クラス/【ドワーフ・クレリック】

Last-modified: 2023-04-12 (水) 21:42:04

原語は「Dwarf-Cleric」。
後述の通り、クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズにのみ登場するクラス
D&D以降のファンタジー作品ではすっかり有名になったドワーフだが、作品に登場するドワーフの多くが戦士や鍛冶師、鉱夫といった職業に就いていることが多く、神官や僧侶といった職業に就いているキャラクターはあまり見かけない。ゲーム作品では種族と職業が分類されていることが多い為、このドワーフ・クレリックのような特定種族専用のクラスは割と珍しい。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

未訳であるGAZ6「The Dwarves of Rockhome」に登場するクラス
ドワーフが主要種族として成立している国「ロックホーム」で信仰されている「匠の神カグヤー」の聖職者。
ヒットダイスは1d6だが、命中判定はファイターと同じ、ST判定はドワーフと同じになる。
武器はドワーフの種族的な武器であるバトルアックスハンドアックスウォーハンマーなど。防具や特殊能力はドワーフと同じ。
長所能力値はストレングスウィズダム
最低条件として、アライメントがローフルであることと、ウィズダムコンスティテューションが両方とも9以上でなくてはならない。
経験値表はエルフに近く、2レベルに必要な経験点は4000でレベル上限は12。
それ以後の成長はアタックランクの上昇、魔法ダメージの半減、1ラウンド2~3回攻撃の習得にとどまる。
人間のクレリック同様、1レベルでは呪文が使えない。またレベルや能力値に関わらずターニングアンデッドの力を持っていない。
使用可能呪文は原則としてクレリックと同じだが、カグヤー神は創造を司るため破壊や殺傷のみを目的とする呪文は使おうとしない。また使用可能な呪文は6レベルまで。


GAZシリーズで発表された、エルフから派生するエルフ・ウィザードやハーフリングから派生するマスターと違い、ドワーフ・クレリックは完全な新規クラスであり、1レベルから開始しなければならない点に注意。
基本的な戦闘能力はドワーフに準じるが、呪文に関する能力が12レベルで頭打ちになってしまうという大きな問題がある。

関連項目

ドワーフ】【クレリック