ミッション/浮遊石とドワーフの養娘

Last-modified: 2023-08-15 (火) 20:15:59

概要

試練形式の緊急ミッション、初開催は2018/9/27~2018/10/11。
報酬ユニットは☆5サッパー「技工兵マイン」。
何度か期間限定で復刻したことがある。
現在は「イベントヒストリー」の5年目として2023/4/27から常設化されている。

参考:ゴブリン関連GR(2015年12月)「魔界アリの巣穴」、ストーリーミッション第九章

主な舞台やキャラクターなど

主な舞台

王国?

洞窟?

魔界

主なキャラクター

ティニー
ドワーフの王国の姫君。
新たな浮遊石の鉱脈が発見されたことで、浮遊石が悪用されるのを避けるため、
王国に浮遊石を預けることを決め、王子らを呼び出し、鉱脈までの案内はマインらに任せる。
浮遊石をゴブリンたちに奪われた後、マインが旅に出ることを宣言した際は、マインを王国に居候させることを決める。

グスタフ
王子らと親交の深いドワーフの戦士。
張り切っている時に限って、ろくでもないことを起こす傾向にあり、また機甲兵と何かと縁がある人物。
ドワーフの王国で過ごしていたマインのことを、特に目をかけていた人物でもあり、互いに憎まれ口をたたくことがありながらも、仲が良いらしい。

マイン
ドワーフの王国で暮らしていた工兵の少女。少々向こう見ずで突っ走りやすい部分がある。
もとはグスタフに拾われた名もなき孤児であり、ドワーフの王国の職人皆が親代わりのようなものであったという。
職人としても戦士としても、まだその腕前は半人前らしいが、発破技術に関してはドワーフにも負けない一級品であると評される。
新たな浮遊石の鉱脈の発見者であり、王子らをその場所へと案内する。
ゴブリンたちに浮遊石を奪われた後、それを取り戻すために旅に出たいと言い出し、最終的に王国に居候することになる。

メカゴブリンクイーン
ゴブリン族の長、女王たる人物。ゴブリン博士の手によって身体の一部を機械化する改造手術を受けた
ゴブリン浮遊戦車を作るため、浮遊石の盗掘を狙い、ドワーフの王国を訪れていた王子らと戦う。
戦闘においては、浮遊石によって強化された、自分専用の新たな大型飛行くぐつも用いる。
王子らとの直接の戦いには敗れるも、策謀においては王子らに勝利し、浮遊石の大半を奪うことに成功する。

キーワード

浮遊石
然るべき加工を施すことで、浮力を発生させる特殊な鉱石。ドワーフでもその鉱脈を探すのは苦労するという珍しい石。
空を飛ぶ船の材料など、色んな用途で使える便利な鉱石であり、軍事転用などもすることが可能。
ゴブリン博士もその加工技術を会得しているようで、これによって新たな飛行くぐつやゴブリン浮遊戦車が生み出されることになる。

ミッション別

ミッション1「地雷と工兵の少女」(2018/9/27~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
ティニーから緊急の要件があるとの話を聞き、王子らはドワーフの王国へと向かっていた。
道中魔物も少なく、これならすぐに到着できそうだと王子らが考えていたところ、ドリーはその一帯に地雷が仕掛けられていることに気が付く。
いつの間にか狼の群れに囲まれていた王子らは、地雷に注意しながら魔物の迎撃にあたることとなる。

戦いを終えた王子らは、地雷を操っていた工兵マインを捕らえるが、そこに彼女の知り合いであるらしい、グスタフが現れる。
グスタフは王子らの出迎えにマインを送ったのだが、「王子たちを盛大に歓迎してやるのじゃぞ」という言葉に、妙な誤解が生じていたらしい。
ともかく王子らは、グスタフの案内のもと、ティニーの待つドワーフの王国へと進む。

王子らは改めてティニーやマインと面会し、ティニーの命もあり、マインは先の地雷の件について王子に謝罪する。
そこでようやく本題に入ったティニーは、新たな「浮遊石」の鉱脈が見つかったことを王子らに明かす。
ドワーフの王国では魔物の活動が緩やかになったのを契機に、居住区の拡張や、新たな採掘現場の探索をしていたのだという。
その最中にマインが手つかずの浮遊石の鉱脈を見つけたらしく、ティニーたちはそれを王子らに預けたいのだという。
浮遊石は色々な目的に使われ、軍事転用も可能であるが、王国に預けるのなら安心できるというのだ。
ドワーフの国が使う分を確保したら、残りの浮遊石は王国が預かることとなり、王子らはマインの案内のもと、その鉱脈へと向かうのだった。

ミッション2「浮遊石への道程」(2018/9/27~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
マインの案内のもと、王子らはまるで迷路のように入り組んだ洞窟を進む。
マインによると、坑道を拡張すると古い洞窟や魔物の住処にぶつかることもあり、迷路というたとえも強ち間違いではないらしい。
その時王子らは、複数の魔物の気配を察知。周辺の安全を確保してから浮遊石の鉱脈へ向かおうと、王子らは魔物の迎撃にあたることになる。

大量の魔物を退けた王子らは、その戦いぶりをマインに驚かれながらも、先へと進む。
周囲を警戒しつつ、王子らは坑道の奥へ、グスタフの待つ鉱脈へと向かうのだった。

ミッション3「地底に眠るくぐつ」(2018/9/27~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
グスタフと合流した王子らは、そこに大量の爆薬が置かれていることに気付き、その用途を尋ねる。
グスタフは鉱脈への近道を作ろうと準備していたと言うが、こうしてグスタフが張り切っている時はいつも何かろくでもないことが起こると、マインは懸念を示す。
今回は何も起こらないと言うグスタフは、事前の相談もなしに洞窟を爆破し、それで生じた穴の奥から機甲兵が姿を現す。
採掘を続けていたらいつかは遭遇していただろうと、笑うグスタフをよそに、王子らは機甲兵の迎撃にあたる。

王子らが機甲兵を片付けたところ、マインはグスタフの開けた穴の向こうに、見たことのない洞窟が広がっていることに気が付く。
それは何者かが掘り進んだ後のある、自然でない洞窟であり、王子らは魔物が潜んでいる可能性を考える。
安全確保のため、その洞窟を一度調査することを決め、王子らは謎の洞窟へと進んでいくのだった。

ミッション4「盗掘者との戦い」(2018/9/27~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
謎の洞窟を進んだ王子らは、そこでゴブリンたちが浮遊石を盗掘している姿を目撃する。
ゴブリン博士不在の状況で、作業がはかどらないと言うゴブリンたちに対し、ゴブリンプリンセス三姉妹は真面目に働くよう命じる。
王子らはしばらくその様子を窺っていたが、そこで盗掘を許せないマインが単身ゴブリンのもとへ飛び出していく。
メカゴブリンクイーンは、侵入者の相手をする暇はないとして、娘たちに代わりに相手をするように命じて立ち去っていく。
三女による回復、次女による相手の魔法耐性減少、長女によるゴブリンの攻撃力増加という、トライアングルフォーメーションがなされる中、
マインの避難をグスタフに任せ、王子らはゴブリンプリンセスたちの率いるゴブリン軍と応戦する。

戦いを終え、マインは飛び出してしまったことを謝るが、王子らはそれを気にしないように言う。
ゴブリン博士ならば浮遊石の加工や悪用も可能かもしれないとして、警戒を強める王子らは、奥へと逃げていったメカゴブリンクイーンを追うのだった。

ミッション5「魔界の死霊術師」(2018/9/27~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
浮遊石を巡る事件とはまた別の話。
魔界の都市にて王子らは、グレーターデーモンに襲われているダークエルフの少女を発見し、助けに向かう。
死霊術を扱えるという、ダークエルフの少女の力も借り、王子らはグレーターデーモンたちと応戦する。

グレーターデーモンが退けられ、治療を受けたダークエルフの少女は、王子らに礼を言い、この借りは必ず返すと述べる。
ただ借りを返すだけだと強調する少女から、その名がメルアビスであることを教えられ、王子らは先へと進んでいく。
王子らが去ってから、メルアビスは一人、女王様の言っていた王子について、思ったよりも悪くないと漏らすのだった。

ミッション6「竜人たちの穴ぐら」(2018/10/4~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
マインと出会ってから、王子らがドワーフの王国へと向かう途中のこと。
王子らは先行していたシノビの部隊から、急ぎ戦闘準備をするよう進言される。
魔物と遭遇した先行部隊は、マインの地雷の力も借りて魔物の大部分を討伐したのだが、
その時に誤って地下の竜人族、それも人間に敵意を持つ竜人の住処を掘り当ててしまったのだという。
王子らは、竜人族及び魔物の残党の迎撃にあたることになる。

敵の迎撃が終わり、マインは今回のことが地雷の設置場所を調査しなかった自分のせいだと謝罪する。
しかしマインの力がなければもっとたくさんの魔物に襲われていたはず、と王子らはマインを励まし、これからの旅路でも頼りにしていると述べる。
周囲への警戒を続けながらも、王子らはドワーフの王国へと向かい、浮遊石を巡る事件に巻き込まれることになるのだった。

ミッション7「盗掘者追撃戦」(2018/10/4~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
メカゴブリンクイーンのもとに追いついた王子らに対し、当のメカゴブリンクイーンはもう手遅れだと宣言し高笑いを上げる。
その時王子らのもとに現れたグスタフは、ゴブリンがあの鉱脈だけでなく、周辺の浮遊石をほとんど盗掘していたことを報告する。
既に十分な量の浮遊石を確保したため、メカゴブリンクイーンは、もうこの場所に用はないと言うが、
王子らはメカゴブリンクイーンの逃走を防ぎ、浮遊石を全て取り戻すため、ゴブリンたちと戦うことになる。

王子らは戦いを優勢に勧めるが、対するメカゴブリンクイーンは、そこでゴブリン博士特製の爆薬を取り出す。
狭く崩れやすい通路で爆発が起こったことで壁が崩れ、通路が塞がれてしまい、王子らはメカゴブリンクイーンを逃してしまう。
後退して他の出口を探すしかないのかと王子らが考える中、マインはその壁を自分が発破すると言い出し、
行きの道中では失敗してしまったが、その埋め合わせをさせてほしいというマインは、今度は無事に大穴を開けると宣言する。
その決意を汲んで王子はマインに発破の許可を出し、マインの手によって壁に大穴が開かれる。
通路は確保され、王子らは急ぎメカゴブリンクイーンの後を追うのだった。

ミッション8「ゴブリン軍の空飛ぶ新兵器」(2018/10/4~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
洞窟を脱出した王子らは、メカゴブリンクイーンのもとに再び追いつく。
対するメカゴブリンクイーンは、浮遊石を用いて強化された、新型の飛行くぐつを披露し、それに登場して王子らに勝負を仕掛ける。

王子らがゴブリンとの戦いを続ける途中、向こうの空から何かが姿を現す。
その正体は試作ゴブリン浮遊戦車、頑丈で壊れにくく爆弾を多数搭載可能なもので、
ゴブリンたちが浮遊石を集めていた真の理由は、それを作るためだったのだ。
浮遊戦車の攻撃範囲に警戒しながら、王子らはゴブリンとの戦いを続ける。

戦いは王子らの勝利に終わるが、メカゴブリンクイーンは高笑いを上げ、自分たちの勝利を宣言する。
実はメカゴブリンクイーン自らが王子らの足止めとして働き、その間に浮遊石を運んだ部隊が逃げる時間を十二分に稼いだのだという。
メカゴブリンクイーンは生き残りのゴブリンたちと共に撤退し、王子らは結局浮遊石の大半を奪われる結果となってしまう。
ゴブリン博士が不在であったことも気にし、ゴブリンへの警戒を強めながらも、王子らは一旦ティニーのもとへと帰還することにする。

ティニーへ状況の報告を終えた後、浮遊石を奪われたことを悔やむマインは、
浮遊石を取り戻すための旅に出ることを許可してほしいと、ティニーに求める。
マインを職人としても戦士としても半人前と言いながらも、その決意が本物であることを知ったティニーは、
王子に、マインを王国に居候させてほしいと依頼し、王子はそれを受け入れる。
それに喜び、準備のため大慌てでマインが飛び出して行ったあと、ティニーは王子に改めてドワーフの養娘たるマインについて語る。
またティニーは、約束通り前もって貯蔵していた分の浮遊石を王子らに預ける旨を伝える。
浮遊石、そして何よりマインのことをよろしく頼むと、ティニーは王子に告げるのだった。

ミッション9「お姫様に憧れて」(2018/10/4~2018/10/11)

(会話スクショ添付予定)
ある日、王国での生活を続けるマインがため息をついたところにティニーが現れ、そのため息の理由をマインに訊ねる。
ちょっと悔しさを覚えたというマインは、王子に街の案内をしてもらったところ、服飾店のドレスが可愛かったことについて述べる。
ドレスの可愛さと悔しさが結びつかず、ティニーが疑問を呈したのに対し、
マインは、ティニーは可愛いドレスが似合うから、そういうのは気にならないだろうが、自分にはドレスなど似合わないと答える。

そこに、お茶会をしていたところ、落ち込んだ様子のマインが歩いていたのを気にしていた、プリンセスたちが現れ、
女の子は誰だって可愛くなれる、プリンセスになれるのだと、その悩みを解決しようとマインに言葉をかける。
可愛くなるための最初の条件、それは何よりも強くきらめく、強い輝きを持った存在であること、
そんなプリンセスの言葉を受けたマインは、何か強者の輝きというものを勘違いしたのか、王子に手合わせを申し込む。
何だかよく分からないものの、怪我をせぬよう気をつけながら、王子ら対マインと姫君たちの戦いが始まる。

手合わせが終わり、可愛さとは違う何かが見つかったような気がしながらも、
ティニーは、活き活きと戦うマインの姿がとても魅力的に見えたとして、確かにきらきら輝いていたと述べる。
プリンセスたちを師匠と呼び、「可愛い」を教えてほしいと頼むマインの言葉を受け、
プリンセスたちは、マインをとびきり可愛く着飾ってくるから、楽しみに待っているよう王子に告げる。
王子を絶対に「可愛い~」と悶絶させると宣言したマインは、プリンセスたちと共に可愛さの修行へ向かうのだった。

ミッションEX「ゴブリン軍団の秘策の音色」(2020/2/20~2020/2/27)

復刻で追加されたミッション
(会話なし)