綿月依姫

Last-modified: 2023-07-20 (木) 13:33:34

ひたすら強さを求め続けるよっちゃん.jpg

基本設定

今一緒に暮らしている輝夜姫以外にも、二人のお姫様姉妹を小さい頃から教育していた。
二人の姫は私の遠い親族である。人間風に言えば私から見て又甥の嫁、
及び又甥夫婦の夫婦の息子の嫁、という何とも遠い縁だったが、
私は二人の教育係として様々な事を教えた。姉は天性の幸運で富に恵まれ何不自由なく暮らし、
妹のお姫様は非常に頭が切れ、私の言うことを何でも吸収していった。
私はいずれこの二人に月の使者を任せる事になるであろうと考えていた。(小説一話)

実績&他キャラの評価

【第一次月面戦争】
紫が編成した最強の妖怪軍団(総動員)を、豊姫の援護のもと撃破している。

藍「昔は最強の妖怪軍団を集めて意気揚々と攻め込んだと言ったじゃないですか。
  それでも敵わなかったと言うのに、それに比べて今回の…(略)」(小説第五話)

何せ、紫が妖怪を総動員しても全く勝ち目がなかった事を知っていたのだから
 (小説最終話 神主視点)

幽々子がお酒を盗み出した理由はただ一つ。月の民に喧嘩を売らずに、
一度は惨敗した綿月姉妹に復讐をする為であった。千年以上も昔に月に攻め入って
惨敗したのは紫なのだが…(以下略)(小説最終話 神主視点)

紫「月の使者のリーダーは二人
  一人は神様をその身に降ろして戦う実力派 一人は地上と月を結ぶ援護要員」
 (漫画版最終話)

【玉兎軍団について】

餅搗きの代わりに私に課せられた仕事は、月の防衛隊員だった。
月の使者と呼ばれ、月を守り、地上を見張る防衛隊。綿月姉妹はそのリーダーであった。
私は依姫様の元で戦闘の仕方から、作法、常識など様々な事柄を学んだ。
妹の依姫様は私以外の兎の稽古も付けている。と言っても、兎の人数は十にも満たない位の少人数である。
みんな実戦の経験が浅く、強さを見ても私と大差ないと思う。
実際に戦う事は殆ど無いのだが、
依姫様の稽古は厳しく、怠けていたりするときついお仕置きが待っている。
(東方儚月抄 小説6話 レイセン)

(レミリアに対して)
レイセン「怖じ気づいてみんな隠れました」
依姫「圧倒的に実戦経験不足…」(漫画12話)

【他者からの評価】

永琳「…ま、何の対策を取らなくても最初から戦力差は絶対だったと思うけどね。
   依姫とあの吸血鬼&三馬鹿トリオじゃ」(小説4話)

綿月と言えば、千年近くも月の都の警備を任されている由緒正しい家である。
元々戦闘に向かない月の兎達を訓練し、月の都を守ってきた者達だ。特に妹の綿月依姫は、
神々の力をその身に宿し敵に合わせて柔軟に対応できる力を持っている。
基本的には外敵から都を守ることを生業としているが、素行の悪い兎を連れて行き、
兵士として教育することもやっている。(小説最終話 視点は、月の民A)

神降ろし一覧

【前提】

神霊とは

霊夢「日本の神様には面白い性質があるの 
   神様は何分割しようと 元の神様と同じ力を持つ 
   神様の宿る場所さえあれば 無限に神様を増やすことができるの」
   (中略)
魔理沙「神奈子たちはどうなんだ? アレも無限に分身するのか?」
霊夢「肉体を持っている神様は 自分の神霊を分霊させるのよ 
   その神様の肉体と神霊の関係は 本体と生き霊みたいなもんよ 
   生き霊はいくつにも分かれるけど本体は増えたりしない」
魔理沙「ふん 分身しても面白かったんだがな」(漫画5話)

霊夢との比較

魔理沙「霊夢と同じ能力と言ったって 見るからに力の差は歴然だ」(漫画13話)

霊夢「神様の力を借りても神様に敵うわけがないでしょ?」(漫画5話)

霊夢「前の神奈子の時といい 今回といい 調子狂うなあ」
依姫「あなたは力の使い方を間違っている 修行が足りない
霊夢「…大体ねえ 私は妖怪退治の専門家なの 相手が神様だとどうも調子が違うのよね」(漫画17話)

【神降ろし一覧】
8000000種類あるという神降ろしのうち、作中で披露された技を紹介。
全台詞を抜粋している。
なお、作中では同時に二柱を使用しており、制限についての設定はない。

依姫「私には八百万(やおよろず)の技がある 一人頭二つしか使ってないんだから
   あと399万回連戦しても勝てる計算」(漫画15話)

祇園様(=スサノオ+牛頭天王)

【台詞】

依姫「女神を閉じ込める 祇園様の力」(漫画12話)

依姫「どうした? 動いても構わないよ 祇園様の怒りに触れるけど」(漫画13話)

【効果】
依姫が刀を地面に突き刺すと、対象の足元から複数の剣が生えてくる。
レミリア、咲夜、魔理沙、霊夢を一瞬で束縛。
風流なまでにスッカスカだが、発動条件は「動く」らしいので無問題なのだろう。
まったく隙がない.jpgえ…なにこの作画…という表情.jpg

愛宕様(=カグツチ)

【台詞】

依姫「これは小さく見えても愛宕様の火 すべてを焼き尽くす神の火なの
   地上には これほど熱い火はほとんどない」(漫画13話)

【効果】
P137,138では腕を完全に炎へ変化
P141では全身を炎で包む

カグツチ.pngカグツチ2.png

火雷神(ほのいかづちのかみ)

【台詞】

依姫「『火雷神』よ 七柱の兄弟を従え この地に来たことを後悔させよ!」(漫画14話)

【効果】
まず雨が降り、次に雷が落ち、
その雷が火雷神+七柱の兄弟(大雷、黒雷、折雷、若雷、土雷、鳴雷、伏雷?)に変化
対象者(咲夜)に巻き付き、炎の竜巻になる。
火雷.jpg

金山彦命(かなやまひこのみこと)

【台詞】

依姫「金山彦命よ 私の周りを飛ぶうるさい蠅を砂に返せ! そして 持ち主の元へ返しなさい
 (漫画14話)

【効果】
咲夜のナイフをすべて砂にして消し、さらにナイフを再構築、し、
それを咲夜へと反射した。
金山彦命とは金山(鉱山)を司る神で、金属に関する技工を守護する神とされている。

金山.jpg金山2.jpg

天津甕星(あまつみかほし)

【台詞】

依姫「『天津甕星』よ 大気に遮られない本来の星の輝きを この者たちに見せつけよ!
(漫画15話)

【効果】
描写が省略されているため、不明。

【ちなみに】
天津甕星とは天香香背男命とも呼ばれる神。
日本三大軍神のうち二柱、建御雷神と経津主神をもってしても敵わなかったという星の神である。
東方三月精では、天津甕星が天照大御神に勝つと、その年は妖怪の年になり夜の時代が始まる」という設定が明らかにされた。その回では、レミリア達にとって金星=明星=ルシファーであり、
霊夢にとっては明星=天津甕星(天香香背男命)であった。

石凝姥命(いしこりどめのみこと)

【台詞】

依姫「『石凝姥命』よ 三種の神器の一つ 八咫鏡の霊威を今再び見せよ!」(漫画十五話)

【効果】
ダブルスパークのうち一つを反射。

ゴゴゴゴゴ.jpg謎スタンド.jpg

天宇受売命(あめのうずめのみこと)

【台詞】

謎ダンス_0.jpg

依姫「大御神はお隠れになった 夜の支配する世界は決して浄土になり得ない
   『天宇受売命』よ! 我が身に降り立ち夜の侵食を食い止める舞を見せよ」(漫画16話)

レミリア「ふん 飛び道具は当たらないってわけか…」(漫画16話)

【効果】
レミリアの発言によれば飛び道具の無効化。
左手を前に出す、その手を左耳の横にもってくる、両腕を開く、
ピンクレディーのUFOに近い感じのポーズをとるという一連の動作で
レミリアのクイーン・オブ・ミッドナイドを全弾回避。
チッ チッ チリッ チッ チッ チリッ」という擬音があるので、おそらくは掠りながら避けているのだろうが
描写が微妙すぎてわけがわからない。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

【台詞】

依姫「女神の舞に大御神は満足された 天岩戸は開き夜の侵食はここで終わる
  『天照大御神』よ! 圧倒的な光でこの世から夜をなくせ」(漫画16話)

【効果】
依姫の背後から光と共に女神が召喚され描写省略。
レミリアを一撃で倒した。
アマテラス.jpgアマテラス2.jpg

伊豆能売(いづのめ)

【台詞】

依姫「『伊豆能売』よ 私に代わって穢れを祓え!」(漫画18話)

【効果】
シャラーンという擬音と共にスタンドが登場し、大禍津日神(オオマガツミ)の穢れを全て祓った。

シャラーン.jpg

チート.jpg

加速度理論による弾幕停止について

ウィッシュ_0.jpg
こちらをどうぞ

依姫の光速越えについて

ズバッバシュッ.jpg
こちらをどうぞ

地上人観

・豊姫「八意様は即断で殺せって仰ってたけど、流石にそれは可哀想だしねぇ」
 私は流石に自分が匿った所為という事もあり、とても殺す気にはなれなかった。
妹も同様であり、やはり殺す気にはなれなかった。


・豊姫「今、地上から同じ様に人間が紛れ込んできたら、私達はどういう行動を取ればいいのかなと思って」
(中略)
依姫「今なら……すぐに追い返すか殺すと思います。あの頃ほど私達は愚かでは無いですから」
豊姫「千五百年前のあの頃ほど優しくない……と?」
(中略)
依姫「私達は八意様が居なくなってから様々な事を学びました。」
 依姫は海の方を見て言葉を続けた。
依姫「学んだ事は、私達にはそこまで深い考えを持つ事は出来ない。
  思慮の浅い優しさは人間も月の民も不幸にすると」
 私は少々強張った依姫の肩に手を掛けた。
豊姫「ならば、もうすぐ来るであろう人間が攻めてきた時、私達は追い返す事に専念すれば良いのです。」(小説3話)

実はそれ程地上人を見下していないのかも知れない。
あの姉にしてこの妹ありと言った所だろうか。

レイセン「お見事でした。まだまだ余裕そうですね」
依姫「油断してはなりませんが、余裕が無いと戦いは危険です。
  貴方達は余裕が無いのに油断しているようですに見えますがね」
レイセン「またまたぁ、あの位の人間だったら一瞬でけちょんけちょんですよぉ」
依姫「全く、それが油断なのです」(小説6話)

地上人相手でも油断はしない。

「さて、次はあの吸血鬼みたいね。ま、一番簡単に勝てそうですが……」(小説6話)

これは油断ではない。余裕だ。