【ゴールドマン(DQ3)】

Last-modified: 2023-10-21 (土) 10:05:43

概要

DQ3に登場する、身体が黄金でできているモンスター。
名前こそ一緒だが、DQ1などに出てくるゴーレムの色違いである【ゴールドマン】とは違い、こちらは【ようがんまじん】【ひょうがまじん】の色違い。
 
なお、DQ9やトルネコシリーズには同族2体が参戦しているものの『ゴールドマン』の名は外見や知名度の印象からか、あちらの方に冠されているままだった。
更にDQ9では最上位種として【あんこくまじん】が登場しており、こいつが日の目を見ることは叶わずじまい。
いっそ彼らに合わせて「おうごんまじん」にした方がよかった気さえしてくるが。

DQ3

DQ1のゴールドマンと同じ【リムルダール】南部に出現し、関連性を匂わせてくれる。
他には【ゾーマの城】南部と内部1階、リメイク版ではそれに加えて【謎の洞窟】の序盤にも出現する。
姿は違えど報酬は1023Gと、【おどるほうせき】に並ぶ高額。
しかも踊る宝石より出現率が高く、しかも常に1匹の踊る宝石と違い3匹組での出現も多いためお金が必要なら乱獲される。
その場合3069Gと、FC作品で断トツ最高の報酬を獲得することができる。
ただしリムルダール南部では【ばくだんいわ】2匹をお供にして出てくることもあるので、やり方が悪いと自爆される危険性もある。
しかし、この時期は基本的に金が余っていることが多い。【メタル狩り】用に高額な【はかいのつるぎ】【はやぶさのけん】が欲しいという目的でもない限り、そこまで躍起になることもない。
 
攻撃力は165と本作のランダムエンカウントのモンスターの中で5位に入る怪力の持ち主だが、【複数回行動】や痛恨の一撃もないため、実質的に受けるダメージはそれほど多くはない。
また、鈍重そうな外見だが逃げ足は早く、同時出現した【はぐれメタル】を置き去りにして逃げてしまうこともある。
素早く倒せない場合は効きやすい【ラリホー】で動きを止めよう。
呪文耐性が高そうな光沢のある見た目の通り、全体的な耐性は高いが、なぜか【炎系】の呪文に耐性が無いので、【ベギラゴン】【イオナズン】で一気に倒すといいだろう。
その他の攻撃呪文はメガンテ以外は一切効かず、【デイン系】の呪文に対して完全耐性を持つ数少ないモンスターである。導電性は高そうだがアースされているということだろうか。
前述の爆弾岩との同時出現の場合、イオナズンは禁忌…ということもなく、イオナズン一発程度のダメージなら爆弾岩は爆発しないので安心して唱えてよい。
むしろ爆弾岩はダメージの振れ幅が大きくてターゲットも安定しない通常攻撃よりも比較的ダメージ幅が安定しているイオナズンでまとめて吹き飛ばした方が安全である。
 
FC版の【格闘場】ではその高いHPに加え、呪文や特殊攻撃を一切使わない打撃オンリーの “脳筋” キャラのおかげで勝ち残ることが多い。
戦闘だけでなく、格闘場でも稼げるモンスターなのである。
ただし強力な攻撃呪文を唱えるモンスターが対戦相手になった場合は、ゴールドマンに賭けるのは控えたほうがいいだろう。
  
落とすアイテムは【おうごんのつめ】
FC版では「おうごんのつめを所持しているかどうか」で高エンカウント判定が起こる。
入手した途端エンカウント率がハネ上がるので注意。
黄金の爪を複数手に入れたり、序盤で売却してしまって再び手に入れるため等の理由で乱獲されることも。
リメイク版では入手できてもエンカウント率は変わらない。
詳しくは黄金の爪の項を参照。
 
FC版では肌色に近い安っぽい黄色をしているが、これは当時のブラウン管ディスプレイの発色が現在のディスプレイと異なることが原因だと思われる。同じような色は前作や前々作にも見られる。
詳細は【ゴールドマン】を参照。

小説版

ゾーマの城で【カンダタ】に「金色の巨人」が襲いかかるシーンがあるが、ゴールドマンを指しているのかは不明。