【おひさまボール】

Last-modified: 2023-11-16 (木) 16:49:38

DQ7(リメイク版)

3DS版で追加された、すれちがい(モンスター)石版限定アイテムの一つ。
リップスやナスビナーラなど、やや弱めのモンスターをボスにした自作石版のボス討伐報酬としてたまに手に入る。
道具として使うと【いしつぶて】の効果がある。 一度使うとなくなる。
 
リメイク版DQ7のいしつぶては敵全体に20~35のダメージと、過去作に比べて若干威力が高く設定されているため、雑魚の掃討には使えないこともない。
とは言え、弱いモンスターのすれちがい石版は、他人からもらってもあまり食指が動かないもの。
自分で作ろうと思うと最短でも【ルーメン】開放以降でないと手に入らないため、あまり目にする機会はないだろう。
 
なお、このアイテムの名前自体はPS版から登場している。
ストーリー冒頭、古文書に描かれた太陽の絵の謎を解こうとした主人公とキーファは、【ホットストーン】【しんじゅ玉】など、太陽に関係ありそうなものを片っ端から謎の遺跡の像に捧げる作戦を行なった。
この捧げもの探しの最中に、城下町の道具屋の店主(【オルカ】の父親)に話しかけると「太陽太陽と騒ぐキーファに、おひさまボールという売れ残りのおもちゃを売った」という話を聞ける。
どうやらその正体は、スーパーボールみたいなよく弾むおもちゃのようだ。
 
またストーリーが進んでキーファが【ユバールの民】の下に残った後には、店主は上記の出来事を懐かしんで「あんなに欲しがっていたのなら、おひさまボールはタダであげれば良かった」と感傷に浸る。
キーファが欲しがったのは「太陽に関連する何か」であっておひさまボールそのものではないのだが、こういった出来事が思い出になるほど人々からキーファが愛されていたという証左だろう。