【ラパンハウス】

Last-modified: 2022-09-05 (月) 22:30:12

概要

DQ8に登場する地名。
後に3DS版DQ11やDQ11Sでも【冒険の書の世界】のひとつとしてこの地名がそのまま登場する。

DQ8

【ベルガラック地方】に存在する施設。
巨大な【キラーパンサー】の形をした建物が強烈である。
英語版での地名はChateau Felix。
 
初めて訪れたときは、職員の【カラッチ】によりオーナーである【ラパン】に会う資格があるかどうかをテストされる。
問われる質問は、
「雨の中で捨てられた子猫を見つけたらどうするか?」
「王様の命令で仕掛けた罠に、虎がかかっていたらどうするか?」
「キラーパンサーが仲間になりたそうにこちらを見てきたらどうするか?」
という、ネコ科動物に関する3問。
「猫を拾う」「虎を逃がす」などの良心的な答えを選択するのが無難だが、実は「猫を放っておく」「虎を殺す」といった、一見悪辣な回答を行っても問題なく通してもらえる。
不合格になるのは、1問目で「猫を拾う」と答えながら2問目で「虎を殺す」を選ぶといった、一貫性のない回答をした場合。
それから中立的な回答はいずれもハズレ。たとえ3回とも中立で一貫させても不合格になる。
善悪ではなく裏表のない正直者であるか、そして確固とした信念を持っているかどうかを見るテストであり、キラーパンサーと心を通わせるのにはそれが重要なのかもしれない。

 
見事テストに合格し、ラパンの頼み事を聞けば【キラーパンサー】を呼べる【バウムレンのすず】が手に入るので可能な限り早く訪れたい。

なお、キラーパンサーが飼われている檻があるが、ここは【さいごのカギ】でも開かない。

DQ11(3DS版)

呪われし姫君の祭壇の【冒険の書の世界】のひとつ。必要な【冒険の書の合言葉】【時渡りの迷宮】第4階層の宝箱から手に入る。
ただし、後述の通り「ラパンハウス」と「夕暮れのラパンハウス」という名称で構造が同じで時間帯だけが異なるの2つの世界として登場する。
原作と同じ後方視点の3Dグラフィックで再現されている。BGMは原作の【穏やかな街並み】とは違い、本編の【プチャラオ村】などと共通の【対話】

最初はカラッチがいるだけで何もイベントが起こらない。
何をすべきなのか分からずしばらくうろうろしたプレイヤーもいるだろう。
天空の花嫁の祭壇で【ルドマン家の呪い】をクリアするとようやくイベントが発生。迷い込んだキラーパンサーとの戦闘の後、クエスト【謎のキラーパンサー】を受注することになる。
 
このクエストをクリアすることでさらに「夕暮れのラパンハウス」の冒険の書の合言葉が貰える。

夕暮れのラパンハウス

ラパンハウスとは別マップ扱いだが構造は同じ。
今度は【アローザ】と性格が変わってしまった【ゼシカ】がおり、ゼシカの性格を治すクエスト【教育ママの苦悩】を受注できる。
 
【仲間会話】では【セーニャ】がキラーパンサーのモノマネをしたり、猫アレルギーなのか【グレイグ】がくしゃみを連発したり、【カミュ】が「ゲレゲレという名前は嫌いじゃない」とか言い出したりする。それらも必見。

DQ11S

最初の冒険の書の合言葉は【ナギムナー村】で手に入る。
無印版と同様に「ルドマン家の呪い」をクリアしないとイベントが発生しないため、実質的にクエストを受注できるのは異変後となる。
グラフィックは2Dに描き直され、巨大なキラーパンサーもドットで表現された。もちろんゼシカもドット絵化されている。
BGMは『対話』のFC風アレンジ。