【ランシール】

Last-modified: 2023-09-17 (日) 20:54:28

DQ3

現実の地球上でいうところのオーストラリア大陸にある【村】
フィールド上のグラフィックは町、村中で流れるBGMも【街】だが、【ここは○○の町ですキャラ】含め設定は「村」で統一されている。
また、実際の世界地図のオーストラリアと比べると、やや西に位置している。
SFC版【公式ガイドブック】での英語表記はRunceel。英語版での地名はNES・GBC版ではLancel、スマホ版ではLanson。
 
船入手後から訪問でき、ストーリー上の情報に従うなら船入手直後の経由地である【テドン】でさっそく情報が得られる。
もしくはテドンを見付けられなかった場合でも、【やまたのおろち】討伐後の【ジパング】でヒントを聞ける。
 
ここの【道具屋】【きえさりそう】という珍しいアイテムを買うことができる。
【エジンベア】に入るのに必要となるのでここか【スー】で最低1つは買っておかなくてはならない。
また、この村には【教会】が存在しない。
 
村自体は小さいが、林の中を抜けて北に行くと大きな神殿があることが特徴。
ただし入るには【さいごのかぎ】が必要となる。
ここからは【ブルーオーブ】を取るために、村近くにある洞窟【ちきゅうのへそ】に1人で向かわされることになる。
神殿の前には【ホビット】がおり、きえさりそうの使い方のヒントをくれる。リメイク版ではこのNPCが【スライム】に差しかわっている。
 
この大陸の敵のラインナップは少々特殊で、ほとんどのエリアでは【テドン】周辺に近いが、地球のへそがある中央付近の敵は少々ランクが下がり、【キャタピラー】【マタンゴ】【じごくのハサミ】【あばれザル】といった面々が出現する。
要するに【ロマリア】【イシス】周辺にかけて抜粋されたモンスターたちである。
おそらく地球のへそに挑戦するキャラ1人で出歩くことを想定しての配置だろうが、この出現エリアは高山を超えて外側にまではみ出している
 
FC版では【ランシールバグ】を引き起こすことができるが、セーブデータに異常をきたす恐れがあるため注意。
その応用で、全滅してもその場で復活するというバグ技がある(詳細はランシールバグを参照)が、それに失敗して神殿の神父の前に戻された場合に「はい」と答えて神父が動き出すと、なぜか通常とは違う位置で神父が立ち止まることがある。このときに通常は行けない右側への通路を散策することができるが、残念ながら神殿の右側は行き止まりで何も無い。

リメイク版

【ポルトガの灯台】で聞けるジパングに向かう航路が、ランシール経由のルートに変更された。
このため初見でも見逃す可能性は低くなり、船入手直後の早い段階で立寄ることになるだろう。
 
FC版では昼夜共に誰もいない民家が存在したが、リメイク版では道具屋父娘の住居という設定になったらしく、夜には眠っている2人の姿を見ることができる。
この際、娘のベッドの上で【猫】も一緒に眠っているが、この「眠っている猫」のグラフィックはここでしか見られない。

GBC版で【ラナルータ】【やみのランプ】を使った後に下方向に移動すると、村の外に出ずに黒い場所を移動することができる。
これは復帰地点が村の外に出る判定をされるマスと同じになっているという設定ミスのため。
これを利用して【ラダトーム】にも行けるが【フリーズ】が多発するので留意すること。

小説版

【カンダタ】のセリフの中に名前が登場するのみ。
小説版のブルーオーブは、ここから盗まれたものが巡り巡ってカンダタの手に渡ったという設定。