概要
SFC版DQ3で初登場した、【性格】を変える【本】の一つ。
女性キャラクターが読むと性格が【おてんば】に変化する。
HD-2D版DQ3では「おてんば」が【わんぱく】に変更されたため、このアイテムは登場しなくなった。代わりにこの本に相当するアイテムとして、性格を「わんぱく」に変える【わんぱくじてん】が登場している。
他にはDQ11にオマージュアイテムとして登場している。
DQ3(リメイク版)
【ナジミの塔】4階の【本棚】と【砂漠のほこら】の本棚から入手できる。
非売品だが売却は可能で、売却価格は60G。
読むと元気いっぱいだった幼い頃の記憶がよみがえってきて、ちょっぴりお転婆になる。
男商人曰く、明るく楽しく生きるための「お転婆のススメ」のようなことが書いてあるらしい。
具体的には「てんしん らんまん 元気な娘! おてんば イタズラ 大好きっ娘 集まれ!」などといった内容が書かれているらしく、鑑定した女商人は頭に「?」と浮かべている。
なお、男性キャラクターが使っても「○○○○には あまり おもしろくなさそうだ。」と表示されるだけで何も起こらず、この本も消滅しない(さり気なく【しゅくじょへのみち】とは異なるメッセージが出る)。
上記の2カ所しか入手できない個数限定品だが、なぜ1人暮らしの【老人】の部屋からしか入手できないのかは謎。
ナジミの塔の老人は【パーティ】に【とうぞくのかぎ】をくれた後、性格を変える本に付いても話し出す為、その本の実例的存在として配置されたのかもしれない。
お転婆は特に補正の優れた性格ではない上に、同じ女性専用性格である【セクシーギャル】の完全下位互換なので、これをわざわざ使うぐらいなら【ガーターベルト】を装備した方が良い。
DQ11(3DS版)・DQ11S
【だいじなもの】に分類されるアイテムとして登場。
【冒険の書の世界】限定のアイテムであり、【リッカの宿屋】の本棚から入手できる(入手するだけだったら下記クエストを受注しなくてもいい)。
【夕暮れのラパンハウス】にいる【アローザ】から受注するクエスト【教育ママの苦悩】で、性格が【あまえんぼう】になってしまった【ゼシカ】を元に戻すために使う。
本作に登場する他の性格を変える本と違って、これはクエストクリアに必要なためか、ちゃんと【戦歴】の収集アイテムリストに追加される。
なお、この本の表紙にはスカートを履いた女性が何かにキックをかます様子が描かれている。
これは自分の住む城の柱や壁を蹴り壊すおてんば姫様の影響が大きいとみてよいだろう。
また本作でも、幼少のころは「おてんば」と呼ばれていた上に、修行の一環で石壁を蹴り砕いたキックが得意な女性が出てくる。