ミッション/オリュンポス開門作戦

Last-modified: 2023-08-29 (火) 21:48:16

概要

試練形式の緊急ミッション、初開催は2022/6/23~2022/7/7。
報酬は☆5テンプルナイト「光剣の神聖騎士デシレア」。
現在は「イベントヒストリー」の9年目として2023/8/24から常設化されている。

参考:ディアス・天界関連、『最後に残された信仰』、『未来へ架ける橋』、『見果てぬ未来と叶わぬ夢

主な舞台やキャラクターなど

主な舞台

世界樹

天界

主なキャラクター

デシレア
王子らの「ビフロスト」起動を阻止するため、世界樹に侵攻した神聖騎士団の隊長。
神聖騎士団長に憧れて騎士団に入ったらしく、騎士としての矜持を持っている人物。
神聖騎士団が偽りの神に操られ、また騎士団員たちが信仰に目が曇っていることを知りながらも、同胞を捨て置くことができずにいた。
王子らとの戦いに敗れ、部下を撤退させた後になって、
ようやく今までの信仰や、偽りだらけの世界への疑念、何もできぬ無力感や諦観などといったものを全て捨て、
騎士に憧れる子供のような、本当の顔を見せてその場で倒れる。
その後王子らにオリュンポスまで連れて行かれ、神聖騎士団長と再会するが、
敗者に興味はないという団長の言葉を受け決別し、王子らのオリュンポス進軍に同行することとなる。
その道中、王国の騎士たちから騎士という生き方についての話を聞き、己の道を選び続けることを誓う。

ドゥマルデ
元神聖騎士団の異端審問官。現在は偽りの神に操られる神聖騎士団から離反し、王子らの仲間として活動している。
「オリュンポス開門作戦」ではオリュンポスの内側から障壁を破る精鋭側として参加し、世界樹に迫る神聖騎士団や天使と対峙する。
天使と対峙した際、人類の浄化を命じた神が何者なのか問いかけ、その返答は得られずに終わるが、
これによって人類に仇なす神が偽りの存在であるという確証を得る。
その後神聖騎士団を率いるデシレアと再会し、騎士を名乗る彼女に諦観は似合わないと語りかけるが、その言葉は届かず、
代わりに諦めぬ力を持つ王子こそがデシレアを救えると考え、王子らに彼女を救うように願う。

アナベラアイシャレンシナトヘレナ
王国軍の頭脳派たち。
「オリュンポス開門作戦」を立案し、参謀として中心的な役割を果たす。

レーヴエクス
アイギス教の関係者たち。
亜神ディアスの権能を読み解き、「オリュンポス開門作戦」の最終局面において重要な役割を果たす。

神聖騎士団長
神聖騎士団を率いる長。
神聖騎士団に啓示を与える今の神が偽りの存在であることに気付きながら、
停滞と安寧の世界という、その理想に賛同して騎士団を明け渡した人物。
他の団員同様、自らも白い生きた鎧だけの存在と化している。
王子のような英雄は、人にいらぬ夢を見せる毒のようなものと考え、王子の生き方を真っ向から否定している。

王子らが「オリュンポス開門作戦」を進める中、デシレア率いる部隊を世界樹に送り込み、自分たちはオリュンポスの麓で王子らを待ち構える。
デシレアを派遣したことについて、最初からデシレアが王子らに敗れることを想定し、敢えて己の迷いを託したのではないかと推測されているが、
人の未来を担う者に迷う暇などないとして、そのことについては否定している。
しかしデシレアが生存していることを知った際には、驚きを見せ、安堵するかのような様子も見せているが、その真意は明らかになっていない部分もある。

亜神ディアス
オリュンポスの頂に座す、天空の亜神。
かつて創造神によって神の権能を奪われ、その力の欠片から三女神が誕生した。
自分以外のあらゆる存在は等しく無価値と考え、自らの力を奪った創造神も愚かだと語る人物。
天使たちを「創造神の遺構」によって精神支配し、また神聖騎士団に啓示を与え操っている全ての黒幕。
その目的は、不完全な人類に代わり、苦難も悲しみもない、停滞と安寧の世界をもたらすことであるという。

王子らがオリュンポスの障壁に内側から近づいた時になり、ようやく王子らの前に姿を現し、転移魔術で彼方の地へ飛ばそうとする。
しかし、王子らに自分の権能が三女神のそれと同系統であることを見破られ、転移魔術は防がれてしまい、さらにオリュンポスの障壁を破られてしまう。
これによってついに王子らを己の敵と認め、王子に真の英雄として力をつけオリュンポスを登って自分に挑むよう告げて姿を消す。

キーワード

ビフロスト
「創造神の遺構」の一つである、物質界の世界樹から、天界のオリュンポスへと直接繋がる光の橋。
これを使うことにより、王子らは障壁を無視して直接オリュンポスに入ることが可能であるが、同時に移動できる人数が限られるという欠点がある。
それを解決するため、オリュンポスの障壁を内側から破壊することこそが、今回の「オリュンポス開門作戦」の最大の目的なのである。

オリュンポス
亜神ディアスの居城。
もとは創造神が生み出した、世界を作るための原初の実験場であったらしい。

ミッション別

ミッション1「開門作戦、始動」(2022/6/23~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
オリュンポスの亜神ディアスのもとを訪れた???(イルドナ)は、ディアスが不機嫌そうであることに気付き、その理由を訊ねる。
それは数少ない「神の楔」まで用いた世界樹の災厄を乗り越えられたからか、あるいはオリュンポスに繋がる「ビフロスト」を起動されたことが想定外だったのか。
ディアスはそれしきのことで気分を害することはないとし、人類を羽虫や塵芥に過ぎないと述べながらも、
自分は創造神の被造物たる人類を愛しており、それ故に愚かな行いには心を痛めて当然だろうと答える。
そういう意見もあることだろう、と言うイルドナに対し、人類ごときに期待しすぎだと述べるディアスは、
改めて人類の自由意志を否定し、創造神なき今、愚かなる人類を導くのは自分の役目だとして、停滞と安寧の世界をもたらすのは己の使命だと語る。
ビフロストを使いオリュンポスに牙を剥こうとする人類について、イルドナはディアスに警告するが、
対するディアスは、万に一つ人類が実力をもってオリュンポスに辿り着いたのなら、その時は人類を己が雷霆の敵として認めることを宣言する。

そして、ついに王子らによるオリュンポス開門作戦が始動する。
ビフロスト起動のため世界樹に集結した王国の精鋭部隊を待ち受けるのは、「雷神」の啓示を受けた神聖騎士団であった。
神聖騎士団を率いるデシレアは、啓示を与えた雷神が偽りの存在であることを悟りながらも、他の騎士団を見捨てられず、王子らとの戦いに臨む。
対する王子らは、ビフロスト起動直前に敵襲があることを想定しており、ここで神聖騎士団の戦力を大きく削るため、全力で戦いに挑む。

王子らに敗れた神聖騎士団は、王国軍の決死の覚悟に驚きながらも、その信仰のもと玉砕をしてでも戦い抜こうと決意を新たにする。
一方デシレアは、先の王国軍は決死の覚悟を持っていたのではなく、単に自分たちの力が及んでいなかっただけということに気付いており、
王国軍は、盲目的な侵攻に毒された神聖騎士団では見通すことすらできない、先の未来の戦いを見据えていることを悟る。
自分はどうすればいいのか、と一人悩むデシレアは、そこで王子らと共に戦う、かつての神聖騎士団の仲間たちの姿を目にする。
迷い続けながらも、一旦全軍撤退をデシレアが命じた後、王子らはオリュンポスへと続く光の橋、ビフロストを起動する。
いよいよ王子らが精鋭部隊をオリュンポスへ送り込もうとしたその時、天界から天使の軍勢が集結し始め……。

ミッション2「オリュンポスへ繋がる橋」(2022/6/23~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
ビフロスト起動と共に、空から次々と天使の軍勢が現れる。
遊撃隊を神聖騎士団の牽制にあて、王子らは正面から天使の迎撃にあたる。

天使の軍勢を一度退け、軍師たちは今回の作戦「オリュンポス開門作戦」についての確認を行う。
あえてビフロストを餌にして、敵の本隊を引きずり出し、その戦力を大きく削った上で、精鋭によりオリュンポスの障壁を内側から食い破る。
亜神ディアスに敗れた前回の失敗を反省したその奇策を成功させるため、王子らは次に天使と神聖騎士団、その両方を相手取ることになるのだった。

ミッション3「デシレアの迷い」(2022/6/23~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
天使の軍勢と、それについていく信仰で目の曇った神聖騎士団が王子らに向けて迫ってくる。
王子らと共に戦うドゥマルデは、神聖騎士団を率いるデシレアが神の不在に気付いていることを悟り、言葉を投げかける。
騎士を名乗りながら諦観に打ちひしがれた様子のデシレアの姿を目にして、ドゥマルデは王子に、彼女を救ってほしいと頼む。

戦いは王子らの勝利に終わり、天使たちは神聖騎士団を置いて撤退していく。
デシレアは、自分の命を賭せば転移の時間くらいは稼げるだろうと、反対する部下を説得して全軍撤退を命じる。
一人残ったデシレアは、自分に死をもたらすのは誰かと王子らに問いかけ、叶うなら名高い騎士との一騎打ちを望みたいと宣言する。
近衛騎士団長か、天馬騎士団長か、噂に聞く魔竜騎士や、万刃を担う者か、騎士に憧れる子供のような瞳をしたデシレアを前に、
王国の騎士たちは戦いをやめるように言い、彼女を眠らせ、神聖騎士団長が待つであろう天界にまで連れて行くことを決める。

敵を全て退けてビフロストを渡る好機となり、王子らは改めて今回の作戦の確認を行う。
ビフロストを使えば、王子らはオリュンポスの麓、障壁の内側に直接辿り着くが、一つ問題がある。
それはビフロストで移動できる人数に制限があることであり、小部隊を何度も転移させていたら逐次撃破される可能性があるのだ。
そこで今回の作戦では、王子率いる最精鋭がオリュンポスの障壁を内側から破壊し、
同時に、既に確保しているルートから、王国軍本隊がオリュンポスの外側から進軍、合流するという手筈になっている。
ここからは時間との戦い、王子の指揮と実力に全てを賭け、ついに王国軍はオリュンポスの麓へと突入するのだった。

ミッション4「オリュンポスの麓」(2022/6/23~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
かつての創造神の庭、今では亜神ディアスの領土となっているオリュンポスの麓にて、王子らは、神聖騎士団長率いる神聖騎士団と対峙する。
デシレアが敗れたことを知った神聖騎士団長は、人の未来を担う者に迷う暇などありはしないと語り、
改めて安寧の世界をもたらすため、いらぬ夢を見せる毒、英雄という幻想を終わらせるため王子らに勝負を仕掛けてくる。

王子らが神聖騎士団との戦いに勝利したその時、目覚めたデシレアは神聖騎士団長の存在に気付く。
神聖騎士団長はデシレアが生きていたことに驚きを示すが、負けた者に興味はないと敢えて告げ、どこへなりと行くがいいと言い放つ。
ドゥマルデはまだ後戻りできるのではないかと、かつての友に語りかけるが、
神聖騎士団長は、雷神の加護によって過つことはないと返し、今日は勝ちを譲るとして、王子らに先に進むように言う。
対抗策があるとはいえ、亜神ディアスの介入を避けたい王子らは、迅速にオリュンポスの障壁にまで進んでいく。
王子らが去った後、神聖騎士団長は、神に手が届いたとしても、一度や二度の奇跡と本物の力は別物だと語り、
王子に永遠に人類を庇護し続けるだけの覚悟があるのかと、一人呟くのだった。

ミッション5「強化された結界」(2022/6/23~2022/7/7)

シナリオはない高難度ミッション、ミッション4の天界の地形効果が強化されている。
(会話なし)

ミッション6「駆ける、王国軍本隊」(2022/6/30~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
王子らが、オリュンポスの障壁に内側から向かっているのと同じ頃。
ユリアンたちの率いる王国軍本隊は、オリュンポスの外側から障壁に向かうため、天界を進軍していた。
天界で会おうという王子の言葉を胸に、王国軍の底力を見せると意気込む王国軍本隊は、迫り来る鳥人の部隊と激突する。

弓兵部隊の助けもあり鳥人たちを退けた王国軍本隊は、オリュンポスの内側にいる王子らについて思いを馳せる。
自分たちが王子を心配する必要はなく、むしろ王子の方が自分たちを心配してそうだと語る王国軍の面々は、
それこそいらぬ心配だと行動で示そうと語り合い、亜神ディアスまでの道を拓くため、天界をさらに進軍していくのだった。

ミッション7「デシレアの道」(2022/6/30~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
王子ら精鋭部隊がオリュンポスの麓を進軍する道中、王国の騎士たちは落ち着きを取り戻したデシレアと言葉を交わしていた。
騎士という生き方、騎士として進むべき道についての語り合いが終わり、デシレアが治療を受けることとなったその時、多数の天界兵が姿を現す。
王子らは、天槍騎兵団や強大な天界の守護兵も含む、天界の軍勢との戦いに突入する。

天界兵を退けた王子らは、いよいよオリュンポスの障壁にまで迫り、改めて最後の鍵について考える。
以前は手も届かなかった、しかし今は必要なピースは揃っている、王子らは決戦の地へと向かうのだった。

ミッション8「オリュンポス麓の決戦」(2022/6/30~2022/7/7)

(会話スクショ添付予定)
オリュンポスの障壁前に辿り着いた王子らは、大天使長及び天槍騎兵と対峙する。
やけに戦力が薄いことに気付いた王子らは、その障壁が巨大すぎる故に全域に戦力を分散せざるを得ないという軍師たちの分析が正しかったことを知る。
亜神ディアスの精神支配を受ける大天使長は、ケラウノスの真なる願いのためとして、障壁を守るため王子らに勝負を仕掛けてくる。
説得はもとより不可能であり、王子らは障壁を破るため、敵の迎撃にあたることになる。

大天使長と天槍騎兵の次に現れたのは、クラールフの天使たるギガエルであった。
魔力の乱れが見えるフローガは、ギガエルが亜神ディアスの精神支配を受けていないことに気付き、その理由を訊ねる。
ギガエルは自分の敬愛する創造主が未だ健在であるがゆえ、その権能は過去も未来も変わることなく、海に生きる者らと主のために振るわれると答える。
その使命を果たすためならば、自らの主の盟友とて容赦はしないというギガエルは、海に生きる者を率いて王子らへの攻撃を開始する。
クラールフとの繋がりが消えていないため、ディアスの精神支配を受けていないというギガエルを前に、
余計にギガエルがディアスに与する理由が全く分からないと混乱しながらも、王子らは戦闘を続けることになる。

海の者たちの次に現れたのは、空を生きる者たちを守護する天使アラエルであった。
精神支配が進行したアラエルには最早言葉は届かず、王子らはせめてアラエルが苦しまぬよう、暫しの眠りにつかせるため戦闘に突入する。

王子らは全ての敵を退け、オリュンポスの障壁破壊のための準備が、女神への祈りがいよいよ始まる。
そこについに亜神ディアスが姿を現し、改めて人類の不完全さについて、そして自らがもたらすという停滞と安寧の世界について語る。
王子の反抗的な目つきを実に不愉快だというディアスは、それでも庇護すべき愚かなる創造神の被造物たる人類を、
この手で殺すのは流儀に反するとして、再び彼方の地へと、今度は空の果て、あるいは地の底へと送ろうと、転移魔術を発動させる。
王国の神官たちは、女神アイギスへの祈りを捧げ、それによってディアスの魔術を防ぐことに成功する。

亜神ディアスの本来持っていた権能は、創造神によって剥奪され、その欠片から三女神が生まれた。つまりディアスの振るう権能は、三女神と同系統のそれであったのだ。
オリュンポスの障壁は女神アイギスによる「封印」の権能、数多くの魔物を封じ、千年戦争を終結させた結界を真似たもの。
そして転送魔術とは「召喚」の権能を劣化、模倣したものであり、この地から彼方へと召喚しているだけだったのだ。
もしそれが女神アイギスの「召喚」そのものなら、それは人類の手が届くこともないほどに、複雑に絡み合った奇跡のような術式だったに違いない。
しかしディアスの模倣した魔術は、人類の手の届く代物、女神アイギスへの祈りと人間の魔力によって解かれるものであったのだ。
そして、王国の魔術師たちによってオリュンポスの障壁は破られ、王子らは王国軍本隊と合流する。

亜神ディアスは、自分の術を破り、神域を犯した王子らを見事だと称え、その不敬な行動をその偉業に免じて赦すことを宣言する。
王子を自らの雷霆の敵と認めたディアスは、人類にオリュンポスに挑むことを許し、王子に小手先の力ではない、真の英雄の力をつけるように言う。
オリュンポスを超えたその先で、王子を待ち続けると告げ、ディアスはその場を去っていく。
ディアスの言葉の真意を疑いながらも、王子らは作戦完遂を喜び、まずその地に陣を敷き、今後の方策を練るのだった。

その後、亜神ディアスは宣言通り王子らに対して一度も干渉せず、天界に駐屯する部隊からも不気味なほど静かだとの報告が入る。
王子を敵と認めたディアスが、何故今すぐ攻撃してこないのかと王子らが考える中、アルヴァは、その理由を敵と認めたからこそだと答える。
ディアスは己に挑む者を尊重し、また神とは座して待ち、不遜なる挑戦者を迎え撃つ者だと信じており、そこに計算や打算はなく、
ディアスにとって自身以外のあらゆるものは等しく価値を持たず、あるのは己を律する神としてのあり方だけだと、アルヴァは語る。
ディアスの考えを知った王子らは、オリュンポス攻略に向けて天界の陣地作成を進めることを決める。
全軍を投入した「オリュンポス開門作戦」は成功に終わり、王子は兵たちに向けて、それを祝う演説を行うのだった。

ミッション9「堅固なる神聖騎士団」(2022/6/30~2022/7/7)

シナリオはない高難度ミッション、ミッション8にデシレア率いる神聖騎士団が敵として加わる。
(会話なし)