【はかいのとびら】

Last-modified: 2023-03-20 (月) 20:26:58

DQM

【星降りの大会】に優勝してエンディングを迎えた後に挑戦できる、魔王が主を務める異世界の一つ。
名前の由来は、ボスを務める【シドー】【ハーゴン】が、「破壊」の神とその神官であるため。
全29階層。【植物系】オンリーの旅の扉だが、【マタンゴ】【じんめんじゅ】【マンドラゴラ】
【ローズバトラー】【わたぼう】といった野生で生息していないモンスターは出現しない。
マタンゴは植物系×ゾンビ系で簡単に作れるのだが、【メダルのとびら】で一応ボスとして登場するからだろうか?
 
他の旅の扉と違って特殊で、2回攻略しないと攻略した事にならないという、他では無い特殊な仕様になっている。
ボスは1回目がハーゴン、2回目がシドー。【わたぼう】を仲間にするにはシドーも倒す必要がある。他の扉もこの仕様で変身形態と戦えるようにすればよかったのに…まあ容量の問題で実装出来なかったのだろうが。
1回目のボスのハーゴンは、原作と同じく【イオナズン】を使うほか、ベギラマの代わりに【ベギラゴン】も使う。
この二つだけなら、ここまで来たパーティには脅威にならない。
これくらいの攻撃はクリア前に【さばきのとびら】で戦える【アクバー】が既にやっている。
しかし、最も警戒すべき特技は【バズウしょうかん】である。
バズウが戦列に加わると、【ジゴスパーク】が飛んでくる可能性が出てくるうえ、
せっかく補助呪文を使っても【いてつくはどう】で元に戻されてしまうなど、途端に苦戦するようになる。
ぶっちゃけ、ハーゴンの強さの半分はバズウにあると言っていい。
しかし、召喚には失敗の可能性がつきまとうので、運が良ければ能力が低くてもゴリ押しできなくもない。
また、こちらがいてつくはどうを使えば、逆にバズウを一発で消すことが出来る。
 
ハーゴンの服がやたらとはためいているのが特徴的。
原作とは違い、祈りの最中ではなく、眠っている最中だったらしく、台詞が「祈りを邪魔する者は?」ではなく「眠りを邪魔する者は?」になっている。
大神官は暇なのだろうか?そもそも、眠りは【エスターク】の担当では?
倒すと【わたぼう】が「おや?まだ魔物の臭いがするな……。まあいいか!さあ帰ろうぜ!!」
と流してしまうせいで、再び潜る羽目になる。とはいえ、連戦だとそれはそれできついが…。
 
2回目のボス、シドーは【しゃくねつ】【かがやくいき】【ジゴスパーク】と、
もはや特技が原型をとどめていない。
しゃくねつは【はげしいほのお】が成長したと考えられなくも無いが。
ジゴスパークは防げないが、【きょうふう】で息を跳ね返すのは有効。
かがやくいきなら3体パーティーで540程度のダメージを与えられる。いてつくはどうは無いので、【フバーハ】をかけてブレスによるダメージ軽減を狙うのも良い。
流石にFC版DQ2で使っていた【ベホマ】も使えないので安心していい。
ちなみにここのシドーには台詞がある。台詞は、

「…………わが……な…は………  はかい……の………か…み……  …シ……ドー…………。
われの…… もとめるは………  ハカイ!!」

こいつ…喋るぞ?
まあ、もっとガッツリ喋るどころか設定が深く掘り下げられた作品が後に登場したが。