概要
【アレフガルド】の大地を創造した【精霊ルビス】の名を冠する剣。
GBC版DQ3でしか登場していなかったが、星のドラゴンクエストで再登場しデザインが明かされた。刀身は黒いが持ち手は黄金色に輝き、紅と蒼の装飾が施された宝剣となっている。
DQ3(GBC版)
本作最強の剣。非売品で売却不可。
その威力は尋常ではなく、攻撃力はあの【おうじゃのけん】を40ポイントも上回る脅威の160。
DQ史上でも有数の攻撃力であり、これを上回る攻撃力を持つ武器はDQ9以降にしか出ていない。
しかも全ての職業が装備可能。
【遊び人】を含む全職業が装備でき、【武闘家】が装備しても攻撃力が下がらず、【会心の一撃】もちゃんと出る。
また【魔法使い】や【僧侶】を【賢者】にせずに使いたい場合、他の武器が【りりょくのつえ】や【ゾンビキラー】なので攻撃力が飛躍的に上がる。
さらに道具使用で最強呪文【ギガデイン】が使い放題。もちろん、全職業の男女とも使用可能。
大量のMPを消費することも、【マホカンタ】で跳ね返されることもないギガデインは驚異的な強さを誇る。
【デイン系】が効かない敵が複数で現れた場合は【はかいのてっきゅう】や【グリンガムのムチ】に劣るが、そのようなモンスターは少ないので使い勝手は良い。安定したダメージ源となる。
その分手に入れるまでの道のりは険しく、入手条件は【グランドラゴーン】を25ターン以内に倒すこと。
グランドラゴーンのHPは10000あるが、これを25ターンで削りきるよりも【モンスターメダル】を集めてヤツに会うことの方がよほど大変。まあ手強い相手ではあるものの、それでも【しんりゅう】よりは楽だろう。
この長い道のりを経て苦労して手に入れたとしても既に最強の敵は倒してしまっているわけで、使い道といえばグランドラゴーンやしんりゅうの撃破ターンの更新くらいしかないのが実情だが、グランドラゴーンは金のモンスターメダルを揃えると寝てしまうのでそれ以降再戦してくれない。ただしルビスの剣をゲットするまでは起きていてくれるので、25ターン以内に倒したという唯一の証となるアイテムである。
しかし、かの【キメラバグ】を使えばアリアハン大陸にいる間に複数ゲットできてしまうので、この方法で入手したならゲーム中に他の武器を買う必要が一切なくなる。まさに「ミナデイン」でやりたい放題だ。
ちなみに道具として使った際には
あれくるう いかづちが てきを うちくだく!
とメッセージが表示される。
ここで注目してほしいのは「いかづち」という表記。
GBC版では雷の杖・稲妻の剣はそれぞれ「いかずちのつえ」「いなずまのけん」という表記になっており、戦闘中使用時も「いかずちが ほとばしる!」「いなずまが ほとばしる!」と表示されるのだが、ルビスの剣の使用時だけは「いか“づ”ち」なのだ。
DQにおいて「いなづま・いなずま」と「いかづち・いかずち」は古くから表記に揺れがある単語であり、作品によっては両方の表記が共存することもあったが、初期の作品ではないにもかかわらず、表記が統一されていないのは非常に珍しい例である。
漢字では稲妻と書くので本来は「づ」の方が正しいのだが、やはり字面的には「ず」が様になるのだろうか。
DQMSL
「レジェンドクエストⅢ」の「氷の洞窟」にて、グランドラゴーンを25ターン以内に倒すと入手出来るが、達成には特定のレアモンスターの所持が必須であり当時は入手難易度が極めて高かった。現在は「わたぼうポイント」で交換可能。
+7まで強化すると、装備者が【斬撃】系特技を使用した際、行動終了時に【デイン系】耐性低下の追加効果のあるランダム複数回攻撃の追撃が発生するようになる。
星ドラ
2016年5月27日開催のDQ30周年イベントで盾・兜・鎧と共に初登場。攻撃力の基本値は83で、回復魔力は15。精霊ルビスの加護を受けた剣とされており、通常攻撃のヒット時にHPを小回復する。
メインスキルは敵全体にイオ属性のダメージを与えてたまに素早さを下げるAランクの補助特技「ルビスの光」でサブスキルは【ベホイム】。錬金強化をするとメインスキルにSランクの攻撃特技「ルビスの雷撃」が追加され、錬金させずに覚醒させると超必殺技「ルビスのさばき」が登場する。
剣だけでなくルビスの名を冠した杖・弓・扇・棍・短剣が後に実装されている。
ウォーク
2021年5月27日からの「アレフガルド創世ふくびき」で登場する星5装備。
強化によって通常は攻撃力が最大157、4回の限界突破で最大205まで到達する。
レベル15で単体に威力300%の斬撃ダメージを与え自身のHPを一定量回復する「いのりのつるぎ」、
レベル20で全体に威力210%のデイン系の斬撃ダメージを与え、たまに攻撃力を下げる「天雷なぎはらい」、
レベル30で単体に威力420%のデイン系の斬撃ダメージを与え、まれに1ターンだけ職業固有特性の発動率を上げるルビスの加護が宿る大技「創世の光」を修得する。
「創世の光」は【ギガソード】をゆうに超え、竜の紋章付与時の【アバンストラッシュ】さえも上回る。
ただし、アバンストラッシュの場合は竜の紋章付与時に攻撃力が1段階上昇しているため、攻撃力次第ではアバンストラッシュのほうが上回る場合もある。
職業固有特性の発動率を上げる効果も強力で、バトルマスターやパラディンだけでなく、剣を得意武器としないが固有特性が強力なレンジャーやスーパースターなどに回す手もあり。
2024年4月25日以降は錬成が追加。
改1で職業固有特性の発動率を上げるルビスの加護が宿るいきなりスキル「いきなりルビスの加護」を得る。
改2で「創世の光」が強化。威力が580%まで大幅増加し、ルビスの加護が宿る効果の確率も上昇する。