概要
リメイク版DQ3、DQ7で登場する武器。その名の通り所謂メリケンサックで、爪系の使用者が主に装備可能。
DQ3(リメイク版)
【武闘家】・【盗賊】が装備できる。
【ランシール】や【サマンオサ】などで売っている。
7100Gとかなり高い割には、攻撃力は40と【てつのおの】や【はがねのムチ】と同程度。
どちらも値段はパワーナックルの半額以下なので、コストパフォーマンスは最悪レベルの武器である。
【おうごんのつめ】未入手の場合、武闘家の武器としては【ドラゴンクロウ】を入手するまでの繋ぎとして重宝するが、逆に言えば黄金の爪を手に入れていればまず出番はない。
盗賊の場合だとはがねのムチが前述のとおり攻撃力が同じ・値段が安い・グループ攻撃が可能と、やはりこちらも出番がない。
会心狙いで武闘家を2人、又は3人にしている一部のプレイヤーにとってはありがたい武器である。
……といっても最終的には武闘家用の単体武器としては【まじゅうのツメ】・ドラゴンクロウ・黄金の爪に次ぐ4番目の強さ(GBC版では【ルビスのけん】もあるので5番目)であり、ドラゴンクロウと黄金の爪はやろうと思えば量産できるためいずれは用済みになるのだが。
武闘家3人のパーティーなら【バラモス】討伐までは何とか出番はあるが、かなり慣れたプレイヤーでなければこのパーティー編成自体が辛いだろう。
一応【上の世界】で入手する盗賊用の単体武器としては一番強いが、攻撃力そのものは【ドラゴンテイル】の方が12も高いので会心の一撃込みでも期待値はほとんど変わらない。
「多少攻撃力を落としても会心の一撃を狙いたい」という場合でも、即死も狙える【アサシンダガー】があるため空気。
SFC・GBC版では【マイラ】の【すごろく場】で何も無いマスを調べると低確率で拾えるが、そうまでして入手するほどのものではない。
ましてや同時期にドロップで黄金の爪の量産も狙えるので……。
高額な品である分、運良くタダで入手できたなら「換金用アイテム」としては優秀。
ちなみに攻撃エフェクトは同じ「殴り付ける武器」ということか【おおかなづち】等と同じ。
DQ7
価格・攻撃力はDQ3と全く同じ。かっこよさは20。
主人公・ガボ・アイラが装備できる。
【リートルード】などで販売されているほか、【ヘルビースト】が落としていくこともある。
他シリーズより物価が高騰しているDQ7世界でも値段据え置きという珍しい品だが、そもそもDQ3に登場した時点で攻撃力の割に値段が高すぎるものだった。
そしてそれは本作でも変わらず、DQ7世界の基準で見てもやはり無駄に高価。
コストパフォーマンスを考えれば主人公もガボも、攻撃力が2劣る代わりに3000G以上も安い【てつのおの】で十分だろう。
買い替えるにしても、主人公は【はじゃのつるぎ】、ガボも少し我慢してハーメリア地方で【ほのおのツメ】を買った方が良い。
ライバルズ
第2弾「解き放たれし力の咆哮」に収録された武闘家専用のノーマルカード。
3/1/3
味方リーダーの攻撃対象が敵リーダーの場合味方リーダーのテンション+1
この武器の耐久力-1
攻撃力は低いがテンションを上げる能力を持っている。ただし敵リーダーを攻撃した場合は耐久力が2減ってしまう。やはり攻撃力の低さがネックで、テンションを上げる能力もそこまで強力な訳では無い中途半端な武器だった。
勇者アバンと獄炎の魔王
【アリアム】が村を守り続けてきた乱暴な影女に贈った武器。【グランナード】戦ではレイラはこれを身に着け、「ケダモノ」のような戦いぶりを見せた。