【かがみのとびら】

Last-modified: 2023-03-24 (金) 18:48:17

DQM1

本編中最後の旅の扉で、Sクラスを勝ち抜くと解放される。ここを攻略しないとストーリーが進まない。
なお部屋にはこの扉しかないが、これは【たびだちのとびら】以来である。つまり最初と最後。
表シナリオでのラストダンジョンといえる。
 
かがみの扉には未来の自分が住んでいて、最深部でその姿を見られると言われているが、ここに行って帰ってきた人は往々にして心に深い傷を負って帰ってくるという。格闘場にいる戦士と吟遊詩人もかつては素晴らしいモンスターマスターだったが、ここのトラウマで引退してしまったとのこと。
ぬしに関しては、戦士の方は名前だけ教えてくれるが、吟遊詩人の方は「思い出したくない」という理由で教えてくれない。
旅の扉に生息しているモンスターの種類を教えてくれる【魔物大臣】もこの扉には良い思い出が無いようで、一応情報はくれるのだが、思い出すのも嫌だと語る。
 
最後の扉だけあってかなり手強い連中ばかりで、【エビルワンド】【ヘルビースト】【シャドー】【スライムボーグ】【リザードマン】【グリズリー】【かりゅうそう】【キメラ】【ライオネック】【ヘルホーネット】【やたがらす】【おどるほうせき】といった強豪モンスターが多数出現する。
要注意モンスターは深層に出現するグリズリー。攻撃力が非常に高いので特に注意が必要。
全29階層と道のりは長いので、魔法使いの爺さんに会うためにフロアを隈なく歩くのも良いだろう。
表シナリオでは最高クラスの経験値を稼げる場所であり、ボス戦で不安があるならレベルを上げるために敢えてうろつくのも良い。
配合素材としても有力なモンスターが多いので、勧誘して配合を繰り返して備えるのも悪くない。
【レミラーマそう】を持ち込んで使うのも有効。フロアを歩き回ったのと同じ効果がある。
途中でセーブできるように、旅のしおりなどの準備は忘れないように。
 
最下層では唯一この扉のみボスから話し掛けて来る。下りてから回復ということは出来ないので注意。
ボスは因縁の相手である【デュラン】で、【まおうのつかい】×2、未来のテリーを含めた3連戦になる。
まおうのつかいはマヒャドを連発して来るので、常にHPは100以上は保っておきたい。【さそいのとびら】の時に比べてHPは低い代わりに2体出てくるので、慎重に戦おう。
未来のテリーとデュランは打撃系しか無いのでスクルトを唱えれば恐くない。また、いてつくはどうもないので他補助呪文もあればバンバン使おう。敵としてのテリーの戦闘能力に関しては【テリー?】参照。
ただしデュランは【ドラゴンぎり】【つばめがえし】を使うので、ドラゴン系や鳥系を主力にしている人は注意。またデュランのみ【しんくうは】も使ってくるので、バギ系に弱い魔物は注意。
GB版ではまおうのつかいのみ肉を与えることで仲間にすることが可能。なお、前座の二回の戦いでは経験値が入らない。
さそいのとびらでもまおうのつかいは仲間にできるが、コイツは重要な配合素材の1体であるためここでも是非仲間にしておきたい。
 
戦闘終了後、デュランが去った後に未来のテリーが二つの忠告をしてくれる。
だが、後日談である漫画「【ドラゴンクエストモンスターズ+】」ではテリーは皮肉にも力に溺れて道を踏み外している。
何故か最後は【ワルぼう】に連行されて行くのだが、その姿は非常にシュールである。

なおGB版では場所については明言されないが、PS版ではデュランが【ヘルクラウド】城と明言している(【デバッグルーム】における内部データの名称は「ヘルクラウド」とされている)。

テリワン3D

ストーリーに関わっているのでやはりクリア必須。魔物大臣はリストラされたが格闘場で情報をくれる戦士と詩人は健在。
やはりここでのトラウマを抱えているようで、戦士の方はGB版と同じく「あまり思い出したくない」と前置きしつつ「あそこのぬしはデュラン…たしかそういう名前だ……」と名前だけ教えてくれる他、おすすめモンスターとしてれんごく天馬を挙げている。
一方詩人はよほどトラウマが根深いのか「かがみの扉の魔物の事を知りたいだって!?」と妙にビビっていて、扉の主を教えようとしたところで頭痛を起こし「ここまでにしてくれ」と哀願される。
ちなみにデュランを打ち破って帰ってくると、「かがみの扉に行ってきたのにキミは平気だったのか!?」と驚かれる(通常の星降りの大会が終了すると聞けなくなる)。
旅の扉の言い伝えを教えてくれるピエロは「かがみの扉のかなたには、未来のおのれがすむという。 未来のおのれに会ったとて、今のおのれを見失うな」との言葉を口にする。
この言葉は伝説のモンスターマスター「メリー」が残した記録の一文らしいが、青年テリーの忠告と合わせると「心を強く持ち、かがみの扉にいた自分のようにはなるな。未来は変えられるのだから」というメッセージにもとれる。
この扉の名前は「写し鏡」が由来なのだろう。
 
階層は17に短縮されたが、各階層のフィールドが広いので結果的にオリジナル版よりも長丁場になっている。
生息モンスターは主に【コングヘッド】【ナイトウイプス】【デスゴーゴン】【れんごく天馬】など。終盤にはDQ10から先行登場している【コトブキーノ】【スマイルリザード】も出現する。

ボスはオリジナル版と同じ面々でやはり3連戦だが、魔王の使いコンビは片方リストラされ1体だけになった。
3戦共、どんなに頑張っても絶対に仲間になることはない。
 

  • 3戦目:デュラン
    HP3680。必ず2回行動する上、【いあつ】の特性を持つので戦闘開始時にこちらを行動不能にしてくることがある。みがメタ要員がいるなら2ラウンド目以降投入しよう。
    使ってくるのは【ドルモーア】【ダークマッシャー】【グランドクロス】【つるぎのまい】【いてつくはどう】
    いてつくはどうのせいで【バイキルト】などの味方補助はかき消されがちだが、特性ではなく特技として繰り出すので、わざと毎ラウンド補助系を使ってこれを誘発することも可能。もちろんそんな小細工に頼らず真っ向勝負というのも策。
    ちなみにテリー共々マヌーサが効くので、みがメタを活用してもしなくてもマヌーサ状態にすればより安全に戦える。
    経験値9600(前座込みで15680)、ゴールド3200。倒すと必ず【ちいさなメダル】をドロップする。
     
    戦闘前はテリーをも破った主人公の強さに興奮し「こんなにも強いヤツがそばにおるとゾクゾクするわ! さあ戦おうモンスターマスターよ われと戦おうぞ!」と嬉々とした態度で挑んでくる。
    倒すと「私は負けたのか? ……そうか、負けたのだな」と呟きながら「見事であったぞ! 私の完敗だ!」と潔く宣言。
    そして「おまえほどのマスターがこの世にいたとはな… 見よ、興奮にいまだこの身がうち震えておるわ!」「おまえと戦えたことを誇りに思うぞ!」とテリーを称え、笑いながら飛び去っていく。
     
    残った青年テリーは「おまえ…強いな アイツに勝ったんだな」「オレは勝てなかった…ヤツに…!!」と悔しさをにじませながらも、「おまえを腰抜け呼ばわりした事は取り消そう 剣を使わなくても最高のファイターだ」と称賛。「チカラに魅入られた者はいずれチカラにおぼれて滅びる オレみたいになりたくないだろ?」と忠告したあと「何があっても姉さんを大切にな!!!」と言い残して帰っていくのだった。

なおデュランのBGMは【君は勝てるか?】になっており、テリーの因縁の相手だけに特別扱いされている。
またいかりの扉とここはぬしが姿を消してしまうため、最下層は何度来てももぬけの殻。