【ゼシカ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:11:24

パーティメンバー:DQ8
【主人公】【ヤンガス】―【ゼシカ】―【ククール】(―【モリー】【ゲルダ】

概要

【ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君】のパーティの一員。PS2版DQ8の戦闘メンバー4人の中では紅一点。
英語での綴りはJessicaで、英語版のDQ8等でもこの表記である。日本語表記では「ジェシカ」とするのが一般的。
ヒーローズ1以降、CVは竹達彩奈が担当。
 
3DS版を含め、DQ8パーティーの中で唯一、本編開始前の過去の姿が描かれたことのないキャラである(主人公は【グルーノ】の紙芝居や【煉獄島】のイベント、ククールは【川沿いの教会】のイベント、ヤンガスとモリーとゲルダは本作から約20年前の時代設定である【ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン】、非戦闘員であるトロデとミーティアも煉獄島のイベントに登場する)。
 
『週刊ファミ通』 2012年8月9日号のDQ10発売直前意識調査の企画での「好きなDQキャラクター」ランキングでは第5位となった。

DQ8

彼女の旅

フルネームはゼシカ・アルバート。DQ7の【キーファ】に次ぐ家名のはっきりした仲間。
【リーザス村】の名家アルバート家の長女で、長男【サーベルト】の妹。七賢者の一人【シャマル】の子孫だが、賢者の力は兄が受け継いでいるため、ゼシカは賢者の末裔としての役割を担ってはいない。無論、もしもサーベルトが生まれていなければ、ゼシカが七賢者の後継者になっていたことだろう。
ちなみに、アルバート(Albert)はゲルマン語のアダルブレヒト(Adalbrecht)が由来の英語圏およびドイツ語圏の姓であり、高貴な光という意味を持つ。賢者の血筋であるゼシカにはぴったりな家名だろう(もっとも、ゼシカ本人は一族の掟を軽視している節があるのだが…)。
 
主人公たちと旅をすることになる、3人目のパーティーメンバー。主人公達とは【リーザス像の塔】で出会い、主人公達を盗賊と間違えメラを3発撃ってくる。
そのあと親との考えの違いから絶縁される形で旅にでて、【ポルトリンク】【オセアーノン】に足止めされ、主人公達にオセアーノン退治を押し付けたあと、仲間になる。このとき【はい/いいえ】の選択肢が出るが、いいえを選んでも【無限ループ(会話)】すら用いず「決めたことはやり通す」と言い張り強引に仲間になる。初めての顔合わせとしては若干印象が悪いかも。
 
兄サーベルトを【ドルマゲス】に殺害され、復讐のために自宅を出奔。
港町【ポルトリンク】へ向かうも、海の魔物が凶暴化しているという理由で船が出せず、自分で退治しようとするもポルトリンクはアルバート家に運営されているため、お嬢様にそんな荒事をさせたら後で大変なことになると止められて足止めを食らってしまう。
主人公とヤンガスが怪物【オセアーノン】を倒し、大人しくさせたことで一旦ポルトリンクへ戻るが、 主人公たちの旅の目的が自分と同じであることを知り、3人目の仲間として旅路に加わることになる。
その後は幾度となく仇敵ドルマゲスに追い付くもその度に逃げられ、その間に次々と七賢者の子孫は殺されていく。
だが長い道程の末に【闇の遺跡】でドルマゲスを遂に倒し、兄の敵を討つ。
 
ところが、ドルマゲスが砂と化し崩れ去った後に残っていた彼の杖を握ったことで、杖に封印されていた全ての元凶、【暗黒神ラプソーン】に操られてしまう。
【リブルアーチ】に居る七賢者の子孫の一人【チェルス】を殺害しようとしたところで、【呪われしゼシカ】として主人公たちと対峙することに。
主人公たちによって正気に戻されるも操られたときの記憶は残っており、ラプソーンのことを主人公たちに教える。

その後は神鳥レティスや仲間と共にラプソーンを打ち倒し、故郷であるリーザス村に帰っていく。

性格

ゲーム中での勝ち気で強気な言動からして意外だが、幼少時は人見知りが激しくて人付き合いも苦手だったらしく、屋敷住まいのメイドとも打ち解けられず、現在でも考えの違いから母親の【アローザ】と口論が絶えずにいる。
そのためかトラペッタの青年からは「お嬢様って割にはとんでもない不良娘」と評されているが、それを言うタイミングがゼシカ加入直後なので気付いた人は少ないだろう。
村人には「兄だけが唯一心を開いていた相手」「強気なようでいて実は臆病」と評されているところからして、一見社交的で明るくみえるようでいながら本質的には内向的気質の持ち主らしいところが伺える。普段の勝ち気で強気な態度は、そうした内面を隠すための強がりだとも取れよう。
実際、戦闘の際に武器も盾も外して「ぼうぎょ」をさせると、他の3人および3DS版のモリーとゲルダはファイティングポーズのような格好をするが、彼女は両手で顔を覆い隠すようなポーズをとる。日頃の言動からは想像もつかないおしとやかなポーズだが、これが彼女の本来の姿なのだろう。
その一方で、リーザス村にはゼシカを慕う弟分の【ポルク】【マルク】がいて、2人からは慕われている。他にも同じ村の女の子に魔法を教えたり、EDでトロデーン城の子供たちに魔法を見せていたことから、子供とは打ち解けやすく、子供からも好かれ易いようだ。
お嬢様らしく世間知らずな一面も持ち合わせ、幼い頃リーザス村が全ての世界と思っていた頃もあり、身なりが粗末なヤンガスを『山で猿に育てられた』と思い込んでいたことを【パルミド】地方で明かしている。ターザンじゃあるまいし……
 
兄の敵を討つと誓った際に母親と大喧嘩を繰り広げる場面、ポルトリンクで定期船の運航を迫る姿などからは、一度決めたことは決して曲げない頑固さが見て取れるが、それは彼女の信念の固さの表れとも言えるだろう。
ちなみに、目がたくさんあるタイプや、身体がぬるぬるベトベトしたタイプのモンスターが「見るのもイヤ」な程に大の苦手。そんなところがなんとも女の子らしく、いかにもお嬢様って感じである。
 
序盤では一応【ラグサット】のフィアンセということになっていたが、これはアローザが勝手に決めた話に過ぎず、当のゼシカは嫌がっていた。
またラグサットの方も、ゼシカの気性の激しさを目にしてからは彼女に関心を示さなくなり、縁談はかなり早い段階で自然消滅する。
  
【マルチェロ】を「二階からイヤミ」、「どこでもイヤミ男」と評するなど、自分の嫌いなタイプの人間に対しては嫌悪感を露骨に表に出す。
なお法皇がマルチェロを叱っていた様子を見た彼女は「イヤミ男、ざまーみろ!」と大喜びしている。
一方でラプソーンの支配から解放されて仲間に再加入するときには、「これからもよろしくお願いします」としおらしく頭を下げたり、それまでの強気な様相とは全く違う態度も垣間見せる。
また、ポルトリンクで【すんませんしたーっ】と言いはなったりするなど、ネタ発言も少なからずある。【テリー】ほどネタにされないが、彼女も敵対時の表記は【匹】である。
 
主人公に対しては、その真面目な性格と、何より容姿が兄と似ていることもあってか、比較的早い段階から友好的である。
旅が進むに従って、感謝を伝える、褒める、本音を言うといった、まさしく兄同様に気を許している様子が見受けられるようになる。
兄にソックリな主人公に好意的なだけでなく、かつては兄以外に心を開かなかったという点、冒険中も度々兄との思い出話を(美化して)語るなど、かなりのブラコン。が、そこがいい、というゼシカファンも多いようだ。
 
【ククール】からは出会って早々アプローチを受けたが、当初は露骨に拒絶していた。やはり勤勉実直で真面目な兄を理想の男性像としているため、チャラチャラして奔放な性格の人間は好きではないようだ。
容姿は優れているので早々アプローチを受けるのもわかるが。
しかしその後は、彼の背負う暗い背景を知ったり、旅が進み打ち解けるに従って、仲間として内情を察したり、軽口を叩き合えるようになっていく。ククールからのアプローチはその後も度々見受けられるが、慣れてきたのかゼシカの方は最初はバッサリ切り捨てていたがそのうち軽く受け流したり自然体のまま応対したりと、相変わらずつれない様子だが初期に比べてククールに対する物腰そのものは柔らかくなっている。なかまシステムでの絶妙な会話や、単純に物事の考え方が逆の傾向にあるククールとは意見がぶつかる機会が多いことも併せて、ゼシカをツンデレキャラと評する向きも一部のファンの間ではあったりする。
そんな一方で、深い兄の愛に恵まれた自分と正反対に、兄との関係がこじれているククールの姿を前にしたときなどは複雑そうなリアクションを見せており、マルチェロとのバトル後ボロボロになった彼が去っていくときには、「あんな酷い怪我してるのに何もしなくていいの?」とククールに対して言い寄る。
また、エンディングのトロデーン城での宴のシーンでは、女子を口説いているククールにメラを放とうとしているようにも見えるシーンがある。
公式ガイドブックや4コママンガ劇場等の関連書籍では(主人公がトロデやヤンガス、【ミーティア】とコンビになりやすいため)、この二人がコンビで登場する機会も多く、喧嘩するほど仲の良い凸凹コンビとして扱われる傾向にある。
 
マルチェロの件だけでなく、「兄」絡みの出来事に関しては、感情移入して思いを訴える傾向が強く、ベルガラックの新オーナーを決定するためのイベントにおいては、【フォーグ】の護衛をしたいと意見を述べたり、兄と諍いの過中にある【ユッケ】の護衛に当たった場合には仲直りするよう忠告したりする。
一件落着後には、この兄妹を心から微笑ましく思っている様子も見受けられる。
 
パーティーメンバーの中では最年少なのだが、言動はかなりしっかりしており、経験はあるがうっかりものでもあるヤンガスや、皮肉屋で怠け者なククールにツッコミを入れる場面も多い。というかもう一人の常識人である主人公が喋れないため、必然的にツッコミポジションになっているともとれるが。
【モリー】【モンスター・バトルロード】の参加費二十万Gを自分が出すとしたことに参加費はそもそもモリーの言い値だから釈然としないと言ったり、【メダル王女】が王様に代わって頑張っていると言う人の話を聞いて実際に頑張ってるのは集めている私達ではと言ったりと物事については割と現実的かつ冷淡な見方をする傾向にある。
一方で前述したように好みの相手かどうかで態度が露骨に変わったり、兄の仇を討つとなると冷静さをなくし暴走するような一面、自分の意見を曲げない頑固さ、前述のブラコン要素など、年相応の未熟な側面も併せて描写されている。
 
余談だが、かつて暗黒神を封印した七賢者の子孫であることに加えて一度はその暗黒神に操られたからか、暗黒神の気配を鋭敏に感じ取れるようになったらしく、魔犬レオパルドを「暗黒神そのものが乗り移っている」と評したり、なんと聖地ゴルドの女神像に違和感を抱いていたりする。
 
ちなみに、後述のスキルを伸ばし始めてようやく「自分のおいろけに気づきはじめる」あたり、そういう方面には鈍感な模様。

容姿

赤茶色の長髪を左右でまとめた、いわゆるツインテール。
顔立ちは、眉が常に上がっていて気が強そうではあるが、どちらかというと可愛い系の顔立ちであるといえる。
身長は主人公より若干低い程度で4人中3番目、女性としては平均的と思われる。
だがやはり、確実に道行く男たちの目を奪う豊満なバストをはじめとするあの体型を無視しては、ゼシカの容姿は語れないだろう。
そしてダメ押しと言わんばかりに【ヒップアタック】の説明欄には「大きなヒップで 大きなダメージ」と書かれてしまっている。
通常のグラフィックでさえ胸の上半分と肩が出ている服を常に着用しているというのに、

いずれかを装備させると、それぞれの服に応じてグラフィックが変わる(戦闘時の表情も険しいものから微笑んでいるような感じに変化する)。
戦闘時は最後尾が定位置なゼシカを、安全な町中では先頭にする紳士諸兄も多いだろう。
普段着以外ことごとくが布の面積に乏しい【セクハラ装備】なのだが、その格好で男三名を引き連れ、町中だろうと寒冷地だろうと平気で歩き回る。よくよく考えると絵面が危ない(過去にもビキニアーマーの女戦士露出度高めの女剣士レオタード女勇者ビキニ褌の踊り子といった同類がおり、ドラクエには珍しくもないが…)。
【ウィッチレディ】系のぱふぱふを「勝利の笑み」と共に無効化したり、【パッフィー】のぱふぱふを受けたとき(実際はスライムなのだが)に至っては「世界一かもしれないって自負してたのに…」とライバル心を燃やすなど、本人も胸の大きさには自信があるらしい。
 
これだけで否が応にも興奮させられるのだが、それを駄目押しするかの如く、走った後しばらく胸が揺れ続けるのだ。
しかし厳密には揺れてるのは服だけであり、胸は微動だにしていない。うまい視覚トリックである。
これらの理由でゲームに集中できなかったプレイヤーもいるとか。
DQ4の【マーニャ】、11の【マルティナ】と並ぶエロティックな外見のキャラクターと言えるだろう(マーニャ由来の踊り子の服装備で、ほぼ同じ服装になる)。
なおここまで色気を前面に出したキャラデザインになった理由について、【鳥山明】は「毎回女性キャラは『もっとセクシーにしろ』とリテイクを出されるので、今回は言われる前にそうした」と語っている。
あの特徴的なバストサイズに関しては「堀井さんを喜ばせるためにボツ覚悟でこれでもかというくらい巨乳に描いたら通ってしまった」とも語っている(堀井が自他ともに認めるエロオヤジなのはよく知られた話)。
ちなみに当の堀井は『何も言ってないのに、鳥山さんが勝手に巨乳に描いてきて、レベルファイブさんが勝手に揺らすようにしていた』と語ってたとかなんとか。これに対し日野晃博は「堀井さんだってこれで許可を出した訳で」と言っていたとか。
揃いも揃って素晴ら……もとい、けしからん制作陣である。
 
ちなみに、通常グラフィックの胸元を強調するような衣装は、ゼシカがお小遣いを貯めて購入したもの(【初期装備】設定では70Gの旅人の服。着せ替え衣装を着ていてもこのセリフは変わらない)。「動きやすい服が欲しい」ということで、「はしたない格好はいけません」と止めていた母に内緒で買ったらしい。
抑制された箱入り娘らしい意見ではあるが、唯一生き残った身内であるスタイル抜群の若い娘が男共に何されるかわからん服装をしているとなれば、お母さんの気持ちを察するのは難くない。
 
仲間会話で自ら「大胆な服が割と好き」と語っているほか、上述したぱふぱふ屋やウィッチレディ系への反応からスタイルの良さを自覚しているかと思いきや、スキルを育ててようやく自分のおいろけに気付くなどちぐはぐな面もあるゼシカだけに、尚更である。
 

戦闘能力

彼女は攻撃、補助に関してのスペシャリストである。
それも魔法使いとしてだけではなく、物理攻撃においてもである。
数々の攻撃呪文に加えて、ムチでの攻撃も強力で殲滅力に優れる他、補助呪文も豊富。
ザコ戦ボス戦問わず、超人的な活躍が望めるだろう。

ステータス・装備・耐性

Lv素早さ身の守り賢さ最大HP最大MP経験値スキル
ポイント
91126925412214060
153054154472621341545
306010036150187208189906127
45100148582753632931100083234
601491751143394084382929648260
993062891815566837267686517350

 
MP、素早さ、賢さが高く、HP、力、身の守りが低い典型的な魔法使いタイプ。
隊列的に3番目であるが、打たれ弱い上に死に過ぎるとトロデから駄目出しを喰らうため4番目にしておこう。
中盤でパーティーから一時離脱する上に成長も遅いので、レベルの伸びは他の3人よりも悪くなる。入手したなら【しあわせのくつ】を履かせるのも良いだろう。
物理攻撃では鞭、短剣と杖を扱うことができ、力の値は低いものの、特技の性能が他3人に比べて高い。
特に鞭の特技が超強力で、強力な鞭を装備させれば、打撃の面でも他の3人を超える活躍を見せる。その物理攻撃は、テンションを上げると恐ろしいダメージを叩き出す。
 
歴代の魔法使いヒロインと同様防具の貧弱さは否めないが、シリーズが進んだことにより過去作よりは豊富。
踊り子の服や【バニー装備】など、際どい衣装も初入手時には実戦的な守備力を持つ。
中盤では魔法の法衣【ホワイトシールド】が長期間に渡って重宝する。
最終的には回避率の神秘のビスチェ、呪文耐性の【プリンセスローブ】、ブレスと炎系呪文の双方を割合軽減する水の羽衣【メタル装備】のフル装備も可能(剣は条件つき)と、広い選択肢が得られる。
【ドラゴンローブ】も使えるが、上記の高性能な専用装備があるのでククールに回した方が効果的。
頭は通常黄金のティアラとなるが、かしこさによる呪文威力上昇を重視するならちりょくの兜も良いだろう。
 
本作では【ウィッチレディ】【デスセイレス】などの敵もぱふぱふを使ってくるが、当然彼女には効くことは無い。
それどころか「勝利の笑みを浮かべている!」と表示される。
バギ・岩石・強打系の技に耐性を持っており、それらで受けるダメージが他の3人に比べて少ないのも特徴。
ただ、パーティ内で唯一、(ぱふぱふを除く)補助系に対しての耐性上乗せがない。
そのため、状態異常に陥ったり、行動を封じられたりする頻度は多いと言える。
詳細は【耐性】参照。

習得呪文

習得LV習得呪文備考
修得済【メラ】
修得済【ルカニ】
Lv10【ヒャド】
Lv11【ギラ】
Lv11【リレミト】
Lv12【ラリホー】
Lv14【イオ】
Lv16【ヒャダルコ】
Lv19【バイキルト】
Lv20【ベギラマ】
Lv21【メラミ】
Lv23【イオラ】
Lv25【フバーハ】
Lv33【イオナズン】
Lv35【メラゾーマ】
イベント【ベギラゴン】リブルアーチで復帰時に習得
イベント【マヒャド】リブルアーチで復帰時に習得

 
攻撃呪文はメラ・ギラ・イオ・ヒャド系を三段階目まで覚えるため、敵の耐性に合わせて不自由なく撃ち込んでいける。
8では賢さの値が呪文の威力に反映されるため、習得してしばらく経った後の微妙な時期でも攻撃呪文で活躍させやすい。
ただ後半になると敵のHPインフレに対応しきれなくなるため、最終的には双竜打ちがメイン火力になっていく。
補助呪文ではルカニ、ラリホー、バイキルト、フバーハと非常に重要な物を習得していく。
また杖スキルで支援の、おいろけで妨害系の呪文をさらに習得していく。

スキル

スキルは【短剣スキル】【ムチスキル】【杖スキル】【格闘スキル】【おいろけ】の5つを持つ。
中盤までは杖、終盤はムチスキルが彼女の主力で、ここを上げるか否かで戦闘の難易度は大きく変わるだろう。
 
とにかくムチスキルの【双竜打ち】がチート同然の性能を持つ。
特に【グリンガムのムチ】を手に入れてからの双竜打ちの火力は、かの【はかぶさの剣】も真っ青になり、男性陣の攻撃も全てが霞んでしまうほどである。
逆に言えば中盤までは、ゼシカ自身の力が低く攻撃力の高いムチも手に入らないため、対集団への火力が呪文に大きく劣ってしまうのが難点。
ムチ自体が集団攻撃できる武器なのでつい集団戦に強いと思われがちだが、中盤までのムチスキルは対集団には向かないスキルであることを頭に入れておこう。
そんな中でも対単体なら序盤から双竜打ちで高火力を叩き出すことができるので、対単体戦を重視するなら最初からムチスキルを上げるのはアリ。ちなみに、双竜打ちが習得できるのは23なので、そこまで上げればOKという意見もある。双竜打ちの火力を最大限引き出したい場合は、68までお呼びがかかる。
一方で、対単体戦を重視しないなら、ムチスキルを上げるのは【グリンガムのムチ】を手に入れる直前からでも遅くない。
 
対集団戦を重視するなら、杖を伸ばすのが吉。
ゼシカのMP自体は断トツなのだが、ククールのように呪文特技でのMPの自給自足はできないので、杖スキルでMPを増やしたり、MP自動回復効果を付けたりする重要性が高い。豊富な補助呪文や集団攻撃呪文をより多く唱えられるようになる。
そのまま100まで上げると【ザオリク】を習得できる。
ザオリク役がククールしかいないのと、ゼシカもザオリクを使えるのとでは、パーティの安定性が段違いなので、終盤まで杖に全振りでも構わない。
 
おいろけスキルを伸ばせば、モンスターが見とれて1ターン休みにできたり、 DQお馴染みの「ぱふぱふ」を特技として使えたり、ヒップアタックによる強化攻撃もお手の物。
彼女のボディはまさに凶器である。
但し鞭を主力にしているのなら、おいろけ攻撃技はあまり使われることはないと思われる。
どちらかというと、おいろけスキルは見とれる特殊効果や補助呪文が主力になるだろう。

運用

普通にプレイする上では間違いなくパーティのエース、というか攻撃と補助においてはバランス崩壊していると言ってもいい存在。
習得呪文・特技があまりに優秀で、便利なものを全部一人で習得してしまう。
そのため役割も多くなりがちで、特にボス戦では有用な補助呪文のほとんどがゼシカ専用なので、とにかく忙しい。
そんなわけで、ゼシカは今日もフバーハ、ピオリム、バイキルト、場合によってはルカニ、マジックバリア…と、補助呪文を使い続けるのであった。
さらにザオリクも覚えるのでククールが倒れたときのフォローも完璧。
攻撃面でも、雑魚散らしにイオナズンやマヒャド、ボス戦にはメラゾーマと、レパートリーも完璧。
しかも【双竜打ち】のおかげで物理アタッカーとしても間違いなく大エース。…なのだが、ボス戦になると補助で忙しいために、強敵との戦闘では攻撃機会が減ってしまうのが残念と言えば残念?まぁ、こんなもの覚えてしまう時点で既にバランス大崩壊なのだが。
その一方で、シリーズにおける魔法使いの特色を色濃く持っており、レベルが上がらないと足手まといになりがち。
というのも多くの補助呪文がそれなりにレベルを上げたりある程度スキルを上げないと覚えられない上、レベルがないとHPの低さですぐ倒されてしまうからだ。
成長が遅いので、じっくりと育てていきたい。
最終的に攻撃呪文は火力不足から空気になるが、一方で彼女の双竜打ちが全てを討ち滅ぼす大正義となるのだ。

海外版

エンディング中に、仲間3人がラプソーンを倒してからトロデーン城で再会するまでの空白期間の動向がわかるセリフが追加されているが、旅をすることでしばらく間を置いたのが互いに幸いし、母親と仲直りできたとのこと。
更に、ヤンガスとゲルダが組んで何か始めたことを教えてくれ(その前にヤンガス自身が同じく追加されたセリフで商売を始めたことを言うが、誰と組んだかは明言していない)、二人の間に何があったのかと怪しんでいる様子。
ちなみに海外版での彼女の英語アクセントは、お育ちの良さを反映してか、RPである。

3DS版

容姿

新たなコスチューム変更装備として、

が追加されている。
 
PS2版発売当時よりもCEROの審査基準が厳しくなった影響か、基本的に肌の露出が減り、走った後の乳揺れが控えめになってしまったり、呪文発動時の乳揺れがなくなってしまった。
(そもそも我らがドラクエのCEROは「A」、つまり全年齢対象。要するに万人向けであるがゆえ、エr…セクシー要素を出しにくい面が少なくないのだ。3D化で明確に視覚化して描けるようになったことも大きいだろう)。
そんなわけで既存の着せ替え装備も【ゼシカの普段着】以外はすべて少しずつ衣装が変更された他、女戦士はスパッツ、ゲルダは短パンを履かされ、全体的に女性の露出が減っている。バニーガールのパンツだけはそのまま、何故だ。
3DS版は肌の露出にとどまらず、マルチェロの生い立ちやチェルスに対するパワハラをはじめとするいくつかのシーンが改変されているため、そちらの面でもCERO対策の影響が窺える。
CERO対策の割には【ぱふぱふ】でのリアクションがすごい。気になる人は一度聞いてみよう。
これなら肌の露出なんて大したことはなかったはず……。
ちなみにライトニングデスはしっかりと乳揺れする。【ハッスルダンス】でも幾分控えめではあるがたゆんたゆんする。
 
新たに搭載された【写真】においては、主人公とゼシカ、ククールとゼシカの組み合わせでそれぞれ専用のスペシャルポーズが用意されている(主人公とのものは後述のEDを見た後に開放される)。
どちらも関係性をよく表しているので、一見の価値あり。
また、主人公とゼシカのスペシャルポーズ開放後には、花嫁姿のゼシカを撮影時に選択可能にもなる。

戦闘能力

双竜打ちが弱体化したので、手軽に使える手段の範囲では杖+マダンテが最強となった。
また、短剣のライトニングデスの性能が通常時でも強くなっており、バイキルト状態ではキラージャグリングに劣らぬほど強化されているので、余裕があるならそっちを取ってみるのも悪くないだろう。
全体的なボス強化により味方の瀕死率が上がったため杖スキルのピオリム・祝福の杖・ザオリクの重要性が更に上がった。
習得特技・技能の関係から格闘スキルの重要性も上がっている。
クリア後ダンジョンの追憶の試練ではPS2版では微妙とされていたマダンテがまさに最強の呪文と化し、更にみかわし率アップと神秘のビスチェの組み合わせが(食らったらほぼ即死確定の)痛恨対策として非常に強力だからである。
ムチスキル(もとい、双竜打ち)の弱体化はあれど、総じてPS2版以上の戦闘能力を手に入れていると言えるだろう。さすがゼシカ様だ。七賢者の子孫なだけある。
一方で、やはり低レベルプレイだと活躍が難しい。イベントでマヒャド、ベギラゴンを習得できるがその頃には高レベルで加入するゲルダやモリーに押され馬車の中に居ることも多い。

追加エンディング

ストーリー面での大きな変更として、ゼシカをメインにした別ルートの【エンディング】が登場する。その別ルートでは、なんと旅の途中で次第に主人公に対して恋愛感情を抱いていたという新設定が登場する。
PS2版の頃から兄にソックリな主人公に対して好感を持っている描写はあったものの主人公と結ばれる相手は決まっていたのだが、そこに新たな分岐が設けられる形で、エンディングの追加ルートに深く関わる人物となり、ゼシカファンを歓喜させた。
そもそもオリジナルの時点でも、(兄に重ねているようにも捉えられるとはいえ)主人公を好意的に思っている描写が全く無かった訳ではないので、「実はゼシカは主人公のことが好きなのでは?」と思ったプレイヤーも少なからずいたのではないだろうか。このリメイク版のことを踏まえて考えれば、オリジナルの頃から既に相思相愛である主人公とミーティアの邪魔はできないと自分の想いを抑えていたという解釈もできなくはない。3DS版の追加EDでは実際にそう語っている(【わたしは、〇〇のことが好き】)参照)。

言ってみれば、「姫君」とは必ずしも本物の王女とは限らず「理想の女性」の比喩として使われてきたことも多いが、そんな中で、ゼシカは作中に呪われる時期もあるので、解釈次第ではタイトルの「呪われし姫君」には彼女も当てはまることになる。
 
ただし、エンディングの分岐という大きなファクターの割には本編中の【フラグ】が非常に地味。
ネット等外部からの情報を一切得ずにプレイした場合は大半のプレイヤーが気づかないと思われる。
【リブルアーチ】の回想イベントで彼女が夢から覚めたとき、側にいる主人公の姿を兄に重ね合わせる演出が入るようになったが、メインストーリー上ではそれぐらいしか従来版との違いが無い。
その後任意の追加イベントとして、リーザス村でアローザから【サーベルトのよろい】を主人公が受け取った後に村の宿屋に泊まると、ゼシカと主人公が夜にサーベルトの墓参りをするシーンが挿入され、これを見ることがエンディング分岐のフラグとなる。
だが、この時点でゼシカの恋愛感情が明かされることはまだ無い。
 
エンディング自体はPS2版の通常・真エンドにそれぞれゼシカ版が追加されているような形になっている。
上述のフラグを立てた後に通常のエンディング(【アルゴンリング】なし、orクラビウスにリングを見せない)を迎えると、トロデーンに帰る馬車内でのミーティアとの会話で選択肢が表示され、その応答内容によっては主人公とゼシカが2人で旅をするラストシーンで話が締めくくられるEDとなる(ゼシカ通常ED)。
そしてアルゴンリングを入手してEDでクラビウスに見せると、ここで大きなシナリオ分岐がある。
クラビウスとの会話時に「お前はミーティア姫のことを好いているのか?」と言う選択肢が入り、ここで主人公が「ミーティアではなく別の人を好いている」と回答すれば、そのときはクラビウスにこっ酷く叱られてしまうものの、トロデとクラビウスの両国の王の話し合いの末、なんと主人公とゼシカとの【結婚式】がサヴェッラ大聖堂で行われることになる(ゼシカ真ED)。
そして結婚後はリーザス村で暫く暮らすことになり、ゼシカが前から主人公に恋愛感情を抱いていたことをここでようやく告白する。
なおゼシカ通常エンドは分岐後パートが短く淡白な印象も受けるが、真エンドではミーティアエンドとは展開や演出も完全に異なりかなり甘々な台詞を吐いてくれる。ゼシカ好きな人は是非見てみよう。
 
ちなみに、着用したウェディングドレスについては「ちょっときゅうくつ」と語っている。
具体的に何処が窮屈であったのかは、プレイヤー各々が想像するべし。

DQ9

【リッカの宿屋】【スペシャルゲスト】として配信されていた(現在は終了)。
話しかけると一定条件下で彼女のコスプレ装備が貰え、すべて装備させると【ムチムチ魔法使い】の称号が貰えた。
初めて話しかけると「サイズが合わなくなったから」と言って服をくれる、どこがとは言ってないが未だに成長中らしい。
ただ、9における彼女の体型をよく見ると…なんとぺったんこ。DQ9のキャラクター造形の仕様上仕方がないことではあるのだが…………。
DQ9は子供にも人気だから体型を配慮したのかもしれない。というか【妖女イシュダル】も今作にはいるし。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】で夕暮れの【ラパンハウス】【アローザ】と共に登場する。
今作における第一声は「うふふ。お母さん だ~い好き♡」と、DQ8ではまず有り得ない台詞を口走ってる。
原因は何者かによって性格を変えられる呪いをかけられてしまい、【あまえんぼう】になってしまっているため。
そこで元に戻すために性格を変えるような【本】を探すことをアローザから依頼される
 
登場する不正解となる本は【ごうけつのひけつ】【ユーモアのほん】【エッチなほん】の3つ。
初期性格に対応した【あまえんぼうじてん】はないが、どれも一見の価値ありなので、是非探してみよう。
エッチな本は、ここまで進める過程でほぼ確実に入手するような場所に置かれているのがニクい。「ゼシカをセクシーギャルにしたい」「それをプレイヤーにも見てほしい」というスタッフの思惑が窺える。
実際に【セクシーギャル】にしてみれば主人公を【ぱふぱふ】で誘惑しようとしたり、【ごうけつ】だとカタキ【蒼天魔斬】で真っ二つにしようと意気込んだり、【おちょうしもの】にすると大好きな兄を不謹慎なネタにする等、キャラ崩壊が激しいことになる。ごうけつに至っては一人称まで変わっている。
正解となるのは【おてんばじてん】なので、彼女の性格は【おてんば】らしい。性格が戻ると、いつものように気の強い調子になる。
性格が変わっている間の記憶は全く憶えていないらしく、母親が目の前にいることに驚いている。

バトルロード1

ちょうど第一章稼働時の最新作がドラクエ8だったためか、他の仲間たちと【スペシャルカード】の先駆けとして登場。
彼女は【マジックバリア】【ぱふぱふ】の2種で登場している。
特に効果が強力な上に排出率も1/800、カードイラストもセクシーで人気の高いぱふぱふはかなりの高額で取引されていた。
初期SPカードのため、ロトSPカードも存在する。こちらのカードイラストは鳥山明描きおろしのためかさらに高額に。
ちなみに両者とも、【とどめの一撃】では【マダンテ】が発動する。
この作品のマダンテのモーションは、後にヒーローズシリーズへと引き継がれた。

いたストシリーズ

隠しキャラで強さは最高のSランク。
SPではDQ8に先駆けて登場。カンダタを覆面をかぶったヤンガスと終始思い込んでいる。初期職業は魔法使い。
DSでは選べるようになるのはだいぶ後半になるが、遊び方を教えてくれるキャラとして最初から見ることができる。こちらのヤンガスは少年ヤンガス版のため本人とは思っていないが、何かを感じている様子はある。
Wiiにも登場。隠しキャラクターだが説明書にも乗っている。
30thでも登場。今作での強さはBランク。OPムービーでは【アンルシア】とマーク集めで競っているが、取り逃がしたハートマークがFF6のケフカに直撃し、ハート目になったケフカに追い回される。
 
戦法はSランクで登場している作品だと5倍買い、増資、相乗りなどをバランス良く使って的確に攻めてくる。他のCPUと比べると、空き地のあるマップでは空き地に優先して行く傾向があり、そこを中心にして攻めてくることが多い。
意外なことに、空き地には神殿を建てる。本人曰く、「心が落ち着く」そうだ。
基本的に増資のときには株を9枚売ればすむように増資し、増資後に株価が下がるのを防ぐが、DSでは何故か14枚売ればすむように増資し、結果増資額を抑えて株を14枚売り、株価がほとんど上がらず、資産が増えないことも。相乗りも積極的だが、エリア主が株をある程度買うと相乗り用の株を10枚売りで売ってしまい、相手に爆発的増資を許してしまうことも。

PSP、DS版では順位が下位となるとメラゾーマを使おうとするセリフがある。
下位の状態で5倍買いを仕掛けるときにはピンクタイフーンをぶっ放そうとする。
ククールの高額店舗にとまった際に呪文を使うのを制止するセリフがあることから、怒ると呪文や技をぶっ放すキャラらしい。

胸の大きさについてはあれこれ言われる。
「ゴ…ゴクッ♪い いや なんでもないぜ!」と鼻の下を延ばす【キーファ】、「…そのムネ ジャマそうですね。肩がコリませんか?」と突っ込む【ミネア】など。
FFサイドの胸の大きめのキャラであるティファは「んん?(む…すごい ナイスバディ ね。)」と興味深そうに見るが、どちらが大きいかは明確にされていない。

ヒーローズ1

パーティメンバー:ヒーローズ1

【アクト】【メーア】【ディルク】【ジュリエッタ】

【アリーナ】【クリフト】【テリー】―【ゼシカ】

【ヤンガス】【ビアンカ】【フローラ】【マーニャ】【ピサロ】

CV:竹達彩奈
 
ヤンガスとあわせて【シーラ】で初登場。ある友人の依頼でこの世界にやって来たと語り、迷いこんできた他のメンバーよりは目的がはっきりしている。
 
主人公パーティが魔物の挟み撃ちにあって追い詰められている真っ最中にレティスに乗って参上すると、後方の敵をヤンガスに任せ、ゼシカは滞空しながら両手に魔力を迸らせる。
しかし渾身の魔法力を溜めるのに夢中で周りの状況をよく見ないままマダンテをぶっ放してしまうという、なんとも彼女らしい過激なヒーローズ初登場を果たした。
ヤンガスがとっさに伏せるように仲間たちに声をかけていなかったらどうなっていたことやら…。

トロデがいない都合か、ヤンガスをやたらおっさん呼ばわりしたり、移動ルートの選択で子供っぽく口喧嘩になったりで賑やかな掛け合いを見せる。
 
服装が本編に比べて豪華になり、胸元やスカートに装飾が追加された。
一方で、何故か本編でつけていたペンダント(ロケット?)を外してしまっている。

戦闘能力

武器はムチで、呪文系統は【ヒャド系】
 
なんといっても回復スキルのハッスルダンスが便利。
本作はアクション中の回復手段が限られているばかりか、使用するたびに有料のチャージを行う必要があり、ゴールドが枯れ易いので、ハッスルダンスは非常に重宝する。
消費MPは25と膨大なので、気軽に扱うことはできないものの、最終的にはベホイミ~ベホイムの中間程度の回復量になり、パーティ全員の生存率に大きく関わってくるので、真っ先に覚えきりたい。
ちなみに、ハッスルダンスを踊る際になぜかマラカスを持っている。一体どこに隠していたのか……。
 
攻撃面では通常攻撃の地這い大蛇が判定が広く便利。
逆に本編で猛威を振るった双竜打ちは威力が低く使いにくくなっている。
 
お色気ポーズからのハートビームを繰り出すセクシービームは盾ガードを無効化し、当てた相手を一定時間行動不能にすることができる。
 
呪文の範囲が系統によりほぼ統一化されている本作において、ヒャド系のみ例外で、ヒャドは矢のように氷のつぶてを前方に放つ呪文で、射程が非常に長いがほぼ単体にしか当たらない。
ヒャダルコとマヒャドは、自身の前方に氷塊を発生させる呪文となり、広範囲を攻撃できる。
今作ではヒャド系呪文は確率で【氷結】させる効果があるため、MPに余裕があれば鞭で叩くよりは呪文の方が良い。
 
ヒャド系呪文による拘束力とあわせ雑魚散らしは得意だが、攻撃動作が長くスキが大きいこと、ほぼ全ての攻撃が範囲攻撃のため、火力がなく中型モンスターやボス戦を苦手とする。
範囲回復と凍結や魅了による行動制御など、本編で言うところの僧侶に近い。
 
必殺技のマダンテは作中最強のダメージ数をたたき出すまでに成長する。
演出上マダンテを使うとMPがゼロになるが、使用後は一瞬で発動前の数値まで回復する。

彼女のガードはタイミング良くガードすることで呪文反射することができるマホカンタになっているため、後半はイオナズンやベギラゴン等の範囲呪文がバンバン飛んでくるのを利用して反射しまくるのも有効。
ビーナスのなみだを装備して全方位ガードができる様にしておけばなお万全。
 
ちなみに今作では一部のイベントシーンでのみ瞬間的に揺れる。
酒場の待機ポーズなどで微揺れするように見えるが、これはあくまで上体を動かしているために擬似的に揺れているように見せているだけの模様。

 

ハッスルダンス、地這い大蛇、マダンテを使用できることから今作のゼシカは少なくともおいろけムチ格闘を極めていることがわかる。本編内の終盤にボスを倒したという話を聞けることから元の世界はクリア後であること、三つマスターしていることから相当な高レベルだったことが伺える。

スキル

固有

アクション

  • 下表はガッツリ操作の場合。
コマンドアクション
PSSwitch
□・□・□・□Y・Y・Y・Y【双竜打ち】
□・△Y・Xすね打ち
□・□・△Y・Y・X回転打ち
□・□・□・△Y・Y・Y・X【地這い大蛇】
△・△X・Xねらい打ち

ボイス集

ルイーダの酒場選択時さ、行くわよ!
ステージ開始パパーっと片付けちゃいましょ!
私たちでなんとかしなきゃ!
ボスステージ開始強そうなやつのお出ましね~
モンスター召喚行けー!
頼んだわよ!
キャラチェンジいいわよ。
最後の猛攻!
大ボス撃破ま、こんなもんよ!
はー!スッキリしたわ!
レベルアップま、当然よね。
スーパーハイテンションちょっとやりすぎちゃうかも!
必殺技覚悟するのね!マダンテ!
勝利皆で頑張れば、楽勝よね!
とりあえず、一件落着ってとこね!
スタイルと魔法なら誰にも負けないわ!
ふふっ、ちょっとやりすぎちゃったかしら?
瀕死ちょっと……ピンチかも……
死亡きゃあああああ!!(そんな…嘘でしょ……?)
蘇生したえいっ!
蘇生してもらったありがと

ヒーローズ2

パーティメンバー:ヒーローズ2

【ラゼル】【テレシア】【オルネーゼ】【ツェザール】

【トルネコ】【マリベル】【ガボ】【ハッサン】

【テリー】【ミネア】【マーニャ】【ククール】

【ゼシカ】―【アリーナ】【クリフト】【ライアン】(Switch版)

【アクト】【メーア】【ディルク】【ジュリエッタ】

【ビアンカ】【フローラ】【ヤンガス】【ピサロ】

ククールとあわせて【霊峰レーゲン】で初登場。
ククールのクサい台詞やボディータッチをさらっとかわす、前作のヤンガスとはまた一味違うやりとりを見せる。
相変わらず登場からいきなりのマダンテを放ち、敵の群れを派手に吹き飛ばしてくれる。
今作ではイベントだけでなく普段も揺れます。おめでとう。
 
レティスに予め応援要請を受けてきた前作とは違い、本作ではククール共々何もわからぬまま飛ばされてきている。

戦闘能力

前作同様に武器はムチ、呪文は【ヒャド系】と新たに【ジバリア系】を習得する。
【マジカルバリア】【ボミオス】等の補助系も習得。
 
前作では回復手段が限られていたことからハッスルダンスが重宝されていたが、今作では回復の使い手が増えたこともあり回復量や隙の大きさで欠点の目立つこちらは鳴りを潜めた。
 
相変わらず【地這い大蛇】が便利だが前作と比べて範囲の縮小と引き寄せが弱くなり前作程の活躍はしなくなった。
【双竜打ち】が使い辛いのも相変わらずで新アクションとして追加された【みだれ打ち】も隙が大きく使い辛いことから通常攻撃面は前作から弱体化。
 
やはり注目すべきは呪文全般の威力が大幅に強化されたことにより、呪文を主力として使っていける様になった所。
特に攻撃呪文二種は、着弾点を指定できるため、使い勝手はグッと向上した。狙い撃つも良し、出待ちするも良し。
しかし【氷結】の効果が弱体化したことにより、マヒャドの氷結による妨害効果は低下してしまった。
 
前作と比べると呪文系統の火力が大きく上がったため、火力面はかなり補強され雑魚散らしだけでなく、ボス戦でもそこそこ火力を出せる様に。
しかし、攻撃動作が長くスキが大きいことに加え、補強されたとは言え前作と比べてというだけで全体的に見ると火力は低い方で、後半~クリア後になってくると追い付かなくなってくる。
必殺技のマダンテは相変わらずのダメージを叩き出せるが、テンションゲージが非常に溜まり辛くなったことに加え、通常段階でも火力インフレ気味の本作では影は薄い。
 
全体的に前作から強化されてはいるが、元々回復ができる、という点以外はどちらかと言うと弱めだった彼女は本作で回復というアドバンテージを失ったことに加え、本作は全体的に硬い敵が群れで襲ってくることや攻勢が激しく即時殲滅の火力が重視される仕様との相性が悪く前作とは違って活躍させ辛い。
耐久面が最低クラスなことや、全体的な隙が大きく、みかわし動作も遅いため敵の猛攻に弱いのも辛い所。

スキル

固有

アクション

  • 下表はガッツリ操作の場合。
コマンドアクション
PSNSw
□・□・□・□Y・Y・Y・Y【双竜打ち】
□・△Y・Xひき打ち
□・□・△Y・Y・Xみだれ打ち
□・□・□・△Y・Y・Y・X【地這い大蛇】
△・△X・Xねらい打ち
△・左スティックを入力しながら△X・左スティックを入力しながらXはらい打ち
空中で□空中でY空中二段払い
空中で△空中でX空中払い上げ

ボイス集

ルイーダの酒場選択時抜群なのは、スタイルだけじゃないのよ!
ステージ開始
ボスステージ開始
モンスター召喚頼んだわよ!
キャラチェンジさあ、行くわよ!
最後の猛攻!
大ボス撃破ふー、スッキリしたわ!
レベルアップまた強くなっちゃったみたい!
スーパーハイテンションちょっとやりすぎちゃうかも!
必殺技食らえええええ!マダンテ!!
勝利スタイルと魔法なら、誰にも負けないわ!
ふう、終ーわりっと
ウフフ、私たち、絶好調ね!
瀕死
死亡きゃあああああ!!(そんな…嘘でしょ……?)
蘇生したねえ、起きてよ!
ククールを蘇生したまったく、だらしないわね!
ヤンガスを蘇生した起きなさい、おっさん!

シアトリズム

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。グリンガムのムチを持っており、初期職業は【魔法使い】

トレジャーズ

【お宝】として、DQ8より【ゼシカの像】、ライバルズエースより【クリスマスゼシカ】が登場。

ライバルズ

魔法使いの初期リーダーとして登場。CV:竹達彩奈
同作での魔法使いのカードはゼシカのイメージに合わせておいろけスキルの特技も存在する。
更に【魔女グレイツェル】衣装が登場し、ハロウィンにちなんだ台詞を喋る。
またDQ10の水着の一種であるマーメイド装備セットを纏ったものも。

ライバルズエース

2020年のクリスマス限定で、勇者専用カードの【クリスマス ゼシカ】が登場した。

ウォーク

DQ8コラボイベントに登場。
イベント期間中は助っ人として登場し、特定のスポットを訪れるか戦闘をすることでポイントを得てレベルアップできる。
ただし、強敵を自分自身である呪われしゼシカにしていると現れずポイントも得られない。
メラ系とイオ系の呪文を修得し、単体と複数相手で使い分けられる。
パッシブ効果で呪文のダメージが上昇、加えてメガモンスターの【ドルマゲス】戦ダメージの上昇効果も得られる。

DQタクト

「ゼシカ」と「真夏の女神 ゼシカ」の2種類が登場。

「ゼシカ」

2021年9月30日開催の「ドラゴンクエストVIIIイベント」にて登場。「ゼシカSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【アイアンクック】
英雄系Sランク、まほうタイプ。
リーダー特性「英雄系呪文威力+20%」
基本特性【テンションバーン】
本作では初となる【魅了】効果を持つ【セクシービーム】、ライバルズを彷彿させる【紅蓮の火球】、テンションを1段階上げることができる【ためる】、通常のものより横に範囲が広い「赤熱のベギラゴン」、そして、技名は原作にも登場した【クラスマダンテ】を使う。
覚醒スキル 10Pで「賢者の血筋」(3ターンごとの行動開始時、最大値の25% MPを回復する)30Pで「まれにテンションアップ」を習得できる。

「真夏の女神ゼシカ」

2022年8月19日開催の夏イベント「魅惑のサマーバケーション ~海に水着にスイカ割り!~」にて、水着姿の「真夏の女神 ゼシカ」が登場。ライバルズ同様、DQ10のマーメイド装備セットを着用している。
「真夏の女神ゼシカSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランク枠は【マッドルーパー】
英雄系Sランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「体技威力+15%」基本特性「サマーバケーション」(戦闘開始時、テンションを上げる 効果1ターン。1度だけダメージを50%軽減する 効果99ターン)
とくぎは「ココナッツジュース」「セクシースナイプ」「ウォータースプラッシュ」
必殺技は「超セクシービーム」
覚醒スキル 10Pで「いどう力+1」30Pで「魅惑のパレオ」(敵から呪文または息でこうげきを受けた時、その敵にまれに魅了を付与)50Pで「魅了成功率+10%」等を習得できる。

ドラけし!

「ゼシカ」「バニーゼシカ」「ビスチェゼシカ」「ビスチェゼシカ+」の4種類が登場。

「ゼシカ」

2022年4月21日開催のDQ8イベント「ドルマゲスを追って」に登場。
ドラ消しは第2ステージ、リーザス村~ポルトリンクのボス面のギミックを全て壊してクリアすると取れる宝箱に入っている。
星4の黄属性で、スキルはドラ消し獲得率を上げる「ぱふぱふ」。
同シリーズのデスセイレスより星が1つ上で少女ミレーユの互換性能だが、こちらは複数入手が不可能な為スキルレベルは種を使わないと上げられないのがネック。

「バニーゼシカ」

イベント後半ではバニースーツを着た「バニーゼシカ」が限定ドラポンで登場。デザインはオリジナル版に根拠している。
性能は星5の緑属性で、スキルは菱形の範囲を物理で攻撃する双竜打ち。攻撃力は最終的に300となる。
もちろんイベント特攻を持つが、バニー姿で兄の敵を討つというシュールな光景に・・・

「ビスチェゼシカ(+)」

2023年1月12日開催のDQ8イベント「闇の世界と暗黒神」にて【しんぴのビスチェ】(と【おうごんのティアラ】)を着用した「ビスチェゼシカ」が限定ドラポンで登場。男衆を差し置いて2つ目の星5登場(無印と+を別々とすると3つ)…

星5の緑属性でスキルは特殊な縦長の範囲を2回攻撃する【ピンクタイフーン】。「けしコン」にて入手できる【グリンガムのムチ(VIII)】と錬金することで「ビスチェゼシカ+」にすることが可能。スキルも「ピンクタイフーン+」にパワーアップする。
範囲は他の縦特殊同様にH型だが、+にすると左右に一列広がる。地味に見えるが今回のけしコン!の【レティス】のような3×3マスの敵を全マス捉える事が出来るようになるのは大きい。
当イベントのけしコン!ではレティスとラプソーン両方に対し効果大を持つため、SH勇者エイトより入手価値あり。

ハロウィンゼシカ

ハロウィン2023ピックアップドラポンから排出される星6の赤属性。角、カボチャの飾りが特徴でウインクしている。
スキルは広い特殊な範囲に呪文ダメージを与え、敵の行動を遅延させる「紅蓮のパンプキン」。

クロスブレイド

2弾の【マルティナ】同様高い人気を誇るキャラのためか、ドラクエ8のパーティキャラ勢揃いの第3弾で登場。
レアリティは【ギガレア】。必殺技は「乱撃【双竜打ち】」。
原作であるドラクエ8での双竜打ちの無双っぷりを意識したのか、こうげき1190とまずまず高く通常攻撃も必殺技も物理ダメージを与えるものとなっている。攻撃面では全く使用しないが、魔法使いらしくステータス面ではまりょくが一番高い(1270)。
スキルは2~4R目に自分のまりょくを中アップする「母譲りの勝気」、2~4R目の自分ターンにそのラウンド限りで闘気ゲージが多いほどまりょくをアップする「眠れる魔力」。
スキルの通り魔力を自力でぐんぐん上げていくのだが、困ったことに前述の通り通常攻撃も必殺技もどちらも物理属性であり、上がった魔力は攻撃に活かすことができない何とも残念な性能になっている。
まりょくの上昇幅だけ見ればかなり優秀なカードなのだが…。