情報
学名 | Stellaostreae icarus |
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体長 | 6~10cm |
寿命 | 10年程 |
生息地 | 世界各地の海 |
目 | カキ目 |
科 | イボタガキ科 |
説明
生息数は少ないが、世界各地に分布している牡蠣の一種。
極めて特異な繁殖形態をとることで知られる。繁殖可能な状態となったスターオイスターは、殻の開口部から圧縮した水を噴射し、その反作用によって飛び上がる。その速度は一瞬のうちに第一宇宙速度にまで加速し、そのまま衛星軌道に乗る。衛星軌道上でオスとメスが出会うと互いに放精、放卵を行い、空中で受精が行われる。生まれた幼生はゆっくりと降下し、やがて海に到達する。一方で、放精、放卵を行った個体はその後まもなく死に、重力に引かれて高速で落下する。この際、大気との摩擦で発火しながら落ちていく様が、地上からは流れ星のように観察される。これがスターオイスターと呼ばれる所以である。
人間との関係
食用
食用とされることがある。主に衛星軌道上から落下した個体が食べられる。スターオイスターの殻は極めて強固であるため、落下してきても中の身は無傷だが、摩擦熱により自動的に焼きガキとなっている。滅多に採取されることが無いため、最高級食材として市場では高値で取引されている。スターオイスターと見られる流れ星が落下すると、一獲千金を求めて多くの人が落下地点に向かう姿が見られる。
人間への害
極めて稀な例だが、地上へ落下した際に建物に直撃し、建物を破壊することがある。落下の威力は凄まじく、一般的な家屋であれば粉々に破壊される。また、実際に発生した例は無いが、仮に落下するスターオイスターが人間に直撃した場合、ほぼ確実に死亡すると考えられる。
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