原語は「Gemstone Dragon」。
gemstoneは宝石の原石や準宝石を意味する。
D&Dシリーズにおけるドラゴンの分類の1つで金属類を名前に持つメタリック・ドラゴン、色を名前に持つクロマティック・ドラゴンと並ぶ存在となっている。
クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ
マスター・ルール・セットに登場する新たなドラゴンで、ベーシック・ルール・セットで解説されたホワイト・ブラック・グリーン・ブルー・レッド・ゴールドの6種にそれぞれ対応した存在がいる。その基本的な能力は6種それぞれに対応する種と同じとなっている。またコンパニオン・ルール・セットにおけるラージ(large)タイプとヒュージ(huge)タイプも同様に存在している。
このジェムストーン・ドラゴンはベーシック・ルール・セットで対応する種と誤認する可能性が高い。ただし近い距離で訓練された目をもってすれば区別は可能。注意しなくてはならないのはアライメントは全て異なっていること。またドラゴンブレスは対応する種と同じ物以外にも放つことができるが、いずれも単純なダメージというわけではなく様々な状態異常や特殊効果を有するものとなっている。
種類は以下の6種。
クリスタルドラゴン
水晶竜。対応するのはホワイトドラゴン。
オニクスドラゴン
縞瑪瑙竜。対応するのはブラックドラゴン。
ジェイドドラゴン
翡翠竜。対応するのはグリーンドラゴン。
サファイアドラゴン
青玉竜。対応するのはブルードラゴン。
ルビードラゴン
紅玉竜。対応するのはレッドドラゴン。
ブラウンドラゴン
茶竜。対応するのはゴールドドラゴン。
正確には「ジェムストーンドラゴン」ではないが、マスター・ルール・セットでは同列に扱われている。ルールサイクロペディア版では削除され「アンバー・ドラゴン」に変更されている。
ルールサイクロペディア
ルールサイクロペディア版での表記は「ジェムストーン・ドラゴン(宝石ドラゴン)」。
種別はもちろんドラゴン。
以前の版に登場した「ブラウンドラゴン」は「アンバー・ドラゴン」に変更されている。