリー採用 POP維持費-10% 評議会の方針をアンロック：「成長補正」「拡張補正」「秩序補正」「認知補正」
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(集合意識：) クローン臓器 リーダーの寿命+10年 リーダーのネガティブな特性の最大値-1 (機械知性：) 自己保存プロトコル リーダーの故障確率-50% (ネクロファージ：) 心の統一 POPをネクロファージ化すると、 1.5か月分のを得る (最大100)	同期エージェント POPからの帝国規模-15% リーダー維持費-20%	(集合意識：) 本能的同期 シナプスドローンが快適度+2を追加産出 (機械知性：) 統合された保全機能 評価ドローンが逸脱性-3を追加産出 自動移住確率+30%
↓	↓	↓
柔軟な思考ルーチン 布告資金+50 ノード復元追加スキル+1		集団理論 安定度+5 惑星アセンションのコスト-10%
↓		↓
ツリー完成ボーナス (共通：) 惑星アセンションの効果+25% (機械知性：) 布告「産業保守」をアンロック

不屈

要DLC「アポカリプス」または「オーバーロード」
防戦に関するツリー。

ツリー採用 星系基地許容量+2 星系基地アップグレード速度+50% 評議会の方針をアンロック：不可侵の国境
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抵抗は倹約 防衛軍から+0.5/月 防衛軍の耐久力+25%	防衛の熱意 星系基地と防衛プラットフォームの船体値および攻撃力+33%
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断じて降伏しない 軌道爆撃から受けるダメージ-25% 戦争疲弊-25% 請求権を作成されるコスト+25%	要塞ドクトリン 星系基地許容量+2 星系基地アップグレードコスト-50% 諜報作戦「星系基地の破壊」を仕掛けられたときの難度+4
↓	↓
調和の砦 国境内での射撃レート+15% 防衛戦争中の軍艦建造速度+33%
↓
ツリー完成ボーナス 防衛プラットフォーム数上限+50% 星系基地維持費-20% 連邦種別「軍事同盟」をアンロック

多様性

元々は機械知性の外交に関するツリーだった。現在は、機械知性専用であること以外はほとんど関係なくなっている。

採用条件：統治形態が機械知性である。

ツリー採用 POP製造コスト-10% 評議会の方針をアンロック：自己保全
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普遍的互換性 使節+1 機械知性の他国に対して信用の上限+50	空間の最適化 POPの快適度使用量-10%
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適応型プログラム 市場手数料-10%	物質解析 職業維持費-5%	代理運用 メンテナンスドローンからの統合力+1
↓	↓	↓
ツリー完成ボーナス 機械POP製造速度+10% POP製造コスト+1

アセンションパスのツリー

アセンションパスを参照。
ツリーごとのリンク：

• サイバネティクス
• 遺伝学
• 超能力
• 人工生命体

寸評

伝統/寸評を参照。

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