トビケラ国近海海戦-六 | ||||
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年月日 | 1995年7月5日 | 場所 | トビケラ国近海 | |
結果 | 陽天国側の勝利 | |||
交戦勢力 | ||||
陽天国 | トビケラ国 | |||
交戦戦力 | ||||
戦艦1 | 航空母艦1 | |||
駆逐艦3 | 重巡洋艦2 | |||
軽巡洋艦1 | ||||
駆逐艦2 | ||||
損害 | ||||
戦艦1損傷 | 重巡洋艦2沈没 | |||
駆逐艦1損傷 | 軽巡洋艦1沈没 | |||
駆逐艦2沈没 |
概要
トビケラ国近海で起こった、陽天国陸軍が乗った揚陸艇の護衛艦と、その輸送を阻止しようとするトビケラ国海軍との戦い。
トビケラ国で前々から建造が進められていたツノツツ級航空母艦?が投入された。
背景
当時、陽天国では第二艦隊にトビケラ国への陸軍の輸送が命じられており、少数の護衛艦を付けて揚陸艇及びその補給物資を輸送していた。
トビケラ国国内では敗色ムードが高まっており、陸軍においては戦意は半分無いようなものであった。
そんな中、トビケラ国海軍ではせめてもの抵抗として出撃できる艦艇から順に全て遊撃させる方針をとった。
太托に搭載されていた五〇式観測機は、偵察中に発動機が故障した。
当初観測機の搭乗員はそのまま帰投を試みるも、途中すれ違った一一式艦上戦闘機二機(ツノツツ級空母からの爆撃隊の迎撃のために出撃)が敵爆撃隊への針路と大幅にずれていることに気づく。
爆撃隊により有効打を与えるため、決死の覚悟で観測機が味方戦闘機を誘導することに決め、その旨を無線で聞いた戦闘機搭乗員が「君の勇気に感謝する。」と会話していた。
その後会敵した五〇式観測機は、味方戦闘機と速度を合わせるために発動機をかなり酷使しいつ爆発してもおかしくない状態であった。
最期に五〇式観測機搭乗員は、無線で「健闘を祈る。」と残し、敵爆撃隊の先頭にいたマルバネ爆撃機への体当たり攻撃を敢行。
マルバネ爆撃機の右翼と五〇式観測機の右翼が互いに衝突し、マルバネ爆撃機は制御不能に陥り、爆弾を投棄するも墜落、五〇式観測機は体勢を立て直せずに墜落した。
体当たり攻撃の一連の流れが新聞で取り上げられ、しばし陽天国内では英雄として讃えられた。
トビケラ国のツノツツ級航空母艦は、ワムシ共和国?指導の下建造が進められていた空母であり、完成した頃には既に戦況を打開できる状況でも無かったためトビケラ国からの教育員は自沈させるように命令し、トビケラ国に帰った。
しかし、その伝言を預かった者が翌日に陽天国陸軍による空襲に晒され死亡、これにより自沈することなく、急遽集められた航空機を搭載し出撃した。
集められた航空機はどれも質が悪く、搭載した四十機に対し稼働した機数は三十一機と、整備が行き届いていないことが露呈した。
搭乗員も、人員不足と未熟な操縦士により、出撃三十一機、帰還四機と散々な結果となった。
主な戦果
戦艦「太托」? | クダ級重巡洋艦二番艦撃沈 |
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五〇式観測機 | 一機撃墜 |
一一式艦上戦闘機?一番機 | 五機撃墜 |
一一式艦上戦闘機?二番機 | 三機撃墜 |
駆逐艦「天塩」 | クダ級重巡洋艦一番艦撃沈 イワ級駆逐艦十一番艦撃沈 |
駆逐艦「竹良」 | ツボ級駆逐艦撃沈 |
駆逐艦「竹酢」 | イワ級駆逐艦三番艦撃沈 |
主な損害
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Tag: 戦争 陽天国 トビケラ国 【SS】駆逐艦「天塩」