儚月抄で否定されたもの

Last-modified: 2023-07-02 (日) 12:47:28

「儚月抄が叩かれるのは二次設定が“否定”されたから」とよく言われるので、
実際に否定された二次設定や、上書きされた古い一時設定、それらの否定されたものから発展していた考察・解釈などを挙げていくことにします。
あくまでスレ住人による解釈なので、これをそのまま公式ととらないよう注意のこと。

儚月抄で否定された公式設定

キャラ設定.txtや儚月抄以前の書籍等に書かれていた設定が、丸々ひっくり返ったり
大幅にニュアンスを変えられてしまった物です。

東方永夜抄

th一桁の集大成であり、栄華であり、幻想であり、神主ZUNの執拗な反魔法毒素撒布によって滅びた古都。
好きだったのになあ…。
今は亡きゲッシャーの故郷。

幻想郷にいると誰でものんきで平和的になる(永夜抄キャラ設定.txt)

永琳は都合の悪い者を即断で殺そうとする
まあコレは月に居た頃の話ですしおしと思ってましたが、思いっきりパチュリーに矢を突っつけてましたね。
「玉兎の一匹や二匹、スペースデブリで亡くなったことにするぐらい簡単」などと言ってのけるあたり、
血の気の多さは今も変わってないように見える。

月から使者が来たとしても、博麗大結界があるので幻想郷には入れない(永夜抄)

レイセン、豊姫は余裕で侵入。なんなのこのザル結界…。
永の二次創作してる人も嘆いとったで!!
他作品だが神奈子らも幻想郷外から結界を越えてやってきた。
(ただ、こちらは外の世界の信仰を全て失い幻想になることで移動するという、どうやったのかさっぱりな荒業の結果ではあるが)
極め付けに小説では「月まで行っても幻想郷の結界を越えようとしなかった妖怪に~」という文が。
そもそも幻想郷と月との間は博麗大結界は無いらしい。約40年前に鈴仙が入ってこれたのも普通のことやったんやな…。
なお2016年6月30日に東方Project公式マガジン「東方外來韋編<弐>」が発売され、紅妖永の特集が組まれましたが、月の使者は結界があるから来ることはなかったと普通に書かれてます(P55)。

妖夢は幽々子のボケが過ぎると突っ込みを入れる(永夜抄3面など)

ほとんど何も言い返せませんでした。
て言うか対月人最終兵器である幽々子様に突っ込みを入れるなんて許されざるよ。
儚月抄では。

幽々子はいざと言う時は妖夢を信頼する(永夜抄ステージ6B)

最後まで無能扱いでした。

幽々子「としたら 私たちがやることは一つしかないでしょ?」
妖夢「家捜しですかね 紅魔館の」

たとえ姉のレミリアが留守にしている時でも、家の中にはまだ吸血鬼が居るので
不用意に忍び込んだりしてはいけない。(『求聞史紀』「悪魔の妹 フランドール・スカーレット」)

永琳は月生まれ(永夜抄ステージ6A)

永琳「そう、姫も私も鈴仙も月の生まれよ。」→
永琳「私の故郷は地上だけどね」(紅魔館でのパーティーにて)

美鈴は侵入者を積極的に排除する(紅魔郷おまけ.txt)

ザル門番でした。
まあ、侵入者を積極的に排除する門番とかストーリー進行の邪魔にしかなりませんからね。
流石神主。

空気の読めるお方いわく

この屋敷の者が、本気で門を閉め切ろうと
思っていると思いますか?

美鈴が門番なら不手際で適当に通してしまうのをレミリアから期待されてるので
結果だけ見れば役目を果たせてはいるのだが、美鈴本人が意図してることではないのが何とも・・・

咲夜は事実上紅魔館を仕切っている(紅魔郷おまけ.txt)

儚月抄では徹頭徹尾イエスマンでした。
まあ、永夜抄や書籍文花帖みたく主に色々意見するメイドとかストーリー進行の邪魔にしかなりませんからね。
流石神主。

咲夜は瀟洒なメイド(紅魔郷おまけ.txt)

※瀟洒(しょうしゃ):俗っぽくなくてシャレている様子。容姿や動作や技芸などが洗練されて粋な様子。

パチュリー「ルビ振っておこうかしら(咲夜が読めるように)」(ロケット操作方法説明時)
      「内側から開かないようにしておかないと」(ロケット発射前)

咲夜「空気あるに決まってるじゃんww」
魔理沙「ちょwwwおまwwww」
さすが瀟洒だ、俗人にマネできないロケットの換気なんて粋な事をやってのける!
パチュリーさんこいつ理解してませんよ。

レミリアは運命を操れる(紅魔郷おまけ.txt)

運命(さくしゃのつごう)に操られてる感じでした。

霊夢は修行嫌い(妖々夢マニュアルなど)

紫様のおっしゃる通りに。
香霖堂で紫に逆らえないとかあったが儚月抄でやってくれないとわからんよ。
宙に浮く能力により、精神的にも束縛されないという話は何処へ……?
茨歌仙では龍神の子供に物理的にも束縛され修行をさせられていた。

紫は冬眠する(妖々夢キャラ設定.txt)

普通に冬場でも活動しています。
てか、地霊殿でも同様に活動してたし今更か…。
少なくとも妖々夢の時点ではガチで冬眠していました。
普段は冬は寝るけど用があれば起きてるという程度と考えられる。

鬼は嘘を嫌う(萃夢想)

友人の紫の頼みを(常に酔っ払ってるのに)理解できない振りして断ってる。
まあ萃香ちゃん鬼なのに時々嘘つくらしいからね、良いんじゃないですか?
流石神主。

鬼は真剣勝負が大好き(萃夢想上海アリス通信.txt)

自分より強い相手とは戦いません。天狗と同類。

文「発行部数で負けていて~」(文花帖最初)

関係者のインタビューを10日後にやってりゃ、情報も古くて誰も見向きしないの当たり前。
あれだけ幻想郷最速だの目や耳は情報を見逃さないとか自慢してるのに、全然生かそうとしないのはなぜ?

まあ印刷以外は取材から配達まで全部1人でやってることを考えれば、
取材ばかりしてられないのかもしれないが書籍版文花帖の新聞大会前の時期には
「一三」と一ヶ月に13号以上出してるので
やろうと思えば2日で完成させて配達してすぐ次の号の記事作成に移るペースでできないこともないはず。
少なくともランクインしている天狗たちは効率的にこなしていることは確実であろう。

文は頭脳明晰(緋想天.txt)

上司よりスクープをとっていながら、取材をしている描写が皆無だったり
式神鴉をガン見していた割りに何も言わなかったりと、はたから見てると鳥頭にしか見えません。
彼女の思考能力は非常に高く、それが真実かどうかはともかく、人の何倍ものスピードで考えを巡らす。何を考えているのか予想することは非常に困難。
と、テキストには続いているので、人間には理解できない思考なのだろう。

「こいつは大天狗様には従順な癖に、私達鴉天狗を見下している~」(ダブルスポイラー・椛)

藍「文がスクープを独占したいとか言って天狗の棟梁と交渉できませんでした」
棟梁は天魔のことだと思われるが、
己のスクープのために上司の大天狗に一切報告しない文は
椛に見下されても仕方ないよね…

求聞史紀の無謬性

かつて文花帖を亡き者に、唯一無二の資料として絶大な信頼を得た求聞史紀。
有力者にゴマをする傍ら、妖精および弱小妖怪への暴言は憚らない、まるで碌でなし上司のようだ
など指摘はあったが、大っぴらに叩くわけにもいかず、時折思い出されたようにちくちく突かれる程度だった。

しかし、ポストゲッショーの時代、こんなブツが再び陽に当たって干乾びている。

  • 阿求の主観!
    • 『幻想郷風土記』『香霖堂目録』や「著:八雲紫」といった真っ赤な嘘の巻末列挙
    • 始終引用される謎の伝聞。そんな自演があるk
    • 飛び出す憶測。どこまで自分で確かめたのk
    • いいかげんな情報源。情報提供者のでたらめな発言そのまま載せるとか正気k
    • 縦横無尽に跋扈する人外は敵だ!
    • ここら辺をいい話っぽく纏め上げた、東方Project屈指の何様臭を誇る『独白』
  • 紫の検閲!
    • 紫(とそのおともだち)にとって都合のいい内容に書き換える(あんまり書き換わってないが)
    • 紫の絶賛(おべっかに弱い!)
    • マジレスすると紫の検閲とは一迅による検閲を意味する。
      安置無きLunatic地雷原に一迅が待ったをかけ、出版が遅れたのだ。(残念ながら全部は修正してくれなかった)

普通に面白い読み物を求めての空回りだったり、設定を液状化させるための配慮(と信じたいの)だが、
結果として、求聞史紀は「阿求の同人誌」どころか「妖怪貶しの宣伝ビラ」まで評価が大暴落した。
いや暴落というか、確か始めっからそういう本だったような…。

阿求ちゃんってこんな子:「心とは冷たい物である」~幽霊が冷たい理由について

また、美鈴のシエスタや、嘘で脅す映姫等、要らん所で儚の為の地均しが為されている割に
儚で設定が生かされていない部分も多々あったりする。
詳しくは下記を参照の事。

  • 阿求ちゃん語録抜粋
    妖精一般 「単に頭が弱いとも言う」
    チルノ 「問題がどんなに簡単でも、きっと答えられない筈である」
    リリー 「餌を与えたりして手懐けるのも面白い」
    サニー 「普段の鬱憤を晴らすチャンスである」
    ルナ 「所詮妖精。頭が弱い」
    スター 「他に頭が回らないのである」
    ルーミア 「相当間抜けなのでは無いか」
    レティ 「この妖怪に対する印象は良くない」
    リグル 「気持ちの悪い妖怪といえば、やはりこのリグル・ナイトバグである」「身の毛がよだつ」
    ミスティア 「この手の妖怪は、定期的に退治しないと図に乗って人里まで降りてくる」
    メディスン 「コロッとだまされる」
    魔法使い一般 「魔法使いを信用しないことが最も重要である」
    アリス 「余り会話が無くて不気味」
    妖獣一般 「知性に欠けることが多い」
    鈴仙 「殆どまともな会話が出来ない」
    慧音 「起こっていないことを捏造して歴史にしたり」「わたしが授業をした方がきっと面白くなる」
    霊夢 「眉唾」

事実であるから仕方ないね。

妖精メイドは役立たず(求聞史紀)

半月ほど上司の咲夜や雇い主のレミリアがいなくても立派に仕事ができました。おー偉い偉い。
紅魔郷の妖精メイドは統率が取れてて手強いことを考えると、最初から疑うべきだったかも。
大体、ロケット作ったり図書館改造してたの彼女達なんだけど。
いい加減にしないと、あっきゅん名誉毀損で訴えられるぞ?

ただ、ロケット組と同行した妖精メイド3人組は本当に役立たずだった。

咲夜は外の世界の元吸血鬼ハンター(求聞史記)

外の世界の常識である「宇宙に空気がない」「上空は気圧の関係で沸点が下がる」「ロケットは赤道近くで打ち上げるのが効率がいい」「宇宙では昼も夜も無い」を理解してない以上、別の世界の可能性が高くなりました。
もしくはアホの子説浮上?

永おまけtxtのヴォヤージュ1969の解説によると、永の自機組は「気が付いたら大気圏外に居た」ため、
その時の経験から空気が無い点については「幻想郷に限っては呼吸できる」と理解した可能性はあるけど。

紅魔館のパーティには一般人や男性も参加している(求聞史紀)

一般人も霖之助もいませんでした。フラン目撃した男性Aって本当にいるの?

料理する人は別にいて妖夢はお使いする程度(求聞史紀)

妖夢普通に団子作ってます。てか、文の後半の漫画にはいるのに儚には誰もいなかったよね?

幽々子は幽霊管理が仕事(求聞史紀)

一ヶ月間無断で休みにできる仕事か!四季様なんとか言ってやってくださいよ。

公式設定を元に推測されていたが、儚月抄で否定された設定。

ゲーム内での描写や、キャラ設定.txt等の記述から「こうなんじゃないか」と推測されていた設定。
所謂「二次設定」では無く、あくまで「一次設定」から推測されていたものです。

永夜抄から類推された二次全般

壊滅的な打撃を受けました。
うどんげの過去話とか、永琳と咲夜の関係なんて見れたもんじゃありません…。

月の使者は月の都の防衛の要

月兎は敵前逃亡&情報漏洩上等のヘタレチキン。実質的に綿月姉妹任せ。
採用方法は素行が悪い兎を強制連行して再教育。兎たちはそんな職場が嫌で逃亡者多数。
うどんげと違い素手では弾幕撃てない。その点で言えば妖精以下ともとれる。
月の使者制式採用の小銃はボルトアクション式&散弾を撃ち分ける欠陥品。
(最初からショットガン使えよ) 
でも門番はライトセーバー装備。素粒子とか一部はすごい。一応は

うどんげは凄惨な過去を持つ逃亡兵で、その罪悪感に苛まれている

仲間を見捨てて逃げ出したというよりは、自分が可愛くて逃げ出したというか。
あと逃げる前の友人とも普通に連絡取り合ったりしてるらしいよ。
大学のサークルかよw
月の使者から見たうどんげは心を病んで失踪した友人といったところだろうか。
凄惨な過去を持つ逃亡兵云々を本人が主観的に信じてたのは
永夜抄~花映塚辺りまでと思われ、儚月抄までには概ね誤認は
解けたと考えられる。中間の求聞史紀に月に発信しているらしい姿
が目撃されているので月の無事も解ったのであろう。

なお玉兎同士の通信はどちらかというと匿名掲示板に近いので、
紫に晒されてスパイ兎として噂になったりはしてるが、鈴仙自身は匿名のまま会話している状態。

永琳は賢者で、深い考えに基づいて行動している

誇張、嘘だらけの兎通信をソースとする、ものすごい情弱。
勢いで行動したり、うっかりミスをしたりもする。

幻想郷の妖怪は最強無敵

月人の方が圧倒的に強かった。
永遠亭は妖怪の力を見誤ったという、永夜抄txtの設定は無かったことに。
儚月抄以降は、最強議論でのランク付けなども大きく様変わりすることになった。
そして強さ議論スレはたびたび月人をぶっ殺す方法を考えるスレになります。

参考:ゲームキャラ板強さ議論スレの暫定ランキング

2008年8月(依姫がリストに入った直後)のランキング

2008年8月(依姫がリストに入った直後)のランキング
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1219747714/1より
強グループ以下は省略。

<最強グループ> (高位の神または神に匹敵するレベル)
博麗 霊夢 八意 永琳 八坂 神奈子 洩矢 諏訪子 
八雲 紫 伊吹 萃香 星熊 勇儀 四季映姫・ヤマザナドゥ
<準最強グループ> (力の規模や質が最高位のレベル)
蓬莱山 輝夜 綿月 依姫 藤原 妹紅 風見 幽香 八雲 藍 西行寺 幽々子 レミリア・スカーレット
フランドール・スカーレット 比那名居 天子  古明地 さとり 古明地 こいし 霊烏路 空
2010年8月現在のランキング

2010年8月現在のランキング
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1279296365/1より
下線はランクダウン、太字はランクアップしたor新たにリストに入ったキャラ。
同グループ内ではあいうえお順。

<最強グループ1> (地上の存在よりも強いレベル)
蓬莱山 輝夜  八意 永琳  八坂 神奈子  綿月 豊姫  綿月 依姫
<最強グループ2> (幻想郷の枠を超えるレベル)
四季映姫・ヤマザナドゥ  洩矢 諏訪子
<準最強グループ1> (力の規模や質が最高位の幻想郷頂点レベル)
伊吹 萃香  博麗 霊夢  藤原 妹紅  星熊 勇儀  八雲 紫  霊烏路 空
<準最強グループ2> (パワーバランスの一端を担う勢力の長レベル)
古明地 さとり  西行寺 幽々子  聖 白蓮
比那名居 天子  フランドール・スカーレット  八雲 藍  レミリア・スカーレット
(強グループ以下に転落)
風見 幽香  古明地 こいし

神主の「最強」発言から最強グループに書かれ、不動と思われていた霊夢が転落。
その他、かつては素手での戦いにおいては神に匹敵すると考えられていた「鬼」も妖怪なのでまとめて格下げ、
強さの裏付けが少ないただの妖怪である幽香・こいしもランクダウンしている。
その結果、最上位に位置するのは、神か月人のどちらかになっている。
なんと世知辛いカースト制度…。

スペカルール上なら誰でも対等に渡り合える

すごく…力押しです……
結局地力の強さが物を言うらしい。
裏を返せば、弱い弱いと言われた魔理沙もガチでどうしようもないほど弱いわけではないとも言える。

…と思いきや、妖精大戦争では再び「スペカルール上の強さ≠戦闘力」に戻った。どっちなんだ一体。

博麗の巫女である霊夢は幻想郷にとって特別な存在

一か月くらい不在になってても問題無し。
いなくなっても適当に新しいの見つければ良いという程度の存在。

魔理沙はスペルカード戦なら強い

いくら地力に差があるとはいえ、スペルカード戦の初心者相手に何も出来ずに完封されるという醜態を晒す。
ロケット組の中で、依姫に一矢報いることすらできなかったのは魔理沙だけである。

レミリアと輝夜はヘタレではない

二次設定に引きずられ正真正銘ヘタレでした。
部下を養えない奴にカリスマなど無いということか…。

レティはチルノを嫌っている

パーティーでは一緒にいました
これはどちらかと言うと、一時期流行った二次設定排斥キャンペーンの中でも
数少ないネガティブな(言うなれば『儚的』な)方向性の物だったんで
否定されて寧ろ良かったのかも。まあ時既に遅しって感じなんですがね。
あとパーティーのシーンは橙とか三月精の身長とか作画の適当に描きましたっぷりが色々露骨なので、
これもその一環で当てにならないと捉えられることも多い。

アリスは主だった異変に参戦する

本編ではモブ以外出番なし。そもそも儚月抄は異変ではないような

「境界を操る能力」は境界を弄ることで何でもできる全能の力

これは西行妖をどうにかできていなかった時点で気付くべきだったのかも知れない。

萃夢想では実際に昼と夜の境界を弄っていたので、レミリアレベルの能力詐称ってことはないだろうが、
スキマを開いて相手を別の空間に飛ばすこと(俗称「スキマ送り」)でどんな敵も倒せるとか、
「生と死の境界」とかいう名前のスペルカードを使うからといって、相手の生と死の境界を弄って殺すとか、
そういうことは無条件にはまずできない、
水面の月の移動が満月限定だったように、条件が色々揃って初めて活用できる能力である。


求聞史紀?神に匹敵する能力?
創造は神の力とされるので、論理的創造で神と同種のことをできるってだけ。

ちなみに、かつてのような万能感はなくなったが、代わりに友人が万能になったのでイーブンと言える。
今後も黒幕として暗躍する紫を描きたい時は、幽々子の方に色々便利設定を付ける等、上手く使いましょう。

第一次月面戦争の顛末についての解釈

求聞史紀で月面戦争騒動について語られた時は「増長した妖怪を粛正するのが目的だったので、あえて負けた」とか、
「紫様は負けてない!負けたのはイクサだ!!」とか、とにかく紫に都合のいい解釈がされていましたが、
明確に普通に侵略しようとしたら綿月姉妹にコテンパンにされたことになりました。
増長していたのは紫自身だったというオチ。
まあいいじゃないですか、昔はヤンチャしてたってくらい…。

第一次で攻め込んだ目的は儚月抄においても結局明かされることはなかった。


参考:第一次月面戦争について

萃香と紫は友人

幽々子と違い友人の頼みをあっさり断ってます。貴方とは違うんです。

輝夜はニートじゃない

盆栽監視員である。

射命丸は二次でよくやらされてる捏造や盗撮なんか絶対しない!

  • 三月精:事件が無いなら自分で起こせばいいじゃないと捏造・マッチポンプを肯定
  • うどんげっしょー:てゐから盗撮写真を買収・水着姿を盗撮しようとする
  • ダブルスポイラー:とうとう肩書きが「捏造新聞記者」に

うどんげっしょーだけだったら「あれは二次だから」と流せただろうに、
前後に清く正しくない射命丸包囲網が出来てしまっています。
「捏造しちゃうのは真面目すぎるがため…自分は正しい…二次厨乙…」とうわごとのように呟いている
「正しい」射命丸ファンは、もはや限界です。
そんな人の耳元に「ビッチ」と囁いたら、確実に発狂するでしょう。
花の映姫ストーリーにて、新聞の存在意義について真剣に考えていた頃が懐かしい……

映姫は仕事熱心で真面目

チルノには説教しても侵略しようとしてるレミリアは意外にもスルー。
仕事放り出した幽々子にも説教してくれませんかね?
部下の怠け癖が伝染りましたか?

神奈子=タケミナカタ

タケミナカタは神奈子とは別に存在します

幻想郷の塩事情

海とは塩化ナトリウムなどの塩分が溶け込んだ膨大な量の水を湛えた、言わば大きな湖である。地表の七割を覆う海水。そんな物をどうやって作るというのだろうか。幻想郷で岩塩が見つかった形跡はない。そんなに大量の塩なんていくら人間の血液を集めたって……いや、そんな塩分の問題ではないな。

――小説最終話後編、月で見た海を作りたいというレミリアに対する、地の文での独白(おそらく魔理沙のもの)

東方の世界観の考察として、「“幻想郷に海はない”というのは有名な話だが、じゃあ人間が生きるのに必要な塩はどうやって精製しているんだろう…」といった疑問が呈されることがある。
それまでは「幻想郷には岩塩があるってことでよくね」「塩が湧いて出る臼でもあるんじゃね」という意見が無難なものとして大勢を占めていたが、
小説のこの一文によって片方が否定されることに。

以降、考察関連のスレでは塩ネタは定番の荒れネタになった。
(塩はどうやってんの→岩塩じゃね?→儚月抄で否定されてるっつーの!→じゃあどうやってんだよ→知るかバカ)
岩塩派と塩臼派が塩論争の二大勢力であったが、これにより食塩泉の山塩派が勢力を増しているようである。

上記の原文に依拠して、外来人の血液を集めて製塩派もあるようだが少数勢力。紅魔館の収入源論争でたまにいる少数勢力、吸血鬼条約により供給される外来人由来の肉や血液で商売派と層が被っているのかもしれない。

紅魔館の収入源

他の勢力が何かしらの仕事についている中、「霊夢すら火の車だって言ってるのに
紅魔館の連中は働かずにどうやってあんな豪華な生活してんの?」
とよく疑問として挙げられる。
主であるレミリアは、永夜抄にて紅茶を飲んでのんびりする生活が好きと言った上、儚月抄のあの様子では到底働くなんて無理だというのが確定してしまった。

ただでさえ色々イベントも行うのに儚ではロケット製作という、非常に金のかかる真似をしているため
この辺りがはっきりしないといろいろと気持ちが悪いというもんである。
とすると、吸血鬼異変以降の契約の内容は実は「食料の供給をしてやるから人を襲うな」
ではなく「お前らと関係者の生活を保障してやるから人を襲うな」ということか?
または「人間を襲われたくなかったら私たちに食料をよこせ」なら多少は格好がつくが・・・いや格好悪いか。

隕石騒動の犯人

隕石を落とすというかなり大掛かりな破壊活動をできる存在は限られており、
「紫がスキマで隕石持ってきた」「某ゲームのごとくパチュリーが隕石を召喚して制御不能になった」
「なんか神的な力で神奈子がやった」「天子がまたやりやがった」「月人が落とした」
といろいろ説が出ており、いまだ犯人ははっきりしていない。
文が儚の後であれば「古酒を盗まれた報復行為」と解釈することもできたのだが…

儚月抄で否定された二次設定

所謂「二次設定」。
カップリング関連とか中国ニートパッドれみりあうーとかそんなん。

紫と霊夢の関係、俗に言うゆかれいむ

連載中たびたび「紫は霊夢が死んだらどうするつもりなんだ」
「いや、逆に言えば霊夢が絶対平気だって確信があるんだよ! でなきゃ霊夢を行かせたりしない」
などとイロイロ語られていたが別に死んでも代わりはいることが判明した。
儚にしては珍しく整合性を取っている部分だね!

ただし紫は依姫が疑われるように月に噂を流布しており、それを晴らすために依姫には
不正な神降ろしの下手人の霊夢を捕らて月の都で真犯人だと示す必要があった。
そのため霊夢が殺されることは無いと分かっていたとも言える。

よく考えたらスペカルールを守るかも分からん奴らのところへ従者等を突っ込ませるのは
ゲームでもしょっちゅうだし、仕方ないね。

紫と藍の関係、俗に言うゆからん (ゆゆみょんも)

何だかんだ言って命令通りにしか動くことは出来ないのだから
私を絶対的に信用するしかない、とは紫の弁。
幽々子→妖夢も大差ない。
こいつら主従の主側は脈絡なく色々と理解して以心伝心したりするが、従者には何も伝えない。
そのうえで勝手に期待して失望する。とにかく従者に冷淡に見える。

魔理沙とパチュリーの関係、俗に言うマリパチュ

ロケットの安全性から察してやってください。
それ以前にしょっちゅう本を持って行く泥棒だからね…

実のところ、儚以前でも萃夢想のパチュリーは魔理沙の泥棒行為を快く思っておらず、
むしろ咲夜の方が紅魔郷や花映塚のEDで魔理沙に甘かった。

儚月抄での設定、描写がその後否定された物

儚月抄だって東方Project作品の一つ、こんな事もあります。

リリーホワイトとブラックは別々のキャラクター

パーティーにて白リリーとは別に黒の存在を確認
しかしその後神主がラジオで直々に「黒リリーは白いのがコスプレしてるだけ」と発言。
「リリーホワイト」と、所謂「リリーブラック」は、同一のキャラクターであると結論付けられた。
花映塚などで二体同時に出たりしているので分身していたと思われる。
また「そもそもリリーホワイトは個人名じゃなくて集団名」というリリーホワイト複数説も。

月の都は竜宮城ではない

小説三話に「お前が今居る場所は蓬莱国などではなく海底に存在する『竜宮城』であると嘘を教えた」とあるが、
求聞口授のおまけインタビューにより嘘なのは「竜宮城である」ではなく「海底に存在する」の方だと判明。
神奈子=タケミナカタ」と同じく設定更新というより曖昧な文章を直しただけかも。

永琳は人間である事を選んだ

永琳達は妖怪ではなく人間であることを選んだ、よって郷の維持のため幻想郷の人間として妖怪に恐怖してもらわねばならない。小説版において紫はこのように考え、藍に説明し、作戦を実行。
しかし求聞口授P182のおまけインタビューにて「月の都は高貴な神様たちが居る場所」で「永琳はその中の一人だったから、幻想郷に来ても他の人間と接触を持たないんです。」とZUN自身によって断じられた。儚月抄によって月との繋がりが復活したため神の立場に戻っていったということになるだろうか。
紫にとっては永琳が人間であるよりも孤高の神であるほうが都合は良いのかもしれない。漫画版で言ってることと小説版の内心が全く違うことからも紫が策謀家であることは間違いないが、予想外の展開となり結果オーライで済ますこともある、これも間違いない事実であろう。永琳に対する作戦は幽々子にすらバレていない筈なので誰からも突っ込まれなかったと思われる。