月人の能力

Last-modified: 2023-07-20 (木) 13:05:25

強さについて

科学力、生命力、未知の力

「地上の民は月の民には決して敵わないのよ」
藍は不思議そうな顔をした。
「え、決して敵わない…?」
「遙かに進んだ科学力、強靭な生命力、妖怪には手に負えない未知の力。
 地上の民は月の民には決して敵わないわ、特に月の都では」
「そ、それでは今になって何故、もう一度月に攻めようと思ったのです?
 おかしいじゃないですか。本当はそんな事思ってないんですよね?」
「いいえ、やはり敵うとは思っていません」(小説五話)

力では敵わない

藍「え ああ はい わかりました。 
  でもそんな留守の家を漁るだけでよいのですか? それで満足するのでしょうか?」
紫「うふふ いいのよ どうせ地上の者は月の民には敵わないもの 力では」(漫画17話)

体質について

生きても死んでもいないが、豊姫いわく「いずれ死ぬかも知れない」

月は全く穢れて居なかった。
その結果、月に移り住んだ生き物は寿命を捨てた。
寿命がなくなるということは、生きても死んでもいないという意味である。
それは月とは穢れのない浄土、つまり死後の世界と同じだったのかも知れない。
勿論、月の民も月の兎も不老不死ではない為、事故や戦いによって死ぬことはあるだろう。
そうでなくても月の都に住んでいる民も、僅かにだが穢れを持っている。
私達だっていずれ寿命で死ぬ運命にあるのかも知れない。
私達の師匠は月夜見様よりも長く生きている。
月夜見様が月に移り住んで都を建てる時に最も頼りにしたのが、
私達の師匠────八意様である。(小説三話)