主観性の極めて強い項目なので、初心者向けの参考程度と捉えてください。
寸評
Ver.3.9.3
目安は以下の通りで、特定の志向や国是との相性や相乗効果は評価に含めず、特性の効果を単体で評価したもの。
- ☆☆☆☆☆:とても有用
- ☆☆☆☆ :有用
- ☆☆☆ :普通
- ☆☆ :微妙
- ☆ :おすすめしない
有利な特性
イベントなどによる特殊な特性は割愛。
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
素早い繁殖者 | ☆☆☆☆☆ | (POP成長速度+10%) ステラリスでは内政力≒人口であるため、非常に強力。特に序盤の立ち上がりに大きな助けになる。大国ほど惑星1つあたりのPOP成長は遅くなるが、それでも有用。 |
インキュベーター | ☆☆☆☆☆ | (惑星上のPOPの少なさに応じてPOP成長速度+30%~-10%) 素早い繁殖者と同じく人口増加の方向性だが、人口が少ない時にはより効果が大きいため、素早い繁殖者以上に序盤の立ち上がりに有効。 |
従順 | ☆☆☆☆☆ | (POPからの帝国規模-10%)(環境ver3.11.2) Ver3.11から帝国規模の肥大化によるデバフを抑えることがさらに難しくなり、相対的に価値が増した。仮に(他の補正が全くない状態で)1000POPに「従順」を付与した場合、研究コストと伝統コストそれぞれに大体-10%前後の効果がある。 ゲーム終盤でポイントが余っている場合は候補に挙がる。 |
順応性 | ☆☆☆☆☆ | (居住性+10%) 居住性+10%は実質的に、POPの快適度/消費財/食料消費-10%・職業による資源産出+5%・成長速度+5%となる。ただし、居住性が100%を超えた分は無駄になる。 最終的にテクノロジーとテラフォーミングだけで居住性100%に届くので、特性を捨てられるアセンションパスを採用するのが望ましい。 |
知的 | ☆☆☆☆ | (産出+10%) 特性ポイント2で3分野合わせて+30%。天性の学者はポイント1で+15%なので、効率は同じ。物質主義の魅力が上がると都合の悪い精神主義帝国ではこちらのほうが使いやすい。 ただしゲーム中の技術開発で中盤までに+60%は確実に乗り、また安定度などでさらに数十%は乗るところへの10%加算であるため、ゲーム中盤以降実質的な効果は半減する。 |
天性の物理学者 | ☆☆☆ | (得意分野の研究力産出+15%)(環境ver3.11.2) 工学者は、研究が遅れやすい工学を狙って強化できるので特に効果が高い。 社会学者も、最近のverでは考古学技術などで研究が増えており、種族改変スペシャルプロジェクトにも使用するため需要が多い。 物理学者は、現行verでは研究が余りやすくアストラル・アクションなどで補正も乗りやすいため他二つに比べると評価が一段落ちるか。 これらの特性は物質主義の魅力を上げる効果もある。 |
天性の社会学者 | ☆☆☆☆ | |
天性の工学者 | ||
伝統的 | ☆☆☆☆ | (産出+10%) 文化人以外にも統合力を少し産出する職種は多いので、無駄になりにくい。労働者を奴隷やロボットだけで賄えるようになると、第一種族ではさらに使いやすくなる。 一部の国是では特定の職業からおまけで統合力が得られるが、それに対しても効果がある。 奴隷の場合、統合力を産出することはほとんど無いので、付けないほうがいい。 独善的な奉仕機械のバイオトロフィーの場合は統合力の産出以外に仕事が無いので取らない理由が無い。 |
独創的 | ☆☆☆☆ | (産出+15%) 基礎資源が増加した分だけPOPや区域を他に回せると言うことであり、総合的に有利に立ち回れる。 多くの補正と加算関係にあり、特にテクノロジーによるボーナスが大きい為、中盤以降は相対的な価値が低下する。 奴隷は就業可能な職業がシステム的に限られているので、有効活用しやすい。農耕民族は何故か家畜にも有効である。 |
勤勉 | ||
農耕民族 | ||
存亡に関わる多数回繁殖 | ☆☆☆☆ | (戦争または危機に直面している時のPOP成長+30%) 成長速度補正は破格だが、戦争時にしか効果が発揮されないので、いかに戦争状態を維持するかが重要になる。国内の問題に関しては母星が爆発しようが過激なカルト教団に絡まれようが効果は発揮されない。 弱小国や孤立主義者などに安全に喧嘩を売れれば非常に強力だが、防衛協定や属国で大同盟が形成されてくると活かし辛くなる。序盤の立ち上がりにも向かない。 その特性上、いつでも他国に喧嘩を売れる絶滅主義や、戦争状態維持が派閥満足につながる軍国主義とは相性が良い。 とにかく周辺状況に左右されやすいので、安定感では素早い繁殖者やインキュベーターに劣る。危機は到来が遅すぎるのでほぼおまけ。 |
外来生物 | ☆☆☆☆ | (ネガティブな特性を1つもつごとに、居住性+5%およびPOP成長速度+5%) ①特性選択に関しては各アセンションパーク及び起源:過剰チューニングの特性は選択可能。 初期状態ではネガティブ特性4つで居住性+20%、pop成長速度+20%まで。第二種族の特性としては文句が無く、第一種族であってもリーダーを他種族から用意したり政治体制の都合がつくなら捨てたものではない。 ②ネガティブ特性に関しては特性ポイントの大小には依らず、必要ポイントがマイナスのものの数だけをカウントする。サイバネのネガティブ特性もカウントされる。 |
極度の順応性 | ☆☆☆ | (居住性+20%) 序盤の立ち回りはかなり楽になるが、いくら何でもコストが高すぎで、しかも終盤は研究で居住性が改善されるため、ほとんど無駄になる。 アセンションパスの効果で特性を後で捨てるか、銀河共同体でコルヌコピア計画を採用する前提で使った方がいいだろう。 |
資源保護者 | ☆☆☆ | (POP維持費-10%)(環境ver3.11.2) 効果の対象はPOP維持費だけで、職業維持費は減少しない。 官僚や科学者を大量に雇う状態では消費財需要のほとんどが職業維持費になるのであまり意味がなくなるが、序盤に限れば職を選ばずに効果があり、維持費の大きい平等主義や物理主義では特に効果がある。 奴隷はPOP維持費に消費財をほとんど使わないので不要。 |
倹約家 | ☆☆☆ | (基本産出+25%) 器用はテクノロジーや帝国補正、惑星補正と加算の関係にあり相対的な価値が低下する一方、倹約家は帝国補正、惑星補正、安定度と乗算の関係にあり中盤以降も相対的な価値が下がらない。 ただしテクノロジーの発展に伴い自然と強化される技術者(器用)と比べると、事務員(倹約家)は最大強化の為に統治形態から国是、連邦に至るまで特化させる必要があり、汎用性に欠ける。 |
遊牧的 | ☆☆☆ | (移住によるPOPの流入+15%、強制移住コスト-25%) 強制移住を積極活用する場合の節約効果が期待できる。強制移住を使わない場合でも移民流入加速により新惑星入植~首都建造物アップグレード前の人口増加を加速する効果などを見込める。 いずれの場合も特性が腐る事は無いものの、積極採用する価値があるほどに大きな効果とは言い難い。 |
とても強靭 | ☆☆☆ | (地上軍ダメージ+40%、労働者による資源産出+5%) 第一種族で使うにはコストが高すぎるが、奴隷であればほぼ確実に効果があり、特に戦闘奴隷が採用すると非常に強力な地上軍を作れるようになる。 軍国主義の魅力を上げる効果がある。 |
不滅 | ☆☆☆ | (リーダーの強化) 必要な経験値量の関係上、これらの特性があってもなくてもリーダーのレベルはあまり変わらない。 リーダー運用の観点からは、高レベル期間が長くなり初期リーダーが死ぬ前に他の寿命延長手段に到達しやすくなる不滅が優秀。 統合力の観点からは、統合力維持費が減り致命的なデメリットを減らせる有能も悪くない。 DLCを使うとNPC勢力から有能なリーダーを雇えるので、重要度が下がる。 |
尊者 | ||
有能 | ☆☆☆ | (リーダー維持費-10%、リーダーのネガティブな特性の最大数-1)(環境ver3.9.3) Ver3.9.3環境ではネガティブ特性の潜在最大保有数が最大で4であるため、最低でも-25%以上のネガティブ抑制効果が見込める。 ネガティブな特性自体はランダムで効果が大した痛手にならないものから致命的なものまでピンキリなので、博打せず堅実にリーダーを強化していきたいのであればあって損はない。 維持費軽減はオマケ...にもならないレベルだが最序盤ならささやかな効果を実感できる。 |
放射線栄養生物 | ☆☆☆ | (POP維持費の50%を食料からエネルギー通貨に置き換える。死の惑星の上ではエネルギー通貨のPOP維持費が発生しなくなる。死の惑星上でPOP成長速度+10%。死の惑星での居住性+10%) 実質的に生存者や好致死性との併用が前提となる。死の惑星で様々な恩恵を受けられるが、出現率が高くないので、これを採用するなら終末爆撃や徹底的工業主義など、能動的に死の惑星を作り出せる国是と組み合わせたい。 効果自体は素早い繁殖者+順応性+食料維持費半減なのでとても強力。死の惑星に適性のあるPOPが入手できたら付けるのもいいが、菌類・植物限定なのがネック。 |
カリスマ | ☆☆☆ (の場合 ☆☆☆☆) | (職業による快適度産出+20%)(環境ver3.11.2) 快適度を得るための建造物を一つ減らせるほどの効果は無い。受容主義の魅力が上がることと、カリスマを付けた種族は統治者職に選ばれやすいという効果のほうが意味がある。 序盤は効果が感じられない一方で、快適度を得るための建造物以外からも統治者や医療従事者等から快適度が手に入るようになる中盤以降は、 快適度が上がるディシジョンやテクノロジー、リゾート惑星等と乗算の関係にあることもあり効果が感じられてくる。 快適度をメンテナンスドローンに依存する集合意識では、他に回せるPOPを増やし、実質的に資源産出量増加の効果があるため価値は大きく上がる。 |
帯毒 | ☆☆ | (①最低居住性+30%、最大居住性-30%、②住居使用量+10%、③同じ惑星の非帯毒POPに対し幸福度-1%、同じ惑星の非帯毒POPから幸福度+2%、④地上軍ダメージ+50%、⑤家畜化不可)(環境ver3.9.3) 特性単体としては非常に扱いにくい。地底生まれ+帯毒など一部の特殊な運用である程度輝く。とても強靭とセットで付けると並みの上級ユニットよりも強力な地上軍を大量に編成できる。 |
賢明 | ☆☆ | (リーダーの獲得経験値+10%)(環境ver3.9.3) Ver3.8でリーダーの大幅なテコ入れにより相対的に価値が上がったと思いきや、その後のアップデートにより+25%から+10%に弱体化されこれまで以上に効果を実感し辛くなってしまった。 リーダーの取得経験値自体は種族特性に頼らなくても統治者特性「見る目がある」や共通リーダー特性「適応力」、伝統:発見「総合技術教育」、アセンションパーク「超越的学習」、布告:教育運動、政策:能力増強など、いくらでもカバーする手段があるので積極的にとるメリットは少ない。 |
強靭 | ☆☆ | (地上軍ダメージ+20%、労働者による資源産出+2.5%) やはり第一種族で使うには勝手が悪い。中途半端にこれを使うなら、とても強靭のほうがいい。 |
遵法者 | ☆☆ | (統治志向への魅力+30%) 影響力の産出アップと思えば悪くないが、意味が出てくるのは統治志向以外の野党派閥が出てくるようになってから。 第一種族に初期で付ける特性ではなくて、志向の異なる被占領種族を改宗させるため後付けする特性と割り切ったほうがいい。 派閥に参加しないPOP(奴隷や神経ステープラー、同化機械帝国のサイボーグ及び奉仕機械帝国のバイオトロフィー)にも付けられるが、意味は全く無い。 |
出芽 | ☆☆ | (奴隷以上の職に就いているPOPは0.02/月のPOP製造進捗を産出する) 集合意識や遺伝子ルートでなくても有機POPを製造できるのは良いのだが、50POP集めてようやく1.00/月と進捗率が低すぎる。同コストで排他関係にある素早い繁殖者に勝る場面は殆どないだろう。 国是『のどかな開花』で建てられる建築物があると効果が5割増になるが、やはり序盤は効果を活かし辛い。 |
結晶化 | ☆☆ | (同上) 岩石種族版の出芽。種族特性のマイナス補正も相まって悲しいまでに効果が薄い。 岩石種族は遺伝子ルートでないと素早い繁殖者を付けられないので、POP増加を優先したい場合は選択肢に入るが、積極的に戦争をするつもりなら『存亡に関わる多数回繁殖』の方が良い。 |
光栄養生物 | ☆☆ | (POP維持費の50%をからに置き換える) 食料は水耕栽培区画などで増産しやすく、食料は足りないがエネルギーは余っているといった状況はそうそう生じるものではない。 岩石種族や機械知性であえて有機POPを養う場合など、どうしても足りない場合に後付けするくらいか。 奉仕機械のバイオトロフィーに付けると効率の悪い農業区域を減らせる。 |
社会的 | ☆ | (住居使用量-10%) 建造物スロット解放のために都市区域を建てるだけで住居は十分に足りるので、全く役に立たない。 効果量自体が少ないので、区域から建造物スロットが得られない軌道上居住地ですら不要。 |
不退転 | ☆ | (防衛軍ダメージ+50%) ただでさえ地上軍へのボーナスは意味が薄いのに防戦でしか使えないとなると、どうしようもない。 なんとか活用しようとしても、遺伝子組み換えは惑星単位で適用できることを利用して、要塞だらけの惑星にだけ適用するような使い方くらいしか無い。 |
気体副産物 | ☆ | (POPが戦略資源を産出する) あまりにも産出量が少なすぎる。これを取るくらいなら「勤勉」を付けて、増えた鉱物で生産施設を建てた方がいいだろう。 無機性の呼気は産出量が2倍で岩石種族以外にも付けられるが、もともと少ないものが倍になってもどうしようもなく、維持費も5割増しのうえ3ポイント使用という体たらく。 遺伝子ルートで家畜を使う場合はポイントが余りがちなので、無いよりはマシ程度の使い道はある。 |
きらめく表皮 | ||
揮発性排出物 | ||
無機性の呼気 |
不利な特性
基本的には、プラス特性の評価を逆にしたものになる。よって、単なる裏返しにしかならない記述は省略し、マイナス特性に特有の点のみ記述する。
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
孤立的 | ☆☆☆☆☆ | (住居使用量+10%) |
非順応性 | ☆☆☆☆☆ | (居住性-10%) 生命の播種・砕けたリング・地底生まれ+帯毒の場合居住性低下を踏み倒して遺伝子ポイントだけ入手できるため有用。 それ以外の帝国でも居住性のボーナスが他で十分得られる終盤に、後付けで採用するというなら選択肢に挙がる。 |
愚鈍 | ☆☆☆☆ | (リーダーの弱体) 完全市民権を持たない種族ならリーダー候補を出さなくなるので、ポイントのタダ取りができる。 第一種族で使用する場合は強烈なネガティブ特性がある不運が一段落ちる。 |
刹那的 | (リーダーの寿命-10年、岩石種族の場合は-25年) | |
不運 | (リーダーのネガティブな特性の最大値+1) | |
心理的不妊症 | ☆☆☆☆ | (戦争または危機に直面している時のPOP成長-30%) 非戦時は一切のデメリットなしで2ポイントをタダ取りでき、戦争する場合も短期決戦を心がければ悪影響を最小限に抑えられるため、基本的には有効。 国内の問題に関しては母星が爆発しようが過激なカルト教団に絡まれようが効果は発揮されない。 相手側から宣戦されてしまうと悲惨で、何とか勝利できても成長が大きく遅れてしまう。同盟国や属国での反乱勃発にも注意が必要。 |
貧弱 | ☆☆☆☆ | (地上軍ダメージ-20%、労働者による資源産出-2.5%) 平和主義の魅力を上げる効果がある。 |
逸脱者 | ☆☆☆☆ | (統治志向への魅力-15%) 統治志向の魅力を高めることは比較的容易で、帝国の運営が順調なら15%のマイナスは無いに等しい。よほど野党派閥が強力な状況でもなければ実質的なポイントのタダ取りができる。 |
嫌悪感 | ☆☆☆☆ | (職業による快適度産出-20%)2ポイント浮くのは美味しいが、初期ビルドで付けてしまうと余分なホロ・シアターや事務員が必要になり、序盤が苦しくなる。快適度が余る中盤以降や契約奴隷への後付け向き。精神主義の場合は聖堂でごまかせるのでお得。 排他主義の魅力を上げる効果がある。 |
固着的 | ☆☆☆ | (移住によるPOPの流入-15%、強制移住コスト+25%) |
退廃的 | ☆☆☆ | (労働者と奴隷の幸福度-10%) 労働者や奴隷が不幸になっても、政治力の低さから悪影響は少ない。生活水準で「階級化経済」を採用する場合は、一層顕著。 逆に「ユートピアの豊かさ」や「負担共有」を使う場合は労働者の政治力が高くなるので悪手。政治力の高い契約奴隷にも注意。 機械帝国の有機生命POP(サイボーグ、バイオトロフィー)は労働者でも奴隷でもないので、付けても全く悪影響が無い。国是「抑圧的な独裁政治」でも労働者の幸福度が強制的にゼロになるので事実上踏み倒せる。 |
浪費 | ☆☆☆ | (POP維持費+10%) 第二種族や奴隷向けの特性。 ただし奴隷でも僅かに消費財を使用するため契約奴隷や狂権威かつ消費財pop維持費の極端に少ないディストピア社会が向いている。 |
闘争的 | ☆☆ | (産出-10%) 第二種族や奴隷向けの特性。 ただし統合力を産出するネクロファイトや法務執行官・決闘士/エンターテイナー/官僚・司祭(戦闘奴隷/家内奴隷/契約奴隷)には不適。 |
粗暴 | ☆☆ | (POPからの帝国規模+10%)(環境ver3.11.2) 帝国規模のデバフがかからない最序盤から序盤に懸けてや、アセンションパス「超能力」や国是「ソヴリン・ガーディアンシップ」などでPOPからの帝国規模が高く抑えられていて持て余し気味であるならば、ポイントのタダ取りができる。 |
鈍い繁殖者 | ☆ | (POP成長速度-10%) 成長に頼らずPOPを増やす目算があるなら採用の余地はある。例えば起源ネクロファージなら昇格や浄化で第一種族を増やせるので殆どデメリットにならない。 |
遺伝学「人工的な創生」による特性
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
頑健な臓器 | ☆☆☆☆☆ | (居住性+30%、リーダー寿命+50年、職業による資源産出+5%)(環境ver3.9.3) これひとつで「極度の順応性」「高徳」「効率的なプロセッサ」のすべてを兼ね備え、通常の特性で換算すると軽く10ポイントを超える価値がある俗にいうぶっ壊れ特性。 どの種族や志向、国是でも採用が見込まれ、遺伝子ルート最大の強みでもある。 |
多産 | ☆☆☆☆☆ | (POP成長速度+30%、住居使用量-10%)(環境ver3.9.3) POP成長系の特性としてはまったく隙が無く非常に強力だが、「インキュベーター」や「存亡に関わる多数回繁殖」に比べるとコストが重く一長一短。 例にもれずほかのPOP成長系特性との重ね掛けができないため、最終的には好みや特性ポイントとの相談になる。 住居使用量-10%はオマケ。住居使用量+10%の「孤立的」と組み合わせて打ち消せば実質的な特性ポイントが3になる小技がある。 |
洗練された脳 | ☆☆☆☆☆ | (職業による産出+20%、リーダー維持費-10%、リーダーのネガティブな特性の最大数-1、リーダー特性「洗練された脳」追加)(環境ver3.11.2) 第一種族や第二種族向けの特性。 特に第一種族と相性が良く「頑健な臓器」と組み合わせると大幅なリーダー強化ができるが、「頑健な臓器」と「洗練された脳」だけで遺伝学でもらえる特性ポイントのほとんどを使い果たしてしまう点に注意。 超能力やサイボーグとも共存可能なので、運よく他国からPOPを入手できれば更に強力なリーダーと研究力を手に入れられる。 |
カプセル育ち | ☆☆☆☆☆ | (POP製造速度+25%、住居使用量-10%、自然繁殖できない)(環境ver3.11.2) 遺伝学採用でアンロックされるクローンカプセルを最大に生かすことができ、エキュメノポリスや細胞活性化センター、遺伝的探求、死後雇用センターなどと組み合わせるとPOP製造進捗が10.00/月を上回ることも。 その代わりに自然繁殖ができなくなるため、第一種族でこの特性を採用するのであれば「多産」+「遊牧的」などのPOP成長用、「カプセル育ち」を使ったPOP製造用にテンプレートを分ける必要があり、種族をひとつにまとめたいときは社会学研究の手間が必要になる。 |
神経ステープラー | ☆☆☆☆ | (職業による資源産出+5%、の職に就けない、リーダー候補を出さない、リーダーの獲得経験値-100%、幸福度に影響されない、派閥に参加しない)(環境ver3.9.3) 奴隷向けの特性。 侵略戦争などで奪った他国のPOPに適用することで反乱を防ぎ、惑星の安定度を高め安定した資源産出を行えるようになる。そのため権威主義や排他主義の国家との相性が良いといえる。 余談だが、不要なPOPにこの特性と「特殊代謝」「帯毒」「無機性の呼気」などを付与し奴隷市場に出品することで、他国にロクに使い物にならないPOPを高額で買わせることができる。 |
天性の機械工 | ☆☆☆☆ | (職業による産出+10%)(環境ver3.11.2) 第二種族や契約奴隷向けの特性。 産業惑星や産業エキュメノポリス、リングワールドの職業産出量を底上げする際に役立つが、登場時期がやや遅く汎用性に欠けるのが玉に瑕。 |
美味 | ☆☆ | (奴隷「家畜」の基本産出量+2)(環境ver3.11.2) 家畜奴隷向けの特性。 奴隷「家畜」の産出量を50%上げられる点と神経ステープラーとの相性が良い点は評価できるが、家畜自体ニッチな需要なため汎用性に乏しくこの特性が活きる場面が限られている。 アップデートにより農民の職業産出量を上げるテクノロジーが家畜にも反映されるようになり農民と家畜の食料産出量の差が縮まったため、相対的にこの特性の価値が増した。 |
珪長質 | ||
特殊代謝 | ☆☆ | (POP成長速度+25%、居住性+25%、リーダーの寿命+50年、POP維持費+0.125)(環境ver3.9.3) たったの1ポイントで種族を大きく強化できるが、その分維持費も激烈に重くなる。補正や割引を考慮しない場合、生産施設1つで16POPしか養えない。 これを付与するつもりなら、増えたPOPでガスを精製するだけという結果にならないよう、あらかじめ入念に準備を整えておく必要があるだろう。 多産と共存可能なので、キャラバンから購入した種族や知性化種族など、優秀だが数の少ないPOPを増やしたいときは使えるか。 |
リヴァイアサン形質導入による特性
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
多肢性 | ☆☆☆☆ | (奴隷以上のPOPからPOP製造進捗+0.05/月) 「出芽」の上位互換。得られる進捗が2.5倍になっており、さすがにこれだけ増えるとPOPの増加を大きく助けてくれる。 「カプセル育ち」との相性も良いが、同時に採用するとかなりのポイントを消費してしまうのが悩ましいところ。 |
ドレイク肌 | ☆☆ | (奴隷以上のPOPから+0.025/月、地上軍耐久力+50%) POP資源産出シリーズ。やっぱり産出量が低すぎる。「天性の機械工」が2ポイントで付与できることを考えると合金目的での採用価値はまったく無いだろう。 むしろ地上軍特化型種族を作るときに役立つ耐久力上昇の方が本命かもしれない。「とても強靭」や「帯毒」を付けてもまだポイントは余るので採用のハードルも低いだろう。 |
ボイドリング | ☆ | (最低居住性+20%、POP維持費のがに置き換わる) 起源「地底生まれ」、「帯毒」とセットで付けると最低居住性がちょうど100%になり、どんな惑星でも最高の適性で入植できるようになる。 しかしこれを付けられる時点でテクノロジーやテラフォーミング、「頑健な臓器」など居住性を上げる手段は豊富に存在しており、わざわざこれを付けるメリットはほぼ無いだろう。 POP維持費の置き換えについても、3ポイントも使ってしまうことを考えると、エネルギーが余っている状況ですらとても採用できない。 |
サイバネティクス「統合生体構造学」による特性(サイボーグ)
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
洗練されたプロトコル | ☆☆☆☆☆ | (POPからの帝国規模-10%、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) POPからの帝国規模を抑えられるため中盤以降が前提となるサイバネティクスではかなり強力。特に「従順」と組み合わせることで20%もの削減が可能であり、アセンションパスでサイバネティクスルートに行く代表的なメリットの一つとなっている。 |
高耐久性 | ☆☆☆☆☆ | (快適度使用量-0.5、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.9.3) POPの快適度消費量が半分になるため、事務員やエンターテイナーに割り当てられるPOPを大幅に減らすことができ非常に有用。特に快適度をメンテナンスドローンに依存している集合意識ではシナジーが凄まじく、逆に事務員を強化して交易価値を上げる伝統「商業」や「倹約家」「交易アルゴリズム」との相性がやや悪い。 帝国や職業によって差はあるが、80POPいる惑星でだいたい10POP前後の事務員がほかの職業に就くことができるようになる。 |
パワードリル | ☆☆☆☆ | (職業による鉱物食料エネルギー通貨産出+10%)(環境ver3.8.4) サイバネティクスで追加する時期でこそ他の補正の兼ね合いからイマイチだが、それでも基礎資源の産出を増やせるのは生体種族の同特性同様に強力。 |
収穫装置 | ||
超電導 | ||
効率的なプロセッサ | ☆☆☆☆ | (職業による資源産出+5%、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) 発展資源や研究力なども含めてすべてに補正を載せる強力なものであり、生体種族にはない特権である。しかしながら中盤以降は他の補正もある中でのわずか5%であり、その割に2ポイントという大きなコストがかかる。種族別に設定が必要なサイバネティクスでは使い分けを考えた方が強いかもしれない。 |
論理エンジン | ☆☆☆☆ | (職業による物理学社会学工学産出+10%、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) 「パワードリル」などと同様にこちらも生体種族の同特性に準じて序盤に強い。研究力は繰り返し研究があるために無駄にならない点が中盤以降でも価値を見出せる点か。また、維持費がかかるとはいえコストが安いのも大きい。 |
学習アルゴリズム | ☆☆☆☆ | (リーダーの経験値入手+25%、リーダー維持費-10%、リーダーのネガティブな特性の最大数-1、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) Ver.3.8でリーダーに大幅な強化が入って以来、評価が大きく上がった特性のひとつ。 効果自体は低コストながら「有能」と「賢明」を兼ね備えた優秀なものであり、これらと組み合わせることでかなりのリーダー強化ができるようにもなる。 |
改良型記憶装置 | ☆☆☆ | (リーダー維持費-25%、リーダーのネガティブな特性の最大数-1、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) アップデートにより「学習アルゴリズム」のほぼ下位互換のような効果になってしまったが、機械知性のものと違いコストが安く 「有能」や「学習アルゴリズム」と重ね掛けすることでリーダーのネガティブ特性を-3まで持っていけるため決して弱くはない。 |
二重関節 | ☆☆☆ | (住居使用量-10%、移住による流入+15%、強制移住コスト-25%、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) 生体種族の「社会的」と「遊牧的」を合わせることでPOPを詰め込むことに重きを置いたシナジーをつけたもの。「遊牧的」におまけがついただけなので腐りはしないがそこまで積極的にとるものでもない。 |
忠誠回路 | ☆☆☆ | (幸福度+10%、エネルギー通貨維持費+0.3)(環境ver3.8.4) 仮に安定度に十分寄与する政治力のPOPだったとしても、資源生産という点では+3.6%に過ぎない。 その特性上、労働者階級や専門家階級の政治力が高い生活水準(「負担共有」や「社会福祉」など)で資源産出アップの恩恵を受けやすくなる。 |
交易アルゴリズム | ☆☆☆ | (職業による交易算出+25%) |
オーバーサイズ | ☆☆☆☆ | (住居使用量+10%、移住による流入-15%、強制移住コスト+25%)(環境ver3.8.4) 「二重関節」の裏返し。 |
ニューラルリミッター | ☆☆☆☆ | (リーダーの経験値入手-25%、リーダー維持費+10%、リーダーのネガティブな特性の最大数+1)(環境ver3.8.4) 同化した奴隷POPではポイントのタダ取りができおいしい。リーダーを輩出するPOPでは「学習アルゴリズム」の裏返しのため☆2。 |
帯域混雑 | ☆ | (POPからの帝国規模+10%) |
高維持費 | ☆ | (快適度使用量+0.5)(環境ver3.8.4) 抑圧的な独裁政治のようなPOPの快適度を無視できる特殊な国家でもない限り、この特性を取得するメリットはない。 |
電源浪費 | ☆ | (エネルギー通貨維持費+1.0)(環境ver3.8.4) あからさまなポイント取り用のオトク特性に見えるただの地雷。ただでさえサイボーグPOPは他特性によるエネルギー維持費が重くなりやすく、経済が貧弱な序~中盤あたりではかなりの負担になってしまう。また、サイボーグの特徴として特性ポイントよりも特性数の枠が足りなくなりやすく、1ポイントのためだけにこのマイナスの特性を取るほど枠に余裕があるケースが少ないため、さらに拍車をかけて相対的な価値を下げてしまっている。 |
ロボティクス種族の特性(ロボット、ドロイド、人工生命、機械知性)
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
洗練されたプロトコル | ☆☆☆☆☆ | (POPからの帝国規模-10%) 帝国規模が膨れ上がりやすい機械知性では、サイバネティクスやロボット以上に重要になる。 |
量産型 | ☆☆☆☆☆ | (POP製造速度+15%) 機械知性の国是である高速複製機械と同様に、有機種族と比べて人口増加の手段が少ない機械知性では取らない理由がないほど強力。コストが安いのもかなり大きい。 |
感情模倣装置 | ☆☆☆☆ | (職業による快適度+20%) 機械知性ではホロシアターが建てられないため、メンテナンスドローン枠にPOPを吸われがちな序盤では有機種族以上に重宝する。惑星が完成する後半では、快適度産出の手段が増えメンテナンスドローンに頼らなくても安定度50を下回ることがないため相対的な価値は下がる。メンテナンスドローン1POPにつき資源産出+1%が+1.5%になると考えるとわかりやすい。 |
論理エンジン | ☆☆☆☆ | (職業による物理学社会学工学産出+10%) |
効率的なプロセッサ | ☆☆☆☆ | (職業による資源産出+5%) 発展資源や研究力なども含めてすべてに補正を載せる強力なものであり、生体種族にはない特権である。しかしながら中盤以降は他の補正もある中でのわずか5%であり、その割に3ポイントという大きなコストがかかる。人工生命体で第一種族も異種族もすべて同化していく場合に雑に資源産出を増やせるのは強い。 |
学習アルゴリズム | ☆☆☆☆ | (リーダーの経験値入手+25%)(環境ver3.9.3) 機械知性では、リーダーの獲得経験値上昇が不死である統治者とノードが恒久的なバフを得ることを意味し帝国全体の利益に直結するため、その手段が限られている序盤から恩恵を受けられるこの特性はかなり有用といえる。 |
宣伝機械 | ☆☆☆ | (職業による統合力産出+15%、統合力職業維持費-10%)(環境ver3.9.3) 有機種族の「伝統的」と比較しても有用なのだが、ドロイド及び人工生命体にしか付与できないため必然的に登場時期が遅く汎用性に欠ける。 人工生命体では「伝統的」と組み合わせればそれなりの統合力産出強化が見込める。 |
交易アルゴリズム | ☆☆☆ | (職業による交易算出+25%) |
パワードリル | ☆☆☆ | (職業による鉱物食料エネルギー通貨産出+15%) 機械知性や人工生命体の帝国では食料はほとんど役に立たないため事実上☆1。サイバネティクスとは違いコストが重く、人工生命体の場合サイバネティクス以上に後半よりになるぶん相対的な価値も下がる。 |
収穫装置 | ||
超電導 | ||
家事プロトコル | ☆☆ | (職業による快適度算出+20%、隷属の場合、召使いに就職可能)(環境ver3.9.3) アップデートにより事務員の快適度産出が強化され、召使いという職業自体が相対的に弱体化された。 職業枠を消費しないとは言っても事務員の職業枠の数には基本的に困るケースが少なく交易も産出しないため、国是「享楽の追求者」「企業快楽主義」など採用していない限り専門職に就けるドロイドをわざわざメイド化させるメリットは乏しい。 ただデメリットも少なく、やや非効率とはいえ職業枠を消費せず失業することもないメイドロボは、失業POPの管理や惑星管理という点から見れば潤滑油的な役割を果たすことができる。 余談だが、この特性を持つドロイドは機械の反乱が起きたときに殺戮機械になりやすいという特徴を持つ。 |
改良型記憶装置 | ☆☆ | (リーダー維持費-25%、リーダーのネガティブな特性の最大値-1) リーダーが強化されたとはいえ、ネガティブ特性回避のためだけにコスト2は重い。 |
忠誠回路 | ☆☆ | (幸福度+10%) 人工生命体にのみ付与できる安価な「効率的なプロセッサ」。後半になればなるほど幸福度や安定度が100%に張り付きやすくなるため、取得時期が遅めの人工生命体の特徴と相まってややシナジーが嚙み合っていないのが欠点。 |
再生部品 | ☆ | (POP製造コスト-20%) ロボット製造の職業維持費自体が微々たるものなので、ほとんど効果を実感できる機会がない。デフォルトで複製機器の職業維持費が通常帝国の半分である機械知性ではなおさら。 |
高耐久性 | ☆ | (POP維持費-10%) ロボットの維持費は1POPにつきエネルギー通貨+1。その10%しか削らないのだから、ロボットPOPが少ない序盤なら効果量が少なすぎて雀の涙。ロボットPOPが増えた後半ではこれが必要になるほどエネルギー資源に困らない、という致命的なジレンマを抱えている。せめて維持費が-50%とかだったらまだ使い道があったかもしれない。 |
二重関節 | ☆ | (住居使用量-10%) 有機種族の社会的と同様に、住居が足りなくなるケースが稀であるうえに効果量も少なくほとんど役に立たない。 |
オーバーサイズ | ☆☆☆☆☆ | (住居使用量+10%) |
高維持費 | ☆☆☆☆☆ | (POP維持費+10%) |
高級品 | ☆☆☆☆☆ | (POP製造コスト+20%) |
転用ハードウェア | ☆☆☆ | (リーダーの経験値入手-25%) |
帯域混雑 | ☆ | (POPからの帝国規模+10%) 序盤のロボティクスPOPは数が少ないので他の特性を詰め込みたければとることもあるが、それ以外ではデバフがひどく採用価値が低い。人工生命体は「洗練されたプロトコル」の裏返しだし、機械は入植地依存の帝国規模が増えやすい分だけより帝国規模には気を使う必要がある。 AIはなぜかこの特性が大好きで、奴隷市場が帯域混雑ロボットで埋め尽くされている光景をうんざりするほど見ることになる。 |
奇怪 | ☆☆ | (職業による快適度産出-20%) |
特注製 | ☆ | (POP製造速度-15%) |
起源「過剰チューニング」による特性
これらの特性は布告「成り行きまかせ」でメリット効果が2倍になる。(試験運用中)
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
スプライス順応性 | ☆☆☆☆☆ | (リーダーの寿命-10年、居住性+20%)(環境ver3.11.2) 長所:特性ポイントを4消費する「極度の順応性」と比べるとたった1ポイントという破格のコスパを誇るため、ほかの特性と組み合わせて序盤の入植や経済という面でかなり有利に進められる。 短所:一方で、「スプライス順応性」単体では布告を駆使しても居住適正外の惑星に強引に入植できるほどのパワーは持たないため過信は禁物。また、テクノロジーなどで居住性が整う中盤以降は腐ってしまうことも。 相性の良い構成:「過剰な耐久力」、第一種族、アセンションパス「遺伝学」など |
計画された人口増加 | ☆☆☆☆☆ | (リーダーの寿命-30年、POPの成長速度+30%、POPの住居使用量-10%)(環境ver3.11.2) 長所:特性単体での安定感と強さは言わずもがな。ほかのPOP成長系特性と重ね掛けができる種族特性でもあるため、コストの安さも相まってアセンションパス「遺伝学」がなくても「インキュベーター」や「存亡をかけた多数回繁殖」と併用し繁殖特化ビルドにできる点が非常に強力。 短所:その代わりにリーダー寿命が大幅に縮むため、第一種族で採用する場合にはリーダーの育成は思い切って諦めるという選択肢も視野に入れなければならない。 相性の良い構成:「インキュベーター」などのPOP成長系特性全般、「刹那的」などのリーダー弱体化系マイナス特性全般、「孤立的」、布告「成り行きまかせ」など |
筋力増強 | ☆☆☆☆ | (地上軍ダメージ+40% 、リーダーの寿命-10年、労働者POPの資源産出+5%)(環境ver3.11.2) 長所:「とても強靭」と同じ効果ながらコストが低く、地上軍強化としても資源産出強化としてもビルドを組みやすく汎用性があるのが特徴。 短所:仕様上、布告「成り行きまかせ」で地上軍のダメージは2倍にならないので注意。 相性の良い構成:「とても強靭」などの地上軍強化系特性全般、戦闘奴隷、市場奴隷など |
技術人材 | ☆☆☆☆ | (リーダーの寿命-10年、産出+15%)(環境ver3.11.2) 長所:「独創的」「勤勉」「農耕民族」に比べコストが安く、過剰チューニング最大の長所であるビルドも組みやすいため汎用性に富む。特化惑星ごとに専用のビルドを組む過剰チューニングでは欠かせない有用な特性。 短所: 相性の良い構成:「筋力増強」「独創的」などの資源産出系特性全般、市場奴隷、布告「成り行きまかせ」など |
献身的な鉱山労働者 | ||
農業用付属肢 | ||
拡張知性 | ☆☆☆☆ | (リーダーの寿命-10年、職業による+10%)(環境ver3.11.2) 長所:コストの安いぶん、「知的」よりも小回りは効くが、リーダー寿命-10年があるため結局第一種族で採用する分にはアドバンテージ的に大差はあまりない。 短所: 相性の良い構成:「知的」「洗練された脳」などの研究産出系特性全般、第一種族、第二種族など |
作られた笑顔 | ☆☆☆☆ | (リーダーの寿命-10年、職業による快適度+15%)(環境ver3.11.2) 長所:「カリスマ」よりもコスパに優れ、奴隷ビルド向きの性質を持つ。 短所: 相性の良い構成:「カリスマ」「倹約家」、伝統:商業、集合意識、市場奴隷、家庭用奴隷など |
過剰な耐久力 | ☆☆☆ | (リーダーの寿命-30年、居住性+30%、職業による資源+5%)(環境ver3.11.2) 長所:布告「成り行きまかせ」やほかの居住性を上げる特性と併用することで、テラフォーミングやテクノロジーなしでも居住性の低い惑星に強引に入植できるようになるという大きなメリットを持つ。 短所:高コストであるため過剰チューニングの強みであるビルドを組みづらく柔軟さや臨機応変さに欠ける。全体的にハイリスクハイリターン。 相性の良い構成:「スプライス順応性」、岩石種族、布告「成り行きまかせ」など |
活性化シナプス | ☆☆☆ | (リーダーの寿命-30年、リーダー維持費-25%、リーダーのネガティブな特性の最大値-1 、職業による+20%)(環境ver3.11.2) 長所:研究惑星で研究力産出を底上げする際に役立つ。 短所:リーダー強化の特性としてはリーダー寿命-30年や布告「成り行きまかせ」の恩恵を受けられないなどミスマッチな点が多く、第一種族では活かしにくい。全体的に用途の幅が狭く汎用性に欠ける。 相性の良い構成:「知的」「拡張知性」などの研究産出系特性全般、第二種族や契約奴隷など |
遺伝子指導 | ☆☆ | (リーダーの寿命-10年、リーダーの獲得経験値+30%)(環境ver3.11.2) 長所:リーダー獲得経験値補正が軒並み下がった現行verで非常に優秀な補正を持つ。 短所:過剰チューニングの特性全般との相性がかなり悪く、ビルドを組んだり有効活用するには一工夫必要。 相性の良い構成:「高徳」などの寿命延長系特性全般、布告「成り行きまかせ」など |
強制された教義 | ☆☆ | (リーダーの寿命-10年、職業による+10%)(環境ver3.11.2) 長所:統合力を底上げしたい場合や布告「成り行きまかせ」を積極活用する場合は選択肢に入る。 短所:基本的に「伝統的」の下位互換。 相性の良い構成:アセンションパス「超能力」など |
低維持費 | ☆ | (リーダーの寿命-10年、POPの維持費-10%)(環境ver3.11.2) 長所: 短所:基本的に「資源保護者」の下位互換である上に事実上POP消費財維持費が-20%になる同コスト帯の「スプライス順応性」があるため、積極的に採用するメリットが皆無。 相性の良い構成:第二種族など |
特殊な特性
特性の名称 | 評価 | (効果)解説 |
水棲種族 | ☆☆☆ | (海洋型惑星および水没した軌道上居住地で以下のボーナスを得る:居住性+20%、住居消費量-10%、産出+10%、水のない惑星で以下のペナルティを受ける:居住性-20%、住居消費量+30%) 以下の前提となる:起源「海の楽園」、国是「釣り師」、アセンションパーク「水力中心」 特性ポイント2で、海洋型惑星に限り特性ポイント7相当の効果を得る特性。 ペナルティも、もともと適性の合わない惑星への居住性が20%から0%になる程度の為、序盤はそこまで問題にならない。 (遺物惑星の居住性も60%になってしまうことには注意) 「惑星整形」研究完了でアセンションパーク「水力中心」&海洋型へのテラフォーミング解禁によりさらに強化されるため、社会学が重要になる。 軌道上居住地を使用する場合、ペナルティを回避する(水没させる)にはアセンションパーク「水力中心」で作成可能になる「採氷ステーション」が必要であることを忘れないように。 |
・どの志向や国是、起源や伝統などでも幅広く活躍できる汎用性の高さ(初心者にお勧めできる)
・コストパフォーマンス
のふたつを主な評価のベースとして、
☆5はどんな環境でも安定して活躍しコスパにも優れる
☆4は☆5ほど強くはないが汎用性があり無駄になりにくい
☆3は活躍の幅がやや限定されるor特出した強みがない
☆2は特定の状況下でしか刺さらないorコスパが悪い
☆1はどんな環境だろうが効果量が少なすぎてあってもなくても変わらないor致命的なデバフを誘発する
上記でも議論されている通り特定の環境にしか刺さらない(汎用性がない)特性に関して(例「水棲種族」「帯毒」など)は☆3までが妥当だとする。また、寸評本体はなるべく簡潔に初心者にも強みと弱みをわかりやすく表記することを心掛ける。
のような感じで統一するのはどうだろうか。異論は認める。 -- 提案した人間? 2024-04-22 (月) 14:38:58
この星の基準で自分はぱっと見は異論はないです。他の人の異論もあまりなかったら、その後の手順として一度分類してみて分布が散らばってれば問題なし、偏りすぎてその結果参考にするのに支障が出る場合には基準を微調整って感じかな -- 2024-04-22 (月) 15:30:35